◆10月20日(月)の子どもたち
2014年10月21日 火曜日
◆刺激をうけて!(つぼみ)
ビリビリ出来るかな…
近くにいるふじ組のやることを見ていて、刺激をいっぱい受けているつぼみ組の子ども達。
今日も、いろんなところで、その刺激を発揮していました。
園庭に出る前の一コマ。
靴下を履いてテラスに出ると、一目散に靴箱へ向かい、自分の靴を探し始めます。
1番に自分の靴を見つけた〇ちゃんは、いつもなら「あったよ」とアピールするのに今日は靴箱の前でじーっと座っていました。
様子を見ていると、マジックテープを自分ではがし、靴に足を入れようとしていました。
うまくできなくても、近くにいる友達に邪魔をされても、イライラせずに黙々と頑張る〇ちゃん。
いつも隣で靴を履いたり、履かせてもらっている様子を見ていたんですね。
最後は保育士が手伝って履いたのですが、いつも以上に手順などを話しながら関わりました。
園庭では、△くんが2歳児の子どもがやっていた遊具が気になっている様子。
近づいては遊んでいる所をじーっと観察していました。
2歳児が移動すると△くんも移動するくらいの真剣さ!
しばらくして、2歳児がその遊具を置いて、違う遊びに行ってしまうと、「まってました」とばかりに、遊具が触れる距離まで移動し、手で押してみたり、足を乗せてみたりと観察してきたことを実践していました。
とっても笑顔で、靴が脱げてしまっていることも忘れてしまうほど夢中で遊んでいました。
子ども同士の影響力・ひきつける力みたいなものを改めて感じることができ、私たち大人も、子ども達からたくさんの刺激を受けて、いろんなことを発信していてるようになりたいと思います。(E.Y)
押してみよう。
◆一緒に(ふじ1 つぼみ)
10月に入り、もう20日が経ちましたね。あっという間に時が過ぎていると感じるのは毎日が充実しているからなのでしょうか。4月に入園した子どもたちも半年経ち、日々成長が見られます。
毎日の朝登園・朝おやつ・ミッキー体操・日中の遊び・給食・午睡・おやつ・午後の遊び・降園の流れは同じ繰り返しでも、毎日が同じではないんです。その違いが子どもたちにとっての「発見・不思議・疑問・興味…など」だったり「喜怒哀楽」だったり、できることができるようになったりなど、毎日に変化がつきものです。
園庭に出る準備をすると自分から園庭に飛び出していく子どもたち。まずは好きなあそびに向かって行きます。その後にほかの子や保育士の動きを見て、「何してるんだろう」「なんだろう」とついて行ったり、覗き込んだりして様子をうかがっていたりする姿がよく見られます。今日砂場で型ぬきをしようと容器を取りにいくと〇くんも付いてきて、気になっているようでした。型ぬきをし始めると、少し遠くにいたのが少しずつ近づいてきて、「おーおー」と何かを表現していました。やってみたいという気持ちで手を伸ばしてきた○くん。保育士がやっていたのを見よう見まねでやってみました。少し形は崩れてしまいましたが、「できたできた!」と両手を上に挙げて満足げな顔で喜ぶ○くん。きっと達成感があったのではないかと感じました。
そうやって「やってみたい!」「できた!」「うれしい!」「もっとやりたい!」という子どもの気持ちを間近で感じることができ、一緒に共有できてうれしく思いました。小さなことでも大きなことでも子どもたちの「?」や気持ちをしっかりとキャッチして、返せるようにしていきたいなと感じました。
(K.E)
◆たのしさいろいろ(ふじ2)
ギュ~っと集まってミッキー体操♪
休み明けの月曜日、心も身体もリフレッシュして登園してきた子どもたちは朝からとっても元気いっぱいです!
