幸と不幸
2014年10月23日 木曜日
先日、雨が降りました。
その日は運動会の総合練習を予定していましたが、中止です。きっと子どもたちも残念がっているかも・・・・・。と保育室を覗いてみました。
やはり、「跳び箱したかった」と長い時間保育士にすがりついて訴えている子がいました。とても楽しみにしていたのでしょう。その気持ちが伝わってきます。そして、一方では、すっかり別の遊びに切り替えて、楽しんでいる子がいました。
その時、主人の母が教えてくれた話を思い出しました。
新聞で読んだそうです。(母は91歳ですが、世の中の事をしっかりと知っておかなければならないと、大切な記事は切り取って読んでいるのです)
『幸せは、自分で感じ、不幸せは、自分で作り出す。』といった内容です。
同じ現象でも、それを幸せと感じるか、不幸せと感じるかはすべて自分次第です。
願いが叶わなかったり、思い通りに事が進まなかったり・・・・、世の中は、順調でないことがたくさんあります。
でもそれも、自分の見方次第。ちょっとした時に、思い出し見方を変えてみることができたら、きっと感謝につながり、幸せな思いになれるんですね。
子どもたちが将来、そんな切り替えたものの見方ができるようになるには、乳幼児期の大切な時期に、主体的に活動し、やりたいことにとことん取り組み、それを認めてもらい自己肯定感を養うことが大切だと思います。
子どもたちが、苦難にも乗り越え、前へ進んでいける力をつけるために、まず私が見本となれるよう、不平不満を言わず、心穏やかに毎日を過ごしていきます。
保育主任
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