おばあちゃん、ありがとう☆
2014年09月16日 火曜日
先日の職員朝礼で、おばあちゃんのことが話題になりました。
それをきっかけに自分の祖母のことを振り返ることが出来ました。
祖母は、生きていれば108歳ですが、約20年前に亡くなりました。
亡くなった時、私は研修旅行中でした。
祖母が、危篤になっていることも知らずにいましたが(研修中だったので知らせなかったそうですが・・・)、急にサンダルの鼻緒が切れたのです。
何か悪いことが起きなければいいけど・・・と思いながら過ごし、帰宅して祖母の悲報を聞きました。
何も言葉が出ませんでした・・・・・
鼻緒が切れたことは、おばあちゃんからのお別れの合図だったんだと思います。
祖母との思い出は、幼稚園の卒園式と小学校の入学式です。
ちょうど、その時期に母親が妊娠中で体調を崩し参加出来ないので、祖母に来てもらったのです。
写真での祖母の嬉しそうな顔が印象に残っています。
その後も、時々、東京に出てきては家に泊まり、あちこち出かけて行っていました。
そんな元気な祖母なので、来れば注意されたりします。
それが嫌で、中学・高校生の頃には、「また来るのか~、他の家に泊まればいいのに」と思ったこともありました。
卒園・入学と一番大変な時期に面倒をみてもらったことなんて忘れ感謝のない自分でした。
それから何年も過ぎ、職員朝礼を通し、ふと思い出す・・・・・
またまた、おばあちゃんからの何かの合図でしょうか?
母は、祖母から 『いつもおてんとうさまがみてるからね』 と言い伝えられてきたそうです。
良い行いをしても悪い行いをしても、おてんとうさまが見ているから自分に正直に生きる。
良い行いは誰かが見ているからやるものではない。誰もいなくてもおてんとうさまが見てくれている。
その母から、私は 『いつも笑顔でいなさいね』 と言われてきました。
それは守れているかどうか・・・
祖母から母へ、母から私へ伝わる言い伝え。
私も何か一つ、しっかり娘に伝えていきたいと思います。
敬老の日と共にに、素晴らしいことを振り返り思い出すことが出来ました。
そして、おばあちゃんに伝えられなかった一言・・・・・
おばあちゃん、ありがとう☆
副園長
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