思い思いにお部屋で遊んでいた朝おやつ後のひととき・・・賑やかな音の中から可愛らしい笑い声が。見てみると、△くんと□くんの楽しそうな声でした。お部屋に2つ設置されているジグザグスロープ。でも二人は肩を並べるように左側のジグザグスロープの前に座り、△くんは小さな緑色の玉を、□くんは小さな木のくるまを、順番こに走らせていたのです。取り合ったりもせずに、お互いの玩具がジグザグに転がっていくのを見て顔を見合わせながら更に笑い合う二人の光景、本当に微笑ましかったです。誰も使っていない右側のジグザグスロープ・・一人ひとつ使える状況でも敢えて一緒に使うといった友だちを意識した遊び方にも成長を感じますね。
さて、今日は園庭で遊びました。お友だちのマネをして遊ぶ姿があちこちで見られました。
車輪のついたペダルに乗って足を動かしながら進むバランスペダル。ふじ4くみのお友だち二人がそれを持っていたのですが、まだ一人で使うのは難しいことが分かっていたのか、ペダルに手を乗せて動かしながら進んでいたのです。それを見た○くん、マネをしながら一生懸命二人の後を追いかけていたのですが、○くんの前に立ちはだかる試練・・。目の前に縄跳びが落ちていました。バランスペダルは縄跳びに引っかかりなかなか思うようには進みませんが、なんだかその引っかかる感覚も楽しんでいる様子の○くん。そして縄跳びを真っ直ぐ引っ張ってみたり。覗くように縄跳びを持ち上げてみたり。
どうやって乗り越えて進むのかなぁ?と勝手に試練と思い込んでしまった私でしたが、○くんにとっては更に遊びが楽しくなるアイテムとなっていたようです。まねっこして追いかけて遊んでいた○くんでしたがいつの間にか自分なりの楽しみ方も見つけている○くんを見て、目の前にあるモノも邪魔と思わずに楽しいモノに変えるのも全て捉え方次第だなぁと改めて感じさせていただきました。
S.S
なかよく一緒に使ってます☆
◆どんぐりころころ(ふじ3)
すりすり…
今日は園庭に出る前にみんなで朝のお集まり。
みんなが大好きで定番化している「ももんちゃんシリーズ」
今日は「ももんちゃん すりすり」を読むと色々な動物等がももんちゃんにすりすりするお話なのですが「ももんちゃんにすりすり ももんちゃんいいにおーい」と読むと保育士とほっぺたをすりすりしたり、お友だち同士ですりすりし合ったりと可愛らしい姿が見られました。朝から和みます…
さて、園庭に出るとすぐ近くの木の下に小さなドングリが落ちているのを見つけて、「どんぐり!」と喜ぶ〇ちゃん。
「〇ちゃん、こっちにどんぐりがいっぱい落ちてるから一緒に拾おうか?」と保育士が聞くと「うん!」と保育士の後をついて来て築山の方へ…
葉っぱをどけたりして、地面を探すと…
「あっ!どんぐり、あったー!」と大喜びの〇ちゃん。型抜きの入れ物に拾ったドングリを沢山入れて、ルンルン♪「どんぐり、あったよ」と保育士やお友だちに見せに歩いてました。
それを見て、△ちゃん、◇ちゃんも一緒にどんぐり拾いを始めました。
「こっちにもあった!」と大収穫!
ふと上を見上げて、どんぐりがなっている木を見つけて「見てー!どんぐり、いっぱいだー!」と大はしゃぎの△ちゃん。興奮しすぎて「き!」と言って、腕を横にして自分で木になったりもしてました。
どんぐり拾いは今日も大収穫でした。
また明日沢山拾えるかな…?
(K.H)
収穫中…
みてー!どんぐりいっぱいだよ!
◆秋の園庭で繰り広げられること…(ふじ4)
一輪車と足踏みボード!
