おねえさん
2014年10月02日 木曜日
異年齢で生活している子どもたちは、自然と年上の子が年下の子の世話をする習慣が身についています。
外遊びが終わってもなかなか保育室に戻らない年少児に年長女児Mちゃんが、上靴を履かせてお部屋まで促してくれました。
また、お昼寝の前にトイレに行く年少児についてきて、「終わったらお昼寝だよ」とトイレの前で待ち、布団まで連れて行ってくれる年長女児Sちゃんがいました。
ズボンがはけない子のお手伝いをしたり、得意の工作やブロックで作った作品を「使っていいよ」と差し出したり・・・・・・
時には、年下の子に付き合いきれず、途中で援助を放棄することもありますが、決してやらされているわけではなく、自ら進んで一生懸命向き合う姿には尊さを感じます。そして、今はやってもらっている年少児も、2年後は自然とお世話をする方になっていると思います。
『子どもたちは自ら成長する力をもて生まれてきた』という言葉が、ここでも確認できました。
少子化で、兄弟関係や子供社会が成立しにくくなっている現代ですが、そこから学ぶものはとても大きく貴重なものだと思います。
保育主任
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