◆11月14日(金)の子どもたち
2014年11月14日 金曜日
今日もいい天気になりましたね。でも少し肌寒かったですが、寒くなっても子どもたちは元気に走り回って遊んでいました。
そんな子どもたちの最近の成長を書いてみようと思います。
最近子どもたちの言葉の成長が急速に目立ってきました。「この間までそんなこといえなかったのに!!」と驚かされることが多く、言葉のキャッチボールができるようになってきたように思えます。
保育士が話していることをよく聞いている子どもたち。普段よく使っている「ちょうだい」「どうも」「うん」など顔や体を使って表現できることも多くなり、「〇〇したの?」など疑問系の質問にも応答してくれるようになりました。他にも「これ欲しい?」と聞くと欲しかったら「うん」やいらなかったら「ううん」とその時どうしてほしいかをはっきりと応えてくれるようになりました。今までは一方通行に近い言葉のキャッチボールでしたが、子どもたちが一日一日のお父さんお母さんや保育士、お友達との関わりの中で増えていっているんですよね。
いろんな言葉を聞いて話そうとする子どもたち。今しか関わることができない大切な時期にいろんな関わりをしていきたいなと感じました。
(K.E)
◆手放したくない つぼみ ふじ①
昨日は蚕糸の森にお散歩に行き紅葉がきれいでしたが、園庭も大分葉が色づき、どんぐりだけでなく、きれいな葉もたくさん落ちてきました。
今日は園庭で遊びました。前半、山に集まって何人か遊んでいました。1人が上がり、保育士においでーと声をかけてきて、他の子どもたちもどんどん集まってきました。山の上では、それぞれが自分の遊びを楽しんでいて、山をひたすら上がって降りてと繰り返したり、水路の方の階段の方を降りたり上がったり。シャベルを持っていて、それで地面をたたき、音を楽しんでいる子どもたちもいました。
△くんは、あっちこっち指をさしていろいろ訴えていました。バスなどの車が通ると、外を「ばしゅ」と指さし、どんぐりの木の枝が真上に伸びていて、それを指さし、どんぐりの木だよと教えてくれました。
お友だちが少しずつ山を下りて行くと、何人かは今度はどんぐり拾いを始めました。器を渡し、どんぐりを拾い始めました。〇ちゃんはどんぐりをどんどん拾い器に入れていました。少したまると、その器を持って遊びに出歩きました。今度は、どんぐりではなく、小さい石を拾って入れ始めました。たくさん拾うと、それを大事に持って、砂場の横のスロープを渡ったり、すべり台をすべったりしていました。バランスもすごいですが、少しでも石などが落ちてしまっても、ちゃんと、見て拾ってまた器に入れていました。給食の時間で、お部屋に入るのも惜しいようで、ビニールに入れると納得して持ってお部屋に入りました。そう言えば、〇ちゃんは昨日のお散歩でも、帰り道、ずっと指よりも小さい大きさの葉を握りしめて帰ってきていました。大事なもの、本当に手放したくなかったんですね。(Y.T)
◆素敵な挑戦者たち(ふじ2)
今日も昨日に引き続き、気持ちがいい天気となりましたね。
朝からこれやりたい・あれやってと子どもたちの気持ちの現れが多く見られ、今こんな事を考えているんだなーとかあんな事が気になりだしているんだな等と一人ひとりの姿を楽しく見させて頂きました。
最近は、以前にも増して自分でやってみようという好奇心とチャレンジ精神が旺盛で色々な事しているふじ2くみの子どもたち。今日は園庭へ行くとまず水分補給と考えたのか、○くんはジャグが置いてあるウッドデッキを上り始めました。きっと登ったら水を入れて欲しいと保育士に訴えて来るのだろうなと思い見ていると、カップが入ったタッパを自分で開けようと手を伸ばしたのです。「んー」と言いながら頑張って開けていましたがなかなか開かず、そして保育士の姿に気づいた○くんはタッパを持って保育士に「あけて」と差し出し、そこでやっと助けを求めていました。また、カップを出した後も水を入れるのは自分だという感じで、すかさずボタンを押そうとしたりと、やりたい!ぼくがやる!いう気持ちを強く見せてくれていました。
トンネルのあるお山の方では子どもたちがわいわいと登っていました。
前は階段を使ってトンネルを滑っていたものの、最近は何でも高度なもの、ちょっと刺激的な方を好み挑戦しています。今日は土が湿っており、ツルツルしていて子どもたちもよく滑っていましたがそんなことじゃ諦めません。手と足の力をよく使い、時には手すりも使い上手に登っていました。たまにコロコロコロ~とどんぐりのように転がっていく可愛らしい姿も見られましたが子どもたちは真剣です。なんとか挑戦者達は見事登れ、嬉しそうにすべり台を滑っていました。
その証拠に洋服はどろだらけ☆そんな姿もたくましく思えた瞬間です。
やってみよう!やってみたい!!
