心遣い
2014年11月06日 木曜日
1歳児Mちゃんと遊んでいました。
全体を使ってぴょんぴょんはね、わざと転んではケラケラ大笑い。
私がそれを見て、一緒に笑うのが楽しいのか、私を喜ばそうとしてくれているのか・・・。
ところが、何度も何度も繰り返しているうち、転んだ拍子に、私の足にMちゃんのおでこが、こつんとぶつかってしまいました。
するとMちゃんの次の行動は・・・・・・。
無言で私の足を、優しくなでてくれました。
おでこと足では、絶対におでこの方が痛いと思います。でも、Mちゃんは、自分のおでこよりも、私の足を心配してくれました。
「ありがとう。大丈夫よ」と言うと、再びぴょんぴょんはねだすMちゃんでした。
きっと日ごろから、お父さまやお母さまが、Mちゃんに優しく思いやりをもって接していらっしゃるのでしょう。
Mちゃんは今はまだ、人を思いやるという気持ちからではなく、やってもらっている事を真似しているだけですが、今後の発達に伴い、意識的に友達への思いやりを深め、一緒に喜んだり悲しんだりすることができるようになっていくと思います。
Mちゃんを通して、言葉ではなく、心で伝えていく日々の丁寧な関わりの大切さを改めて感じました。
保育主任
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