◆9月24日(水)の子どもたち
2014年09月25日 木曜日
◆finger(つぼみ)
夏の香りも秋の香りと変わり、心地の良い一日となりましたね。
最近つぼみの子ども達も上手に歩けるようになってきた子が増えてきたので、園庭に行くときには靴下と靴を履きます。今日〇くんに「〇くんの靴下どれかな?」と差し出すと、数個ある中のもの(写真つき)を見比べて自分の靴下を手に取っていました。〇くんは自分の顔写真がわかったのでしょうか、自分の物を見つけることができ得意げな〇くんでした。
◇ちゃんと△くんは靴箱を指さして「取って」をアピールしていました。「どれかな?」と声を掛けると、手を出して自分の靴を取り出せて「履かせて」と足をあげて待っていました。最近よく自分のものがわかるようになってきた子どもたちですが、毎日の生活の中でいろんなことを見ているんだなと感じました。そして、指先も上手に使えるようになってきたので、園庭の落ち葉を拾って観察した後ちぎったり、保育士にあげたりしていました。ちょっとした秋の発見も子どもたちと一緒に見つけていけたらなと思います。
(K.E)
◆できること いっぱい(つぼみ・ふじ1)
お水を飲んでから!
今日も園庭は蚊が多いかなと思いながらも、明日から雨の予報ということで少しだけ園庭に出て早めにお部屋に入り廊下で遊びました。
園庭に出ると遊具で遊び始めるかな?と思いきや、みんなのどが渇いたようで真っ先に給水所に行きコップを出し始めていました。子どもたちに「お水飲む?」と聞いてみると首を上下に動かし飲みたいことをアピール!保育士が聞いていることが本当によく分かるようになりいつも驚かされます。また、それと同時に子どもたちと会話ができて嬉しいです。さぁ、お水も飲んで遊びに行こう!!
今日は、どこへいくのかな?と思いながら子どもたちの様子を見ているとお友だちのいるトランポリンの所へ次々に遊びに行っていました。一番最初にいたのは○ちゃん。何やら手にはシャベルを持ってクルクル回ったり体を動かして楽しんでいました。お次に来たのは△くん。自分で頑張ってトランポリンの上まで上がることができました。すご~い!□ちゃんも上手に下の台を使ってよっこいしょ。以前は保育士の力を借りてやっと登れるという感じだった子どもたちも今ではたくましくなり自分で体を使って上がれるようにまでなりました。
楽しく遊んでいる子どもたちの元には・・・やっぱり蚊が集まってきました。ということで、急いでお部屋に戻り廊下でコンビカーを出して遊びました。蚊もいなくやっぱりお部は過ごしやすいですね。園庭遊びが好きな子どもたちにはかわいそうですが・・・早く蚊が去ってくれますように。願うばかりです。
廊下では蚊に刺されたことも忘れるぐらい思いっきりコンビカーを走らせ遊びました。□ちゃんがコンビカーに乗って走らせていると☆ちゃんが後ろから優しく押してくれました。☆ちゃんの優しさが見ていても伝わりました。お友だちのコンビカーにぶつからないように気にしながら押してくれました。 給食の時間になり子どもたちに「給食の時間になるから、片付けしょうか?」と声をかけると、自分が使ったコンビカーを押したり、乗ったりして保育士のところへ片付けに来てくれたのです!すご~い!と思わず声が出てしまいました。最近お片付けということを覚えた子どもたち。おやつの前や、園庭に出る前も何も言わなくても自分が使った玩具を片付けられることもあります。そんな姿がたくさん見られて嬉しいです。(S.R)
おともだちと一緒に。
押してあげるね!
◆子どものちからは無限大☆(ふじ2)
電車ばいばーい!
