◆11月12日(水)の子どもたち
2014年11月13日 木曜日
◆好きな遊びに集中(つぼみ)
今日はあいにくのお天気で、蚕糸の森には行けず、ふじ4くみのお部屋と、廊下にはトンネルや押し車、押し箱を出し、お部屋と廊下を開放して遊びました。
お部屋にはない玩具がたくさんあるため、みんな興味津々で夢中になって遊んでいました。
ふじ4には、電車やレールの入った箱があり、電車に興味をもった〇くんは、2つの電車をつなげようと真剣になっていました。その隣ではレールをつなげようと、これは保育士が行っているのを見て、真似をしていました。電車も磁石でくっつくのですが、近くに磁石でくっつくおもちゃがあり、〇くんは今度はそれに挑戦。くっつくと喜んでそれを見せ、また挑戦していました。おままごとコーナーでは、お皿に食べ物をのせたり、口にして食べようとしたり、色水の入ったペットボトルを飲むフリをしたり、本当の食事のように盛り上がっていました。中には、人形、お友だちにあげようとしたり、お世話心を見せる子どもたちもいました。ジュースの入ったかごをもって、バイバイと手を振り廊下へ出掛けていく子もいました。また、廊下でずーっと押し車をカタカタ押して、動いている子も。部屋に車を押して入ってこようとし、中を見ますが、また押して廊下へ出て行きました。
それぞれに気になる遊びを見つけ遊ぶ姿がたくさん見られました。(Y.T)
◆いろんなものをみつけたよ(つぼみ・ふじ1)
バスの頭が見えてるね~!
今日も昨日に引き続き外は曇りでどんよりしたお天気でした。でも、雨の心配はなんとか大丈夫そうだったので、大聖堂にお散歩に行くことにしました。子どもたちは自分の帽子をロッカーから出して、かぶってみたり保育士にかぶせて~とアピールする子もいました。中には「ぼぉしぼぉし」と言葉にしている子もいました!耳にした言葉を言おうとする姿も見られるようになりました。
さて、お散歩カーに乗って出発です!!大聖堂までの道は道路に面しているので子どもたちの大好きな乗り物もたくさん通ります。パトカーにバスや、タクシーにトラックみんなの好きなのばかり。すると、まだ園を出て間もないのに、子どもたちは次々に道路を行きかう乗り物を見つけ指を差しはじめました。以前は指を差して「あっあっ」と声を出すだけでしたが今では「バス」を「ばしゅ」と言ってみたり、見つけると「あったあった」などの言葉も聞こえてくるようになりました。お散歩カーの後ろ側に乗っていた〇くんも場所を移動してよく見える前のほうにやってきて、みんなで乗り物を眺めていました。
大聖堂に着くと、△ちゃんが走りだしました。すると、自然と他の子たちが△ちゃんの後ろを追いかけ始めたのです!最近お友だちの存在が大きい子どもたち。一人でいるよりも、お友だちのいる場所を見つけたり好んだりして、一緒に遊んだりそばにいたりとそんな姿をよく見かけるようになりました。今日もお友だちを見つけては何もない場所でもケラケラ笑い合って楽しんだり、バスを木の間から見つけて喜び合ったりして楽しんでいました。
最後には、みんなで一緒にベンチに座りお茶を飲んで休憩しました。これから言葉も子ども同士で交わす姿も出てくるのかな?なんて思うと、今から楽しみです!(S.R)
ミノムシみ~つけた!
みんなで飲むお茶はおいしいね~!
◆大きな大きな働く車。(ふじ2)
今日は、みんなで蚕糸の森公園に紅葉を見に行く予定が、あいにくの天気・・・
近場なら、と思いふじ2、3、4くみで本町五丁目公園までお散歩に行きました。
行く途中では、工事をしている所が何箇所かあり、大きな働く車に大興奮の子どもたち。
『あっ!あっ!』と指を差し教えてくれるので、こちらはあっちを見たりこっちを見たり大忙しな道中になりました。
本町五丁目公園は遊具などない広々とした公園ですが、子どもたちにとっては大きな岩があったり、かくれんぼが出来るくらい太い木があったりと、十分楽しめる公園です。予定していた紅葉を見に行くというのも、少しだけですが、感じることができました。
そして、ここでも子どもたちの目を奪ったものが・・・
公園の奥で工事をしていたのです。そこには、大きなショベルカーとクレーン車!
