◆9月9日(火)の子どもたち
2014年09月10日 水曜日
◆はじめての場所(つぼみ)
今日は、久しぶりにお散歩に出かけました。
しかし、昨日の雨でどこも地面はドロドロ・・・。
そのため、今日はふじ1組と一緒に大聖堂まで行き、敷地で遊ばせてもらいました。
つぼみ組にとっては、初めての場所です。
大聖堂の敷地に着くなり、「ここどこ??」「知らないところだよー」と足がすくんでしまったり、泣き出してしまう子がいましたが、ふじ1組と行ったおかげで、元気に遊ぶお友だちを見て安心したようで、少しずつ遊び始めました。
1階の大きな蓮池に興味津々の〇くんと△くん。
二人で蓮池に近づいていきます。
近づいてみると、葉っぱの大きさにびっくりしたようで、しばらく見上げていましたが、△くんが恐る恐る手で葉っぱを触ってみると、ゆらゆら前後左右に大きく揺れだしました。
おもしろくなってきたようで、今度は勇気を出して〇くんも手を伸ばしました。
何度もやるうちに、声を出して笑いあうほど夢中になっていった二人。
最後には、蓮池に入り込んでしまうのでは・・・というほど、身を乗り出して楽しんでいました。
また、他のお友だちの様子をじーっと見ていた◇くんは、急に保育士に向かって「ん、ん」とどこかを指さしながらアピールを始めました。
なんだろう・・・と、指を指す方を見てみると、お友だちが数人ベンチに座ったり、よじ登ろうとしている様子がありました。
「お友だちのところに行きたいの?」と手を差し伸べると、その手につかまって立ち上がり、ゆっくり歩き始めました。
お友だちのところへ着くと、嬉しそうに笑顔を浮かべて、お友だちの足に触ったり、話しかけたりしていました。
初めての場所で、大人はドキドキでしたが、子どもたちは子どもたち同士で刺激し合い、楽しいことを見つけられるんですね。
これから、涼しくなってきて、お散歩に出かけることも増えてきます。
初めての場所でいろんな経験、発見ができるような関わりをしていきたいと思います。
(E.Y)
◆蓮の研究 つぼみ ふじ①
のぞいて
久しぶりのお日様という感じのなか、今日は大聖堂1階の外の広場で遊びました。
蓮の池があり、たくさんの蓮の葉が高く成長していました。蓮の壺もたくさん並んでいて、みんなも思わず壺の中をのぞいていて、また池の中も入りそうになるくらい茎の間に頭を入れて、よく見ていました。地面に、蓮の花の後の枯れたじくが落ちていました。さっそくそれを見つけて拾う〇ちゃん。大事にそれをもってウロウロ歩いていました。蓮なのでそのじくにはたくさん穴が空いていて、その中をのぞいてみたり、穴に指も入れてみたりしていました。種のようなものが落ち、近くにいた子がそれを拾っていました。もう一人の子は、それを受け取り、すずのように振ってもち歩いて楽しんでいました。すると、蓮の壺にお水をあげにきた、おじさんが現れました。みんなはおじさんが水をあげている様子をじっとみていて、〇ちゃんは、おじさんにそのじくを持って、おじさんと目を合わせ、何か話しかけているように見えました。ほかにも、つつじの葉(子どもの爪ほどの大きさの葉)をちぎっては見せにきたりと、子どもたちの研究は終わらず、夢中になって遊んでいました。
4、5月に来たころは、みんな地面に座って時々はいはいをしたりして、まったりと過ごしていました。懐かしく感じられました。今日はみんな自分から自由にどんどん歩き回り、それぞれ探索を楽しんでいました。また更に活発に動くようになることでしょう。(Y.T)
研究中
◆期待が胸いっぱいに。(ふじ2)
ばぁ!と驚かされた時の一枚☆
今日は久しぶりにちょっと遠くまでお散歩です。
散歩カーの中から景色や車などの乗り物を見て楽しんだり、散歩カーに揺られウトウトしてしばしお休み中zzzの子がいたりとのんびりな空気を漂わせている一方で歩いているチームは元気いっぱいです。