素敵な心が育まれているようです。
K・E
できるかな?
今日も仲良く手をつないでミッキー体操♪
◆ポカポカ陽気(ふじ3)
今日はなんだか体調が安定しない子もいたので室内と園庭に分かれての日中でした。
園庭では〇ちゃんと◇ちゃんが2人で手をつないで園庭中をお散歩。「◇ちゃんは?」「〇ちゃーん」とお互いを意識しながらトランポリンやすべり台をする2人。お友だちを意識するという事はすごい成長ですよね。微笑ましい光景です。
お皿に砂と拾ったドングリをいれて持ち歩く△君。「どんぐりご飯だね」と言うとにっこり。「ふりかけもかけてみる?」と落ち葉を掛けると、「うわー」と目は輝き喜びがにじみ出た表情をしていました。地面にお皿を置き、自分でもかけ益々にっこり。大事そうにお皿を持って歩いていました。
◎君は園庭に出ると走って築山の方へ向かいました。目的はどんぐり拾いです。そこにいたみんなでお皿に沢山集め、築山のてっぺんでみんなで眺めて喜びを分かち合っていました。そして◎君が大事そうにお皿を持って築山を降りようとすると、なんと◎君はそこですべりお皿ごと下までずずずーと下ってしまいました。その拍子にどんぐりがざざーと零れ落ち……お皿を眺める◎君。残念がるかな?と様子を見ていると少しお皿に残ったどんぐりを撫でニッコリ。落ちたことよりも残っていることに喜びを感じた◎君に心がホッコリしました。
室内では、廊下に出て遊びました。☆君はコンビカーで走り、1階図書コーナーの所に車を止めて保育士を呼びながら顔を本棚から覗かせ、ニッコリ。ボール蹴りをし、保育士の方に蹴り返し得意げの☆君でした。
(K☆H)
◆支え合って。(ふじ4)
お手伝い、ありがとう
お日様いい天気。でも、空気が冷えて一気に寒い朝になりましたね。
今日のプチ朝の会の絵本は子どもたち大好き、ノンタン!!お話しも今までに読んだことのないもので、みんなの食いつきは抜群でした。
子どもたちは、保育者に読んでもらう絵本も好きですが、自分でごにょごにょお話ししながら一人で読むのも好きです。『ごにょごにょ』も、何度も読んでいるうちにセリフやストーリーを覚え、口に出して素敵な読み方です。
園庭に飛び出すと、先日新しく登場した丸太でできたテーブルとイスでお茶会をしている子どもたち。新しいものには、目がないですね!お茶会のお茶は、砂場で集めてきた砂。お茶うけは、ボールに集めたどんぐりです。丸太に対してまだ、子どもたちの身体が小さく、イスに座りながらテーブルでお食事は大変そうでしたが、その姿がなんともかわいかったです。
お茶会をひとしきり楽しむと、いつのまにか丸太を渡り歩き。イスとテーブルはアスレチック遊具に様変わりしていました。
奥の砂場のブランコでは、順番をきちんと守って楽しんでいました。
一人で上手に揺らすことが出来る子もいれば、一人で乗るのも一苦労な子も。でも、大変そうにしている子には手を貸してあげられる子どもたち。助けてもらってやっと乗れた子はとびきりの笑顔をみせてくれました。ブランコはひとつしかなく、乗れるのも一人だけ。でも、ちょっとずつ乗って、代わりばんこ、乗ってないときはお友だちのお手伝いをする。という流れが子どもたちの中で上手にできていました。
ほんの少し前までは、誰が乗るかで大騒ぎ。乗った子はまだ自分が楽しみたくてなかなか代わってくれない。と、てんやわんやでしたが、こんなにも相手の気持ちを考えられるようになってきたんだなと、しみじみしました。
e*y
おnewの丸太でルンルン
あかちゃんのどんぐりだよ
◆どんぐりドングリ・・・ (きく)
「いっぱい見つけたよ!」
今日も朝から元気いっぱいの子どもたち。朝の集まり後は園庭で遊びました。
それぞれが好きな場所へ遊びに行くのですが、ドングリを拾うことが日課になっている児が多いようです。築山の近くの木の下で子どもたちは夢中になって拾っています。
毎日欠かさずドングリを拾っている〇〇くん。今までは一人で拾っていたのに今日はお友だちと一緒に集めていました。園庭へ出てから10分程しか経ってないのに〇〇くんが片手に持っているお鍋の中には驚くほどの量が入っていました。
拾っている間、ドングリの帽子も発見しました。〝どうしてドングリは帽子を被ってないのだろうか”という話題になり、
「うーん…。」と考えた△△くんは、
「あ、葉っぱの中のおうちにいるから帽子は被らなくていいんだよ!」とこたえ、周りのお友だちもうんうんと頷き納得している様子でした。葉っぱに隠れていたドングリを手に取ると落ちていた帽子を被せてあげて、
