同期会 研修③
2014年12月09日 火曜日
4年前、世界で初めて小惑星の微粒子を地球に持ち帰った日本の探査機「はやぶさ」の後継機、「はやぶさ2」が先日、打ち上げられました。
ニュースで発射の瞬間を見ましたが、とても感動的でした。
地球上にも宇宙空間の無重力と同じように筋力の衰える人がいます。
1、過度な介護を受けているお年寄り
2、いつも抱っこされたりベビーカーに乗っている赤ちゃん
だが、2番の抱っこは、精神的に求めてくるときには必ずしてあげなくてはいけません。
『抱き癖がつくからあまり抱っこしてはいけない』と言われていた時期もありましたが、抱っこを求めるには
・精神的
・次の事に元気に頑張って取り組みたい
等の理由があります。
子どもは、必要な時に抱っこを求めます。
抱っこを求める時に直ぐに抱っこする方が甘えん坊にならない。(待たせるほど甘えん坊に)
抱っこを要求してきたらしてあげる。要求してこない時は抱っこしない。
小さいうちは求めてきたら反応することが大切。無視することが一番よくない。
子どもとは真剣に付き合う。加減はしない。
いつでも抱っこしてもらえるという安心感が大切です。
また、子どもたちに「先生の仕事はどんなこと?」と質問してみたところ・・・
子「ぼくたちが安全かどうか見てくれてる。」
子「ぼくたちが楽しんでいるかみてくれている。つまらなそうにしている時はすぐ来てくれる。」
何か起きた時、必ず来てくれると確信する愛着関係がしっかり確立されているからの答えであり、愛着関係を築くためには2歳までの関わりが大切である。
別の答えでは「先生の仕事は片づけること。」
片づけはしつけと思われているが、そのものを大切にする、次に使いやすくするためのもの。
片づけは保育者が行い、子どもたちには「そっち持って」などとお手伝いとしてお願いすると、遊びとして取り組む。
出来るようになっても、 「やって」 「抱っこ」 とくると依存になります。
それを大人が喜んでやってあげていると、共依存になってしまう。
共依存にならないためにも、2歳までの関わりが重要です。
保育者は、しっかりした愛着関係を築いて子どもたちが困った時に助けを求められる安全基地となれるよう、改めて関わりを大切にしていきたいと思いました。
副園長
Posted in 三感ブログ