◆12月10日(水)の子どもたち
2014年12月11日 木曜日
◆ぼくもいつか(つぼみ)
たんじょうかい?
寒くなってきたこともあり体調を崩している子もちらほら見られるようになってきました。園でも温度調節(空調や換気、着替えなど)や体調の変化など引き続きしっかり見ていこうと思います。
ミッキー体操が終わって朝の会。ひとりひとりのお名前を呼んでいます。なんと今日は最年少の〇くんが「はーい」と言いながらまっすぐ腕を伸ばしてお返事をしてくれたのです。保育者が「すごいねー」と喜ぶと◎ちゃんもパチパチして喜んでくれ、みんなで嬉しい気持ちで今日を始めることができました。
さて園庭にでました。ホールでは幼児組が誕生日会をしていました。その様子を覗いていた3人。あと3年後にはみんなもあんな大勢の前で好きな食べ物などを答えているのですね・・・この子達はなんて言うんだろうなあ・・・
3人の後ろ姿を見てしみじみ考えてしまいました。
誕生日会を終えた幼児組も園庭に出てきました。花壇の囲いの煉瓦の上を平均台のようにしてバランスを取りながら歩いている子どもたちがいました。その様子をじーっと見ていた△くん。お兄さんたちの後に続いてやってみようと試みます。でも高さがあって登れない。すぐ近くにいる私を見つめてきます。「見てるよ、やってごらん」と言うと「うん」とお返事。そしてまた挑戦。しかしなかなか登れません。
そろそろここで「登りたいのー抱っこしてー」と泣くかな?それか「抱っこー」と両手を伸ばしてくるかな?と助けを求めてくるのではないかと予想しました。
しかし△くんは自分で登りたかったようです。助けを求めることはありません。でも登れないと知るたびに私を見てきます。そのたびに私も「大丈夫、見てるよ」こんな繰り返しを5分ほど繰り返します。この遊びをしていた幼児もいなくなり「今日はここまでにしておくよ」とでも言っているかのような顔で私の所まで来てくれました。本当によく頑張ったなーと感激しました。
今回は△くんについてでしたが、つぼみ組の子どもたちはみんな「やってみたい」から「やってみる」へとどんどん挑戦していく力がついてきています。生命力と言いますかとても頼もしく感じます。こうして安心感のある環境のなかからたくさんたくさん吸収して挑戦していってほしいと思います。(kh)
ちょうせん!
◆トラブルからの発展(ふじ1・つぼみ)
園庭での一コマです。
〇くんがフープを地面に置いて、出たり入ったりして遊んでいました。
すると、その遊びを見ていてフープが欲しくなってしまった△くん。
どうなるかな・・・と近くで見ていると、やっぱり取り合いになり、フープの引っ張り合いが始まりました。
近くには他の子もいなく、取り合いのじゃまをされることもないので、様子を見ることにしました。
初めのうちは二人とも大きな声を出して引っ張っていたのですが、しばらくすると、〇くんのフープを引っ張る手がゆるみました。
「譲ってあげることにしたのかな??」と思ったのですが、フープの中からは出ようとしません。
△くんは、手が離れた!とフープを取ろうと引っ張りますが、〇くんがいて取ることができません。
そろそろ仲介に入ろうかなと思った時、〇くんが立ち上がり、△くんの引っ張るフープに身を任せた移動し始めました。
すると、ただ闇雲に引っ張っていた△くんも、後ろを振り返り、様子を伺いながらフープを引っ張り、だんだんと二人が笑顔で園庭中を歩いていました。
初めはフープの取り合いだった関係が、最後には電車ごっこへと発展していったのです。
子どもの切り替えって、本当にすごいなと感じます。
そして、もし大人が途中で仲介に入っていたら、もしかしたら電車ごっこには発展しなかったかもしれないし、どちらかがフープを使えず、嫌な気持ちになっていたかもしれません。
トラブルの仲介は、見極めと入り方が本当に難しいと、毎日思います。
その日の機嫌や体調でも変わってくるので、子供たちとコミュニケーションをたくさんとって、その子のその時にあった関わりが出来るようにしていきたいと思いました。
(E.Y)
◆いつかやってみるために・・!(ふじ2)
今日も元気いっぱいのふじ2くみ!全員出席です!