大部分は柵がしてあり、見えないようになっていましたが少しだけ透明なアクリル板になっているところがありました。十分見える隙間です。
○くんは、散歩カーを降りた場所から高いクレーン車が見えたのか、『あっ!あっ!』と指差しながら一目散に柵の方へと走っていきます。近づくにつれて○くんの背からはクレーン車は見えなくなってしまいました。見える隙間にはまだ気付いていません。
そこで『○くん、あの隙間から見えるみたいだよ』と伝えると、今度はそちらに向かって一目散!なんと、目の前でショベルカーが大きな重そうな土や岩を運んでいました。
もちろん大興奮の○くん。アクリル板越しに指を差し何度もこちらを振り返り嬉しそうな笑顔で何かを伝えようとしていました。
時折、その場を離れ地面を見つめ石を手に取り、私に渡してきたり、持って移動したりという行動が見られました。あれ?もう飽きちゃったのかな?と思っていましたが、よく見ていると、石を持ったまま、またショベルカーが見える隙間へと戻っていきます。
○くんは、ショベルカーを見て同じ動きをしているように見えたのです。
よく観察していますね。大好きだからこその行動。
その後も、○くんは飽きることなく長いこと集中して眺めていました。
明日は紅葉を見に蚕糸の森公園まで行けるいいですね。また新たな出会いを楽しみにしたいと思います。
H.A
働く車に夢中です。
大きな岩にも果敢に挑戦です!
◆探検隊(ふじ3)
雨が上がったので、本町5丁目公園へお出かけしました。
すれ違う人たちに元気よく「ばいば~い」と手を振りご機嫌な子どもたち。昨日外で遊べなかったのでパワーがあり余っているようでした。
保育士と手をつないで歩く〇君。猫を見つけ「にゃんにゃん」とピョンピョン跳ねて興奮気味。クレーン車があると「あっ」と指差しバスが通ると「ばっ」と色々な物に反応し歩くことを楽しんでいるようでした。公園では紅葉しているきれいな葉っぱを見つけ握りしめて駆け回る◆ちゃん。走り回るのに夢中になりすぎていつの間にか持っていた葉っぱがなくなってしまい「あれ」と不思議そうに手のひらを眺めていました。
石を集める△くん。大きい石を抱え「みて~」とご満悦。大切そうに並べていました。
本町5丁目公園は工事をしていて仕切られているのですが、透明になっていて工事している方が見れる所に行き工事の様子をじっと見ている□君。
果敢に石を登る◎君。そしてお友だちが転んでしまったのを「大丈夫?」と駆け寄り心配する心やさしい☆ちゃん。思いやり素敵ですね。
それぞれ気になることや興味を示す事、楽しいことが違うのは当たり前ですが、子どもたち同士でお互いの遊びを見て刺激し合える環境は素晴らしいですね。探究心や意欲子どもたちのひとつひとつの感性を大切にしていきたいです。
(K☆H)
◆ちょっとそこまで。(ふじ4)
「おーい☆」沢山アピールしてくれました。
今日は蚕糸の森にみんなでお出かけの予定でしたが、朝の空模様をみて今日は中止にすることにしました。けれども、雨が止んでお天気も大丈夫かな・・!?と雨が降らないことを祈って、ふじ2・3・4組一緒に本町五丁目公園に行ってきました☆
皆でお散歩カーに乗り込んで、み仏さまにご挨拶をして出発です。2・3・4組が混ざってお散歩カーに乗るのも新鮮です。道行く人たちに「ばいばーーい」とお得意のお手振りと笑顔を振りまいて「かわいいねー」と言われ嬉しそうな様子です。工事現場のクレーン車や電話工事のリフト付きトラックに夢中になり、工事現場のおじさんやお兄さんが一生懸命手を振ってくれているのに気付かず(笑)目的地に着くまでの道中もお楽しみがいっぱいです。
バスの見える大通りを過ぎると、本町五丁目公園が見えてきます。公園に到着してお散歩カーから降りると目指すは小高い丘の上。大きな岩の間を登って行ったり、坂道を登って上まで行きます。上につくと下にいる保育士に向かって「おーーーいせんせーー!」と満面の笑顔で手を振ってくれました。なんともかわいい・・・。と、思いながら手を振り返しました。