朝のお話で、保育士から『園庭で遊びたいひとー?』と聞くと、『はーい!』と元気に返事をする子どもたち。今度は『電車見に行きたいひとー?』と聞くと、これまた元気に『はーい!』
『じゃあ、お部屋で遊びたいひとー?』と聞いてみると、やっぱり『はーい!!』笑。
そんなほんわかするやりとりから一日がスタートです。
結局、電車を見に行ってから園庭で遊ぶ事になりました。
行く途中では、ちょうどパトカーに出会えたり、たくさんバスが見れたりと子どもたちの目はキラキラしていました。
電車が見れる場所に到着すると、すぐに車庫に戻る電車を見る事ができました。ここでも子どもたちの目はキラキラ!何度か見ている電車ですが、いつまでも純粋で真っ直ぐな子どもたちを見ていると、私たちも真っ直ぐな気持ちで子どもたちと接しようと思わせていただきました。
2台も電車を見る事ができ、大満足な子どもたち。園に戻り、園庭で遊びました。
園庭では、○ちゃんがぽっくりを持って難しそうな顔をしていました。
その様子を少し離れたところから見守っていると、どうやら足を乗せて歩きたいようです。本来のぽっくりの遊び方ですね。
今までは、首から下げたり、足を乗せるところをひっくり返して砂をいれて遊んでいたのですが、今日は一生懸命足を乗せて立ち上がろうとしていました。
幼児組さんや保育士がやっているところを見たのでしょうか。ぽっくりは簡単そうに見えてバランスを取ったりするのに、子どもたちにはかなり難易度が高いと思います。
でも○ちゃんの一生懸命やってみようとする姿に心を打たれました。
保育士や誰かに助けを求めることなく、立ち上がろうとするとバランスを崩して尻もちを何度もつきながらも諦めずに挑戦していました。○ちゃんの努力の結果・・・紐を持って立ち上がるところまでできたのです。歩き出すというのは難しかったようですが、○ちゃんは満足したのか違う遊びへと向かっていきました。
やってみたいという強い気持ち、子どもたちの無限に広がる意欲を身にしみて感じる瞬間でした。
H.A
ひとりでできました!
◆はじめての足ぺたぺた(ふじ3)
始めはドキドキ。
今日はテラスで初めての足スタンプをしました。
箱に茶色の絵具がしみ込んだペーパーを敷き、そこに足の裏を置き絵具をたっぷりつけて模造紙の上にペタンと置きます。足型スタンプの出来上がり。
何をやるのか分かっていないのになぜかやる気満々の〇ちゃん。まだ準備が出来ていない段階で何かを察したのか「やるー」と興奮気味。ですが、いざ模造紙の紙の前に行くと「?」の表情で立ち尽くしてしまいました。保育士が見本で、足に絵具を付けトンと模造紙の上に足を置くと「なるほど」とやり方がわかったようで自らやろうとする◆君。みんなの先頭を切って楽しんでいました。その様子を見ていた〇ちゃん。あの意欲はどこへやら。一歩引いて◆君の様子を眺めていましたが、なかなか勇気が出ず足を絵具に着けることはできません。そこで保育士の助け舟。手をつないで一緒にやってみようと声を掛けてみました。少し腰は引けていましたが片足を付け絵具の感触を足の裏で感じながら、そのまま模造紙の上にペッタン。
固まる〇ちゃん。「出来たね。すごいね。」の声掛けに自信がついたのか、何度も絵具を付け足踏みをして足スタンプを楽しむ事が出来ました。他の数名も初めは「なんだ?」と興味はあるものの自分から絵具に足を付けるのをためらう子や他の子の様子を見て大丈夫なのを確認してから挑戦する子。それぞれ反応は異なりましたが子どもたちの性格がまじまじとが見られました。スタンプが終わった子からそのまま園庭遊びへ。沢山身体を動かしたふじ3組の子どもたちでした。足スタンプを1回経験した子どもたち次はどんな反応をするのか、楽しみです。また足スタンプしようね。
(K☆H)
ペタペタ。上手だね。
電車ごっこをしていました。ガタンゴトン。
◆秋のみのり!(ふじ4)
どんぐりとヤマモモの種とかたつむりタクシーと‥
暑さも寒さもある時期に来ると凌ぎやすさに変わり、この揺らいでいく季節が日本の四季を感じさせてくれます。
温暖化の影響からかゆるやかに変化していく日本らしさをどこか忘れてしまったような気象が続いていました。
雨もあり風もあり恐れるほどの自然もあり包まれたいと思うほどの穏やかな自然もあり…そんな様々な変化を身近に感じながら静かに染まりゆく『秋』を子どもたちも楽しんでいます。
今日は7名のお友だちが元気に園庭で遊びました。
好きな遊びに自由に広がるように駆け出します。
トランポリンでのジャンプやゆりかごスィングでの豪快なブランコもすっかりコツをつかんで楽しんでいます。
ゆりかごスィングでは知らず知らずに集まって、乗る子や揺らす子それぞれ楽しんいます。
ついこの間まで登れなかった子も「ちょっととめて!」と揺れているブランコを止めに入り登っています。
出来ないことを悲しんでいる悔しがっている光景にも出合いましたがなにか超えられた心を感じました。
園庭の葉っぱの茂みの中で「かたつむりさん元気かな?」と尋ねてみました。
朝の会ではちょっと懐かしんで「かたつむりタクシー」の絵本を読み聞かせしてもしかしたら出会った虫をタクシーに乗せているかも………?………!!
