どっちにする?
2014年12月04日 木曜日
朝、ある親子が登園してきました。お子さんは少しご機嫌斜めな様子で、玄関で靴を脱がず立ち尽くしています。
その時、お母さまは
「靴は、ママがしまう?それとも○○くんがしまう?」
と声をかけました。
すると、それまで立っていた○君は、自ら靴を脱ぎ、靴箱にしまいに行きました。
何かを選択できるということが、子どもたちにとって、自分で考えて自ら次への行動に移す『自発性の発達』に役だっていることがわかります。
先日の熊本の研修でも『答えが決められ、自分で考える余地がないことほど無力感につながる』ということを教えて頂きました。
この親子の様子を通して、私自身、日々の何気ない生活の中でも、子どもたちが主体的に活動できる場面を常に意識し、声掛けも一呼吸おき、考える余裕を持っていたいと思いました。
保育主任
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