◆12月17日(水)の子どもたち
2014年12月18日 木曜日
◆あおぞらのしたで!(つぼみ)
晴天なり!
今日は晴れましたね。風が冷たくて寒かったですが寒さに負けず聖堂までお散歩に行きました。
いつもは1階の広場や屋上で遊びますが、今日はおひさまがたくさんあたる波羅蜜橋で遊びました。
到着すると〇くんが「あ!ぶーん!」と空を指さしたので見上げるとそこには、すみきった青空に一点の白いものが!ちいさいですが飛行機が見えました。
ちいさい飛行機ですがよく見つけますね。何機か通りましたがセンサーが付いてるのかと思うくらい見つけます。青空をみつめるきらきらした目。子どもたちの興味というセンサーに驚きました。
波羅蜜橋では、広い道を「よーい、ドン」して走ったりベンチに座る子どもたち。
ベンチに座っている子を見て〇ちゃんも登りたくて足をベンチにかけていました。
おしりをぽんと一押しで登れそうなくらいでしたがその一押し分がのぼれず頑張っていました。
あきらめるかな?と思う場面は何度かあったもののあきらめずのぼろうとする〇ちゃん。
最後は自分の力で登り切りベンチに座ることができました。
あきらめず最後まで登りにこっと嬉しそうに座った〇ちゃんの姿は自信に満ちあふれていました。そうやってあきらめない気持ちや出来た喜びを感じていくんですね。
今日は青空の中寒さに負けずたくさん走り楽しみました♪
(k.s)
よいしょ!
◆乗り物だいすき(つぼみ・ふじ1)
今日の朝の読み聞かせの本は子どもたちも大好きな乗り物が出てくる「くるまなにかな?」の絵本にしてみました☆ 読み始めはみんなお尻を床にしっかりつけて座っていたのですが、次からつぎへと乗り物が出てくると、絵本に引き寄せられるかのように子どもたちは立ち上がり言葉を発し始めました!「うーうーだ」「バスだ~」としっかり絵本を見てくれていました。本当に乗り物や働く車など、子どもたちは大好きですね。そんな子どもたちと、今日は波羅密橋にお散歩に出掛けてきました。行き帰りと大好きな乗り物を見ながら…
園を出発してすぐのことでした。右側には長いクレーン車が見えてきました!子どもたちに知らせると、高い高いクレーン車を首を長くするかのように眺めていました。いつもあまり見ない働く車に子どもたちも言葉が出ないようで、じーっと眺めていました。また行く道にはいろんな乗り物が通って行きます。
波羅密橋に到着し、お散歩カーから降りる子どもたち。今日は風もあり少し寒い気もしましたが、太陽はしっかり子どもたちを暖かく照らしてくれていました☆端から端まで走ってみたり、ベンチを見つけてよじ登ってみたり…お友だちとおいかけっこしているかのように遊んでいる子もいました。そこで一生懸命空を見上げて指を差している○くんがいました。何を差しているんだろう?と思い一緒になって空を見上げてみると、そこからは小さく見える飛行機が見えたのです。○くんに「飛行機のことかなあ?」と聞くとしっかり「うん!」とうなずいてくれました。小さな飛行機でも、子どもたちの目にはしっかりと映っていたんですね。
乗り物の魅力、また力をすごく感じました。今日はいろんな乗り物が見れてよかったね!(S.R)
◆もうすぐクリスマス☆(ふじ2)
サンタさんからの招待状
朝の集まりの時、あるものを子どもたちに見せました。
それは、なんとサンタさんからのクリスマス会の招待状!
大きなお手紙にはクリスマスツリーや雪だるまが描かれています。子どもたちは、不思議そうに、でもなんだかワクワクした表情で見つめていました。
クリスマスという特別なイベント。育子園での初めてのクリスマス、二回目のクリスマス。
子どもたちにとって素敵な、笑顔いっぱいの日になることを私たちも楽しみにしたいと思います。
クリスマスにちなんで、昨日に引き続き今日も白い手形ぺったんを緑の画用紙にいっぱい押しました。何になるかは想像つきますよね?
