子どもが輝く時
2014年09月24日 水曜日
先日、杉並社会福祉協議会主催の公、私立の園長、他保育士の研修会がありました。
「こどもの育ちと子育て支援」と題して東京家政大学ナースリールーム主任井桁容子先生をお迎えして心の教育とは・・・。
「共感性」が重要。心を寄せて知ろうとすることが、学ばないではいられない衝動に「学ぶ意欲」「する意欲」をわき起こらせる。
0歳児からの共感の芽生えとも言える、「共同注意」は9カ月から見られる。他者と同じものを一緒に見る行為・・・。乳児期に目と目を合せて微笑かける事から始まり、子どもの喧嘩は大切であること、その中で保育者が子どもの思いを受け止め、丁寧に関わっていくと心が安定し、大人の顔いろを見なくなり、それに伴い一人遊びに沈頭するようになるため、工夫、調整、検証、等豊かな学びのある遊びに変化していく事を学びました。
パワーポイントの事例を見ながら子どもとの関わりを丁寧に教えていただきました。
特に0,1,2歳児の遊びが、学びに大切な育ちがあること。そのためには保育士は、その子らしさがのびのびと発揮出来る環境を保障すること。子どもの自発的な遊びの中に子どものものの見方、とらえ方、感じ方が表われており、それをキャッチすることで、子どもの理解に繋がる事。子どもの遊びを丁寧に「善く観る」事が専門性の高い保育となる等を学ばせて頂きました。
子どもの自発性を見守り、子どもが必要な時に援助する事の大切さを確信出来ました。また、子ども時代の失敗は恐れず失敗から学ぶ子どもに・・・。「畑村洋太郎講談社失敗学のすすめ」(参考文献)
早く結果を出そうとする大人の考え方を変えて、今の経験が次に生かせる形で伝えることが重要である。あまり急がない事等確認しました。
園長
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