園庭に行くとやっぱりいつの間にかお気に入りの場所にみんな集まって笑い合っていました。その場所は以前もお伝えさせていただいた幼児用プールのあるウッドデッキの上です。遊具はなくてもその場所は、ぐるぐると回るにはプールの裏を通らなければいけないのでウッドデッキによじ登ったり、階段を降りたり、狭いところを走ったりと子どもたちにとってはアスレチックで刺激的なことばかりなのでしょう。常に子どもたちの笑い声が響き、飽きることなく仲良く遊んでいました。他の組の子どもたちも一緒に笑い合う姿は本当に微笑ましく、素敵な交流の時間でした。
そしてしばらくしてからウッドデッキから下りて様々なところへ走っていったみんなでしたが、気付けばいつの間にか今度は何人かがトンネルすべり台に集まっていました。少し滑りやすい階段を登るのもお手の物になってきて、次々と順番に滑っていきます。でも○くんは階段までは行けてもまだトンネルすべり台の中に入るのは怖いようで足が竦んでいました。怖くてもその場から離れようとはせずに、次々と滑っていくお友だちを見つめる○くん。やる気に満ちた顔をしてみたので「○くんもすべってみる?」と声をかけましたが、首を大きく横に振っています。。けど顔はやっぱりやる気に満ちていて目線も一切すべり台からそらしません。もしかすると、『いつかぼくもみんなみたいにすべるぞ!』と、○くんなりに密かにシュミレーションをしているのかもしれませんね。時折お友だちの滑る楽しそうな姿を見て○くんも笑って、『滑る』ことだけがすべてではないなと思いました。
そして○くんと一緒に階段を降りるとたくさんのもみじの中にイチョウの葉っぱが紛れていました。その形はまるでハートのよう♪○くんに声をかけると○くんも気付いたようで手を伸ばして大喜び!なんだか自然とハッピーな気持ちになりました。園庭にはまだまだハートだったり素敵な形の葉っぱが隠れているかもしれません!是非探してみてください・・・♡
S.S
ハートの形のイチョウ発見!!
◆フープ遊び(ふじ3)
最近フープで落ち葉を集める姿が見られるようになり、フープに興味を持ってきたのかなと感じたので、地面にフープを並べ道の様にして、保育士が飛んでみました。並べる姿をじっと見ていた子どもたち。保育士が飛ぶと我先にと保育士の後に続きピョンピョンとんでいます。
◎ちゃんは、両足ジャンプ。〇ちゃんはトランポリンも両足で跳ねることが出来るようになり、フープの道は、連続でピョンピョンピョンと飛んでいました。間に休憩を入れずに。連続で飛べるようになっていたのにはビックリでした。
その様子を見ていた〇くんと◇ちゃんは、「ピョンピョ~ン」と自作の歌を唄いながらフープの位置を変えたり、倉庫から持って来て増やしたりアレンジを始め、少し難しくなったところで挑戦。少し難しすぎたようで1つのフープしか飛べなかったのですが、満足した表情で、新たな遊びへと向かっていきました。□ちゃんは、以前お姉さんと手を繋いで遊んだことを覚えていた様で、幼児組が園庭に出てくると「☆ちゃんは?」とお姉さんの名前を呼んでいました。お姉さんの遊びに興味がある□ちゃんは、「□ちゃんもやってみていい?」と自分より背の高いはしごに手をかけて登ろうとしていました。「できないな」と苦戦していましたが、お姉さんへの憧れはより一層深まったようです。△君は、お皿に園庭で見つけたドングリを大事そうに入れて、丸太の机のところに行き、何度も何度も手を合わせ、何やら「~ま!~み!~て!」と唱え、モグモグどんぐりを食べる真似をしていました。食前感謝の言葉を△君なりに唱えていたようです。なんともキュートな姿でした。
子どもたちの遊び方にも成長の変化が見られてきています。 (K☆H)
◆激しさと優しさと心強さと…(ふじ4)