大きな画用紙に小さな手形。なんとも可愛らしいです。
指先でチョンチョンやる子や手のひらをベタっとつけて引き伸ばす子、白い絵の具が手のひらに付いただけで満足な子。本当に一人ひとりやり方が違い、10人いれば10通りのやり方があるのだなぁと改めて感じました。
手を洗い終わった子から園庭へ。
今日は風が強く、寒ーい園庭。けれど子どもたちは元気に飛び出して行きます。
ゆりかごスウィングにハマり中の○くん。今日も自らの力で登り、ごきげんです。そこへ、△ちゃんがやってきました。△ちゃんもゆりかごスウィングは大好きです。
一緒に乗って楽しむのかと思いきや、△ちゃんは横に立ち○くんが乗っているゆりかごを揺らしてあげています。なんとも楽しそうな二人。
今度は、△ちゃんが乗り、○くんが降りてしまいました。終わりかなと思いましたが、そんな事はありません。○くんが横に立ち△ちゃんを揺らしてあげていたのです。
『交代』というやりとりができていることに驚きました。
保育士が揺らしてあげる。という考えは二人の中になかったようです。少し寂しいような嬉しいような…
間近で見られるこのような子どもたちの成長を通じて、私自身もたくさんいろんな事を気づかせてもらっています。子どもたちに感謝ですね☆
H.A
ぺったんぺったん!
たのしいね♪
◆出来ない(ふじ3)
ゆっくりゆっくり…
今日はいいお天気だったので和田公園にお散歩に行ってきました。
子どもたちも嬉しかったようで、いつものお外に行く準備も気合が入ってました。「先生出来た!」と誇らしげに靴下が履けたのを見せてくれたり、帽子も自分で被れたのを嬉しそうに教えてくれました!一つずつ出来ることが増えて嬉しそうな子どもたちです。
さて、和田公園に着くとコンビネーションにチャレンジする姿が多く見られました。
以前は揺れる橋に足を置いただけで「怖いー!できないよ。」と泣いていた子も挑戦する気持ちが芽生えてきたのか果敢に挑戦。
まずは◎くんの番。少し揺れるのを我慢して一歩一歩ゆっくりと歩いて…わたることができました。「すごいねー」と色々な保育士に褒められて嬉しかったのかその後も何度も行ったり来たりしていました。次は△君の番。お友だちの様子をじーっと見ていたからか怖がることなく慎重に一歩一歩ゆっくり歩き、渡ることができました。
最後に◇くんの番。揺れる橋に足を置いて見ますが怖くて「できないよー!!」と大泣きの◇くん。「お友だちのマネをして両手をついてゆっくり渡ってごらん」と保育士が見本を見せて言うと泣きながらも最後まで渡ることが出来ました。
「出来ない」と言って諦めて助けてもらうことは簡単ですが、子どもたちの力を信じて見守り、時にはアドバイスをして子どもたち自身で乗り越えて、出来た時の感動を一緒に味わう事の大切を感じる今日でした。
(K.H)
渡れたよ!!
ハトさん待って~!!
◆げんきがいちばん。(ふじ4)
こんな階段も登れるようになってきました。一歩一歩慎重に!
今日は朝からなんだか元気いっぱいです。9時前にはほとんどの子が揃うふじ4組ですが、朝の8時半ごろからキャーキャーとテンション高く。ケラケラ笑い転げる様子にまだ今日は始まったばかりなのにこの元気の良さで大丈夫かな!?と子どもたちに元気を吸い取られそうなくらい(笑)なご機嫌っぷりでした。
おやつを食べて、ミッキー体操をして今日は身体測定。お散歩に行く予定なので朝の会はせずすぐに測定開始です。「おおきくなったかなするよー」と声をかけると自分たちで洋服を脱ごうとして、ちょっと脱ぐのが難しい長袖のお洋服に奮闘。気合を入れすぎてオムツまで脱いでくれた子もいました。みんな測定がとっても上手なのであーっと言う間に終わり、次はすぐにお散歩の準備。ちょっと忙しい朝となりましたが、みんな準備が早くて立派です。
3組さんと一緒に和田公園に行くので、待っていてくれました。とっても測定が早くできたので「はやかったねー!」とびっくりしていました。さて、準備完了で出発です。
