◆1月22日(木)の子どもたち
2015年01月23日 金曜日
◆~みんなで~(つぼみ)
今日は廊下(すべり台、平均台、高い台)とお部屋(型はめパズル)で遊びました。
初めはみんな廊下に出て、興味のある遊具を選び、それぞれ体を動かして遊んでいました。本当にみんな動きが活発になってきました。すべり台は、わざわざ立ってスロープを上がろうとしたり、すべる時も立って降りようとしたり。ハイハイであがっていっても、上がりきらずにそのまま下がってこようとし、次のお友だちにぶつかる~という感じで。それぞれのすべりたいすべり方があり、すべり台はいつもにぎわっていました。すべり台のてっぺんに上がり、上から下のお友だちに、おいでおいでと手を振っている場面もあり、お友だちを意識している姿も見られました。また、平均台は、やはり上がって渡るのは難しく、ほとんどの子どもたちが平均台にまたがって進んでいて。お友だちがやっていると、見て、後について渡り楽しんいました。
そのあとはお部屋に戻り、型はめなどのパズルをしました。パズルを型からはずすことはみんなできますが、はめることができるのは数名です。はずす人、はめる人と役割が決まっていて、みんなではずし、数名と保育士ではめていきと、みんなで遊びました。
それぞれが遊びを楽しみつつ、お友だちの真似をしたり、同じことをしようとしたり、相手を意識する姿もよく見られるようになってきました。(T.Y)
◆
◆手先の器用さの中から楽しみが見つかる(ふじ2)
ふじ4くみにある『穴通し』の玩具を借りました。手先が器用なふじ2くみの子ども達ですから楽しんでくれるにではないかと密かに期待です。
朝の集まりが終わり、それぞれの遊びがスタートしますがそこに「こんなものあるよー」と穴通しを登場させてみました。穴通しを少しばかりやった事がある子もいますがほとんどの子は初めてで、なんだろうと興味を示しています。初めはなんだか分からなかったりとヒモと穴のあいたブロックを手に持ってゴソゴソ。そこで「こうやって入れて、ヒモを引っ張ると出てくるんだよ」なんてやり方を見せてみると、なんとなくですが伝えたように子ども達の手が動き出しました。「すごい!そうそう、ここ(ブロック)を持ってヒモを引っ張るんだよ」と今度は一緒に・・・すると驚きです。想像以上に上手でヒモにどんどんブロックが通って行っていました。先程のなんとなくが一度できるようになると子ども達も自信が付くようで保育士に助けを求める事はなく、むしろ自分でやりたいという気持ちが強くなり黙々と通していました。
また、ヒモを持ってブランブランと揺らして遊んでいた子も黙々とやっているお友だちを見て少しずつ集まってきます。なかなか上手く出来なくても、先程とは違って穴通しの遊び方といいますか、やり方を目で見て理解し座ってやろうとしており、友だちの一生懸命な姿はしっかり伝わるものがあるのだなぁとも感じました。
片手にはヒモ、もう片方の手でブロックを通し、ヒモを持っている手でブロックもおさえて空いた手でヒモを引っ張り・・・大人ならすぐ終わってしまうものも子ども達は一つ通すのに何秒・いやいや何分も掛ける事も。でも、それをやり遂げた時は頑張った分だけの喜びを味わえるのでしょうね。
ヒモいっぱいにブロックが通ったモノを見せてくれた○くん。顔は得意気でした!
そして玉差しでも、親指・人差し指・中指の三本を使って小さな穴に玉を差していく三人の子。どこに誰がやる!なんて事はなく、一緒に入れては一緒に片付けてを繰り返しています。ポロっと玉が落ちてしまってもササッと拾い、玉が外れてしまってもすぐさま元通りにしたりと匠に手先を使っていました。気づけば全部の穴が埋まり、みんなで「やったー」と歓声を上げていたりと一人ではなく友だちと一緒にの精神も大いに見られた瞬間でした。
沢山の色があるので「あお!」「いいろ(きいろ)!」「あか!」等と元気に声を出して色も伝え合ったりと手先の器用さを思う存分発揮出来る玩具の中から子ども達の友だちという姿と会話を目で見て聞ける場を楽しませて頂きました。
K・E
お見事ですね!