本当に今日は午後から雨が降るの?今日の天気予報に不思議を感じるほどの秋晴れです。
一日の中の気温の差が大きく感じられるようになって風邪のひきはじめの子どもたちもチラホラ…
体温の調節を見守りつつ、鼻をきれいに拭くことも『自分で…』の様子にやる気の心は元気!と微笑ましく見守っています。
朝の遊びも友達との繋がりを大事にしている姿が見られます。赤ちゃん人形を抱っこしてのままごとも今日は自然な形で布団を手に集まり最初は皆がお布団のかけっこをしてねんねしていたのですがいつのまにか赤ちゃんとママに役割が決まりトントンして楽しんでいました。ほんとに自然なかたちで…
園庭での遊びも遊具を自分で選んだり倉庫にある足踏みボードを手をひっぱって使いたい合図を「かして!」と知らせてくれます。
どんなことも躊躇せずに前向きに伝えたりやろうとする姿に成長を感じます。
先週楽しんでいた足踏みボードに気が付き数人の子どもたちが動かして楽しんでいます。楽しかった記憶はちゃんと思い出されて『行動』というループにちゃんと繋がって行くのですね。
子どもたちの遊びを見ていると何のために縄を手にしているのかやじっくり座って動かないで見ているのか、みんな意味があることを教えてくれています。
珍しく築山の西側にある自動車に大入り満員のように乗ってドライブを楽しんでいます。
「どこにおでかけですか~?」と声をかけると「ミッキーさん!」どうやらディズニーランドのようです。 そうだね!週末ディズニーランドでの経験がごっこ遊びでも繋がってたんだね。
全ての経験が記憶の引き出しにいっぱいになって沢山のエネルギーになっていること。
このエネルギーが子どもの元気とやる気そして勇気になっているんですね。(S.C)
どこまで~? ミッキーさんまで!
とんとん ねんねんしてね~
◆子どもの出来たことに対する大人のかかわり(きく)
週末明けの月曜は、色々な姿が見られます。
週末の時間の流れと、保育園での時間の流れの違いから、遊べば遊ぶほど、早めに眠くなってしまったり、友達に会えた事が嬉しいのか、気持ちを発散したいという姿が見られたり、様々な子どもたちですが、保育園に来れば園生活のリズムにのって過ごします。
園庭に出ると、嬉しそうに支度をする子どもたち。今では、帽子をかぶり、靴下を履くことは言わなくても自分たちで身についていることが当たり前のようになっていて凄いなと思いながら見ていました。
「せんせい、こうでいいよね?」と靴を見せながら右左あっているかの確認をする子ども。自分があっていると、友達同士で確認したり、靴によってはマジックテープをちゃんと止めているかなどの確認もしたりと、小さなことから一つひとつ身についているのを感じて嬉しくなりました。
園庭ではそれぞれに遊びますが、ふじ組の子どもに手を差し伸べて一緒に何かするのかと思いきや、自分のバランスをとるために手をつないでみたり、予想外なことも多くあって笑いも止まりません。
室内に戻ると、給食の手伝いをしたくて、急いで着替えをする子どもがいました。それにつられて、「わたしが一番」と順番を競う二人の女の子。見ていると、それぞれに服をたたむことや、手洗いなど一つも忘れずに行い、ほぼ同時に着替え終わっていました。
服をたたむことも、できるときにたたむように声をかけてはいましたが、気が付くと、脱いだ服を広げてそれぞれのたたみ方でたたむことも少しずつ身についてきているのを見て、できるから良し!!と心で喜ぶだけではなくて、これこそ言葉で「すごいね、きれいにたためるようになったね」と伝えることを忘れてはいけないなと思いました。何事も、できるようになって当たり前ではなく、できることを認めてできたこと頑張ったことを言葉で伝えていくようにしていきたいなと思います。(N・M)
◆「エイ、エイ、ゴ~!!」(たんぽぽ)
エイ、エイ、オー
朝からなんだかテンションが高く、声も大きく、そしてちょこちょことトラブルの多い子どもたち。お休み明け・・・こんな元気すぎるスタートとなりました。
ミッキー体操も歌いながら、歩きながら、なんとなく落ち着かない体操に。
ちょっと発散を!と思い、体操後ピアノの前に集合し、「うんどうかいのうた」を歌ってみることにしました。先週の予行練習で初めて聞いたであろうこの歌。
「あ~か、かて チャチャチャ(拍手) し~ろ、かて チャチャチャ(拍手)エイエイオー」のフレーズはわかりやすいのかすぐに覚え、盛り上がっていました。
・・・が、よーく聞いているとなぜか「エイ、エイ、ゴー」と歌う◎ちゃん。
張り切って歌っていた姿が可愛かったです。
いよいよ本番を今週末に控えているので、お部屋でもみんなで歌って気分を盛り上げていけたらと思っています。
園庭では、リヤカーを見つけた〇君と△君。重いのに、必死に支えながら・・・スコップで砂を入れてはニコッ。「何をしているの?」と聞いてみたところ、「こうじ」だそうです。
リヤカーがどんな物か、どこかで見たことがあったのでしょうか?
