研修in熊本
2014年11月10日 月曜日
2年前に行ったドイツ研修のメンバーの同期会を兼ねた研修に、副園長と共に熊本まで行ってきました。熊本空港に降りると、まず出迎えてくれたのはくまもんでした。
そして最初に向かったのは、山鹿灯籠で有名な山鹿小学校・・・。「忠恕」を教育指針に掲げています。(「忠恕」自分の良心に忠実である事と、他人に対する思いやりが深いことを意味するそうです。)
古い歴史のある学校ですが、校舎が建て替えられ、日本とは違う世界に迷い込んでしまったような建築です。しかし、大切な伝統は脈々と受け継がれています。
山鹿小学校グラウンドでは夏になると「千人灯籠踊り」が行われ、山鹿灯籠祭りの最大のクライマックスになっています。
昔と現代が共存し、調和の取れた雰囲気に、心が温かくなる空間でした。
次に向かったのは、ドイツ研修をご一緒させていただいた主任先生がお勤めする熊本県菊池市の新明保育園です。
広いオープンスペースが、用途に合わせて仕切られ、落ち着いた環境のなか、子どもたちもそれぞれがじっくり遊び込んでいます。保育者の大きな声はなく、一人ひとりの合わせた優しい語り掛けが、ますますゆったりとした居心地の良さを感じさせてくれます。
園内を見学させていただいた後、見守る保育を提唱された藤森先生の講演会です。そのお話は保育に関する事だけにとどまらず、人として大切なことをたくさん教えて頂きました。(内容は後日・・・)
ドイツ10期生の意見交換会では、講演会での学びや今の各保育園での取り組みなどを話し合い、充実した時間を過ごさせていただきました。「すべての子どもたちのために」と同じ志を持つ仲間がこうやって互いに研鑽し合う時間は、とても貴重で、また明日への活力となりました。
保育主任
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