岩のくぼみに雨水が溜まっていて、枝を見つけてきて混ぜ混ぜ。「おりょうりしてるの」と熱心に混ぜていました。石も沢山落ちているのでいつの間にかお散歩カーのカゴに入れて「もってく」とお土産宣言。きれいに色づいた落ち葉も落ちていました。見つけると「あったよー」と手に握ってこれまたお土産に。
本町五丁目公園は今、半分工事中なので半分仕切られています。時々透明のパネルになっていると所があり、子どもたちはじっとのぞいて工事の様子を見ていました。しばらくすると「よーいどんしよう」というおしゃべりが聞こえてきて見てみると、壁際に数人並んで「いくよー」の声。私が「よーいどん」というとみんな一斉に走り出しました。キャッキャと笑い声が響き、「もういっかい」といってかけっこを楽しんでいました。お友だちが転んでしまうと「だいじょうぶ?」「いたい?」と優しく声かけてあげる様子に、なんだか優しい気持ちになりました。
沢山遊んで、お決まりのお茶を飲んでいくじえんへ帰りました。
今日の給食はドリアでした。「今日はドリアだよ」と話したら「きょうはゴリラー♡」と喜ぶ子どもたちでした。ゴリラじゃないよ。「ど・り・あ」。「え?ドリラ?」んー。惜しい。
(K*S)
まぜまぜしてお料理中。
よーいどん!でかけっこ。
◆遊びをふくらませて(きく)
ハキハキとインタビューに答えてます!
今日も朝から賑やかな子どもたち。
きく組の部屋に入るなり、どーっとおもちゃを持ち出して、部屋の隅で大声で叫びながらみんなで集まっています。
よーく見てみると、おままごとも人形も関係なく雑然としていて、それで遊ぶという事でもなくみんなで騒いでいるだけのようです…。
それも子どもたちの今の心が表現された状態なのかな?…と思い、それも受け止めつつ、遊びが楽しく発展できるような声掛けを心掛けたいなと思った一日のスタートでした。
今日は誕生会。きく組の誕生児は3名です。
まずはお部屋で練習…ということで、順番に誕生児を紹介すると、やはり楽しみにしていたようで、はりきって前に登場してくる子どもたち。インタビューにもハキハキと答えたり、他の子もインタビューも慣れて来たようで、どこかの雑誌記者のよう(?)に次々と熱心に質問してくる子どもたちでした。
さて、本番です。
誕生児たちも、練習通りしっかりと挨拶をし、インタビューにもしっかり答えられました!成長を感じますね♡
今回のお楽しみは、人形劇の「ももたろう」です。
大きな桃が流れてくるシーンで、「おおきな何がながれてきたでしょう?」と子どもたちに尋ねると、「おおきなかぶー!」と元気よく返事がかえってきました。
…残念…。でもかぶと言いたい気持ちもわかります(笑)
桃太郎の話が印象的だったのか、その後の遊びも桃太郎の話でもちきりです。
「きびだんごくださーい!」
「あ、げんきになったよ!」
などなど…。
遊びもイメージも膨らみ、楽しい時間を過ごせました。
(I.Y)
朝はこんな状態でした
今日のお楽しみは桃太郎でした
◆1年に1度・・・☆(うみグループ)
今日は11月生まれの誕生日会でした。
お誕生日の子は「あと何回寝たら誕生日会?」と毎日のように聞いてきて、今日をとても楽しみにしていました。
11月にもなると、もも組の子どもたちも誕生日の雰囲気にも慣れてリラックスした表情で参加していました。
ひまわり組は「おおきくなったら何になりたいですか?」
ゆり組は「好きな遊びは何ですか?」
もも組は「好きな食べ物は何ですか?」
それぞれ質問にしっかり答えられていました。
昨年は皆の前に立つと恥ずかしくなり、何も話せなかった〇くんは、「おめでとう」や園長先生からのプレゼントを受け取る時にも「ありがとうございました」と頭を下げてお礼ができました。
