◆12月4日(木)の子どもたち
2014年12月05日 金曜日
◆自分でやってみたい(つぼみ)
大事な石を握りしめ・・・
今日は雨の予報でしたが、午前中は園庭で遊ぶことができました。その前に身体測定をしました。その中でのエヒ゜ソート゛がありました。
服を脱いで順番を待っていた○ちゃん。気がづくと、自分のシャツを持ってまた着ようとしていたのです。○ちゃんのシャツはキャミソールタイプのシャツだったので着やすいのもあって、肩ひものところに頭を入れて一生懸命頑張っていました!初めてそんな姿をみたのですが、普段の生活の中で脱いだり、着たりすることを少しずつ覚えていくんだなとその姿を見て思いました。また、覚えたことを自分でやってみようとする○ちゃんの姿はとても微笑ましかったです。これからどんどんいろんなことがでなきるようになるのかな?楽しみですね。(S.R)
よいしょ!自分で登れるんだ~。
◆りんごころころ(ふじ1・つぼみ)
みかんかんかん いてっ
題名は今ふじ1・つぼみ組で流行っている手遊び歌です。最近とっても上手に真似してくれるようになってきました。朝の集まりではこの手遊びをしてからいつもより少し長めのお話の紙芝居を読みました。帽子が風で飛んでいくという話だったのですが、言葉が増えてきている子どもたちは「ぼうし」「ぴょんぴょん」など、知っている言葉を発して教えてくれるようになりました。
また、今日は順番に身体測定をしました。待っている間は「はらぺこあおむし」。お楽しみ会の影響もあってか、大好きなお話の一つになってくれたようでたくさんのリアクションをしながら聞いてくれていました。
そのあと園庭に出ました。園庭での遊び方もどんどん変化している子どもたちです。今日は◎ちゃんが丸太の切り株のところを枝でつついたり削ろうとしたりずっと集中して遊んでいました。その様子を見た○くんも同じことがしたくて枝を探し始めました。そして◎ちゃんと同じように一緒につつき始めました。
不思議なことに、この広い園庭でこんなにたくさんの子どもたちがいるというのに、「同じ組のお友だちが楽しいことをやっているみたい」と察知してどこからともなく集まってくる子どもたち。常にアンテナを張っているのでしょうか?丸太の周りに集まりそれぞれ登ってみたり、顔を見合わせて微笑み合ってみたり・・・楽しそうな姿でした。
だんだんと自分以外の「おともだち」のことが気になってきてお互いに刺激を受けたり与えたりしながら日々成長しています。(kh)
集中して紙芝居を見ています。
ほりほり
◆出来た喜び(ふじ2)
一人で腕を入れられたよ!とても嬉しかったようです☆
この秋、子どもたちは沢山のどんぐりを拾い集めて来ました。寒くなった今も園庭にはまだまだ沢山のどんぐりが転がっており、「あった!」「んぐり~(どんぐり)」と口々にどんぐりを見つけて楽しんでいます。
そんな大好きなどんぐりをちょっと季節外れかな?と思いながらも子どもたちと作って見ることに。朝の集まりでどんぐりを作ることを話し、どんぐりの見本を見せてみると「ど!!」「んぐり~!!」とすぐ気付いてくれ、子どもたちの反応がすぐ返ってきました。何を伝えたいのか、何をこれからするのか、子どもたちも大人と同じように考えている事が今まで以上に感じられるようになっていますね。そんな子どもたちの姿を胸に、順番にどんぐり作りがスタートです!
何を作るのかは分かっているので嬉しそうに自分たちなりにどんぐりを言葉で表現しながらテーブルに寄ってきます。「花紙(オレンジの部分です)をくしゅくしゅってするんだよ」と伝えるとすぐさまくしゅくしゅしてくれます。そして「ここに入れてギュってできるかな?」とまた伝えると「ギュー!」っと入れてくれます。以前なら、何度か繰り返し伝える事が当たり前のようになっていましたが、子どもたちは大人の言葉を本当に理解し行動する力が大きくなっています。サッとなにかを伝えてサッと行動にしてくれる子どもたちは凄かったです。
そして、一人ひとり目の前でどんぐりを完成させていくとみんなが共通してしたことがひとつ・・・それは大切そうに握り締めること。自分で作った一つだけのどんぐり・・・みんな宝物のように持ってくれていました。
これだけ大切にしてくれると本当に嬉しい気持ちになりますね。子どもたちの大切にしたいという気持ちを私は大切にしていきたいと思いました。
そして、園庭に向かう際に嬉しい出来事がありました。
寒くなり、保護者の皆様には戸外用ジャンパーのご用意をお願いさせて頂きました。皆様のおかげさまで子どもたちは温かい気持ちで戸外でたくさん遊んでおります。園庭に行く際に、靴下・帽子のセットに加え、ジャンパーも準備品に入ってきて子どもたちももう3つが必要という事をしっかり認識してくれています。初めの頃は、着方も分からず手に持って保育士に渡してくることから始まりました。「ここに手を入れるんだよ」なんて日々一緒に行っていき、今日「でった」とつぶやく○ちゃんの小さな声。振り返ると○ちゃんの右手が袖にしっかり通っており、その腕をニコニコと嬉しそうに指差してこちらを見ているのです。
『みて!ひとりでできたよ!!』
そう私には聞こえてきました。
大人がやってあげなくちゃ!という考えは心のどこかにそっと置いておく事も必要ですね。
その時その時、その子その子に合ったタイミングと関わりをしっかり見つけて見守って関わっていきたいなと思いました。
K・E
作ったどんぐりは宝物だよね。
今日のメニューは大人気!