記憶のどこかに残っていたのか?子どもってすごいなと改めて思いました。
太鼓橋のロープ登りの所には、長い行列が。だいぶ自分の力で登れる子が増え、滑り台を楽しめるようになってきました。
なかなか自力で登ることができない☆ちゃん。「ちょっとお尻持っててね」と可愛らしくお願い。本当は自分の力で登らないといけないのですが、ちょっと大目に見て見ぬふりをしてみました。お尻を支えてもらってもなかなか登れず、さらに一言「もっとちゃんと持ってよ」
だんだんと女子の強さ?!がチラッと見えた瞬間でした。結局、しっかり支えてもらい上に登れた☆ちゃんでした。(M.C)
順番を守って、並んでいます
「工事だよー」一生懸命、砂を入れています
◆
◆自分たちでつくる(にじグループ)
段ボールを切ってもらってるところ。
今日からまた一週間始まりますね。
今週の土曜日は運動会です。「あと5かい、ねたらうんどうかいだね」と確認しました。
「リレーのれんしゅうしなくちゃ!」「おどらなきゃ!」とそれぞれにやる気を出していました。
お部屋で遊戯を踊ったり、園庭で練習してみたり遊んだりしました。
そしてお部屋では前からもも組の〇〇くんが「きのおばけつくりたい!」と言っていたので、作っていくことにしました。
本を見ながら作っていきます。
はじめは大きな段ボールを取りにいきました。
大きな段ボールは切らなくては作れません。
もも組の〇〇くんだけでは切れなかったところを、ゆり組の△△くんが手伝ってくれ、たくさん切ってくれました。〇〇くんは「△△くん、おにいさんだね。」と微笑んで見ていました。
木の幹の部分ができ上がると、今度は葉っぱと目と口をつけていきます。
このときには同じもも組の◇◇くんも一緒にやりたいと言って、目になるものや口になるものを選びに材料を取りにいきました。
そしてつけていきました。
発想がまた面白いもので、可愛らしい表情になりました。
もも組同士で“これをやりたい”“これをもってこよう”“こうしよう”と進めていこうとする姿に成長を感じます。
運動会の練習もしていきますが遊びたい気持ちも大切に、子どもたちの好奇心に目を向けていきたいと思いました。
(H.K)
つくる。
こちらはコウモリ作り。
◆何する? (そらグループ)
お休み明けの今日はとてもさわやかなお天気に恵まれました。子ども達も元気に登園し、朝の共有の時間では、〇くんリクエストのハロウィンの絵本を読んだり、運動会の歌をうたったりで、子ども達の心は運動会とハロウィンでいっぱいのようです。
今日の園庭での様子です。朝、お家からお菓子の空き箱をもってきた△くん。ずっと空き箱を持ち歩いていたので「その箱はどうするの?」と尋ねると「今、何しようか考えてる!」という事でした。
お友だちと遊ぶときもデッキに登るときも、ずっと持っています。そして何かひらめいた☆のか水道に行き、その空き箱に水を入れました。でも水は下からジョウロのように、じゃばじゃばと漏れ、紙なのでふにゃふにゃになり、思っていたようにはならなかった様子です。
そして、ポイッとその場に捨ててしまいました。
「捨てちゃっていいの?」と聞くと「だって、ふにゃふにゃになったから使えないもん」という返事でした。「そうか・・」といいながら箱を拾い、手の上で転がしていると、箱がだんだん乾いてきて、何ができるか考えていると、△くんは折れた枝を手にしました。「先生投げて」と△くん。そうか!野球。一度は捨てようとした箱でしたが、見事野球のボールに変身しました。
△くんの楽しそうな姿に引き寄せられるように、お友だちやきく組の子達も集まってきました。
そして、箱はゴミ箱ではなく△くんのロッカーにしまわれました。
せっかく何かに使って遊ぼうと持ってきたあき箱。一度は思ったようにいかず捨てようとしたのに、また違う使い方を思いつき遊んでいく子ども達の発想力はすばらしいと思いました。
あきらめず、考える力をもっと大きくできるようにふれあいたいと思います。(h.t)
何しようかな。
Posted in 園のこだわり