歩いている道中、子どもたちの目の高さにはちょうど色々と興味をそそる物があり、目に入ったものすべてに近づきたくなります。子どもたちの足も当たり前のようにそちらに向かっていき、気になったもの(看板・草花・犬・車・時にはゴミも…)をじっと見つめたりものによっては触ってみたりと子どもたちの観察が行われます。でも、よく聞いているとそれらの物を指差しては何かブツブツと言っているのです。
特に○くんは「☆▲◇✖□○・・・」と気になるものもそうですが歩きながらずっと何かお話しています。『これはなんだろう?』『なんて書いてあるのかな?』などと言っていたのでしょうか。時々こちらを見て同意を求めるような素振りも見られたりと○くんの言葉と表情を見ていると自分の感じた事を話してくれているように思えました。なんだか○くんの中にある『不思議』を一緒に考えたりすることができるようになったのだなぁと嬉しく思えた瞬間でした。
また、○くんとちょっと先回りをしてこっそり隠れ、そこにあとから来たお友だちを待ち構えてみました。○くんとは「みんなが来たらばぁー!って驚かそうね」と打ち合わせ。○くんはちゃんと分かっていたようでみんなが来るなり「ばぁー!」と叫びます。みんなが楽しそうな笑顔を見せてくれたので作戦成功!こんなやり取りも楽しい場面となりました。
※1枚目の写真が驚かされた時の様子です。
お散歩といっても目的地だけに楽しみがあるわけでなく、こういった時間も何とも言えない楽しい時間です。でも、目的地にもやはり楽しみはあります。
今日はふじ2くみにとっては今年度初めての大聖堂の屋上です。エレベーターに乗って上へどんどん上がって行きます。そしてドアが開いたその先にあるのは一面ウッドデッキで出来た自然を感じさせる空間です。子どもたちもお散歩カーから降りると一気に駆け出してしまうほどの開放感。一本道なので安全でみんな自由に過ごしています。
階段を登って更に上へと行くと空一面が見渡せるようになっており、みんなの心がワクワクしているのが伝わって来る程です。その階段もだいぶ段数のある階段なのですが上に何があるか気になるようで子どもたちの足取りは軽やかで、こんなにも階段の上り下りが上手だったかな?と感心してしまうほど上手になっていました。
何事も期待が胸いっぱいに広がっていると今まで怖かったり難しかったことも一歩踏みだす勇気みたいなものが湧いてくるのでしょうか。
沢山の言葉だったり姿だったり笑顔が見られたそんなお散歩となりました。
K・E
飛んでいるヘリコプターを見上げております!
みんなで休憩。
◆いっぱいおしゃべりしたい!(ふじ3)
一人で登れるよ
今日は暑いけどムシムシとはせず、日陰に入ると涼しいお天気でしたね。段々秋の季節に入ってきたようです。
さて、今日は大聖堂の屋上にお散歩に行ってきました。
「今日は大聖堂の屋上にお散歩にいくよ~」」と声をかけるとすぐさま自分の靴下、帽子、靴の準備!準備が完了したら…お散歩に出発!!
この頃更におしゃべりが上手になってきたふじ3組さん。道中、沢山のおしゃべりする声が聞こえてきました。
犬の置物を見て
「あっ!ワンワンだ!」
「おっきいね」
「ばいばーい」
保育士が犬の置物の名前を教えてあげると
「ぶんちゃん?」
「ぶんちゃーん」
「かわいいね」
とおしゃべり全開の子どもたちでした。
目的の大聖堂に着き、お散歩カーからでるとすぐさま展望スぺースに向かうための階段も以前は不安で保育士と手をつないで登っていた子どもたちも自分で手すりにつかまって登ったりと成長を感じました。
展望スペースに着くと飛行機のマネをしてブーンと走り回ったり、
保育士に「だっこして。ブッブーみたい」と言って抱っこしてもらい屋上から見る風景を楽しみ「あっ!クレーン車!」「こっち、東京タワー!」と教えてくれました。
沢山遊んで、沢山おしゃべりして疲れたのか給食中コクリコクリとしてしまう子が続出でした。
沢山寝て、午後も沢山遊ぼうね!
(K.H)
ブーン!
ちょっと休憩
◆それぞれの やる気 !!(ふじ4)
体力の秋!
