◆1月29日(木)の子どもたち
2015年01月30日 金曜日
◆しもばしら(つぼみ)
朝の体操、お話のあと、散歩に出かけようと支度をし、靴まではいてお散歩カーに乗ると、避難訓練の合図が。不審者訓練で、お部屋に入ることになりました。お外へ出れると思っていたので、うえ~んと泣いてしまう子もいたり、靴を履いて、または靴をもって入ってくる子もいたり。でもみんな落ち着いてお部屋で待っていることができました。その後、ホールへ避難。結局お散歩には行かず、園庭で遊びました。
今朝も大分風が冷たく寒く、園庭の大門の前のすべり台あたりには、霜柱がたくさん出来ていました。幼児組さんがシャベルでそれを掘り起していましたが、そばにいたお友だちに少し霜柱をもっていき見せてあげました。触ろうとしない子もいれば、興味を持って触ろうとする子も。じかに触らなくてもシャベルでつつく子も。〇くんは霜柱を手に取って手のひらにのせ、目を丸くして見ていました。そして両手に挟んで振ってみたり、つまんであーんと食べるフリもしていて。霜柱で少し遊ぶ姿が見られました。
明日は雪の予報が出ていますが、また冬の自然遊びができるか、楽しみです。(Y.T)
つめた~い
◆僕たちなかよし(つぼみ・ふじ1)
なんだなんだ?
今日は、節分も近いということでお面につけるツノにお絵描きしてみました。みんな空いている席に座ることを伝えると、自分で席を見つけ次々に座っていきます。すると…向こうのほうから鬼のお面をつけた保育士がやってきました。子どもたちの反応は、意外にも泣く子もいなく、ぽか~んと口を開けて見ていました。さらに近くに来て「みんな、鬼だよ~!」と言っても、なんだ?という顔で不思議そうに見ていました。 そして、みんな思い思いに好きな色のクレヨンを見つけ画用紙にいっぱいグルグル描いてみたり、点々をつけてみたりと楽しんでいました。そして、「クレヨン1こずつね~」と言って子どもたちに声をかけると、○くんは使っていたクレヨンを箱に入れてから、また次に使うクレヨンを出していて、その姿に驚きました。普段の生活でも、玩具を使ったら元の場所に片付けるという習慣が少しずつ身についてきた子どもたち。そんな姿がこんな場面でも見られて関心してしまいました。日々いろんなことを覚えできるようになってきているんですね。
そして、今日は製作中に避難訓練の音楽や放送が入りホールに避難しました。そして、園長先生のお話が始まりみんな保育士のそばで落ち着いてお話も聞くことができました。これもまた日々の経験の積み重ねです。そして私の膝に座っていた△くんと□ちゃんは、お兄さんお姉さんと同じように最後のご挨拶を手を合わせてしていました。すごいですね!
そして、待ちに待った園庭遊び!でも、ホールに来たら走りたくなってしまうのが子どもたちの素直な気持ち。少しホールでお友だちと追いかけっこを楽しみ園庭へと向かいました。
今日は滑り台に男の子たちが次から次へと集合してきました。いつもは、奥のお山が人気でその場所に自然と集まってきますが、今日は○くんが初めに滑り台で遊んでいると、磁石でくっついていたかのようにみんなが集まってきました。そして、滑り台をすべるときもみんなでくっついて遊んでいました。見ているこちらはうらやましい限りでした。みんなで遊ぶと楽しいね~♪
このクラスで過ごすのもあと数か月となりました。いつの間にか、こんなにも仲の良いお友だちも増え仲良く遊べるようになってきて、クラスが分かれてしまうのは少し寂しい気もしますが、きっとまた園庭で会ったら自然とお友だちに引き寄せられ一緒に遊び始めるのではないかと思います。でも、まだ数か月あります!!たくさんお友だちと関わって遊んでくれたらいいなと思います。(S.R)
待って~!
こっちへいってみよう~♪
◆あかとあお。(ふじ2)
あかとあお、好きな色で楽しみました!