そんなメルヘンの世界の窓を開けてみたところでした。
案の条、「葉っぱのところいるかな~」「ゆっくり、ゆっくりね。」そんな言葉もちらほら…
どんぐりのあかちゃんを拾って小さな手いっぱいにぎゅっと大切に握りしめて見せてくれました。
やまももの木の下にもコロコロした小さな実が沢山落ちています。夏には色水遊びをして遊んだ赤い実の種です。
小さな実や花や葉っぱの変化にも感性を響かせて楽しんでいます。
自然の変化に出合うたびにみんなのピ~ンと響かせたアンテナがキャッチしますね。
自然も心も豊かな 秋 です。(S.C)
コロコロ コロコロ大切なもの
探検?探検!探検。
◆助け合い(きく)
築山で…
今日は朝の会で、大型絵本の「ぐりとぐら」を読みました。
大きなタマゴを見つけたぐりとぐらが、カステラを作って森のみんなにも分けてあげるお話しなのですが、やはりきく組の子どもたちもふわふわのカステラを見ると「たべたーい!」の声が…。
絵本を一人ひとりの目の前にさしだすと、パクパクっと食べる真似で味わう子どもたち。真似っこでもおいしそうでした♡
そのあと、園庭で遊びました。
夏の頃とは遊び方も変わり、木の実を探したり、今までできなかったアスレチックに挑戦してみたり…。何より一人で遊ぶ子よりも、友達と関わり合いを持つ子が増えてきたように思います。
築山は、斜面が緩やかな面と急な面があるのですが、〇君が急な斜面に行き、突然「あ~れ~」と言ってズルズル滑り落ちそうにしていました。そこへ、助けなくっちゃと△君がやってきて、手を引いてあげました。助けられた〇君は「ありがとう」と言いつつも、滑り落ちるのが面白くて、何度も「たすけて~」と言い、また△君が助けてあげて…。
それを見ていた□ちゃんや☆君もやってきて仲間入り。いつの間にか築山は助けを求める声でいっぱいになってしまいました。
「きゃっきゃ」と楽しそうに滑っていたので、保育士も混ざって「あ~れ~、たすけて~」とすべってみました。ところが、思いのほか急な斜面になかなか登れず、子どもたちも必死な表情で助けてくれました。
こんな急な斜面をすんなり登れるようになったんだな~と、保育士も身をもって体験してわかりました!
(I.Y)
どんぐりみつけたよ!
うわ~!どて~!
◆砂場は、異年齢のたまり場(たんぽぽ)
川ができましたよぉ~!!
今日は少しお部屋でゆっくり遊んでから園庭へ行きました。最近砂場が大人気!気づくと緑帽子のきく・たんぽぽ組で賑わっていました。山のまわりでは道を作ろうと提案すると、小さいシャベルと大きいシャベルでザックザック掘っています。その隣では、〇ちゃんと△ちゃんが「ホットケーキ屋さんです。」とお皿に砂を乗せてごちそうしてくれました。山道を車で走らせるのは△くん。くるくると泥をペタペタつぶしてドライブ~☆
とても密集して遊んでいるのでぶつかったり、スコップを間違えて使ってしまったり、なんだかいろいろともめごともたくさん出てきました。「〇のおたまがな~い~!」「〇ちゃんのお皿は?どこ?」とかふじ組さんの〇ちゃんが「おーみーずーーー!!!」とお水を出して遊びたくて泣いています。「ここは、ゆり組さんが使ってた場所だよ。」と近くで遊んでいるお兄さん、お姉さんとも・・・。見ている私でも、一つひとつ対応するのに大変でどうやって子どもたちは自分から発信するのか見ていると・・・ふじ組の〇ちゃんには、△くんが「お水は先生のだよ。だめだよ!」と泣いている〇ちゃんに優しく教えてあげていました。お兄さん、お姉さんには◇ちゃんが「いい?」「いい?」「いい?」と何回も「使っていい?」と聞いて了解を得ていました。他にも、スコップやお皿・・・お友達と じゅんばん に使う子どもたち。
自分が使っていたものを自然に貸してあげることはとっても簡単に見えますが、ちょっとの勇気が必要。それをふと・・・「どうぞ!」「いいよ!」と言えた瞬間。心が柔らかくなりちょっとの勇気が振り絞れた瞬間でもありますね。そしてそれを、「ねぇ~せんせい?どうぞしてあげたの。」「貸してあげたの☆」と自信満々の笑顔でいってくる子どもたち。
遊びのトラブルもたくさんある中で自然と優しさや思いやりと一緒に勇気も身についていくのですね。
毎日子どもたちの様子をみていると「あれ!成長したなぁ。」とか「あれ!我慢できるようになったんだぁ。」とか一人ひとりの成長も見えてきます…☆
子どもたちと一緒に過ごす中で本当に子どもたちから教えてもらうことがたくさんあって毎日楽しく過ごしています。それを全力の愛でわたしも返していけたらなと日々思うのでした。
お父さん、お母さんいつもご協力ありがとうございます。
