◆1月16日(金)の子どもたち
2015年01月17日 土曜日
◆知ってる顔!!(つぼみ)
まだまだ、一人遊びをたくさんしたい時期のつぼみ組の子どもたち。
自分で靴を出し、テラスから一目散に外へと飛び出し、思い思いに遊び出します。
そんな中でも、いつも一緒にいる友達が気になり始め、自分から近づいてみたりして、少しずつ関わって遊ぶ姿が見られるようになりました。
今日の園庭遊びでも、微笑ましい関わりがいくつかありました。
まずは、トランポリンの上に座っていた〇くん。
すると、△くんが近づいてきて、顔を覗きこむとお互いにニコッと笑い、全身を使ってジャンプ(実際にはジャンプ風ですが)をしていました。
やっぱり、いつも会っている友達が近くに来ると、嬉しいんですね!
また、園庭奥の車の遊具には、つぼみ組が大集合。
すると、運転手さんの合図でドライブスタート!
自然とみんなが笑顔になり、「キャー!」と歓声が上がるほどでした。
大好きな車で、大好きな友達とのドライブは、本当に楽しそうです。
保育士体験をしていただいた保護者の方に、「子どもは担任の先生を信頼していて、朝、顔が見えないと大泣きなんですよ。」と、大変うれしいお言葉をいただきました。
大人と子供・子ども同士・大人同士・・・形はいろいろですが、毎日会うということの大きさ、重要さを改めて教えられました。
毎日会う、知った顔だからこそ、存在・影響も大きいということになります。
1日1日を大切に、子どもたちと保護者の皆さんとの時間を過ごしていきたいと思います。
(E.Y)
◆おともだちとのかかわり(つぼみ ふじ1)
今日は聖堂1階広場にお散歩に行きました。昨日は寒い雨の日でしたが、今日はお日様のよく当たるお散歩先は、ジャンバーを着ていると少し暑いなーという感じの陽気でした。
聖堂に着きお散歩カーから降りると、まず目につくのは蓮の壺。子どもたちが集まり、水にささった枯れ枝を揺らし、水や葉っぱが動く様子をじっと見つめていました。蓮の池でも同じことが行われ、みんな興味津々です。そのうち、蓮の池の周りを誰かが走り始めました。もちろんみんなも真似をして走り出します。保育士とだけではなく、お友だちを意識する姿が見られ、追いかけられるだけではなく、追いかける子もいたり、キャーキャー大騒ぎで元気に走り回っていました。隠れ家的な場所があると、ここはどこかな~となんだかウキウキした顔も見られました。
言葉の発達と共にお友だちとの関わりもたくさん見られるようになりました。お散歩カーで移動している時も、バスなど乗り物が通る度にみんなの歓声が聞こえ。すると、〇くんが隣にいる△くんにモニョモニョと何か話しかけています。〇くんが、ピーポーピーポーと話しかけました。△くんは首を横に振って応えていました。確かにバスは通りましたが、パトカーは通っていませんでした。言葉と関わり。またこれからがたのしみです。(Y.T)
よーいどん
仲良し
◆色確認中(ふじ2)
ふじ2くみの子どもたちは絵本がとにかく大好きです。特にクリスマスにサンタさんからもらった絵本に夢中・・・何か不思議な力があるのでしょうか。
朝、○ちゃんが「あい」とある絵本を持って来ました。それを見ていた△くんもその絵本が大好きなので一緒に来て保育士の目の前で座ります。「見るのかな?」と聞くと二人揃って「うん」と大きく頷きましたので読み始めようと最初のページをめくると、どんどんページをめくり先へ先へと進んでいく○ちゃん。「まだ読んでないよ、最初に戻そうね」と言っても何かを探しているかのように勢いは止まりませんでした。そして、あるページになるとピタっと止まり「あお!」と絵本の中の小鳥を指差して発したのです。『ん?』そうです、その小鳥は青色をしています。「え!すごい!あお分かるの?」と保育士も驚きです。△くんも分かる色があるのでそれを探し、一緒になって「あお」「あか」と色を探していました。
その数分後、□くんが先程の○ちゃん達と同じ絵本を持って保育士のところへ。そして偶然な事に同じページを開き、今度は虹の数ある色の中から得意気に黄色を指差し「きいろ」と教えてくれました。□くんの口からも黄色と聞くのは初めてでしたし、色をしっかり認識している事を知るのも私は初めてでした。
絵本は登場人物やストーリー・言葉遊びの楽しみもありますが色彩も楽しく感じられる素敵なモノですね。私たちにとったら色はほとんど知っていて当たり前。もしかしたら新鮮さも薄れてきているのかもしれませんが子どもたちはこれから様々な色を知って感じて言葉に出して・・・たくさんの楽しみがあります。それらを一緒に「綺麗だねーすごいねー」と共感してあげたいです。
