◆11月21日(金)の子どもたち
2014年11月21日 金曜日
◆はじめての・・・(つぼみ)
黄色い丸の内線だー!!!
今日はつぼみ組初めての経験。お散歩カーではなく保育士と手をつないでお散歩に行ってきました。そして最年少の〇くんも座るタイプのお散歩カーではなく、初めて立つタイプのお散歩カーに乗っていきました。
というのも・・・つぼみ組の子どもたちはハイハイだった子どもたちも最近急に歩くようになってきて、歩くのが楽しくなってきていました。そして少し前から歩いていた子どもたちも最近は大人の手を引いて「こっちにいこう」と誘ってくれる姿があったのです。また〇くんも最近はつかまり立ちが楽しくて立っている時間が多くなってきていました。そんな子どもたちそれぞれの成長過程において「今なら無理なく楽しくお散歩に行けるな」というちょうどいいタイミングだったのでした。
さてお散歩はというと・・・交代して2人ずつ歩く経験をしたのですが、みんなとっても上手に歩きました。子どもたちの目線から見えるバスはとっても大きく私たちも一緒にしゃがんで迫力を経験しました。☆ちゃんは「次は私もー」とお散歩カーの中で両手を広げて歩く気まんまんです。いざ歩いてみると「手をつながなくても歩けるもん」といった風に保育者の手を振り払うような姿も・・・(それは危険なのでしっかり伝えて両手をつないで歩きました)また◇くんは横断歩道を渡る際に保育者が手を挙げている姿を真似して手を挙げて渡ったり、◎くんは園庭の脇の道で「あっ!」と立ち止まってドングリを見つけ、大事に握って帰ったり。
〇くんも最後までつかまり立ちをしてケラケラ笑いながら楽しい時間を過ごすことができました。
今日は「歩く」をメインにお散歩に行ってきましたが、子どもだけでなく、私たち大人にとっても様々な発見がありました。子どもたちの成長発達にふさわしい活動を取り入れながら過ごしていきたいと思います。(kh)
歩いてるよ!
いっぱい遊んだあとの給食はおいしいねー!
◆絵本からの発展(ふじ1・つぼみ)
今日読んだ『うさこちゃんのゆうえんち』
朝の会で、『うさこちゃんのゆうえんち』の絵本を読みました。
ブランコや滑り台など、知っている遊具が次々に出てくるので、子供たちも一緒に「ぶーらん、ぶーらん」「しゅるしゅるー」と掛け声をかけながら絵本を見てくれました。
そのあと、元気に飛び出していた子供たち。
絵本効果なのか、いつもの滑り台ではなくトランポリンに向かう子がたくさんいました。
まだ、うまくジャンプが出来ない子でも、屈伸運動だけでもトランポリンが揺れるので、「キャ~!」と声を上げながら楽しそうにしていました。
中には、「うさちゃん」「ぴょんぴょん」という声も聞こえてきて、絵本の内容を覚えているんだと実感しうれしくなりました。
絵本も子供たちにとって、大事なエッセンスになります。
絵本を通して学ぶこともたくさんあるし、遊びにつながるものもたくさんあります。
子供たちが「楽しかった」「もう一回見たい」と思ってもらえる絵本を選んで提供していきたいと改めて思いました。(E.Y)
◆うしろ歩きで・・☆(ふじ2)
今日は朝のお集まりでご挨拶をしたあと、「今日は、11月21日金曜日!金曜日といえばあおむしさんがオレンジを5つ食べた日だね。21日の次は22日。明日は土曜日でみんなはお休みだけど、明日はなんと・・・!○くんの誕生日なんだよ!」こんなお話をして、みんなで「お~めでと~う♪」の歌をうたいました。○くんの名前を入れて○くんに向かってうたうと、○くんは恥ずかしくて少し照れているのか、いきなりびっくりして戸惑っているのか、モジモジしたり、少しキョトンとする姿があったり。そんな○くんの周りにいた皆の方が嬉しそうに笑い合っていたりパチパチと拍手していたり、お友だちの頭を撫でたり。自分のことじゃなくても自分のことのように一緒に喜べる子どもたちの素直な優しさととっても可愛い姿、そこから自然と生まれる和やかな空気で1日がスタートです☆