朝の集まりでみんなに赤・青・黄色のブロックを見せました。
「これは何色か分かるかな?」 「あかー」
「これは?」 「あおー」
「これはどうかな?」 「きいろ」
所々、様々な色が混ざって聞こえては来ますが色をそれぞれ認識する力は養われてきており色を言い当てる子もいました。赤・青は子どもたちにとってはっきりと分かりやすい色なのでよく覚えてくれています。そして、三つの中から今回は赤・青を選んでみんなでお得意の手形ぺったんをしました。
とは言っても、まだまだ手に絵の具を付ける事に抵抗がある子もいます。無理にはさせたくないものの、心も体も成長している子どもたちなので今回は何か違った姿を見せてくれるのではないかとちょっぴり期待を胸に抱いてみました。
また、手型なのでブロックを絵の具に見立てブロックににタッチして赤・青と仲良しになろう作戦もしてみて子どもたちの笑顔を頂いた瞬間でした。
机に赤・青のブロックと共に模造紙と絵の具を用意し子どもたちと一緒に向かうと、こちらが特別何か言わなくても目的はちゃんと分かってくれている子どもたち。「ぺったん!」と絵の具に手を付けて模造紙にどんどん色をつけていきます。そんな中、絵の具が苦手な○くんと△くん・・・さて、今日はどうするのかな?
○くんはというと、今までは絵の具を見れば絵の具から遠のいてイヤイヤと首を振っていたのが印象的。ですが今回はみんなと一緒に絵の具の近くまで来てくれていたのです。そして、大好きな青があった事で青を覗いています。絵の具か・・・でも青は気になるなぁ・・・そんな気持ちがこちらにも伝わってきました。なので、「○くん、手をパーにしてごらん」と言うとパーにしてくれ、その指先にちょんちょんちょんとほんの少し保育士の指で色を付けてみました。すると嫌がるどころか大好きな青が指に付いた事に「おー!」と気持ちが盛り上がる様子が見られたのです。もしかしたら今回は楽しめるかも?と思い、次に「ここ(模造紙)にペタペタってやってごらん」と言うとそっと付け始めていました。他の子どもたちのように沢山ペタペタとした訳ではありませんでしたが、確かに自分からやってみようかな・・・うん、少しやってみようという気持ちが表れていたのは凄く伝わってきました。
そして、△くんもなかなか自分から絵の具に触れるのは苦手・・・ですが、最近はお友だちがやっていることを見て「△くんもー」と同じことをやりたがる姿が多く見られており、絵の具は苦手だけどお友だちが楽しそうにしているのが気になったのか「△くんもー」とお友だちの姿に誘われて躊躇することなく手型を楽しみ始めており、そんな姿になんの違和感も抱かない程でした。
他の子どもたちを見れば、各色それぞれ一つしかない入れ物を取り合うこともなく一緒に手を入れて絵の具をつけたり、お友だちがやっている付け方を真似したり目を合わせて笑ってみたり・・・一人でやっているようで実はお友だちと楽しんでいる姿がとても微笑ましく思えました。お友だちの姿を見てやってみようと思ったり、お友だちの姿に誘われ足を向けてみたり。また、□くんが手を洗いに行くとその後ろに行列ができるくらい周りにアンテナを張り巡らせている子どもたち・・・
みんなで一緒が楽しくて仕方ないようです。
K・E
『一緒に・・・』が上手になってきたね。
ぺったんのあとの避難訓練!お座りとんでよく待ってくれました♪
◆避難訓練 (ふじ3)
今日もみんな元気で、それぞれの遊びに夢中です。
〇くんはおもちゃ棚の上にある木の棒(人形がカタカタと降りてくる木のおもちゃ)にブロックをはめています。色づかいもきれいで芸術的な才能を感じます。
この遊びは元々、△くんが始めたもので、それを見ていた子どもたちが次々とマネしていったものです。子どもたちの発想や楽しい遊びが継承されていく姿に感動をおぼえます。
ミッキー体操の時間です。「お片付けしようか」の声かけに、遊びを止めてお部屋の片づけをします。あっと言う間にお部屋がきれいになりました。これには保育者も「すごいね~」と感心しきり。
今日は和田公園におさんぽです。
靴下を履いて帽子をかぶり、上着を着て準備オッケー。
み仏さまにご挨拶をしている時に登園して来たお友だちを見て、みんなは嬉しそうに手を振って迎え、そんなみんなに迎えられたお友だちも嬉しそうに走ってきました。
全員そろって門を出ようとした瞬間、合図の曲が流れてきました。
そうです、月に一度の避難訓練です。
子どもたちはすぐにホールへ避難しました。
不審者、地震、火事と3つの訓練をしましたが、みんな保育士の話を聞いて落ち着いて訓練することができました。
その後、時間の関係で育子園周辺をおさんぽしました。
育子園のすぐ裏でピンク色のかわいいショベルカーを発見すると、「しょべるかー」と嬉しそうに指さします。
小料理屋さんの招き猫をみて「猫さんがおいで、おいでしているね」と言うと■くんは「猫おいで、おいで」と猫に手招きをしていました。
ゴミ収集車がたくさん並んでいる場所に着くと「ごみしゅうしゅうしゃ」と興奮気味。
担当のお兄さん、お姉さんに元気よく手を振ると、お兄さんんもお姉さんも嬉しそうに手を振り返してくれました。
園庭に戻ってからはボール遊びをしたり、お砂遊びをして楽しみました。
(k・N)
◆見ていること、聞いていること、そして繋がること…(ふじ4)
フープを回す姿もサマになっています!