ここのところ、お友だちとのやり取りにも激しさを増し、自分だけ使ってはいけないことも解ってるし貸してくれるまで待ってることも解るけどもどうしても『今』使いたいし「かして~」って何回も言ってることを解って欲しい…そんな気持ちが声の大きさになったり言葉のやり取りの激しさになっていることもある様です。そのことに夢中になっているときは周りが見えなくなってしまうこともあります。朝の遊びでも、ふじ4組に移動してからが新たな遊びを構築していきます。ブロックを組み合わせて作り上げて完成の満足。次にお友達と一緒にままごとをやり始めテーブルに赤ちゃんや食べ物をみんな並べていよいよ楽しもうとする時におやつの時間が到来するのです。以前は『おやつ』は何よりも魅力的な時間であり遊びを中断しても真っ先にサークルから飛び出して行っていました。そのことから大きく変化して遊びの満足を楽しみたかったりお友だちを求めて一緒にいたりすることの方が魅力的だったりする日もある様です。
お部屋のカーテンを開けてお友だちが食べている様子に気づかせてみたり今日のおやつを傍で見せたりするのですが「きょうはたべないの!」と思いを伝えてきます。
瞬時、色々な思いがよぎりどうしようかと思うのですが…
思えば自分の思っていることを伝えられるように意識して触れ合ってきていたこの一年です。
きっとみんなと食べればよかったと思うかもしれない予想をしつつ、その気持ちを明日に繋げて見守ろうと遊びを続けました。
自分のことを『言葉』という方法でちゃんと伝えてくれている今を嬉しく思います。
おもちゃの「かして!」「待っててね!」の出来事に戻ります。
ままごとの木べらが欲しくてそれを使っている〇ちゃんに「かして~」を波のように浴びせていました。様子を見守りながら「貸してって言ってるけど貸してあげられる?」ちょっと仲介に入りましたが「まだつかってる!」……………
その言葉を聞いて「つかいたいの~~~」
泣き出してしまいました。他の方法もあることをスプーンを見せたりしながら伝えますがどうしても木べらなのです。
やり取りの中で出てくる交渉不成立のことにも出合うのです。
そんなやり取りを遊びに入っていない子にも届いています。困っている様子だな~と思った☆ちゃんが自分が遊んでいるブロックをそのままに「だいじょうぶ?☆ちゃんがだっこしてあげる!」と泣いている傍まで行ってハグして助けてくれているのです。
交渉不成立のやり取りも解っているので抱きしめてあげることが最大なる励ましと思ったのでしょう。誰から言われたわけでもなく自然にしてあげられることに感動してしまいます。
「☆ちゃん、ありがとうね。笑顔になったね。助けてくれてありがとうね。」と伝えると
「☆ちゃんはおねえちゃんだから!」と誇らしげです。『木べら』が欲しかった気持ちもどこかに飛んで笑顔でまた遊び始めていました。
まだまだ小さな解決力かもしれませんが激しさのやり取りの中にちゃんと芽生えていますね。
今日は園庭で遊びました。築山登りも足元しっかり踏みしめています。トンネルすべり台を豪快に楽しんだり鉄棒ブランコをゆらゆら楽しんでいました。
後半は大きい組のお友だちとも更に交流して遊びを楽しんでいます。
「きのう、園庭にいなかったね!」と散歩に行っていなかったふじ4組のお友だちを気にしてくれて見守っているお友だちもいました。
お兄さんお姉さんにも見守られて 笑顔が広がります。(S.C)
◆子どもの視点(きく)
慌てて片付ける子どもたち
朝の集まりの時間、紙芝居を読みました。少し、長いお話でしたが、子どもたちは集中して最後まで見ることが出来ました。
紙芝居が始まる前まで、夢中になってブロックで遊んでいた数名の子どもたち。
♪おーはなし おーはなし ぱちぱちぱちぱち うれしいおはなし…
とわざと大きい声で聞こえるように歌うと、慌てて椅子があるところに向かおうとしていました。「おかたづけは?」と一言声をかけると、「だめだめ、はじまっちゃうもん」と困った表情で答える子ども。「大丈夫、待ってるから」と言い、ひたすら、♪おーはなし おーはなし ぱちぱちぱちぱち うれしいおはなし たのしいおはなし おーはなし おーはなし ぱちぱちぱちぱち…とある程度片付け終わるまで歌い続けました。
その間の子どもたちといったら、びっくりするほど、みんなで片づけを始め、最後まできれいに片づけをしてくれました。写真におさめようとしましたが、上手にシャッターが切れずぼけた画像です。
