◆10月15日(水)の子どもたち
2014年10月16日 木曜日
◆やってみよう(つぼみ)
今日は天気が良くなかったので室内で過ごすことにしました。
天気と同じように子どもたちの中には、いつもより体調がすぐれなかったり、なんとなく機嫌がよくない子もいました。
廊下にソフトマット・ソフト積み木・ボールプール・トンネル・乗ったり押したりできる箱(ここでは押し車と表現しますね。)をだしてあそびました。「廊下にいくよ~」と言うと真っ先に向かう〇くんや、保育士と手をつないでゆっくり向かう◇くんと△くん。「いいね!よかったね!」と言うとなんだか照れくさそうに上目使いで手を振っていました。「うれしいの?」と聞くとにっこり笑って「そうだよ~」と言っているかのように、大きく手を振ってくれました。〇くんや★ちゃんは廊下の奥まで早歩きで行き、嬉しさが表れていました。
押し車を歩ける子は自分で押すのが楽しくて、端から端まで行ったり来たり。お友だちが乗っているのも押そうとしてくれたり、少しレベルアップ。いろんなものに興味があり、あちこち模索しながら遊んでいた〇くんでしたが、保育士がソフト積み木を重ねているのを見て挑戦。何個も積み重ねることができ、「すごいね!」と褒められると、もう一回。それを見ていた★ちゃんも真似して挑戦してみました。
いろんなことが初めてだったり、真似してできたことを吸収してさらに違うことをやってみようとする子ども達の行動力ってすごいなと改めて感じました。
これから気温が寒くなる季節、つぼみぐみの子どもたちにとっては2度目の冬が待ってます。寒さにも負けず、子どもたちが元気に過ごせるといいですね。
(K.E)
◆子供の成長(ふじ1・つぼみ)
今日は、お部屋でのんびりと過ごしました。
いつものお部屋での遊びのコーナーはもちろんですが、他に机に大きな紙を貼り、シールやお絵描きが出来るコーナーを準備しました。
保育士の準備の様子を見ていた子は、早くやりたい!!とドアの前でアピール。
シールも何種類か用意して、自分で選んで貼れるようにすると、子供たちは次々に貼り始めていきました。
とても小さいものもあって、「むずかしいのでは・・・。」と心配しましたが、子供たちはとても器用に台紙から剥がして、白い紙に貼っていて、気づけば全員が机のまわりに集まり、10分以上集中してやっている姿に、大人のほうがびっくりしてしまいました。
台紙から剥がすだけでも子供たちにとっては大変な工程だと思うのですが、ちゃんとどっちがくっつくほうなのかを考えて、器用に糊の付いたほうを下に向けて貼っていて、いろいろ考えながら行動することが身についてきているんだと実感します。
また、指先を使って集中する遊びも上手になってきました。
子どもが成長しているからこそ、私たちもそれに合わせて提供するおもちゃや遊びを変えていかなくてはいけないんですよね。
体を動かす動の活動(散歩や体育遊びなど)、集中して取り組む静の活動(お絵描きやパズルなど)をバランスよく取り入れ、子供たちが楽しんでくれる環境の1つに自分がなれたらいいなと改めて思いました。(E.Y)
◆じっくり、ゆったり (ふじ2)
今日は雨のため室内遊びです。
室内遊びでも今日はいつもとは違い、それぞれ子どもたちの遊びを確保する為、少人数で活動しました。
みんなで朝、絵本を読んだ後、ふじ4くみさんで遊ぶ子、机でシール貼りをする子、ふじ2くみのお部屋でじっくり遊ぶ子と分かれました。
ふじ2くみの部屋でじっくり遊ぶ○くんと△ちゃん。
初めはみんながお部屋から出て行ってしまう寂しさで『えーん』となってしまいましたが、すぐに使いたい放題の玩具で遊び始めました。電車や車が大好きな○くん。保育士に積み木で道路を作ってもらい、その間を『ぶーん!』と言いながら思う存分走らせていました。
△ちゃんは、エプロンを付けておままごと。
ザルにたくさんの食べ物を入れてスプーンで混ぜ混ぜ。机に並べ、しっかり『いただきまーす!』をして、美味しそうに食べていました。
いつもはここでおしまいになっていましたが、せっかく玩具の流し台があるので、『食べた後はゴシゴシ洗うんだよー』と伝えお皿をゴシゴシして見せると、何枚もあるお皿をせっせと洗っていました。エプロンをつけ流し台でゴシゴシしている姿はまるでお母さん。
とっても可愛らしい一面が見れました。
机でシール貼りをしていたグループと交代をして、今度はシール貼り&お絵描き。
シール貼りをしていた子たちは、お部屋に戻り少人数だからこそできる遊び、お部屋が広くなったことを利用し、思い思いに身体を動かし遊んでいました。
お友達と一緒だから楽しい遊びと、少人数だからこそ楽しめる遊びと、今日の子どもたちの姿を見て感じました。
お友達が大好きなふじ2くみの子どもたち。お友達と一緒に楽しみたい…けど、自分の好きな遊びも思う存分遊びたい。子どもたちの今の姿を知り、子どもたちの気持ちを汲みながら環境を変えていこうと改めて思いました。
H.A
ゴシゴシゴシ・・・まるでお母さん!