◆ふじ3組のチャレンジ(ふじ3)
園庭の太鼓橋に登る保育士を見て「やるー」と挑戦する子どもたち。
ただ縄を掴む子、木の間に指を入れて握力だけで登ろうとする子、様子を見ている子。やる気はあるのにどうしてもできない子どもたちに救世主が現れました。ふじ4組の〇君。「足をこうやるんだよ。」とやり方の見本を見せてくれました。それをみた□君は、足を上げて再び挑戦。△ちゃんは、足を上げることより縄を掴む手元のみを見ていた様で手を一生懸命動かしていました。□君の異変に気が付いた△ちゃんは、真似っこして足をあげるポーズをし、太鼓橋に立ち向かっていきました。まだ難しいようでしたが、子どもたちのやる気スイッチが入ったようですよ。
ロッククライミングに保育士が登ってみました。子どもたちはそれに気づき、「やるー」とここでもやる気スイッチがオンになり、手を掛け足を掛けと挑戦。登れる日の事を夢見ているキラキラした目をしていました。手を貸しすぎず、子どもたちの意欲的行動を見守っていきたいなと感じました。
(K☆H)
◆虫さん何処へ。(ふじ4)
「あ!いた虫さん」透明の糸で虫がぶら下がっています。思わず目がより目に。
最近、それぞれ主張の強くなってきたふじ4組の子どもたちは今日も朝から、「じぶんでやるのー!」「ちがうー!」「やだー!」「まっててー!」などなど。沢山の主張の声が。泣いてたり怒ったりする一面が多いこの頃ですが、これも成長の証。みんながみんな自己主張するのでよくお互いにぶつかりますがお友だちとのやり取りも増えてきている故ですね。賑やかな朝のスタートとなりました。
昨日から登場した加湿器に子どもたちは興味津々です。ゴーゴーと冷たい風が出てくるものですから、近づいてはきゃーーっと大はしゃぎです。加湿器に夢中で中々お部屋に戻ってきてくれなくなりました(笑)一人がやるとまた一人またひとり。。。と、どんどん増えて、この頃はかたまりでいたずらをしたり、「やだよー」っといってみたりと悪知恵も良く働きます。そんな姿にやれやれ。とも思いますが、いたずらな顔が可愛かったりもします。
さて、今日は元気いっぱいだったので朝の会はせずすぐに園庭へ出かけました。一番乗りの園庭は子どもたちも嬉しいようで元気に走って出て行きます。園庭に出ててすぐ、男の子2人が何か見つけたようで「せんせいきて」「むしいたの」と手を引かれてイチョウの木の下へ行きました。「虫?どこにいる?」とよーく目を凝らしてみると、イチョウの木からぶらーーんと透明の糸でつるされたイモムシのような虫がぶら下がっていました。「あ、本当だね」と見ていると他の子たちも集まって来て「むし?どこ?」とみんなで目を凝らして見つけます。
透明の糸にぶら下がっている虫はよく見ないと見失ってしまいます。みんな寄り目になってじーっと見つめると「あ!いた!」と歓喜。虫を見つめながらはらぺこあおむしの歌を口ずさみ、しばらく観察を楽しみました。
落ち葉を見つけた〇ちゃんは、手に沢山握って保育士に落ち葉シャワーをかけてくれました。それを面白がり、またもや一人二人と増え続けたくさんの子どもたちが落ち葉を手にかかえて走って追いかけてきました。きゃーきゃー大はしゃぎで落ち葉シャワー攻撃です。走るのも随分様になってきたので追いかけっこも楽しめるようになりました。
再び、イチョウの木の下に行くと「むし いないよ」と虫がどこかへいなくなってしまっていました。「どこいっちゃたのかなー?」と周りを見渡し、「ちょうちょになっちゃったのかな?」とはらぺこあおむしのお話を思い出していた子どもたちでした。
(K*S)
あ、むしさん!こちらも思わずより目。
落ち葉を持ってみんな狙って走ってきています。逃げろ~♪
◆小さないのち(きく)
じーっとみつめる。
昨日、育子園に鮭の卵がきました。朝の集まりを終えた後身支度を済ませ、興味を持った児と一緒に観察しにいきました。
子どもたちは水槽に顔を近づけ「わぁー!!」と言った後しばらく沈黙。ジーッと卵を観察しているようでした。
「ピンク色の卵だ!」と〇君。
「生まれてきた魚は何色かな?」と尋ねてみると、皆声をそろえて「ピンク!!」と言っていました。
それからは沈黙していたことが嘘だったかのように、思ったことや考えたことを言っていく子どもたち。