その後の紙芝居で、話し終えた後に、登場人物について子どもたちに聞いてみました。すると「おじいさん」「くま」「おおかみ」とトントン拍子に出てきます。集中力と記憶力の凄さに圧倒されました。「まだでてきた人がいたね?わかるかな?」と聞いてみると、「ひげのないおじさん」「おじいさんのおともだち」という答え。どちらも同じ人物をさしていて、答えは「りょうしさん」でした。
たしかにおじいさんの友達でもあり、絵の中ではひげのあるなしが描かれていて、よく見ているなと感心しました。
紙芝居の一つのお話から、子ども一人ひとりの観点が違う事の面白さを実感できた時間でした。色々な方向性から一人ひとりの子どもの個性を更に引き出していきたいなと思いました。(N・M)
12月誕生会
遊び方も変化していきます。
◆誕生会の参加の仕方(たんぽぽ)
今月のお誕生児は、〇ちゃんだけでした
朝の会で・・・「今日は何の日?」と質問してみました。「〇ちゃんのたんじょうび~!!」と元気な返事。(今日は、〇ちゃんの本当のお誕生日ではありませんが)
12月生まれのお友達のお誕生日会でした。
次はだれが、と楽しみにしている子どもたち。そのせいか、よく知っていますね。
〇ちゃんも、照れながらも嬉しそうにしていました。
恒例の、『キラキラおねえさん』も登場し誕生会がスタート。
最初のご挨拶も慣れたものです。そして、前に立ってお話している人をしっかり見ること、立ってしまうと後ろのお友だちが見えなくて困ってしまう事、お誕生日のお友達をみんなでお祝いしてあげること・・・などなど、4月から9回目となった今回の誕生会での子どもたちの姿はとても落ち着いたものでした。
来年度からは、ホールでの大舞台。同じように参加できるといいなと思いました
子どもたちから誕生児への質問タイム。「フルーツ」「くるま」など単語での質問でしたが、照れながらも「みかん」「ピンク(の車)」としっかり答えてくれた〇ちゃんでした。
その後の、「あのね、サンタのくにではね・・・」のОHPは楽しそうに見ていました。
サンタさん、待ち遠しいようです。
誕生会後は、お部屋、園庭の好きなところで遊びました。
園庭では、砂場で動物の型抜きが流行りだし。今まで、「せんせいやって」と保育士に頼むことが多かった☆君もお友だちがやり方を教えてくれたのが嬉しかったのか、「こうだよね?」と自分で挑戦。最終的に、4つの動物が並びました。
その動物に、さりげなく目をつける△君。「かわいいでしょ?」と。
そんな△君が可愛かったです。
遊ぶ時間は短かったのですが、それぞれが満足して遊べたようでした。(M.C)
園庭に行く準備。自分で履けるはずなのに・・・「やってよ」「こうでしょ」とやり取りする二人でした
砂で作った動物たちに、目を付けてあげました(見えるかな??)
◆自分の気持ちと相手の気持ち(うみグループ)
今日は12月の誕生会がありました。
お誕生児のお祝いと、アトラクションを子どもたちは楽しんでいました。
アトラクションはクリスマスの歌を歌ったり、保育士がサンタさんに変装して踊りました。
少し早いクリスマスが来たようで、誕生会が終わった後も「さっきサンタさん来てたかも!ちょっと手が見えた!!」「〇〇のお家にも前に来たことあるんだよ!」と話していました。
園庭では「ジングルベール♪ジングルベール♪」とスコップを両手に持ち、叩いて音を鳴らしながら歩く姿もありました。
給食に時間、ひまわり組の〇くんが同じテーブルに座っているお友達みんなにお水を持ってきてくれました。しかし、お水の量が気に入らなかったり、お水を飲まない子もいたりと様々で
「勝手に持ってこないで!!」と言われてしまい、どうすればいいのか困っていました。
「このお水どうすればいいの?」と聞くと、「じゃあ飲んであげるよ!」と言ってくれる子がいて〇くんも安心したようでした。
人に優しく接したり、何かしてあげたい、喜ばれると嬉しいという気持ちが芽生えて、子ども同士の関わりの中でたくさん温かい場面が見られます。
自分がされたら嬉しいことをしてあげても、その子にとっては嬉しいのかな?と考えることはとても難しい事だと思います。
しかし、このような経験をすることが学ぶことのできる大切な時間だなと感じました。
(B・K)
◆こころもからだも健康に(にじグループ)