子どもたちは日々の中で、本当にたくさんの事を吸収しています。
それらを大いに喜びたいものです。
また、本日は☆くんのお母さんが保育士体験をしてくださいました。
☆くんはというと『ん?なんでぼくのおかあさんがいるんだ?』といったような不思議な表情を浮かべてのスタート。でも、「今日はお母さんが先生なんだよ」と伝えると何かしっくりきたようで笑顔に変わっていました。人が大好きなふじ2くみの子どもたち・・・ましてや送り迎えでたくさんお会いしているお母さんだったからこそ甘えたくなったようで、お母さん先生の周りにはとにかく子ども達が集まっていました。
絵本やボールで楽しませて頂き、みんなの顔もいい表情。
保育園生活は子どもと保育士で過ごす時間がほとんどですが、保護者の方との触れ合いも素敵だなと間近で見させて頂き、そう感じさせて頂きました。
保育士体験、今月までとなっております。ぜひ、ご参加頂けると嬉しいです☆ K・E
お母さん先生に
甘える子どもたち。読んでもらえて嬉しいなぁ~♪
◆順番(ふじ3)
お砂場で遊ぼう
今日は◎ちゃんのお母さんが保育士体験をしてくれました。
朝のお集まりの時に「今日は…あれ?誰のお母さんがきてくれてる?」と声を掛けると「◎ちゃんのママ~!!」と大きな声でお返事をしてくれました。
普段、お迎えの時に顔を知っているからか「◎ちゃんママ」と言って甘えている子がいました。
「今日は和田公園に行くよ~。自分たちで準備出来るかな~?」と言う保育士の声掛けに「靴下履く!」とやる気満々。自分たちでお外に行く準備をして、御仏様にご挨拶をして…お散歩にレッツゴー!!
和田公園に着くと砂場で遊び始めました。山を作ったり、おにぎりを作ったりと忙しい子どもたちです。そんな中、パンダの乗り物に乗りたい!と順番を待つ▽ちゃん。
以前は争いになっていたことが多かったのですが、お友だちが使っているのがわかっているようで、何も言わずにじーっと根気強く待っていました。そして、順番が来て乗って遊んでいると公園で遊んでいたお兄さんが乗りたそうに見ていると「どうぞ」と言って譲ってあげていました。
我慢や優しさを覚えた子どもたち。これからも子どもたちの成長か楽しみですね。
(K.H)
お山づくり
順番まだかな…
◆楽しさを見つける天才!(ふじ4)
雨上がりに見つけたところ…
昨日の雨は驚くほどの雨足でしたね。今日は一転、春の陽気に恵まれました。
雨上がりの園庭の様子を心配しましたが、お日様の光に導かれ早速園庭に飛び出します。
園庭に出ると珍しくプールの周りのウッドデッキに集まっています。朝の太陽が燦々と降り注いでいたので心地良さに誘われたかな~と見守っていました。靴下が脱げてしまったお友だちがいてみんなで集まって何とかしてあげようとしている様子でした。
ウッドデッキを往復走り回りそのうち小プールがあるところまでも巡って走り込んでいます。
園庭ではなく今日はこの場所を選んでいる不思議も感じつつ…
雨上がりがゆえに裏返った小プールのわずかな周りのくぼんだ溝に溜まっている水を見つけました。スコップを取りに行きみんなでその水を外へくみ出そうとしています。暖かさが感じる気温とはいえ冬の気温ですので違う遊びに誘おうか考えあぐねました。
けれども、自分たちで見つけた格好の場所で、ワクワクして目をキラキラさせて楽しんでいます。そんなところほど面白味を感じるのですよね~。しばらくどんな遊びになるのか見守っていました。スコップで水を取り除こうとしていますが思うようにならず、それならばと小さいシャベルを取りに行って遊びを続けています。だんだん人数が増え始め、楽しさは言葉がなくても伝わって行く『浸透力』があることを感じました。
それにしても15分くらいは続けています。そろそろ園庭の暖かいところに行って「おおかみさん いまなんじしよう!」と声をかけてみました。そうしようとスコップを片付けようとしているタイミングで大きい組のお友だちが手作りの舟を小プールに進水させるところでした。
グッドタイミング!もうちょっと続けたかったお友だちも自然に「おおかみさん いまなんじ?」に繋がったのでした。
思わぬ展開に私たちもワクワク、ドキドキ、ウットリ…の毎日です。
それだけ遊びを楽しめる行動力と想像力と共有力が充満してきているんですね。
頼もしさと嬉しさと そして少しの寂しさと…そんな悲喜こもごもの『今』です。(S.C}
ことのほかしっとりした砂場がさらに…
園庭でも おおかみさん いまなんじ?