たくさん描いたよ!
◆ダンス(ふじ3)
変身!
今日は、子どもたちの体調が少し優れなく、疲れている様子だったのでお部屋で過ごしました。
朝のお集まりの時、みんなの大好きなももんちゃんシリーズの「ごくらく ももんちゃん」を読むと…内容を覚えているようで「次は何が来るかな?」と聞くと「金魚さん」「とげとげ!(サボテンさん)」「おばけ!」とみんなが一斉に教えてくれました。
さて、お部屋では新聞紙をビリビリしたり、お絵かきをして過ごしました。〇くんに新聞紙を細長くして切り、おでこにまくと気に入ったようでノリノリでお部屋を走り回っていました。それがまるで光GENJIのようで大笑いしてしまいました。それを見ていた△ちゃんも「やって!」と同じようにおでこに新聞紙をまくと嬉しそう。また、「やって」と次々におでこに新聞紙をまいてあげると気付いたらみんなで巻いてノリノリの子どもたち。
小さな光GENJIの誕生です!
試しに曲をかけてみるとみんな画面に釘付け!真似っこでその場でクルクル回ったり、踊ったりしていました。
いっぱい踊って疲れたのかいつもより早く寝入る子ども達でした。
楽しかったけど疲れたね…いっぱいねよーっと!
(K.H)
お絵かきするよ
ももんちゃんだー
◆目の前で起きている様々な子どもたちの姿(きく)
エビに変身。
運動会まであと10日。
2歳児にとっては初めての運動会です。種目も少ないのですが、楽しく参加できるように、日頃子どもたちの好きな「せんたくかあちゃん」のお話から内容を考えました。
あいにくの天気で外に出られませんでしたが、室内で運動遊びをしました。
はしごを用意して、ジャンプ。洗濯物を干せるように、洗濯バサミを用意すると、興味津々な子どもたちはすぐに、大人の真似をしながら干し始めました。
洗濯バサミの使い方がわからず、「せんせい、できない。やって」という子ども。
「こうやって干すと良いんだよ」と伝えながら、あっという間に洗濯物を全て干し終えました。終わったと思っても終わらないのが子どもです。
色々なところから探してきては、「洗濯バサミちょうだい」と言って、しまいにはおままごとで使用しているスプーンを干していました。
一方では、音楽遊び。曲に合わせてタンバリンやスズ、カスタネット、どんぐりで作ったマラカスなどで楽しそうにリズムをとる子ども。ポンポンを見つけ、両手に持って踊りだす子どももいて、様々です。
ロフトの上では、高いところからの眺めを楽しみ、机上では、粘土でドーナツやパンを作るなど、じっくり遊びこんでいました。
順番を守ることや、貸してあげること、貸してもらうこと、一緒に声をかけて数人で遊ぶこと、その中で満足したりしなかったりでの繰り返しを遊びの中で経験しながら成長しています。
目の前で大きな声で「貸して」と言っている子ども、何を?という顔で言われている子ども、貸してほしいのに逃げていくのが悔しくて先に取ってしまい喧嘩になることもあります。
できないことはどうしたらできるようになるのかを、一人ひとりの子どもに合わせて関わっていくことが保育士の役割。
今日も一日たくさんの子どもたちの姿を見て、癒されたり、どうしてそうなるかなと頭を悩ませたり、やっぱりそうだな、と思った通りで少し笑わせてくれたりしました。台風がすぎた今日も、保育園の中での一日は様々な出来事がたくさん見られていたように思います。
全てを受け止められる広い心を持ち続けていきたいなと思いました。(N・M)
粘土に夢中。
音楽に合わせて。
◆部屋干し (たんぽぽ)
朝から元気!ソファーを電車に見立てて。。
昨日とはうってかわって、寒々とした雨・・・。でも、子どもたちは、朝から元気いっぱい!