◆盛りだくさん(ふじ3)
今日は月1回の身体測定でした。「◎ちゃんもやる~」「□ちゃんも~」と意欲的に測るようになってきてくれ、あっという間に計測が終わりました。4月当初はみんなの嫌がる泣き声が響いていたな~と懐かしく思いました。そして、その後は久しぶりのスタンピング。みんなで使おうとスタンプ台を出すと少しずつ一緒に使える姿も見られました。〇ちゃんはまだ一緒にが難しかったようで「いやだ~。〇ちゃんの~」とお友だちが〇ちゃんの持っている色のスタンプ台に手を伸ばしただけで喧嘩が始まってしまいました。一緒にやる楽しさを繰り返し伝え、貸し借りの楽しさをもっと経験できる場面を作っていきたいなと感じました。どんどん色々な色を手につけ感触やペッタンすることの楽しさを感じた後の子どもたちの手は色が混ざり合い何とも言えない色になっていまいた。石鹸を付け、ごしごし洗うと白かった泡も色づき「泡がオレンジになった」と喜びながら発見する姿がありました。子どもたちにとっては当たり前のことが素晴らしい発見になるんですね。新鮮です。
もう一枚模造紙を準備し、今度はクレパスでお絵かきタイム。
力強く「の」の字を書くようにグルグルする◇ちゃんと▽くん。こんなに手先に力がこもるようになっていたことや、器用になっていたことに改めてビックリしました。
廊下に出て体育あそびもしました。すべり台登りを簡単にこなしてしまうようになったふじ3組の子どもたち。巧技台からのジャンプも4段5段はほとんどの子が軽々飛んでしまうようになりました。平均台もスイスイ運動機能が発達して、どんどん出来ることが増えてきて子どもたちも楽しいようです。自信が付き次のステップに自分たちで上がって行く子どもたち。色々な経験を通して人間関係や心が育って行けるよう見守っていきたいと思います。
(K☆H)
◆鬼退治の練習*(ふじ4)
鬼退治の後の休憩タイム♪
今日も寒い朝です。あいにくのお天気なので子どもたちも「今日はあめだねー」っと窓の方を眺めていました。
もうすぐ節分も近いことですし、段々と「鬼」の存在も知ってほしいなぁと思い、朝の集まりでももたろうの絵本を見ました。「もうすぐいくじえんにも鬼が来るかもしれないよ」「もし鬼さん来たらどうする?」と聞くと、たったそれだけの話で今にも泣きそうな子が・・・。「やだ、来ないで(泣)」となったので、鬼が苦手なのは「お豆」と話しました。「みんなでお豆を作って、鬼さんをやっつける練習する?」と聞くと、「やる!」とちょっぴりひきつった顔で豆づくりに取り掛かりました。
新聞紙を持ってきて、ぎゅぎゅっと丸めて小さく固くしてね。と伝えるといつも以上に手や顔に力を込めてぎゅーーっと。上手に丸められると「みて!上手にできたよ!」「みて!」とご自慢合戦。とっても上手です。まだ丸められそうなお豆に、「これじゃあちょっと鬼さん倒れないかも」と言うと、再びぎゅぎゅっと力を込めます。鬼がよほど怖いようです。
さて、豆もできた!という頃に身体測定の順番が回ってきました。「鬼退治するために、みんな大きくなったかな?してきてね」と話すと張り切って服を脱いで身体測定へ。4月の頃は身体測定に怯えていたのに、我先に!と計測したがるものですから逞しくなったなぁと思うのです。脱いだ洋服も畳むことを教えると、ちょっこと真似していました。
身体測定が終わった後は、いよいよ鬼退治の練習。たしか去年の鬼のお面がどこかへあったはず・・・と、探してみましたが見当たらず。仕方がないので、2歳児クラスにあった可愛い鬼のぬり絵をもらってきてそれを壁に貼りつけました。子どもたちも一体どんな鬼が・・!?と思っていたのに、思いの外可愛らしい鬼に一瞬キョトン顔。「今日は練習だから鬼のあかちゃんだよ」ということにしました(笑)
壁に向かってお手製の豆をエイッとなげて大はしゃぎ。豆を拾う大人は痛いし、大忙し。初めは投げる方向が定まらず、あっちへ行ったりこっちへ行ったりでしたがだんだん上達して行ってエイッと投げてあたると大喜びでした。子どもたちも、投げて拾って投げて拾ってを繰り返し、大笑いして息切れ。「ちょっと休憩する?」と聞くとみんなして「うん」と言ったので、お部屋のちゃぶ台を囲み水分補給タイム♪和みの時間です。まるで大家族みたいですね。
その後は廊下に出て、平均台やすべり台で身体を動かして遊びました。しばらくした後に、先ほど探していた鬼のお面が出てきたようで、二歳児クラスの保育士が届けに来てくれました。ちょこっと見せたら怖がっていたので、子どもたちがお昼寝をしている間にさっきの赤ちゃん鬼と交換しておこうかと思います。
さぁ、お昼寝から起きたらどんな反応を見せてくれるか楽しみです☆
(K*S)
新聞紙でお豆づくり中。
エイッと豆まきの練習中。
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◆みかんの皮、こんなに上手に剥けるよ(たんぽぽ)
こんなに上手に剥けました。
体調を崩していた子どもたちも少しずつ回復し、17名が揃ったたんぽぽ組。
