さつまいも おばあちゃん
2014年08月11日 月曜日
先日、バスを待っていたら、ショッピングカーを引っ張ったお婆ちゃんがやってきました。
バスに乗車する際、お婆ちゃんに先を譲ったのですが足が少し不自由そうだったので、勇気を出して「お荷物お持ちしましょうか」と声をかけてみました。
するとお婆ちゃんは嬉しそうに「いいんですか、すみません。サツマイモが入ってるから重いんですよ。ここを持つと持ちやすいので・・・」と教えてくださり、持ち上げてあげると何度も何度もお礼を言いながら、席に座りました。
確かに、そのショッピングカーはずっしりと重く、お婆ちゃんの力で引っ張って歩けるのか?と思ってしまうぐらいでした。
声かけてよかったな!と気分がよくなり、お婆ちゃんが降りる時もお手伝いしようかと思っていたのですが、お婆ちゃんが隣りに座った方が、乗ってくる様子を見ていたようで、「どこで降りるんですか?降りるときお手伝いしますよ」とお婆ちゃんに声をかけていました。
次の停留所で降りるまでその方とお話されていて降りるときには、やっぱり「ここを持つと持ちやすいから・・・」と丁寧に伝え何度も何度もお礼を言っていました。
ほんの数十分くらいの間でしたが、心がほっこりと、そして爽やかな気分になれた出来事でした。
小さな出来事ですが、隣りに座っていた方のさりげない会話や対応に感動しました。
困っている方やお年寄りの方に声をかける、手を差し伸べることって、すごいことでも偉いことでもなく当たり前のことだと思います。
自分も、さりげなくスマートに手を差し伸べることが出来るようになりたいと思いました。
副園長
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