◆お手伝い(きく)
「お手伝いするね!」
今日は〇君のママが保育士体験にいらしてくださいました。
朝の集まりで紹介し、みんなでご挨拶。
「よろしくおねがいします!」とはっきり言えるようになりました。
子どもたちはママ先生に遊んでもらいたくて、お話しがしたくて、今日一日引っ張りだこの〇君ママでした。
今日のきく組は、4名の児が欠席でした。
園庭へ行く児、部屋で遊ぶ児それぞれ分かれて遊びましたが、いつも遊んでいる友達と違うメンバーで遊ぶ姿が見られました。
それだけ決まった友達だけではなく、いろんな関わりの中で遊べる力があるんだなあと感心しました。
外へ出ると、昨日の雨が水路に溜まってしまっていました。
保育士がスコップで砂や枯葉を出そうとしている姿に気付いた△君。
「おてつだいするー」と言って、スコップを使ってたまった水を出してくれました。
□君も手伝おうと、おなべを持ってきました。水がいっぱいかき出せるよう考えたようです。
☆君も「おーい」と言いながら、ザルとコップをいっぱい持ってきました。
コップを両手にそれぞれ持ち、まるで二刀流。水をかきだすお手伝いに合流です。
それぞれに考えながら工夫している姿が、頼もしく、愛らしく…♡
なによりお手伝いしようとする気持ちが嬉しく思った保育士でした。
(I.Y)
アイスクリーム屋さんごっこ。
給食の時間。
◆み仏さまにごあいさつ (たんぽぽ)
ママ先生と一緒におさんぽ♪ うれしい~っ!!
今日も、楽しみにしていたママ先生が保育士体験しました。ちょっとドキドキのママ先生に対して、子どもたちはもうすっかり慣れて、いろいろとできないところを手伝ってもらったり、話しかけたり。。私たち保育士も、先生が一人増えてとっても助かります♪
そんなママ先生の手もあるし・・・ということで、日中は、久しぶりにお散歩に出かけることにしました。久しぶりのお散歩に、「行く!行く!」とテンションの上がる子どもたちでしたが、そんな中で、「おさんぽ行かない。」という子が2名。「行かない子は、きくぐみさんと一緒に遊ぶことになるけど、大丈夫?」と話をすると、よく考えて、「うん。」と自分たちで決め、残る事にしました。帰ってきてから、給食のときに、「今度はおさんぽ行く?」と聞くと、「うーん、明日は行こっかな~。」と言っていました。自分できちんと考えたことを実行し、それをしたうえで、じゃあ次はこうしようなどと考える力もついてきているのだなと感じました。
お散歩の行き先は、大聖堂。大きなみ仏さまがいるので、遅ればせながら新年のごあいさつと、素敵なおにいさんおねえさんになれますようにとお願いしに行くことにしました。
出発前には、いつもの通り、「○ちゃんと手をつなぎたい。」「△ちゃん、一緒に手をつなごう。」のやりとりをそれぞれして、自分で言えない子は保育士も一緒に言ったりして、、、。ぞれぞれペアができたところで出発です!
ママ先生と一緒がうれしい□くんは、道中も超!ハイテンション!話題は大体大好きなはたらくくるまのことですが、かなり大きい声でママにずーっとお話しし続けていました。◇くんのとってもうれしい気持ちがビンビンと伝わり、ママ先生と顔を見合わせて、笑ってしまいました。
大聖堂についてからは、まずは大きな坂を駆け上がり、静かにお参りをしたあとは、エレベーターで屋上に上がり、ここでもまた走りまくりました。追いかけっこしたり、ジャンプしたりして、たくさん体を動かした後は、ベンチで休憩。ごろーんと寝転がって、休憩。お茶を飲んで休憩。。と気持ちいいお天気のもと、外遊びの中で静と動を堪能してきました。また、行こうね!!