「タマゴ三つあった!」(本当はもっと沢山あったのですが…。きっとこれから3歳の誕生日を迎える△ちゃんにとって最も大きな数字だったのでしょう。)
「タマゴはパカッと割れてお魚さん出てくるんだよね!」
「マグロは目が一つなんだねぇ。」(鮪ではなく鮭ですが、堂々と言う◇くん。)
子どもの発想や一言一言が新鮮で面白かったです。
観察した後は皆で卵に関わりを持とうとします。
「早く生まれてきてね。」と話しかけたり、
「疲れたら◎ちゃんの手においで。」と手を差し出したりしていました。
◎ちゃんは生まれるかもしれないからと最後まで水槽から離れようとしませんでした。
命を大切にしたり優しく関わろうとする姿がとても温かい気持ちになりました。
12月16日頃生まれる予定なので楽しみに観察していきたいなと思います。
(K.Y)
園庭にて。クレーン車をイメージしているそうです。
鮭の卵
◆やってみたらできるかな。(たんぽぽ)
自分でがんばってみます
今日のお天気は、くもり。ということで、園庭へ。
「寒いから、ジャンバー着るの。できないからやって」と△君。袖を入れて、チャックをするという作業はなかなか難しいのですが、自分でやってみることをせずに「やってよ~」「できないよ~」と言う子もいるのです。
そんな時は、袖の入れる場所、チャックのやり方をゆっくり伝え、一緒にやったり・・・
できないから!と言っていた△君も、こちらが伝えたようにゆっくりやったら一人で全部でき、「できたよ」と嬉しそうにベランダへ飛び出していきました。
できないとやらないのではなく、まずやってみる。そして、助けも借りてみる。ジャンバーを着るという小さなことですが、一人ひとりとしっかり向き合って自分で出来た!という経験をたくさんしてもらいたいなと思っています。
園庭では、「走ろう」と5・6人でかけっこ。3往復し、体が少し温まったところでみんなバラバラのところへ遊びに行きました。
ログハウスの所では、お盆やお皿などを並べてごっこ遊び。「おばあちゃんちだよ」と◎ちゃん。おばあちゃんのお家では、おいしいごはんが出てくるとのこと。
「映画見るんだよ。英語版が始っちゃう」と△君と☆君。
アナと雪の女王の英語版が始まるから!と同じ方向を向いて座り、熱唱。
子どもたちの世界があって、大好きなお友達と共有し合い遊んでいる姿が増えてきたなと思います。(M.C)
よ~いどん。たくさん走って、体があたたまるかな。
もうすぐ、映画が始まるよ。
◆だいすきなえんてい (うみグループ)
今日も朝のお集まりで今日何して遊ぶかを聞きました。
「えんていで〇ちゃんと◇くんと☆ちゃんとどろけいやりたいです」
「えんていで◎くんと□ちゃんと△ちゃんとおうちごっこしたいです」
と大好きな園庭でなにかをして遊ぶと発表してくれました。
園庭に行ける時間は10時30分と子どもたちは分かっています。
しかし、「せんせ~えんていまだ?」、「もう10じはん?」と待ちきれない様子の子も少なくありません。
そして「えんてい」というキーワードを聞いた子どもたちは「いける!」と思い込み片づけることまで始めます。
ようやく時間になり、上着を着て、帽子を被り園庭に行きます。
ドロケイをやりたいと言っていた子に誘われドロケイを一緒にやりました。
泥棒と警察に分かれ思いっきり園庭を走り回りました。
お家ごっこをすると発表した子たちも1歳、2歳の子たちと仲良く遊ぶ姿がありました。
園庭に行く前にはロフトで遊ぶもも組の子ども達がいました。
ロフトには上履きを脱ぎ入ります。
上履きを入れるところがいっぱいになり、どうしようと悩んでいたもも組の男の子に「こっちもあいてるよ」と優しく声を掛け助ける姿がありました。
思いやりのある行動に感動しました。
これからもたくさんみつけたいと思います。
(A,Y)
園庭と聞き大慌てでロフトお片付け中
◆5チャンネルか6チャンネルで。(にじぐるーぷ)
サンタ作成★
本日も保育士体験のお父様がいらっしゃいました。
以前から保育士体験をしてほしいと言っていたようで、お父さんも沢山の子ども達と遊んでいただきました。
沢山の絵を描いていただいたり、園庭で遊んだり、給食当番も・・・*