気温の変化は大きいものの、みんなが思い切って楽しめる頃には晴れ間が広がり始め寒さを心配することなく遊べる日が続いています。
さぁ、身支度を調えて園庭に飛び出そうとした時です。
不審者侵入の訓練の放送が突然流れ出しました。外靴を履いている子や室内で靴下やジャンパーを着ようとしている子と様々でした。
それでも、慌てることなくみんなが室内に集まり安全の放送が流れるまでそのまま待っています。その間、小声でお話が始まりました。「こわいひといったかな?」「だいじょうぶだよ、ってならないね。」もそもそ呟いています。それでもみんなお話は訓練に関してのことです。何が行われているかもうしっかり理解して判断しているんですね。
地震と火災の訓練も重なり総合訓練のようでしたがホールへの避難の指示を受け靴を履いてホールに避難しました。
ふじ4組さんは早めの避難でしたのでこれまた小声でお話が始まりました。
「えんちょうせんせいのおはなしあるよね~」「みんながきたね~」
ここでどんなことがあるのかも想像がついてみんなに知らせようとしている姿です。
避難訓練、春の頃は泣いてしまうお友だちもいたのですから本当にすべてのことが成長していることを感じます。
その後は、安全な園庭で思いっきり遊びます。春の頃はこの流れで園庭に出ると緊張の後なのでみんなが何かしら自然とすべり台に集まって緊張を解きほぐすかのように遊んでいる姿を思い出しました。
今はそれぞれ自由に開放され遊びを選んでいます。そしてまた、同じ遊びを楽しんでいても『共有』という繋がり合いが楽ししみになっていますね。
今日はフープでクルクル体を回したり、縄を鉄棒に結んでお得意のブランコに夢中になっていました。
みんなが遊んでる側につぼみ組さんのお友だちがやってきて縄を結んで欲しいと差し出している姿がありました。もちろんブランコにはできませんでしたが、楽しそうな遊びはこうして『伝承』という形で受け継がれていくのだな……その芽ぶきの一瞬でした。
〇くんはフープを回して遊んでいる仲間の所にいましたが、ちょっと遠くにいるフープを手にしていないお友達に気づき渡してあげようとフープをもう一つ手にしていました。
そのことに気付いている心なんだ~ 広い園庭で子どもの『光』に出合えていることに感謝です。(S.C)
先日のカレー屋さんの続きに引き寄せられて…「おいしそう~」
しっかりつかまってね!