今日も雨かな~と朝の空を眺めていると雲の間から青空が見え始めました。
今日も園庭遊びを楽しめそうと明るくなってくる陽ざしを喜んで迎えた今日です。
ここの所の涼しさもあってか食欲も体を動かすことも目を瞠る勢いがあります。
身体の骨格も少しずつしっかりしてきて今までできなかったことにも挑戦できる嬉しさがある様です。
今日も園庭に出るとまずは用具置場に真っ先に駆け寄りボールを選んだり縄跳びを手にしたり竹馬を選んだりままごと道具を集めたりとそれぞれが自由に選択しています。
竹馬をしようとしたお友だちは思いと体の動きが一致しません。バランスをとりながらトコトコ歩くのを頭に描きながらも一人では楽しめません。保育士に使い方を気付かせてもらいながら支えてもらいバランスを取って楽しんでいます。竹馬の雰囲気はしっかり味わって嬉しそうです。
ちょうど自分の背丈ほどの鉄棒は腕を伸ばすと手が届いてブ~ランブ~ラン揺すって楽しんでいます。
園庭遊び後半は大きい組のお友だちが巧技台を組み立てて運動遊びを始めるところです。
ふじ4組のお友だちも何が始まるんだろうと興味津々で周りに集まり見ています。
見ていることからやってみたいに心が動き始めた〇くん。大きいお友達の列に並んですっかりやる気満々です。
大きいお友達の動きを見よう見まねで跳び箱に登りマットの上にジャ~ンプ!初めは後ろにひっくり返りましたが次からは要領を得て上手に着地です。その姿に女の子も一緒に並んでジャ~ンプ!
初めてのことに取り組むことはどんなことでも勇気がいります。
そこをやる気のエネルギーで乗り切ってしまうみんなの真っ直ぐな気持ちにいつもながら「やる~!」と感嘆してしまうのです。
園庭に涼しい風が吹きわたり 『運動の秋』 到来ですね!(S.C)
ジャンプできたよ!
ままごとも クローバーから ねこじゃらしに変化して…
◆園外での経験(きく)
工事の様子に釘付け
きょうが三才のお誕生日の〇君。朝の会でみんなの前でお祝いをしました。恥ずかしがり屋の〇君、みんなの前に出て大丈夫かしら?と心配していましたが、そんな心配は無用でした。名前を呼ばれて元気よくかけてきくる〇君。インタビューをされてもハキハキと答える姿に驚いてしまいました。〇君の成長に、私も感動してしまいました。
さて、今日もいい天気。秋らしい気持ちのいい風がふいていて、心地いい日です。久しぶりにお散歩に行きたいな♡と思い、数人のグループに分かれて、順番に行くことにしました。
久しぶりの散歩、子どもたちのウキウキ気分もMAXですが、ちゃんと友達と手をつないで歩きます。
工事現場の所に行くと、じっと様子を見たり、車の組み立てを見ていたり…。興味津々です。帰り際、工事の方に「ばいばい!」「おしごとがんばってね!」と笑顔で声をかけ、工事の方も笑顔で手を振ってくれました。
こちらでは子猫をみつけ、△君が思わず「わ~」と大きい声を出すと、一匹逃げられました。そんなことも園の中では気付けないことですよね。良い経験ができました♡
他にも車やバイクなど働く車をみつけられたり、友達と声をかけあって歩くなど、園外ならではの経験ができました。
(I.Y)
猫だ~
おじさんがんばってねー!
◆ぴーまん、ピーピー!(たんぽぽ)
最後のピーマン収穫になりそうです!!!どこどこ?
りんごコロコロの手遊びがあります。りんご、みかん、ピーマン、かぼちゃが出てくるのですがみんなが、ふじ組のときは一緒にやって楽しんでいました。今では、ピーマンという野菜にも親しみがあり、友だちと一緒にやる楽しさも増えて子どもたち同士で楽しんでいます。そんな手遊びの中にも登場するピーマン。子どもは苦手の子が多いイメージなのですが、菜園で取れるピーマンが大好きな〇ちゃん。
外に行くまでにも必ず「ピーマンあるかな?」「見に行こうよ~!」と保育士の手をひっぱりすみからすみまで探す〇ちゃん。ないことがわかっても「あっちにあるんじゃない?」と食べたくて食べたくて仕方ないようです。園庭のピーマンの味は、思っているほど苦くなく甘いわけでもありませんが食べれる子は何個もおかわりするくらい人気です…☆いつも子どもたちの前でまな板と包丁を持って来て切るのですがやっぱり中からでてくる種も気になるようで「たね・・・たねがいっぱい!」切っただけで匂いが充満するとくんくんと、幼児組のお兄さんもお姉さんも見に来て「ぼくたちもちょうだい。」とみんなでおいしく食べてます。
野菜が苦手な△ちゃんは「ちいさいのにする。」といって食べ始めて一か月たつと「大きいの食べる~。」とピーマンの苦手意識がなくなったようです。お友達がいつも食べている様子を見ていたのもあるのでしょうか。本当に子どもたちの力ってすごいですね。友達の気持ちも動かしてしまうほど影響力があるのですね。ぴーまんピーピーと口ずさむ〇ちゃん、おままごとをしている時にももちろん「はい、どうぞ!ピーマンです。」と頭の中は大好きな野菜でいっぱい。そんな苦手な子が多いピーマンが、「おいしい~☆」というイメージに変わり興味を持って味見をしてみる子もいるのです。そんなキッカケを作ってくれてありがとう。
今度は子どもたちと一緒に秋のお芋も収穫できる日を楽しみにしています…☆
夏ももうすぐおわりますね。お父さん、お母さん、保育士体験お待ちしております^^
(Y.E)
ピーマンがくださ~いとたくさん集まってきました☆
移動中も、ピーマンピーピーと歌って手遊びしている可愛い〇ちゃんです♪
◆
◆保育士体験(にじぐるーぷ)
今日は、保育士体験のお父さんがおられました。
なんと、本日誕生日ということもありサプライズでお祝いをしました。
「何で皆知ってるの?!」
とお父さんも驚いており、子ども達はクスクス笑っておりました。
質問もいくつかありましたが、定番の大きくなったら?という質問は流石にありませんでした。
今日は何をして遊びたいですか?