今日はとってもいいお天気だったので、本町五丁目公園までお散歩に行きました。一週間ぶりの場所でしたが、前回とっても集中して見ていた□くんはしっかり覚えていたのでしょうか、降りて一目散にクレーン車やショベルカーが見える隙間の部分へ。そこにお友だちもやってきて皆で一緒に真剣に見つめる後ろ姿からはかっこいいはたらくクルマへの憧れや感動などいろんな思いがひしひしと伝わってきました。
山の方ではたくさんの声が聞こえてきました。「ピッピー!ピッピー!」なんだろう?と振り返ると△くんが後ろ向きで歩いているところでした。そしてその声に合わせて◇くんも一緒に後ろ歩きを楽しんでいました。保護者の方からも「よく家で後ろ歩きをして『ぴっぴ』と言いながら遊んでいます」と教えていただいていたので、一緒に「ピッピー!ピッピー!バックします」と言いながら遊んでいたのですが、その場所はお山の上。ただの平らな地面ではなく、どうやらお山の上でするのが楽しかったようです。お山の上にも平らな部分はあるのですが、そこから斜面の部分になると、きちんと自分で”あぶない”ことを察知してスピードを調節したりうしろを気にしながらゆっくり足を動かしたり、その状況に合ったことを子ども自ら判断している姿を見ると、子どもの生まれ持った力ってすごいなといつも感じます。
ついつい声をかけてしまいたくなることはあっても、子どもの力を信じる、その上で危険がないよう一歩下がって見守る姿勢が子どもたちの持っている力の更なるレベルアップにも繋がっていくのだなと改めて思いました。
S.S
一休み~♪
よいしょ!
◆和田公園で、お友だちが出来ました。(ふじ3)
砂場で遊びました。砂場のおもちゃは自分たちのもののようです。
和田公園までお散歩に行ってきました。他の園は来ていなかったので、ふじ3組で独占して遊ぶことが出来ました。広い所を走り回り、すべり台もやり放題、ハトも追いかけたりして元気いっぱいで楽しんできました。
そこに遊びに来ていた1人の男の子とお友だちになりました。丁度同じ年で砂場の道具を貸してくれて一緒に遊びました。自分たちのものの様に取りっこしたりしていましたが、そういうこともしながら仲良しになりました。わらべうた『大風来い』をするとふじ3組の子どもたちと一緒にその子も走り出し、まるで同じクラスになったようでした。最後には、お互いにバイバイを交わし、また遊ぶことまで約束してきました。今度、公園に行った時も遊べるといいなあと思うほど仲よくなりました。
帰りは川沿いに帰ってきました。電車が止まっていましたが、みんなから見るとなんと屋根しか見えません。「電車~!」と呼びながら行くと、電車が「ブォー」と音を立てて返事してくれました。更にみんなで「電車~!」と呼び続けるとまた「ブォー」と言ってくれました。電車は見えませんでしたが、電車の声は聞こえて喜んで帰ってきました。 M,K
わらべうと“大風来い” ♪来い、来い、大風来い♪
すべり台もやり放題、楽しかったです。
◆見えない絆。ふじ4
力を合わせてよいしょ~♪
昨日の冷たい雨が止んで、今日はお日さまも顔を出しぽかぽかとしたお天気になりました。ふじ4組の子どもたちはというと、なんだか朝から泣いたり・怒ったり・かと思えば笑ったり。朝から忙しい子どもたちの表情に、金曜日だなぁと感じる朝のスタートでした。
朝の会もそこそこに。ここの所体調を崩す子が増えてきたのでそれぞれの体調に合わせて園庭やお部屋で過ごしました。
園庭に出て真っ先にゆりかごスイングに乗りに行く子たちがいました。3人ほどで乗ったり揺らしたりしていると、その様子を見つけてトコトコと遠くからも他の子たちも集まって来て随分な大所帯に。2人乗って、両サイドのロープにはしっかり一人ずつ。力と呼吸を合わせて上手に揺らしていました。みんな力持ちです!ゆりかごスイングを堪能すると、またそれぞれ好きな場所に遊びに行きました。
〇くんがいないなぁーと思って探しに行くと車に乗っていました。ハンドルをグルグル回して「ぷーっぷーっぷー」とおそらくバックをしているときの音でしょうか?素敵なハンドルさばきです。バックし終わると、降りて築山に登って下りてきてまた車に乗り込みます。そんなことを数回繰り返していました。おうちの人とのお出かけしたシーンを思い出していたのでしょうか?
