小さな先生
2014年09月30日 火曜日
昨日、交通安全教室がありました。
そこに参加した4,5歳児の子どもたち。
少人数のグループで手をつなぎ園に帰ってきました。
すると、ホール前から「南無妙法連華経 南無妙法蓮華経 南無妙法蓮華経 み仏さま ありがとうございました・・・・・・・」という声が。
保育士も一緒に帰ってきたのだと思ったら、保育士は危険箇所に立ち見守り、門からは子どもたちだけでした。
ホール前に着いたグループは年長児のリードできちんとみ仏さまにご挨拶をしていたのです。
子どもたちの主体的な行動はとても嬉しかったです・・・そして更にその続きがあり、年長のSちゃんは次に来たグループがご挨拶をしないで入って来たら、「南無妙法蓮華経忘れてるよ」と声をかけ、なかなか挨拶しないグループのメンバーに「一緒にするからしよう!」と自分も一緒に玄関から出てホール前でメンバーをリードしてご挨拶をしていました。
『~しなきゃいけないんだよ』などの否定的な言葉での声掛けではなく『一緒に』というSちゃんの声掛け・行動は保育士のようでした。
日頃、保育者に見守れていることで子どもたちが自信を持って主体的に行動出来たんだと思います。
この様子を見ていて、保育者の行動・関わりが子どもたちの行動に大きく影響があることを改めて感じました。
これからも一人ひとりの発達を捉え、関わりを大切にし、自信を持って見守っていきたいと思います。
副園長
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