子どもたちは魔法使い
2014年08月14日 木曜日
夏になり、子どもたちの育てた野菜が、どんどん実っています。
そして、毎日のように「今日もこんなに採れたよ」と、洗って氷水で冷やしたトマトを事務室に持ってきてくれます。
「先生食べて」と言いながら、「この赤いのがおいしいよ」「大きいほうがおいしいから食べてみて」と、より美味しそうなトマトを教えてくれます。
きっと残ったものを、後でこの子どもたちが食べると思います。甘いものを食べたいはずです。でも、優先的に私たちに美味しいものを進めてくれます。
なんて優しいのでしょう。自分のことより、人の喜びを大切にしてくれる子どもたちは、仏さまのような心の持ち主です。
実は私は、少々トマトが苦手です。でも、こんな子どもたちの優しさに触れると、絶対に断われるわけがありません。
しかも、苦手だったトマトが、本当に美味しく感じられるのです。子どもたちは、私の苦手なトマトを好きにさせてくれる魔法使いにもなれるようです。
今日もよく冷えたトマト、ごちそうさまでした。 保育主任
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