途中で、お兄さんたちが乗ってきて運転席は交替。〇くんは後ろに乗ったり、お兄さんに話しかけたりとなんだか楽しそうでした。
兄弟組の多いふじ4組は、10時半を過ぎると幼児さんが園庭に出てきます。そうすると、お兄ちゃんやお姉ちゃんを見つけて仲良く遊びだす子が多いのです。お兄ちゃん・お姉ちゃんのお友達まで可愛がって一緒に遊んでくれます。中には、兄弟はいなくても、園庭で出会って仲良くなり、お兄さん・お姉さんと毎日のように仲良く遊んでいる子もいます。大好きなお兄さんやお姉さんと出会える園庭は、子どもたちとってとても嬉しかったり、楽しいようで「まだあそぶのー!」の泣かれてしまうほどです。異年齢での関わりが間近で見られる園庭遊びです。
お部屋に帰る時間が近づき「やだー」「まだかえらないのー」と少々駄々をこねる子どもたちも、面倒見の良いお兄さん・お姉さんたちに連れられて、靴や靴下を脱ぐところまで手伝ってくれて、お部屋に入るまで見届けてくれるので立派だなぁと思うのです。子どもたちも「おにいさんとあそんだの!」「ねーねとあそんだの」と嬉しそうな報告に、大人には分からない、子どもたち同士の通じるものというのがあるんだろうなぁと感じるのです。
(K*S)
お兄さんと何か楽しくおしゃべり♡
お部屋に入るのも優しく手伝ってくれます☆
◆友達のために(きく)
今日、誕生日の子どもがいました。朝の集まりでおめでとうのお祝いをすると、園庭に出てから、なにやらドングリを探す子どもたち。
お皿いっぱいにドングリを入れて、何を作っているのか聞いてみると、
「〇〇くん(お誕生日の子ども)のケーキつくってるんだよ。今から砂を入れにいくの」と言われました。数名の子どもたちが集まり、ウッドデッキの上には、お祝いをする料理が並んでいるようでした。
他の子どもは、「見て、キノコだよ!!」と言って木にくっついていたキクラゲのようなキノコを見つけ、とても嬉しそうでした。
よくよく見ると、両手にキノコをもっているのですが、大きさに違いがあり、大きいものと小さいものとで分かれていました。こういうところから、物の大きさの違いや、量などの把握、理解につながっていくのかな、と思うと様々な経験の大切さを改めて感じました。
外階段の下で、スコップを持って立ち止まる子ども。遠くから見て気が付いたので、近付いてどうしたのか聞いてみると、「〇〇(友達の名前)、〇〇」とひたすら同じ1人の友達の名前を言っていました。なんだろうと思っていると、ちょうど2階から降りてきた子ども、まさに呼ばれていた子どもでした。「そうか!!」と気付き、その瞬間、子どもの優しさに感動してしまいました。用があり、一度保育室に戻る子どもが使っていたスコップを、誰かに使われないように、持って守ってあげていたのです。なんて優しいんだろう、と嬉しくなりました。
給食中の子どもたち、外だけではなく室内でも120%です。
ある保育士が、食事をしながら、「子どもたちって、目の前に遊ぶものがなくなると、歌を歌いだすんですかね?(笑)」といつも歌わない子どもが、のりにのって歌を歌っている姿を見ながら言いました。面白い視点だな、と思いました。
食欲が無いわけではないけれど、友達と一緒に食事をすることを120%楽しむことができ、歌を口ずさむけれど、おかわりももらいに行く。その時に自分でどうすればいいのか理解して行動しているな、と思いました。
子どもの姿には、その時その時で意味があります。
その意味を大人が理解をして、子どもの気持ちを大切にかかわっていきたいなと思いました。(N・M)
◆ともだち(たんぽぽ)
「いってきます!ばいばーい^^」
今日は朝いつもよりゆっくりお部屋で遊んでから朝の会をしました。今日はどこで遊びたいか?みんなに聞いてみると「おそと行きたい。」という声がいっぱい。「きく組でも遊べるよ!」というと「きく組で遊びたい。」「たんぽぽがいい。」「おそとがいいのー。」と別れてしまいました。お外に行くチームときく組で遊ぶチームと別れて遊びました。