舞台で座っている時には緊張がほぐれて、お友達と笑顔でお話ししたり、ふざけて変な顔をしてみせたり、普段の〇くんの姿に戻りました。
緊張感もありながら、お祝いしてもらった事や皆の前で話すことができた達成感を味わい、最後には嬉しそうな表情が見られたことが良かったなと感じました。
皆の前に立ってお話しをする誕生会では、普段見られない姿や表情を見せてくれて、昨年との姿と重ね合わせて見ることができ、一人ひとりの成長に感動させられます。
1年に1度の大切なお祝いを一緒に迎えることができて嬉しい1日となりました。(B・K)
◆ドキドキ、でも嬉しい誕生会(にじグループ)
今日は誕生会でした。
11月生まれのお友達をお祝いしました。
11月生まれの子はホールに着くと舞台上へ上がって冠を被って椅子に座ります。
みんなの表情は少しドキドキしているような、でも嬉しそうな笑顔で待っていました。
始まって幕が開くと、お祝いしようと待っていた他の子どもたちは、誕生日の子どもたちを見ると嬉しそうに身を乗り出して手を振っています。
誕生会の始まりです。
一人ずつお祝いしていくと、もも組の子もみんなそれぞれにしっかりと「ありがとうございました」と感謝の気持ちを言えたり、質問に答えられています。成長を感じられました。
誕生児のお祝いが終わり、たこやきのパネルシアターを見て、おしまいになりました。
一つ大きくなった喜びを味わえられたらと思います。
その後は、お部屋とベランダを選択して遊びました。
お部屋では折り紙でお花を作るのと、白い紙を自分で小さく切って、女の子の絵を描いてカードのようにして遊んでいました。
寒くなってきますが、外でも元気に遊んでいきたいです。
(H.K)
◆子どもの気持ち (そらグループ)
今日の朝は、小雨がちらちら。園庭で遊べることを楽しみに登園してきた子どもたちにとっては、少し残念な天気です。というのは、昨日、そらグループでは、トイレットペーパーの芯を使い双眼鏡を自分で作り、園庭探検を楽しみにしていた子がたくさんいました。
でも、切り替えの早い子どもたちはすぐ別の遊びを考え遊んでいくのです。
今日は11月の誕生会がホールで行われました。誕生日のお友達が壇上に見えると、
みんな「〇〇くーん!」と呼びかけ呼ばれた子もうれしそうです。
みんなでお祝いして、楽しい時間を過ごしたからか、お部屋に戻った子どもたちは少し
テンションが高く、それぞれ遊んでいる場所で泣いている子があっちでもこっちでもと
いう状態になりました。「先生!△△ちゃんが泣いてる~」と教えてくれるのですが、いつも私たち大人がすぐ口を出すのではなく、子どもたちがどう解決し仲直りをしていくか見守ります。なかなか解決できない時は、まずお互いの気持ちを出し合い分かり合えるようにサポートしています。
最近毎日のように「先生~、私何もしていないのに□□くんがこうした!」と保育士に言いにくる子がいます。いつも「相手の子に何でそうしたのか聞いてみたら?」と言うと
「だ・か・ら、私は何もしていないの!」と返事が返ってきて、「もういい!」と言い残し
どこかへ行ってしまうのです
どう関わったらよかったのか。いつも考えていたのですが、今日は「こうしてみたら?」をやめ、「そうだったの。何もしていないのにね。いやだったのよね。」と言ってみました。
すると、「うん。そう」と言い、相手にちゃんと嫌だったことを伝えていました。最初は
相手と、やった!やっていない!と言い合っていましたがちゃんとお互い「ごめんね。」
「いいよ。」とすっかり仲直りし、次の遊びに向かっていました。
時に子どもたちは、方法を知りたいのではなく、どうにかしてほしいのでもなく、ただ話をきいてもらいたい。気持ちをわかってほしい。だけの時もあるんだと学びました。
その時。一瞬。もっと子どもたちと向きあい、何を求めているのかを大切にしていきたいと思いました。 H・T
ハイテンション!
Posted in 園のこだわり