朝の共有の時間では、園庭で探検、お父さんと遊ぶ等の声が多く室内では引っ張りだこでした…。(本当にお疲れ様でした)
室内では机上遊びが人気でカードゲーム等、少し高度な遊びや文字などに興味を持つ子どもも増えてきています。自発的に文字やルールのある遊びに興味を示し、
大人も介入しながら遊びが楽しめるよう時には関わり、時には離れる…等の「見守る」姿を大切にしてみたいと思います。
園庭では、虫探しに運動遊びが人気でした。
虫網を手に持ちポーズをとる年長女児二人組!
朝の共有の時間で探検すると言っていた子ども達です。
虫を捕まえようと必死になっていましたが、捕まえることが出来ず…。
次第に男の子が集まって集団で虫取りを行っていました。
好きなものが同じというだけで、集まるのは子どもも大人も同じです。
運動遊びでは跳び箱が大人気でした。
飛び方は様々ですが、少しだけ補助をするだけで数回後には自分で飛べるようになっていました。生活を通して日々「伝え方」の難しさを感じます。どのような内容でも「伝え方」の工夫が必要だと思いました。
保育士体験のお父さんは園庭でも走って走って…部屋に戻ると着替えて着替えて(給食当番のエプロン)、給食後は動いて動いて(床のお掃除も食器の片付けもして頂きました)午後もフル活躍と思います。保育士体験の本質と言いますか、正に保育士体験!誠に御苦労様でした。是非次回を楽しみにしています。
k★y
◆「ごめんね」の一言(そらグループ)
ちからをあわせて・・・
今日は、すっかり秋のような気候ですね。園庭でたくさん体を動かすことができました。
朝、〇君は友だちに足を踏まれて泣いていました。踏んでしまった△君は、わざとではなかったのですが、なかなか「ごめんね」の一言が言えず、〇君を気にしている様子です。その時の状況を近くで見ていた子どもが、自分が見て思ったことを話していました。その話を聞いていたからか、△君が「ぼくがやった」と言いに来てくれました。なかなか言い出しづらいことを、勇気を出して自ら言ってくれたことに感動しました。その後、〇君に対して心を込めた「ごめんね」を伝えることができ、二人ともすっきりと気持ちを切り替えていました。
ロフトの下ではもも組の◇くんが、ゆり組の友だち(ロフトの上で遊んでいる)の姿を楽しそうに見つめていました。しばらくすると「ぴんぽーん、おとどけものでーす!」と言って、自分で作った時計(ラキューで作ったもの)を渡しに行きました。その姿を見たゆり組の◆君は、◇君の思いをくみ取るように時計を一つ一つ丁寧に見ていました。結局、時計を受け取らなかったのですが、年下の友だちに対する思いやりのある関わりに、心がほっこりしました。◇君はその触れ合いが嬉しかったのか、しばらく笑顔で遊びをながめていました。
相手の気持ちを考えて行動することや、「ごめんね」と謝ることは、あまり簡単にできることではないですが、しっかりと自分の心と向き合っている子どもたちの姿に感心しました。私も見習っていきたいと思いました。
(N.M)
ふたりでやると、おもしろいね
園庭で蝶々みつけたよ。
Posted in 園のこだわり