きく組では、どんぐり製作とか木の枝に毛糸をくるくるまいてみのむし作りもやってみました。どんぐり製作はどんぐりの枝についたたくさんの帽子にどんぐりをボンドではめていくんですがちょっぴり難しくボンドも少しおおめに使うので、中々はまらず・・・「はいらない。」「どうやるの?」「できないよ~!」と苦戦していましたが一緒にやっていくと「帽子がついたよ。」とどんぐりにかわいい帽子がついて満足。できあがったものは、29日のお楽しみ会でお店に並ぶものです!お楽しみに♪
みのむしは、枝に毛糸をくるくるまいて真剣な子どもたち。最初のまきつけはこちらがやってあとは自分でくるくるまきまき・・・ボンドの量が足りなかったり巻いているうちにボンドが乾いてしまったりうまくいかないこともいっぱいあったのですが最後まであきらめないでやっていました。
余った毛糸を使って遊ぶ△ちゃん、お皿を並べてもじゃもじゃととまぜまぜしていました。「ラーメンです!」とそばにあった枝をお箸に見立ててラーメン作っていました。お箸ですくって「おいしいよ~!」とラーメン作りに夢中の△ちゃん。
きく組では、パズルにおままごと、ロフトとっても楽しんでいたのでした。
友達との関わりの中で、いやなことはっきり伝えられることも多くなってきました。まだまだ言えないときもたくさんありますが一日一日、子どもたちの姿に成長が見られます。
友達と一緒に遊ぶことが楽しくて、友達という存在がおおきいみたいですね。私たちも子どもたちにより近い存在でなにかあったときに頼ってもらえる存在でありたいなと願っています。
(Y.E)
きくぐみいってきます!しゅっぱ~つ。
◆頼もしい子どもたち(うみグループ)
うみグループでは、コマ作りや切り絵、ブレスレットなど物作りが好きな子が多く、普段からよく遊んでいます。
来週はお楽しみ会だねと話し、縁日のコーナーで今年も皆の作った作品を販売することを伝えると、「なんだかお楽しみ会楽しみになってきた!」と子どもたちが話していました。
今日も朝からコマ作りや、ペットボトルでミニカーを作っていました。
作りながら「これもお楽しみ会で売るの?」と嬉しそうに聞いてきました。
「鍋敷も作ったんだけど、これもいる?」と今までに作った作品をお道具箱から出してきて、持ち寄ってくれる子もいました。
「売り物だから、持って帰らないでね」と伝えると、「持って帰りたい」と言う子もいて持って帰る子もいましたが、今までに沢山作っている子は売り物にして、自分の作品を誰かにあげるのが楽しみになっているようでした。
お部屋もハロウィンカラーから、「今度はクリスマスみたいにしたい」「クリスマスツリーの飾り作りたい」「お部屋を可愛くしたい」と子どもたちから声が上がり、少しずつ変化してきました。
造形や制作も毎日やっていると自分でできる事が増えて、保育士の力を借りずに自分で最後までやってみようとする子が多くみられるようになりました。
自分でできる事が増えると子どもたち同士で助け合いながら行う姿もみられ、頼もしく感じられます。
お楽しみ会の縁日、子どもたちの作品をぜひ見に来てくださいね♪(B・K)
◆サンタクロースとお米研ぎとさなぎの正体。(にじぐるーぷ)
おいしくなーれ♪おいしくなーれ♪
今日は昨日よりも暖かいので、園庭で遊ぶ子たちは上着なしで元気に走っていました。
△ちゃん「長袖一枚で十分だよ。先生は上着着て暑くないの?」と質問されました。体感温度の違いに驚いてしまいました。
クリスマスにみんなで歌えたらいいなと思い「あわてんぼうのサンタクロース」を朝の会で歌ってみない?と声かけてみました。子どもたちにとってプレゼントを配ってくれるすてきな存在なので、目をキラキラさせて元気に歌ってくれました。先生「歌詞の”急いでリンリンリン”が楽器の音みたいだね、なんだと思う?」〇ちゃん「鈴かな?」先生「そうだね!鈴だね。鈴ってどんな風に鳴らすか知ってる?」◆ちゃん「こうじゃない?(両手をグーにしてフリフリ)」先生「とてもかわいいね!リンリンリンに手もフリフリして歌ってみようか?」子どもたち「うん!」子どもたちの声と手のフリフリがとても可愛らしかったです。