道行く人に「おはよー」「かわいいいねー」「どこいくのー」なんて声をかけられ、頭を撫でられ、握手したり。と人気者です。「おはよう」と挨拶をしたり、手を振ったりと愛想を振りまくのも上手な子どもたち。地域の人たちとのふれあいも良いものです。
今日はお天気はいいものの、風が時折冷たくぴゅーっと吹くと寒い寒い。〇ちゃんは手を繋ぎながら「〇ちゃんのおててつめたいね」と言うのでぎゅっとしてあげると「おててつなぐとあったかいね」とにっこり。何とも可愛らしい会話です。風が吹くたび嬉しくなって大はしゃぎしながら公園に向かいました。
公園に着くと一番に向かうのが、パンダとひよこのスプリング遊具でしたが、アスレチックも慣れてきたようで一番に向かう子も増えました。丸太の階段に丸太のつり橋。ちょっぴり難所が多いのですが、一歩一歩慎重に登ったり、渡ったりします。鎖の持ち手をぎゅっと握りしめて真剣な顔でつり橋を渡る子どもたち。お友だちが登っているのを見て登りたくなり、階段を登ったものの上についたらなんだか景色が違くて怖くなってしまったり。つり橋に足をかけたら揺れるので怖くて泣いてしまったり。。。今は出来なくても、繰り返し遊んでいくことできっとそのうちひょいっと渡れるようになっているんだろうなぁと思います。
怖がっている子が居ると、手を引いて一緒に行こうとしたり、「だいじょうぶ」と声をかけてあげたりと子どもたちの優しさが見られました。
一方では、ハトが大好きな△くんはハトと追いかけっこ。「はとさーん」と言いながら、一羽のハトとぐるぐるぐるぐる回って追いかけて目が回らないのか・・・と思う位追いかけっこ。そんな△くんの様子を鳥が苦手な私は遠巻きに眺めていました。あまりにもうまい具合にハトも逃げるのでなんだか可笑しかったです。
□ちゃんは「むっくりくまさんしよー」と先日遊んだことを思い出したようで誘ってくれました。みんなそれぞれ遊びに夢中で中々集まらず、3人でスタート。保育士を追いかけて走るのが楽しいようでそんな様子を見て少しずつお友だちも増えました。
たっぷり遊んでると気付けば結構いい時間。いくじえんへ帰り給食タイムです。最近おしゃべりが多く賑やかな給食タイムも今日はみんな遊び疲れたのか、食べるのに真剣だったのかものすごく静かな給食タイムでした。
たっぷり遊んで・たっぷり眠って。今日も元気いっぱいです☆
(K*S)
だんだん早く走れるようになってきました☆
◆みんなで・・・(きく)
「発車します!」
朝の集まりでクリスマス会まであと何日かカレンダーを見ながら数えると急に静かになりました。サンタさんに会えるかもとワクワクした表情で話しを聴いたり、「あわてんぼうのサンタクロース」をみんなで歌ったりしました。サンタさんから何をもらいたいのか尋ねると、「トミカの〇〇〇が欲しいの!」と乗り物を欲しがる児もいれば、「リンゴと、バナナとメロンとサクランボと…いーっぱいほしいの!」と言えるだけの果物の名前を並べる児もいます。生まれてからクリスマスを数回しか経験したことがないのにこれだけ欲しいものがはっきりしているって面白いですよね。
身支度を済ませ園庭へ出ると、寒さと風の強さに耐え切れず
「きゃー。寒いよー。」と保育士と数名の子どもたちで身を寄せ合ったり思い切り走ったりしました。いつもにない寒さでしたが、なぜかはしゃいだり嬉しそうだったりしている姿を見て、季節を感じることって良いなと改めて感じました。
最近〇君が毎日遊んでいるフラフープの電車。お友だちを乗せても多くて4人くらいだったのですが、今日は前4人、後ろ2人の満員列車。とても楽しそうに園庭を歩きます。行く先を追うと築山を登っていきました。下りは予想通り皆で転んでいましたが顔を見合わせ笑っていました。一人ひとり進みたいペースが違うため最終的には一人、また一人と降りていったのですが、子どもたちだけで遊びを見つけ楽しむ姿に感心しました。
(K.Y)
幸せなじかん。
◆伝える側の気持ち。(たんぽぽ)
みんなでヨーイドン^^お兄さんも一緒にやったよ!