「帽子を被った方が可愛いね!」とニッコリでした。何気ない会話の中でお友だち同士やりとりをしたり、自分なりに答えを考えてみたりすることができるようになって感心しました。
秋の自然物に触れる中で癒されたり、お友だちとの関係もより深まっていくのかなと感じました。
(K.Y)
「いただきます!」
今日も挑戦。
◆今日は、寒い?寒くない?(たんぽぽ)
「せんせい、いくよ~」ボールの投げ方も少しずつ上手になってきています
今日も秋晴れ。朝の会を終え、早めに園庭に出て遊びました。
園庭に出る前、「上着いる?」と質問してくる子どもたち。寒いかも、暖かいかも・・という保育士の感じたことを押し付けるのも嫌だったので、「一度外に出て確かめてみたらいいかもね」と伝えてみました。
行く前は、「寒いから上着着る」と言っていた〇君。いざ、外に出てみて「やっぱりいらない」と元気に飛び出していきました。
△君は、「ちょっと寒い」と室内に戻り上着を着て遊びに出かけました。
ほとんどの子が上着を着ていなかったので、「先生はちょっと寒いから上着着てくるね」と上着を着ても「だいじょうぶ~」と言う子どもたちでした。
暑い・寒いなどまだうまく感じることができず、伝えることができない子もいるかもしれませんが、一人ひとりの感じ方は違う事を心に留め、関わっていきたいなと感じました。
園庭では、築山のトンネルくぐりに長い列。ばぁ~っと出てきたお友達の顔がよほど楽しそうだったのか、次々にトンネルの中に入っていきました。
山の上では、後ろ向きに滑り降りをする子も。
園庭の真ん中では、ボール遊び。3~4人対保育士。1人ずつ投げてはキャッチ。
両手でしっかりとキャッチができる子も増えてきました。
一人ずつの順番なので、なかなか自分の番にならないと思った◎ちゃん。「☆ちゃん一緒にやろう」と2人でボール投げを始めました。
早くやりた~いという◎ちゃんらしい思い付きでした。
ログハウスの中では・・・「もうすぐお給食だよ~」「あっ、音楽がなった」「タララッタ タ タ タ♪」といつもの給食のメロディを口ずさむ●君。そして、エプロンをして帽子を被りワゴンを運ぶよ、と。まさに、給食準備をするいつもの保育士の姿。
「カレーだよ。おイス座ってね。」とお友達も座り、「食前感謝の言葉・・・」と始まりました。日常が遊びになり、先生役子ども役になんとなくわかれ遊んでいる姿に成長を感じます。
普段の私たちの姿もよく観察し、見ているのだなぁと思うといろいろと気を付けていかなければとも感じました。(M.C)
「せんせい、ボールやろう」と言いながらも、踊り出す2人・・・
一生懸命作った後は、椅子に座って「食前感謝の言葉・・・」おいしく食べていました
◆気持ちを考える(うみグループ)
今日は朝の集まりが終わってから、ひまわり組の〇くんが「紙芝居をよみたい!」と言ってきたので、よんでもらうことになりました。
しかし、遊び始めているお友達をどのようにして集めたら良いか困っていました。
「一緒に読みたい」と言ってきた△くんと話し合い、「大きな声で始まるよー!って言おうよ」「給食のベルを鳴らしたら?」「先生がもう1回集まってって言ってるって言ったら?」と考えて声をかけました。
集まったお友達は少なかったのですが、「今日は練習ってことで、少なくてもいいか!」と△くんの前向きな考えに〇くんも笑顔になり、始まりました。
初めは手遊びからでしたが、何の手遊びをするのかを決めておらず勝手に初めてしまった△くんに怒り、喧嘩のスタートとなりました。
読み始めてからも、みんなを楽しませようとアレンジを加えて読む△くんや、読む速さの違い、見てくれているお友達がふざけだすなど、〇くんが怒り出す場面がたくさんありました。
やっと読み終えると、園庭に出る時間になっていました。
見ていたお友達はすぐにいなくなってしまい、「最後にクイズしたかったのに」と〇くんは残念そうな表情でした。
「どうして最後までできなかったのかな?」と2人に聞いてみると、「僕と〇くんが喧嘩ばっかりしてたから楽しくなかった」「読むのが遅かったから」と言っていました。
紙芝居を通して、お友達は自分の思い通りにはいかないことを経験し、どのようにすれば楽しい時間になるのか相手の立場に立って考える事ができました。
「まぁ今日は仕方ないから…園庭いくか!」と△くんの明るい声に〇くんも笑顔で園庭へかけていきました。