今日のお米研ぎに男の子が参加してくれました。両手でお米をギュギュとにぎり、ごしごしと磨いていました。給食室の先生「みんな上手にとげてるね。」と褒めてもらうと、とてもうれしそうでした。◎くん「お米とぎしてすごく楽しかった!」感想を教えてくれました。
11/14に男の子たちが園庭でみつけてくれた手のひら大のさなぎの正体を□くんが調べてくれました。春から夏にかけて植物について図鑑で調べていたので、名前がわからない虫も調べてくれました。▽くん「先生見てみて!あのさなぎって、シモフリスズメだったよ」先生「見つけてくれてありがとう!、なんとこのさなぎさん土の中にもいるらしいよ。」▽くん「本当?おやつ食べた後見つけにいこうよ」■くん「僕も!僕も一緒に行くよ」とワクワクとした笑顔で話してくれました。
これはなんだろう?どうしてこうなっているんだろう?というワクワクした気持ちを子ども同士が共有できるような関わりをしていきたいです。
(K.S)
シモフリスズメ
新しい二人技を考えました!
◆経験すること(そらグループ)
ここまですすんだよー!
朝の会が始まる前から、造形ゾーンで夢中になってものづくりに励んでいる子がいました。街づくりプロジェクトで、今日は朝からビルやクレーン車を作っている様子です。朝の会でその様子を伝えると、興味を持った子どもが数人集まってきました。
牛乳パックやお菓子の箱がなくなったので、倉庫まで材料探しに行くことにしました。ゆり組の〇くんとひまわり組の△くんは、探す前から何を作りたいか考えています。もも組の子どもは楽しそうな雰囲気に誘われて好きなものを探します。同じ材料探しでも、目的を持っていたり、友だちの様子を見て遊びのきっかけづくりになっていたりと様々でした。
〇くんと△くんは、部屋に戻ると、さっそく思い描いていた電柱や電線をサランラップの芯やカップで作り始めました。街づくりをしながら話していると「つくりたいもの」がたくさんでてきます。そこで素敵なアイディアを忘れないよう、紙に書くことを提案してみました。どんどん「つくりたいもの」が生まれると、2人のわくわくも増えてきました。
「つくりたいもの」の中からまず、川を作ることにしました。画用紙でつくろうということになり、倉庫へ取りに行くと、川にピッタリな水色のビニールを発見します。「これいいねぇ!」と目が輝き、川づくり開始です。まず大きな湖のような川を作りました。すると周りで見ていた子どもが「かわって、ほそいんじゃない?」と一言。そこで、はっと気がつき、育子園の近くにもある川を思い出して街の中にも通るような細長い川を作ることにしました。近くにあったすずらんテープを見つけると「これちょうどいい!」とまた目がキラキラになります。子どもたちが使いそうな道具を事前にそろえておくことの大切さを改めて感じました。川づくりはどんどん進み、ロフトの下まで続きます。ロフトの下は暗いのでライトの光を当てながらの作業です。「はさみいる?」「おねがい!」と、そのやりとりはまるで工事現場のようでした(笑)
長時間にわたる川づくり。給食の音楽が鳴り、最終的に川はロフトを一周するほど長くなっていました。子どもたちの、自分の納得いくまでやる根気強さに感心します。
数か月前、子どもたち数人が「動物園づくりをしたい」と言って取り組んでみたことを思い出しました。その時は、道具の使い方も経験していなかったので、遊びが発展せずすぐに終わってしまったのです。子どもたちは、今回の街づくりプロジェクトを経験するまで、ハサミやノリなど道具の使い方を知り、ものづくりを経験したり、色んな出来事を体感してきました。今までの一つひとつの積み重ねが、今の経験を作っているのだなと、実感することができました。街づくりプロジェクトを通して、また新しい経験を楽しめるよう見守っていきたいと思います。
(N.M)
ぐらぐらしてきた~
こうやってきるんだよ♪
Posted in 園のこだわり