(T.M)
坂を上がったあとは「あ~!疲れた!」とみんなで休憩。。
富士山が見えました!「あの白いお山だよ~」
◆船をうかべよう! (うみグループ)
最近のうみグループでは、コマ作りやオニのお面作り、カラーガムテープと新聞紙を使った製作など『造形』が人気です。
毎日、目を輝かせ真剣に取り組む子どもたち。今日は、そんな子どもたちの遊びが更に広がっていくよう生活の端材を含む様々な素材を提供していきました。
朝のお集まりで素材を紹介すると「よっしゃー!」「今日造形やろう!」と期待、喜びに満ち溢れた声がたくさん聞こえてきます。
子どもたちのやりたい、やってみようという気持ちに触れるとこちらまでワクワク楽しい気持ちにさせられます。
朝のお集まりが終わると年少から年長までたくさんの子が「造形やる!」と、集まってきました。
素材の中では、お菓子、牛乳パックなどの空き箱が人気で、箱を土台とした造形が主となりました。何を作るかはとくに決まっていませんでしたが一人の子が船を作るのをきっかけに自然と『船作り』というテーマが子どもたちの中に広がっていきます。
同じテーマということもあり造形を行う中では、助け合う姿があったり、お互いの作品を褒め合ったりと子ども同士協力し合う姿がたくさん見られました。
造形を楽しむのはもちろん、子ども同士関わることの楽しさも味わえたのではないでしょうか。
「できたらみんなで水に浮かべてみようよ!」「じゃあ僕一番船長ね!」
完成したあとは、園庭の小さなプルーに水をはり船を浮かべて遊びました。
年中の〇〇くん…
「今度はもっとすごいの作ってみよう!楽しみだなー!」
本当に、子どもたちのこういった気持ちを大切にしようと心温まった瞬間でした。
T.N
◆共有(にじぐるーぷ)
今日は、節分のマス作りに集中する子ども達が多くみられました。
紙で作る子ども達や、段ボールで作る子ども達、空き箱で作る子ども達がおりました。
鋏を使って上手に造形する子ども達の姿を見て意欲的に遊ぶ姿は本当に力があふれているなと感じます。
出来た~と言い持ってきたマスは、沢山のセロテープでつなぎとめられ、隙間の沢山空いた四角い箱のようなものですがその子の表情を見ればこれは明らかにマスなのです。
また、園庭ではサッカー遊びやダンス遊びも見られました。
一人の男の子が職員とボールを蹴って遊んでいると、子どもが増え、自然と子ども同士で遊びだす姿が見られます。この自然と遊びだす子ども達はコミュニケーションがしっかりとれている証拠なのかもしれません。
ダンス遊びでは、年中・年少の女の子が見ててねとアイ活ダンス?をバラバラで行ってくれます。終わりがわからないので少し他の場所を見ると見てくれていないから最初から!と繰り返し踊り歌う姿は本当に楽しそうです。
子どもが楽しい瞬間を大人に共有してほしい気持ちを大切にしていきたいです。k☆y
◆鬼はどこからやってくる?(そらグループ)
節分に向けて、鬼のお面を作ったり、豆まきの歌を歌ったりと少しずつ準備をしている中で、子どもたちにこんな質問をしてみました。
保育士「せつぶんってどんな日だと思う?」
子ども「豆まきをする日!」
保育士「どうして豆をまくんだろうね?」
子ども「鬼が来るから。」
保育士「鬼はどこからやってくるんだろう?」
子ども「山から!」「鬼が島から!」
・・・と可愛らしい答えも聞こえてきました。
そんな中、ゆり組の〇くんが「病気とかにならないように豆をまくってお母さんが言ってた。」と新しい情報を教えてくれたのです。
それまでの話しだと、鬼が島や山からやってきた悪い鬼を豆でやっつけるのが節分だと思っている子がほとんどだったのですが、新しい情報によって、自分の体や心の中にいる悪い鬼を豆まきで外に追い出すという考えに子どもたちもなんだか納得したようです。
ここからまたこんな質問をしました。
保育士「じゃあ、体の中や心の中にいる悪い鬼ってどんなのかな?」
子ども「びょうきとか~・・・あとお友だちとケンカしたりすることとか。」
「あと、人を傷つけたりすること!」
子どもたちの考える悪い鬼の中には、必ず『友だち』の存在がありました。それだけ友だちの存在が大きいことが伺えますね。
自分の中の悪い鬼をやっつけるために、豆をまく升づくりをしよう!ということで、朝の集まりでの節分のお話はおしまいになりました。
どんなことにも、目的はありますが、自分で目的を見いだせる主体的な子どもたちに育っていってもらえるよう、まずは目的を一緒に考えるということも大切にしていきたいなと思った時間でした。(M.E)
Posted in 園のこだわり