ピアノを弾くサンタさん
今日は誕生会。
朝の集まりから、誕生会はみんなでお祝いしようと話して臨みました。
誕生会では、12月のお誕生日の子どもたちは他の月に比べて少ないように感じましたが、とても嬉しそうな笑顔で舞台に立っていました。
ひとつ大きくなった子どもたち。おめでとうございます。
そして、誕生会が終わると、楽しいアトラクションの始まりです。
なんと今日はサンタさんが来てくれました!(衣装をサンタさんに貸してもらった保育者のサンタです。)
サンタさんと一緒に手遊びをしたり、クリスマスソングを歌って楽しみました♪
その後は、みんなで園庭にいこう!と言うと、ほとんどの子が園庭に向かい出し、、お部屋で遊ぶことを選ぶ子もいましたが、園庭に出るお友達につられて最後にはみんな出て遊んでいました。寒い冬を乗り切れるような元気な子どもたちの姿がたくさん見られました。
園庭に出るといろいろな姿が見られます。
同じ年齢のお友達と遊ぶ子、年下の子と遊んでお世話している子、自分たちでルールを作って遊ぶ子たち、おままごとを楽しむ子、さまざまですが、それぞれに園庭遊びを楽しんでいました。
たくさん遊んでたくさん楽しみ、たくさんごはんを食べて、それぞれに休養もして…
お互い様、こころも体も健康に、寒さを乗り越えたいですね。
そんな関わりを大切にさせていただきたいと思います。
(H.K)
よーいドン!
◆おひさまパワーでフルチャージ。(そらグループ)
もみじの葉っぱ。
朝の集まりで、『ピーマンまんとかぜひききん』の絵本を読みました。
絵本の中で、かぜひききんに負けないためにピーマンまんたちが好き嫌いをせずにご飯を食べたり、早寝早起きをしたりしているシーンがあります。
絵本を読み終わったあとに、子どもたちにクイズを出すと「好き嫌いしないで食べる!早寝早起きする!」とすぐに答えがかえってきます。
実は、もう一つかぜひききんに負けないための秘訣があったのですがなかなか思い出せない様子。そこで、ヒントを出すと「外で遊ぶ!」と〇くん。
そうなのです。おひさまパワーをもらって外で遊ぶというのがもう一つの秘訣でした。
ちょっと意外・・・という表情の子どもたちに、おひさまパワーの話をするととっても真剣に聞き入っています。
誕生会が終わったら園庭に出れるから、おひさまパワーもらいに行こうねと声をかけ、月に一度のお楽しみ、誕生会に向かいました。
今回は6人と少し少ない人数でしたが、お祝いするほうもお祝いされるほうもとびっきりの笑顔を見せてくれました。
さて、いよいよ園庭の時間。
おひさまパワーのことを覚えていたのか、いつもよりたくさんの子どもたちが園庭に出ていました。園庭ではパティシエになりきってチョコレートケーキづくりをしているひまわり組の女の子がいます。誕生会で大きくなったらパティシエになってチョコレートケーキや色々なケーキを作りたいと発表していた△くんの影響を受けたのかもしれませんね。
お鍋を丁寧にかきまぜてこだわりのチョコレートケーキが完成。
保育士に食べさせてくれました。食べるマネをしているとびっくり。中には、隠し味のもみじの葉っぱやどんぐりが入っていたのです。作りながら、これも入れようか?あれも入れてみようか?と嬉しそうに話し合っている様子が目に浮かびました。
葉っぱ集めをしていたのはゆり組の◇ちゃん。
いちょうの葉っぱをたくさん集め、ブーケのようにしています。
「ねえ、先生!こんなのがあったよ!」と見せてくれたのは赤いもみじの葉っぱ。
今週の月曜日のブログにも書いたもみじもようのてすりの話を朝の集まりで子どもたちに話したのを覚えていたのでしょう。そこからもみじ探しもブームになっていったのでした。
朝何気なく伝えたことも、それぞれの受け取り方や方法でキャッチして様々な方法で表現する姿が最近多く見られます。
理解して、自分のものにするまでの時間は一人ひとり違うのですね。
子どもたちなりに理解して自分のものにしようとしている姿に成長を感じる毎日です。
心の成長は目には見えにくいですが、だからこそ大切にしていきたいなと思います。(M.E)
ケーキづくり。
Posted in 園のこだわり