今日はとっても寒いですね。朝も子どもたちの手が冷たくて「つめたいよ~。」と子ども同士手を触りあって冷たさを実感していました。靴を履いている時に風がとても強く、思わず中に入って凌いでました。園庭も寒かったので、体がポカポカ温まるまで走っていると・・・子どもたちも追いかけ走ってきてかけっこすることになりました。〇くん、△くん、☆くんと名前を呼んで、運動会のように「よーいどん!」。寒さに負けず走っていると、〇くんのお兄さんやきくぐみの◇くんもやってきてまたまたみんなで「よーいどん!」。何度も何度も往復して、必ずゴールで子どもたちが手を広げて待っているシーンは、まるで運動会のかけっこのようでした♪
ベランダで少しだけ菜っていたピーマンを「せんせい、ピーマン!ピーマン!」とピーマン大好きな〇くんが見つけました。「ピーマンたべる?」と・・・いつも食べる時に一回給食室へ行って包丁とまな板をもらってから切るのでその手順を覚えていて、「ピーマンちょっきんする?」「あっちいく?」「にがい?あまい?」と切るところから食べるところまでの道のりを、嬉しさのあまりに一生懸命お話してくれました。少し黄色になっていたので食べれなかったのですが、一生懸命伝えたいことを単語のように並べて話してくれる姿にとっても嬉しくなりました。
伝える側の気持ちに寄り添って、もっと子どもたちの思っていることを引き出せるように遊びだけではなく話すことも大切にしていけたらなと気づかせてもらいました。
(Y.E)
「登れないよぉ~!」何度もあきらめずにやっていました。
△ちゃんのお誕生日☆みんなでお祝い♪
◆作る楽しさ (うみグループ)
「今日は、何かつくりたいです!」
朝のお集まりで『今日は何をして遊びたいか』を元気に発表してくれた、ももぐみの〇〇くん。
作りたいという気持ちに共感できるよう理由を聞いてみると「この前の山が楽しかったから!」と、嬉しそうに教えてくれました。
以前、ももぐみ、ゆりぐみの子が中心となり『峠づくり』が行われましたが、〇〇くんも参加していた一人です。
造形をすることの楽しさを遊びを通し感じたのでしょうね!
朝のお集まりが終わり自由遊びの時間になると〇〇くんは、造形の作り方がのっている本を持ってきました。
「なにつくろうかなー」と、目を輝かせながら悩んでいると「僕もつくりたいな!」と、たくさんの子が集まってきました。
「これつくろうか…」「これ楽しそうだね!」「よしっこれにしよう!」
皆で作るものを決めると材料を集め造形の始まりです。
子ども同士協力しあったり、互いの作品を褒めたりと心温まる場面もたくさんありましたが、なによりも子どもたちの嬉しそうに造形を行う姿が一番心に残りました。
また作ること、学ぶことの楽しさを感じることができたのではないでしょうか。
これからも子どもたちが様々な体験ができるよう、そして、そこから学び成長していけるよう温かく見守っていきたいと思います。
T.N
◆
◆いつもの遊具が・・・(そらグループ)
今日は、風が冷たく少し強く吹いていて、思わず肩をすぼめてしまうようなお天気でした、が、子どもたちは待ってました!とばかりに園庭で元気に遊んでいました。
私がいつも関心することですが、子どもたちはいつも同じ遊具で、その時の状況に応じて遊びを発展していきます。
今日もこんな場面がみられました。あるゆり組の男の子たちが、山の中にある滑り台の入り口の木に縄跳びを結び、滑り台の中にたらしていて、それにぶら下がりながら遊んでいました。滑り台に縄をたらすのは、ひっかかると危ないので様子を見守っていると、その男の子たちからこんな声がきこえました。「うぉ~!沼に落ちるなよ。落ちるとぬれて大変だ」滑り台の出口を見ると、昨日の雨で水たまりになっていてそこに枯葉がパラパラと落ち本当に沼のようになっていました。
滑り台という遊具はいつも変わらないのですが、その時の状況が今日のように水たまりになっている時もあれば、その日によっていろいろ変化しています。そこを子どもたちは見逃さず、今日しかできない遊びを自分たちで考え、遊びながらもどんどん発展させていく
その力は本当にすばらしい魅力だと感じました。
そして、その遊びには続きがありました。少し離れた木の下でトレーに枯葉をたくさん集めてのせてありました。そこには水も少し入っていました。
「これはなんだろー?」と聞くと、「ゾンビの毒ごはん!」と教えてくれました。「ゾンビがあの山(さっき滑り台で遊んだ山)の中から出てくるから、この毒ごはんを食べさせるんだ!」「今、煮込んでいるから」と。
残念ながら、そこで給食の時間になってしまいトレーなどは片付けましたが、枯葉だけは集めたまま木の下に置きました。「午後からまた園庭に来て、この葉っぱがなくなっていたらゾンビが食べたんだよ。」「どうなっているか楽しみ~」と目を輝かせていました。
日頃、どうしても現実的な考え方をしてしまう私ですが、そんな子どもたちから夢や感動をたくさんもらっていることにあらためて感謝でした。(H.T)
たすけて~。
ゾンビさん、召し上がれ!
Posted in 園のこだわり