先週までしばらくお休みしていた◎ちゃんは、クラスの中でもみんなをひっぱってくれるような存在。その存在感はお休み明けもばっちり健在です。◎ちゃんが元気よく、楽しそうに何かをしていると、周りの子も自然と集まってきて、遊びの輪が広がります。今日も朝から、◎ちゃんを中心に電車ごっこ。「公園行ってきまーす。」「おさかな買ってきまーす。」と賑やかです。
ミッキー体操もなんだかテンション高く、そのうち自然に手をつなぎだし、始めは小さかった輪が段々大きく・・・。クラスという集団の中でそれぞれが、それぞれの違った存在感をキラキラ輝かせていけると、さらにステキなたんぽぽぐみになっていきますね。
日中は、きくとたんぽぽ、自由に行き来して遊びました。「きくさんに行って遊んでもいいんだよー。」と話すと、もちろんみんなとりあえずきくぐみさんへドーッと。きくぐみがあんまりぎゅうぎゅうしても大変なので、たんぽぽぐみにはしごを用意しました。「はしごやりたい!」という子たちは、たんぽぽぐみへ流れ、体を動かします。
運動会での親子競技も意識して、頭にスカーフを巻いて、せんたくかあちゃんになってから、はしごを渡り、洗濯物を干すという流れにしてみました。なんでも干しちゃうせんたくかあちゃんのお話にちなんで、たらいにいろんなものを入れて、ひもを渡し、洗濯バサミを用意し・・・。「さあ、せんたくかあちゃんみたいになんでも干しちゃおう!」と言うと、早速ボクもワタシもと干し始めます。はしごからの流れもいつのまにかどうでもよくなり、ひたすら洗濯物を干していく子もいます。あっというまにたらいの中が空っぽになったので、「どうしよっか?なんでも干しちゃおう!」とまた言うと、おままごとコーナーからまたお人形さんなどを持って来てせっせと干します。お部屋の中から干せそうなものを探して干していると、〇ちゃんが「えへへ。スプーン干す。。」とスプーンを持ってきました。「よし!スプーンも干しちゃおう!」とスプーンも干して、、、なんとも賑やかなお洗濯になりました。
あいにくのお天気で、ザンネンながら今日は部屋干しとなりましたが、いっぱいの洗濯物を干した様子はなかなか爽快でした☆
(T.M)
せっせと洗濯物を干す小さなかあちゃんたち。
なんでも干しちゃいました~
◆いっしょにつかうんだ (うみグループ)
子どもたちが選ぶ遊びのなか、不動の人気を誇るのが塗り絵です。
今日もたくさんの子が塗り絵を楽しんでいましたが、それと同時にたくさんの成長に触れることができました。
「塗り絵くーだーさい!」「わたしもくーだーさい!」
自分の好きな塗り絵を選ぶ、ももぐみの〇〇ちゃんと△△ちゃん。
仲良く隣同士に座ると嬉しそうに会話しながら塗り絵のスタートです。と思いきや…すぐに塗り始めると思いましたが塗り絵を始めたのは〇〇ちゃんだけで、△△ちゃんは色鉛筆を持たず〇〇ちゃんの塗り絵をジーっと見つめています。
何か困ったことがあったのか…しばらく様子を見ていると…。
「ハイ!おまたせ!」と、〇〇ちゃんが自分の使っていた色鉛筆を△△ちゃんに渡しました。
「ありがとう!」
色鉛筆を貰うと△△ちゃんも嬉しそうに塗り絵を始めました。
しかしよく見て見ると、なぜか二人は色鉛筆を人数分用意せず、一色一色を1本ずつ用意し順番に使っていました。
そこで「まだ同じ色たくさんあるから持ってきたら?」と、〇〇ちゃんたちに提案してみると「いいの!一緒に使うの!」と、断られてしまいました。
二人は、あえて人数分用意せず、この関わり合いを楽しんでいたんですね!