昨日・一昨日で作った鬼のお面が朝から人気でした。「私はピンク鬼」「△ちゃんもピンク鬼。一緒だねぇ」とお友達と一緒ということもとても嬉しいようでした。
朝の会では、なんと16人のいろとりどりの鬼が出そろいました。
という事で、みんなで鬼の手遊び・・・「おに~のパンツはいいパンツ、つよいぞ~♪」と始まるとゲラゲラ大笑い。子どもたちも立ち上がって一緒に踊っていました。
まだ、作っていなかった〇君は、朝のうちまでは「まだ作らないの」と言っていましたが、周りの子の楽しそうな姿を見て、朝の会後すぐに作りに行っていました
みんなで楽しい!というのは、とってもいいものですね。
雨で外へ行くことができなかったので、きく・たんぽぽ組を解放して遊びました。
たんぽぽ組では、最近人気の『あいうえおかるた』を楽しんでいました。回数を重ねるうちにルールを理解してきた子どもたち。たくさん札を取るために、いろいろ考えますね。どんどん前に進み出ていく子もいたり・・・
園だけでなく、お家でもカルタを楽しんでいますと言う子も増えてきました。
お友達と楽しめるルールのある遊びも少しずつ楽しんでいきたいなと思います。
廊下では、大きな鬼に向かってボール当て。
新聞紙で作った髪の毛をよーく狙う☆君。「目に当てたら痛いよね」と◎君。考えながら、節分当日に向け?練習を重ねる子どもたちでした。
きく組のお部屋では、ままごとが人気でした。たんぽぽ組には置いていない食材がたくさんあるためか、お皿にそのたくさんの食材を並べるだけで楽しいようです。
「ごはんできたよ」と食事を楽しむ子もいるのですが、並べるだけで満足した※ちゃんは、またすぐに冷蔵庫にしまい、違う場所へ行ってしまいました。
そんな楽しみ方もあるのですね。
給食のフルーツは、みかんでした。「幼児組になるとフルーツ皿には乗っていないので、皮がバラバラにならないように剥けるといいね」と伝えてみました。そうすると、子どもたち。「みてみて、ゆっくり剥いたよ」「バラバラにならなかったよ」と意識して剥いています。まだまだ難しいという子もいるのですが、ちょっとした声掛けでこんなにも意識を持ってできるのだなぁと驚くと共に、日々の小さな関わりが大切だなと感じました。(M.C)
17人の鬼が出揃いました。
大きな鬼に向かって投げています
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◆小学校へいくための挑戦!(ひまわり組)
今日は雨でしたね。音楽クラブで子どもたちは体を動かしていました。
まず、ひまわり組で作った歌を歌っていきました。だいぶ覚えている子も多く、歌える子からみんなの前に出てお手本になり歌っていきました。
何度か歌った後にみんなで前に出て歌ってみることに。
長い列ができました。
小さな声で自分の中だけで歌うのではなく、「前に、遠くの人に伝えるようにお腹から声を出そうね」と講師から話があると、それぞれに思いっきり歌い、伝えようという心が見えてきました。
これをこれからも育子園を思い出したときに歌ってみてねとの話を聞くと、少しさみしくなってきますね。
そして次は小学校へ行くためのステップに挑戦していきます。
まずは、カタツムリの歌に合わせてぐるぐるとカタツムリのように回っていきます。ぐるっと回り終わると、今度は反対方向にほどけるように回っていきます。すると、なんと一つの円になったときにはさっきと反対の方向を向いています。子どもたちもびっくりしていました。
そしてこれをもう一度やると、元の向きに戻り…1つ目の挑戦には合格☆
小学校への道が近づきます。
さて2つ目のステップは、「ド」の音は1人で歩く。「ミ」の音では2人組になって歩く。「ソ」の音では3人組になって歩く。「高いド」の音では4人組。
これも難なくとこなし、続いて「ド」では男の子がトンネルになり女の子は電車になってトンネルをくぐる。「ミ」はその反対。「ソ」は子どもたちは1つの電車になり、大人がトンネルを。「高いド」はその反対。
これは盛り上がりました。よく音を聞いていないといつの間にか変わっているので要注意です。
保育士体験に来てくださったお母さまも参加してくださり、楽しく行いました。
そして、最後の挑戦。
今度はみんなで1つの円になり、赤ちゃん座り(長座)をします。
タンバリンのリズムに合わせて、1人ずつみんなの足と足の間を跳んで歩き、自分の場所まで一周したらおしまいです。これを全員がやるので、もちろん待つ時間の方が長いです。
でもしっかりと全員が終わるまで待ち、全員が歩き終えました。
大成功。これで、小学校へのステップも全部終えました。
「やったー!」と喜んで終え、最後には毎度お楽しみの焼いもグーチーパーでしめくくりです。
今日もいろいろな経験をした楽しい音楽クラブでした。
音楽クラブができるのも卒園まで残り僅かですね。
一回一回の時間を大切に、楽しく終えられるように見守っていきたいと感じました。
(H.K)
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