相手の気持ちを考えた声かけや行動は大人でも難しく感じる事がありますが、子どもたちも同じように、人との関わり合いの中で様々なことを経験することで学んでいくのだなと感じました。
(B・K)
◆さなぎ。(にじグループ)
昨日に続いて今日も天気が良く1日爽やかですね。
園庭で驚くほど大きなさなぎを見つけました。発見した男の子チーム〇くん「これ、何のさなぎなのかな?」◆くん「これ園長先生に見せたい」と事務室に急いで走っていきました。□くん「春になったら何虫になるのかな?」〇くん「もっと静かに見ないと虫さんが驚いちゃうよ!」
お友達や先生方に見せたりして見つけた喜びを共有していました。
☆くん「ねえ先生、はっぱが紅葉してるね。あの黄色のはっぱ取って!」
先生「きれいだね。いろんな色になってるね。はっぱは何につかうの?」
☆くん「妹に見せたかったの!」先生「☆くんとってもやさしいね。」
園庭で自分の弟や妹と一緒に遊んでいるお兄さんお姉さんの姿を見かけます。その優しいやり取りをみていると、どんなに小さい子も自分よりも小さい弟や妹に「優しくしてあげたい」という気持ちが自然とでているのだなと思いました。
クラスの中で年上の子が下の子の着替えを手伝いする姿が見られます。
一人ひとりが誰かに優しくできる、心配できるという大切な気持ちがより伸ばせていけるように、関わらせていただきたいと思います。
(K.S)
◆色とりどり*(そらグループ)
葉っぱ、素敵な色になったね。
先日から始まった双眼鏡プロジェクト。昨日の帰りの会で、にじグループが蚕糸の森公園へ行ったことを伝えると、園庭の草花やドングリを探しつくしてしまった子どもたちは「いきたい!」と目を輝かせていました。そこから、そらグループ全員でお散歩に行こう!ということになったのです。
手作りの双眼鏡、ノート(見つけたものを貼ったり描いたりするもの)を大切に持って出発です。天気も良く日差しがあたたかかったので、気持ちよく歩くことが出来ました。
歩いてる途中、坂を下ることだけでも楽しくって歓声があがります。どんな場所でも楽しみを見つけるアンテナがたっている子どもたちに改めて感心しました。枯れ葉が大量に落ちている道を踏みながら通るとパリパリといい音。郵便屋さんの車やタクシーが通ったり、石を積んだトラックを見て「あんなにおもいけどだいじょうぶかな」と優しい一言も。目の前の出来事に対して、色んなことを感じたり疑問を持つ姿が見られました。
たーくさん歩いてやっと蚕糸の森公園に到着すると、公園に入るなり秋めいた風景に大興奮の子どもたち。さっそく探索開始です。
ひまわり組の〇ちゃんと△ちゃんは、色んな色や形の葉っぱをみつけると、おひさまが当たってあたたかい野原に座ります。そしてリュックからクレヨンをだし、ノートに絵を描き始めました。しばらくして〇ちゃんは、葉っぱにも絵を描き始めました。どうやら葉っぱが顔の形に見えたらしく、目や口を描いて、今にも喋りだしそうな可愛い葉っぱちゃんが完成しました。そんな姿を見た△ちゃんは、葉っぱに色を塗り始めました。紅葉して赤や黄色に色づいた葉っぱの隣に、クレヨンの魔法で色とりどりの葉っぱが増えました。
池にいる生物(ザリガニ、コイ、カモ)を見つけては友だちと喜びを共感する子ども、犬を散歩しているおじいさんと会話する子ども、色んな種類の葉っぱや木の実を見つける子ども、大きな岩に乗ってみる子ども、ドングリをできるだけたくさん集める子ども・・・公園での過ごし方は一人ひとり違っていましたが、みんな全身で楽しんでいて笑顔が溢れていました。
帰る時間になって声を掛けるとまだまだ遊び足りない様子ですが、そのパワーを残しておいて、帰り道、力をふりしぼって歩きます。最後の方はふらふらになりながらも頑張って歩くことが出来ました。
おなかがすいて匂いに敏感になる子どもも多く「ぱんのにおいがする」と言ったり、カレー色の葉っぱを見つけ「あれ、このはっぱカレーのにおいがする」と、みんなで匂いをかいで笑い合う、ほほえましい場面もありました。
双眼鏡プロジェクト、今日も楽しむことが出来ました。これからどんなふうに発展していくのでしょうか。子どもたちから発信するものをキャッチして、色んな環境を提供していきたいと感じました。
(N.M)
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みてみて!どんぐり!
Posted in 園のこだわり