◆いつもの場所(きく)
カレー屋さん
園庭に出ると、お決まりの場所でカレー屋さんごっこが始まりました。
いつもの役割分担もして、美味しそうなカレーを作り始めました。
「ここでのりせんべいもつくってるから、できたらあげるね」と言われ、全てがカレー屋さんではないことが分かり、より気になってみてしまいました。
上手に、水と土を混ぜながら、どんどん量を増やしていきます。子ども同士のやりとりもスムーズで、とても真剣そうな表情で作っていました。
一人の子どもは、むずむずしていたので、「トイレにいったらどう?」と声をかけると、「ちがう、トイレじゃなーい。ちょっとさむいの、でもここじゃないとカレーつくれないからここにいる」と言われました。
この場所ならではの良さがあるのでしょう。こだわり、というものでしょうか。でも、楽しめる場所、遊び込める場所が分かっていてそこにいるのは、とても幸せなことだなと思ってしまいました。
固定車のところでも、それぞれに運転したり、砂を運び入れたりしながら、外の車を見ながら満足している子どもたち。
なんとなくいつもここで遊んでいるな、と思うその場所が、その子どもにとっては落ち着く場所なのかもしれません。その場所が、どこであるかは一人ひとりそれぞれに違います。
これから、移行に向けて、少しずつ生活の中で場所が変わることも増えてきます。様々なことに対応できる臨機応変さは、普段の何気ないことから身に付いていくものなのかなとも思います。朝の支度で、タオルかけに自分でタオルをかけることも、大人がすることで自分のタオルがどれか分からない、なんてことは今は無いかもしれませんが、幼児になると、顔写真がタオルかけにはついていません。小さな不安も大きな不安へと変化していきます。
今も自分でできることは自分でするように心がけ、子どもたちとかかわっていますが、一人ひとりの違いはあるので、必ずしもこれだ!!という正解もありません。ただ、その子どもにとって今、何ができるのか、できたことによっての自信が、小さなことでも一つずつ増えていくことで、小さな不安も少しずつ安心・自信へと変化していくのだろうな、と思うと、今後が不安でもありますが、大きな期待ももてるんだろうなと思います。
今まで当たり前のようにできていたことも、なぜ今?と思いたくなるような出来事もでてくるかもしれません。でも、その時に「前はできていたのに・・・」と言うのではなく、どうして今そうなっているのか?の子どものサインを見逃さずに大切にしていけるような自分の心の余裕が必要だなと感じました。子どもたちの安心できる場所を用意して、期待をもって進級できるようにかかわっていきたいと思います。(N・M)
◆神経衰弱(たんぽぽ)
合同になって3日目。若干の緊張はまだある子もいるものの、楽しい気持ちの方が段々上になってきている様子が伝わってきます。給食前、列になかなか並ばず、保育士の周りでじゃれていた〇くんも、給食が始まると、お向かいやお隣の子とおしゃべり。午睡のお部屋でも、友達とはしゃいで楽しそうにしています。
たんぽぽのお部屋にはテーブルがなくなったので、朝の集まりをどこでしよう・・・と考え、いつも遊びで使っている牛乳パックの台などを使ってやってみることにしました。昨日、一度やってみたので、今日もミッキー体操が終わると、「昨日みたいにこっちにイスを並べて、やってみようか!」と声をかけると、子どもたち自ら、台を持ってきて並べてくれます。とっても上手に並べられたので、思わず一枚パチリ。
そして、おとといから子どもたちが気に入っている、いろんな昔話が出ている絵本を読みました。今日のお話は、いっすんぼうし。オニが出てくるお話が大好きな子どもたちは、真剣に見ています。「もう一回もう一回!」というので、じゃあもうひとつとおむすびころりんを読んでいたら・・・。突然音楽が!!・・・防災訓練でした。みんなきちんとお話を聞いて、ホールに無事避難することができました。
避難訓練のあとは、園庭に行く子とお部屋で遊ぶ子に分かれました。お部屋チームの子たちはそれぞれやりたいことがちゃんと頭の中にあるようです。「◇くん、一緒に駐車場作ろう!」とお友達を誘って、ブロックを二人で組み立て姿が見られます。
△ちゃんたちがやりたいことはカードゲーム。私がたまたま雑貨屋さんで見つけた神経衰弱風のカードゲームです。昨日、一度やってみたのがとても楽しかったようで、朝から「ねえ、あれ、やりたい。」と繰り返し言っていました。ドーナツ型をしていて、色んな柄が描かれたカードが、見た目にもとっても楽しいようです。