(Y.E)
お兄さんたちのなかにさりげなく入って楽しむ姿も…☆
「まだ帰りたくないよ~!」といってまったり二人で仲良く車と船を走らせているのです。
◆いつでも全力です! (うみグループ)
今日は、お部屋と園庭にわかれて遊びました。
子どもたちは思い思いの遊びを見つけ楽しみますが、遊びだけではなく運動会に向けての取り組みを自発的に行う姿もたくさん見られました。
「鼓笛の練習するんだ!」と、ピアノを弾く子。
「ミッキー体操運動会でやるんだから!」と、曲に合わせ鏡の前で振り付けを確認する子。
「リレー何番が良い?」「あーん負けたらどうしよう」などと、作戦会議をする子など様々…。
何事にも全力な子どもたちを見ていると微笑ましく嬉しい気持ちにさせられます。また、年齢関係なく楽しそうに行う姿が温かく印象的でした。
そんな子どもたちの取り組みの中で共通していたのが“運動会で皆に見てもらいたい!”という強い気持ちでした。
素直で前向きな気持ち…。応援してあげたくなるとともに、たくましさ、成長を感じさせられます。
日々全力な子ども達たち…。これからも、子どもたちの“今”を大切にしていきたいです。
T.N
◆おめでとう!(にじぐるーぷ)
今日は、朝の集まりで誕生日だった子のお祝いと妖怪体操などのダンス遊びを行いました。
運動会で披露する遊戯のダンスの中に年長児の組体操があります。
曲の途中で行うのですが、もも・ゆり組はその時に一緒に組体操をせずにいました。
しかし、最近では「ぼくたちもしたいの!」という子も出てきました。それに対して年長児は「ねんちょうさんだけなの」「みんなやったらわたしたちがめだたないでしょ!」と意見を言っています。子ども達の活動の中で子ども達同士での関わりと、子ども達同士の約束事などが決められています。子ども社会も難しいものだと感じます。
そして、年長児は鼓笛練習を行いました。
自分の楽器の番号を決め本格的に自分の楽器にも愛着と責任が芽生えているようです。
音のハーモニーが出来ると「たのしいね!もういっかいやろう?」という子もいました。
楽器を前にして触らずにはいられませんが、指揮者の合図に合わせて待つことも必要です。
今、練習していく中で沢山の気づきが見られると思います。
自分たちでのやりたい楽器、やりたい曲を思う存分楽しんで頂きたいものです。
室内遊びでは、おままごとゾーンで遊ぶ子どもたちがいました。とても楽しそうで会話もなりきった様子でした。それを見た他の子ども達が「おままごとぞーんさぁ・・・おばけやしきのほうがたのしかったんだけどな・・・」と呟いています。
子ども達の思いの変化や気づきに合わせて私たちの関わりも変えていければと思います。
今後またお化け屋敷が復活するかもしれません*
k☆y
◆みんなのおうち(そらグループ)
ここはどうする?
今日の朝も少し肌寒く、秋を感じる気候ですね。
そらグループのお部屋は、少し模様替えをしました。子どもたちは変化に気が付くのが早いです。じっくり見まわしたり、装飾したものを触ったり、遊び始めたり・・・。それぞれにお部屋の雰囲気を感じとっていました。
空が晴れていたので、10時半をすぎた頃、園庭へ遊びに行きます。
外遊びが大好きな、もも組の△ちゃんと◇くん。いつも時間になるとすぐに園庭へ行くのですが、模様替えしたお部屋が新鮮だったためか、今日はちびブロックゾーンで遊び込んでいました。
△ちゃんと◇くんは、一緒に家を作っているようです。◇くんは、もも組の友だち全員の名前をあげて「ここはみんなのおうちなの」と言っていました。お風呂、寝るところなどの生活する場所も決めています。2人とも想像をふくらませ、ニコニコ嬉しそう。ブロックの積み方にもこだわりがあるらしく、「ここは3こがいいんじゃない?」「ここはごはんのところだからはずさないで」「わかった!じゃあこれは?」と楽しく相談しています。
しばらくすると、ブロックの凸の部分を数えたいと言って、互いに主張し合っていました。どうするのか見守っていると、△ちゃんが「はんぶんずつかぞえるのはどう?」と提案し、それに◇くんも納得して仲良く順番に数えていました。思いがぶつかった時に、互いの思いを聞いた上で解決策を考える姿に驚きました。最後は「わらってばっかりだねー」と言って笑い合う姿が、とても可愛らしかったです。
お部屋の雰囲気を変えたり、子どもたちにとって新鮮な遊びを提供することで、子どもたちの関わり合いにも変化があらわれるのではないかと感じました。
(N.M)
ありさん、おさとう食べるかな?
Posted in 園のこだわり