子ども達の元気な姿や、関わりの中で普段みれない我が子の姿が私たち保育者も普段見ない姿であったりもします。
甘えたり、保育士体験の保護者にわがままを言ったりする姿を見たときに、いかに園で自分をコントロールしているのか改めて感心させられます。
今日は、朝の共有の時間にお仕事の話となり先生達は仕事をしているでしょうか?と聞いてみた所、していないと言った子どもが数人いましたのでその理由を聞く事に・・・*
「だっていつもほいくえんにいるから」
が理由だそうです。子ども達の素直な思いにこのまま黙っておこうかと思いました。
そして、12月になった事でイベントが沢山あります。
近々ある仏教行事(成道会)、クリスマス会、大掃除等・・・*
成道会では、年長児が奉献の練習を行っています。前に立ち自分たちが何を持って歩くのか発表しました。皆からの声援をもらい明日の最後の練習に期待しているようです。
クリスマス会では、サンタさんの話をすると皆静かに聞き入ります。
サンタさんが来てくれる様なクリスマスの飾りや、デパート等のお店の飾り付けはどうなっているか等話し合いました。
クリスマスカラーとは何か?どんな飾りがあるか?それぞれで作ったり飾ってみたりするのでした。
「もしかしてせんせいがさんたくろーすなんじゃない?」なんて子ども。
また、記憶の話も出ました。
「わたしのあたまのなかでテレビのチャンネルのようにかえておもいだすんだよ*いいおもいでは5チャンネルと6チャンネル!せんせいのいいおもいで!おてつだいしたこととかいましゃべっていることがいいおもいで。いちばんわるいおもいでは7チャンネルにしてる。7チャンネルはわすれない!せんせいにちゅういされたことだからね!」と笑いながら言うのですが記憶に残るなら5チャンネルと6チャンネルでいたいものです。
k★y
保育士体験のお父さん作、じばにゃん★
◆わたしたちの街ってどんな街? (そらグループ)
今日はお散歩第二弾。
方南町に街散策に行こう!チームのお散歩です。心配したお天気も大丈夫そうで良かったです。
朝から子どもたちのワクワク感が伝わる出来事がありました。ある保育士が部屋に入ってきたら驚かすから、協力してと子どもたちからお願いがありました。何人もの子どもたちがそれぞれの場所に隠れ、ある子は初めに驚かす係で紙で作ったシルクハットを顔が隠れるようにかぶりドア前でスタンバイ。ある子は15分もの間、ピアノの隅にじーっと隠れてその時を待っていました。いよいよ保育士が入ってきました。合図とともに部屋の電気が消され、保育士は「えっ?」と驚きシルクハットの子が「うぉ~」と叫びながら近づきピアノの「ダンダンダンダン♪」という低い音を合図に隠れていた子どもたちが出てきて保育士はビックリ!!見事驚かすことに成功しました。みんな「やった~」と大喜びで、そのテンションのままお散歩に出発です。
方南町に行こう!と言ってもいろいろな行き方があり、子どもたちにどういう所が見たいか聞いてみると、「お店屋さんがいっぱいあるところ」とか「ホームセンターでアイスが食べたい」とか様々でした。
結局ホームセンターを通る道順で行くことにしました。カメラを撮りたいという子どもたちに順番に渡し、その子の視点で撮りたいものを撮ってもらいました。
すると少し歩いては「先生、写真撮るから止まって」と、また歩いては「止まって」となり、方南町へは長い道のりでした。
でもそれぞれ、花や紅葉した木を撮っている子、走る車を撮っている子、お友達を撮っている子、看板を撮っている子など一人一人の視点が違って面白い写真がたくさん撮れました。
あと驚いたのが、年長のひまわり組の子どもたちです。回りに興味があるものがたくさんあって、時には気を取られ転んでしまう場面もありましたが、年少のもも組さんの手をしっかり握り、ちゃんと車が通る道路側に自分が立ち、もも組さんを壁側にして手をつなぐ事を忘れずにやってくれていました。
どんな時でも、人を思いやる気持ちを忘れずにいてくれるひまわり組の子どもたちの成長がとてもうれしかったです。
今回の散策で、街プロジェクトがどんな発展をみせるのかこれからが楽しみです。 H・T
やっぱり気になる妖怪ウォッチ
撮っちゃお~
Posted in 園のこだわり