7人ほどが集まり、始まり始まり。。神経衰弱をするには、順番を待てることがまず第一のルール。昨日は、よくわかっていなかった子が多かったのですが、今日は大分ルールがわかってきたようです。いつもは、「ねえねえ、せんせい!~~!」と自己主張の多い子も、7人もいるのに、ちゃんと自分の順番まで待っている姿を見て、ルールのある遊びもできるようになってきたんだな~とこれからがまた楽しみになります。
慎重派の◎くんは、かるたの時はいつも見るだけ。「やってみる?」と誘っても、首を横に振っていました。今日も、後ろから覗いていた◎くん。初めは私の膝に座って、私が取ったカードを持っているだけでしたが、何度目かに私の番が回ってきたときに、「◎くん、やってみてごらん?」と声をかけると、自然にやってみる姿がありました。その次の回は、◎くんも一人で参加。同じ柄のカードを当てた時の驚きと喜びの表情が、とってもいきいきしていました。
(T.M)
鮮やかな柄がとっても素敵で、穴が空いてるのも面白い!なんだか楽しくなります。
給食前のひととき。。みんなで伸ばした足を寄せ合ったら、お花みたいになりました♪
◆あげる! (うみグループ)
今日は、お部屋と園庭で遊びました。
ブロックで遊ぶ年少の◯◯くん。
飛行機や電車など思い思いの物を作り楽しみますが、隣にある二歳児クラスが気になるのか遊びの合間にちらちらと覗きにいく姿がありました。
しばらく様子を見ていると、二歳の子がこちらの部屋を覗いてきました。それを見た◯◯くんは、急いでその子のところに駆け寄り、作ったブロックを「ハイ!どうぞ!」と嬉しそうに渡そうとしました。
二歳の子は恥ずかしくなってしまったのでしょう。「えぇぇ!」と笑顔で隠れるようにその場を去りました。
◯◯くんに「作ったやつを、きくぐみさんにあげようとしてたの?」と聞いてみると「うん!◯◯のあげるの!」とにっこり笑顔!
◯◯くんは、ブロックを小さい子にあげようと隣の部屋を覗いていたようです。
思いやりの気持ちが芽生えてきたんだと成長を感じ嬉しい気持ちになりました。
T.N
◆
◆一番見て欲しかったのはね・・・。(そらグループ)
今日は保育士体験のお母さんが来てくれました。
朝の集まりで、前に出てきてもらい、いくつか質問をしました。
なかでも、〇ちゃんがとっても嬉しそうな表情を見せてくれたのが、お母さんに質問した「〇ちゃんのどんなところが好きですか?」という質問です。
いつもたくさんの愛情を注いでくれるお母さん。つながりは誰よりも強いはずですが、なかなか相手の好きなところを言葉に出して伝えるという場面はないですよね。ましてや、みんなの前で発表するなんてめったにないことかもしれません。だからこそ、〇ちゃんもとっても嬉しかったのでしょうね。
このアイディアはある保育者から頂いたのですが、園では見られない姿や、知らなかった姿と出会うことができ、たくさんの素敵な発見ができたので、これからもやっていきたいなと思っています♩
お部屋での遊びが始まると、きのうからはじまった新聞紙とガムテープでのティラノサウルスづくりや、ますづくりなどものづくりに夢中になっている姿が多く見られました。
普段は、ごっこ遊びや、やりとりのある遊びをよくやっている子も、遊びながらものづくりをしている子の様子を気にしています。そして、少しすると「さっき◇ちゃんがやってたあれやりたい。」とこっそり言いにくるのです。
友だちの存在が、違う遊びへの興味や遊びの広がりに大きく影響しているのだなと改めて感じた出来事でした。
遊んでいる途中で、防犯訓練・防災訓練と緊張する場面も見られましたが、保育者の話をよく聞いて防災ずきんを自分でかぶったり、上手くできないお友だちを手伝ってあげたりと素敵な姿が見られ、色々なことが身についてきているのだなと成長を感じました。
さて、昨日から作り始めたティラノサウルスはおやつ後にようやく完成!
一生懸命作っていたゆり組の△くんは嬉しくて嬉しくて、部屋中のみんなに見せに行っています。その△くんが『見せたい』と強い気持ちで見せに行ったのは、ひまわり組の◎くんのところでした。なぜ◎くんなのかといいますと、みんなから見て◎くんはものづくりの達人なのです。そんな◎くんに「すごいねー!」と言われ、更に嬉しそうな△くんなのでした。
一人ひとりの遊びの中に、友だちとの関係性が見えてくると、子どもたち同士の結びつきの深さを感じます。そんな気づきを大切に過ごしていきたいなと思うのです。(M.E)
まちづくりプロジェクト。 ライトテーブルから
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