子どもの世界のおもしろさに触れることができましたが、なによりも友だちとの関わり合いの広がりに成長を感じました。
これからまた、子ども同士の関わりも増えてきますが一つひとつ大切に見守っていきたいと思います。
T.N
◆リセット*(にじぐるーぷ)
今日は外は寒く・・・「きょうさむいね!」「あめふってきたんだよ?」と子ども達は顔をしかめっ面に変えて職員に訴えてきました。
今日も先日に引き続き、ハロウィンを感じる1日となりました。
環境設定として、ハロウィン色の(オレンジ・黒)の輪っかつなぎ・折り紙でカボチャ作りなどの「クラフト」を用意し子ども達の楽しそうな表情が見えました。
子ども達は自分たちが作ったカボチャの顔を見ては「ほそながいかお」「これはおおきいね」と口々に言いながら自分たちのオリジナルのカボチャにコメントをつけるのでした。
輪っか作りでは三歳児でも出来る内容ですので長い輪っかつなぎが出来ました。皆に見せようと持ち出すので、絡まってちぎれる・・・と大人は不安でした。無事に切れる事は無く長いままで済み後で飾ろうという事になりました。
また、絵の具遊びでもハロウィンにちなんでステンシルなども用意しました。スタンプのように押すとぼかしがかかりしわくちゃの紙にピッタリの出来上がりでした。またそれに型紙(お化けの顔に切り取ったもの)を被せ穴から更に指絵の具で塗ると素敵なカボチャが*
ライトテーブルにかざしてもとても綺麗になっています。
少しずつハロウィンの雰囲気が出てきたお部屋に大人も楽しめます。
こんな飾り付けはどうか?こんなハロウィングッズあるよ!という保護者の方がいらっしゃいましたら、是非一緒に楽しみましょう!!
雨が少しずつ強くなっていますが、雨の降らない少しの時間にベランダに出て遊ぶ子ども達もいました*
「あめだ〜」と「さむくなってきた〜」とお部屋に戻るのですがその表情は笑顔・・・*
どんな現象でも楽しめる素敵な心にいつも私たち大人の心もリセットさせてもらっているようです。
k★y
◆もうすぐ運動会(そらグループ)
今日は、はっきりしないお天気で残念ながら園庭で遊ぶことが出来ませんでした。
そこでホールで跳び箱、平均台、鉄棒などを準備し、運動会の練習をすることにしました。
はじめは「園庭に行きたかったのに~」とか「ぬりえをするから行かない!」と言っていた子どももいましたがお友だちが続々とホールに行くと「やっぱり行ってみよう~」と興味を持ってくれました。
ホールで保育士がやり方を説明すると、子どもたちは一生懸命、目と耳できいていました。
順番にやり始めると、スイスイと難なくできる子、自分流にたのしそうにやっている子、やりたいけど怖くてもじもじしている子、さまざまな様子をみせていた子どもたちでしたが、しばらくすると、怖がっていた〇ちゃんも笑顔で鉄棒にぶら下がっていたり、跳び箱ではうまく踏みきりができなくてあと少しで跳べそうな◇くんが、何回も挑戦し跳べた!時はうれしくなりました。
あきらめずにチャレンジする子どもたちの姿は感動でした。
お部屋に戻ると、ひまわりの男の子たちが虫かごをかかえて何やら話をしていました。
どうやら[何の虫をこの中に入れようか]を相談しているようです。
「バッタかな?」「こうろぎかな?」「せみ!」・・・せみ?
「せみの鳴き声聞こえる?」と話しかけてみると「聞こえないか」「今は何の虫がいるんだろう?」という疑問が芽生え昆虫の本を見てみることになりました。
すると、こうろぎのページに捕まえ方が書いてありました。それに目をキラキラさせた△くん!
捕まえるためには道具が必要で、それを作ることにしました。
作っている時の△くんは、その道具で虫を採っているところを想像しているかのようにうれしそうでした。
子どもたちが興味を持ち、挑戦して、達成する!そんな時間を大切に見守り、応援していきたいと思いました。H.T
Posted in 園のこだわり