◆9月27日(土)の子どもたち
2014年09月29日 月曜日
◆じっくりたっぷりのーんびり(つぼみ・ふじ)
風が少し冷たく感じ、だんだんと秋の訪れを感じられるようになってきました。
気温の変化も激しく、子どもたちは体温調節が少々難しくなってきているようで鼻水や咳が目立っています。沢山遊んで沢山食べて、元気モリモリの姿をまた取り戻していきたいものですね。
そんな今日も体調を見ながら園庭と室内に分かれての一日が始まりました。今日は偶然ですが室内はつぼみぐみ、園庭はふじぐみに分かれておりそれぞれの時間を楽しんでいます。
つぼみぐみのみんなはブロック・ままごとがお気に入りのようで積極的に向かっていきます。
〇ちゃんは保育士にままごとのスプーンを勢い良く差し出します。急に目の前に来たものですから多少驚きはしたものの、〇ちゃんの表情はとても穏やかで『どうぞ食べてくださいね』と言ってくれているかのような笑みを浮かべていたので「パクパク。おいしー!」と食べる振りをしてみました。するとブンブンと首を縦に振り、今度は『よかったです』と言ってくれているかのような素振り。言葉はないにしても、体や表情で伝わってくるものってありますね。
△くん・☆ちゃんはブロックに夢中です。重ねるではなく観察です。手にしては顔の近くに持って行ってブロックの上を見たり下を見たり裏を見たり・・・たまにはブロックを打ちつけ合って音を聞いているのかとても真剣な姿でした。たまに目が合うとニコっと笑ってくれたり、そんな姿をみていると『ぼく(わたし)たち楽しんでるよ』と伝えてくれてるみたいでした。
なんとも優しい時間です。
さてふじぐみのみんなはというとつぼみぐみのみんなとは少々違い、賑やかです。
「◇ちゃーん」「おーい!ちぇんちぇーい(せんせい)」「だんごつくるの」等、沢山の声や会話が聞こえてきます。また、それ以外にもガチャガチャドンドンとお皿やシャベルが当たる音やすべり台の音。みんなが思いっきり遊んでいるのが耳からでも伝わってきました。
何人かの子がボールで遊び始めるとそれを見ていた子も自分もやりたいとボールを取りに行きます。◎ちゃんと□ちゃんはボールを持つと、ウッドデッキを登り二人でうつ伏せになってお腹の下にボールを入れました。「ゴロゴロゴロ~」と言いながらバランスを取ってエクササイズ?に余念がありません。そんな姿を見つけたものですから残りのメンバーもそこへ近づいて行きます。男の子たちは二人がいるウッドデッキの下を覗いたりとボールというよりはその近くに行ってみたかったようです。★ちゃんはお腹に入れようと思ったのですが怖かったようで気付けばボールに座って休憩中。みんながぞれぞれ楽しんではいますが気付けばみんなが集まっている・・・こちらは微笑ましい光景が見られた時間となりました。
K・E
おだんごにちょこんと飾り付け。どんなお味かな?
◆
園の外に出てみたら・・・(土曜2歳・幼児)
今日は秋を感じにお散歩へ行ってきました。
行先は大聖堂の屋上です。
2歳さんも一緒のお散歩は初めてだったのですが、大人が声をかける前からゆり組さんとひまわり組さんは2歳さんと手をつないでいてくれ、自然な優しさに出発前から温かい気持ちにさせてもらったのでした。
目的地の大聖堂までには、たくさんの出会いがありました。
今日はお休みの〇くんが、お父さんと自転車でお出掛けしているところに偶然出会ったのです。
「〇くんどこに行くんだろうねー。」なんて会話をしながら歩いていると、通りかかった仏具屋さんから見慣れた顔が。なんと遅番の職員さん!店番をしているところに出会うことができました。何のお店なのかを質問してみると、「みほとけさまにお供えをする道具が売っているんだよ。」と教えてもらい、なるほど~といった表情で真剣に聞き入っていました。
職員とお別れをして、少し歩くとまたまた見慣れた顔が。なんと・・・園長先生ではありませんか!びっくりしながらも嬉しい出会いに「今日は色んな人に会うね~♪」と子どもたちも笑顔があふれていました。
大聖堂の屋上では思いっきり体を動かしました。
見晴らし台から見える景色も、クレーンが目にとまる子、ビルが気になる子、雲が気になる子
・・・と、同じ景色を見ているはずなのに一人ひとり見え方が違うようです。
興味や関心があるものが目にとまるのでしょうね。とっても素敵なことだなと感じながら、そんな一人ひとりの気付きを一緒に共感していきたいなと思ったのでした。
たっぷり遊んで、大聖堂のみほとけさまにもご挨拶をして育子園に向かいます。
帰り道でも、もも組の△くんの家族や、以前育子園で働いていた職員、看護学校前で交通安全の運動をしていた職員にも会ったのです。
「今日はすごいね!たくさん会ったね!」と大喜びで育子園まで帰って来たのでした。
外だからこそ味わえる体験も子どもたちを育んでくれる大事な宝物。
またそんな機会を作っていけたらなと思っています。(M.E)
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