◆8月27日(水)の子どもたち
2014年08月28日 木曜日
◆ぼくらの進む道(つぼみ)
みんなでボールプール!
天気が良くなかったので、室内で遊ぶことにしました。最近夏の疲れが出てきたのか、熱が少し高めの子もいたので保育室にボールプールを出してゆっくり過ごしました。
つぼみの子ども達も月齢が違く、性格もできることも異なります。それはみんな当たり前ですよね。今日ボールプールを出した瞬間(ドアが開いた瞬間)の子どもたちの興味の持ち方もそれぞれで、一気に駆け寄る子、「なにかあるぞ!」とゆっくり近づいてくる子、ボールプールの存在には気づいているけど違うことが気になる子。一瞬だけでもいろいろな面が見られました。遊び始めると、プールの中からわざわざボールをかき出す〇ちゃん。ボールをポンポンするのが好きならきっと入れるのもできるだろうと思い「こうやってポンポンするんだよ!」とボールを中に入れる見本を見せると、〇ちゃんは興味なさそうに違う方向へ行ってしましました。投げることではなく、ボールをプールの中から出すことが楽しかったようでした。ボールを両手にもって掲げて上から落としたり、投げる、転がす、保育士に「はい」と渡すなど子どもたちそれぞれが自分の楽しみ方で楽しんでいました。
保育士が大きいボールを弾ませ、「あんたがったどっこさ」とやり始めると、みんな一斉に注目!不思議なものには目がない子ども達でした。
子どもたちそれぞれが好きなものを見つけた瞬間を大切にしていきたいですね。
(K.E)
あんたがったどっこさ!
こう見えても揺れてます!
◆同じことをしようとしたり 同じものを集めたり(つぼみ ふじ①)
今日も朝から雨。そして肌寒いですね。今日はふじ②くみのお部屋へ行って遊びました。
お部屋に入るとそれぞれが気になる遊びを見つけ遊びだします。部屋の端にはソフトマットも置いて、身体を動かすスペースも設定しました。するとそれぞれが面白い遊び方をしていて個性がたくさん見られました。
まず、おままごとコーナーでは、とにかく長いもの(スプーン、包丁など)を持ちたがり、それを両手につかみ取りのようにたくさん握りしめる〇ちゃん。それをずっと持っています。それから、△ちゃんは、食べ物の中から、黄色いもの(レモン、とうもろこしなど)だけを選び、コップの中にたくさん入れて遊んでいました。スプーンでそれをつついていました。
小さい車をスロープに走らせるおもちゃでは、カタカタと車を滑らせて遊んでいる子の側を、たまたま大きい車を床に走らせていた子が、通りました。カタカタと音がして気になりやってみたくなったようで、その持っていた大きい車をスロープにおいて一生懸命走らせようとしていました。
他にも、おさるの帽子を自分でかぶり、近くにいたぞうやブタなどの人形に帽子を持ってきてかぶせてあげていたり。
今まではただ、おもちゃを触ったりいじったりして楽しんでいましたが、だんだんと、そのおもちゃが示す意味も認識してきてあそぶようになってきたのかなあと思います。そう言えばこの頃自己主張も出てきたかな。これがしたい、これは食べないなど。これも少しずついろんなことをわかり始めてきて、成長の一つですね。またこれからいろいろあそびの展開が見られてくると思うと、楽しみです。(Y.T)
走るかな~
◆子どもたちの成長は早いものですね。(ふじ2)
でんしゃ・・・不動の人気です☆
しとしと雨が降っています。なんとも穏やかな一日の始まりとなりました。
子どもたちもそんな天気を感じてか、のんびり穏やかな姿が見受けられます。
読んで~と持って来るほど朝から絵本が人気で、何度も同じ絵本をリクエストされます。「お花模様がきれいだね。かわいいね~」のセリフではセリフに合わせながら「ね~♡」と首をかしげながら言っていたりと絵本の楽しさをしっかり味わっていました。
今日は室内で過ごしました。とは言ってもふじ2くみのお部屋ではなくふじ3くみのお部屋を借りてです。何して遊ぼうかな~なんて考えている時間はなく、お部屋に入るやいなや子どもたちはもうしっかりと遊びを見つけています。〇ちゃんはおままごとへ。保育士とテーブルいっぱいに食べ物を並べてパーティーが開かれていました。
他の子どもたちに目をやると、男の子たちは気付けばみんな電車・ブロックゾーンに集まっていました。電車などはどの時代でも男の子たちに根強い人気ですよね。そんな男の子たちの遊び方に注目です。
レールをカゴの中から取り出し繋げていく保育士。それに合わせてどんどんレールに電車を乗せていく子どもたち。走らせることを楽しむ子・乗せることが楽しい子と楽しみ方はそれぞれです。そんな中、今日は電車のトンネルが人気のようでトンネルにくぐらせている子が続出でした。でも、そのトンネル一つにしてもみんな遊び方が違うんです。
△くんはしっかりレールにつなげて電車をくぐらせています。そんな横でレールには乗せないけども、床にトンネルを置いてレールは関係なく自由に走らせている□くんがいます。電車とトンネルを持って色々な所へ移動しながらトンネルをくぐらせることが楽しいようです。かと思うと、保育士の足をトンネルに見立てて遊ぶ☆くんの姿もありました。みんな違うトンネルですが、トンネルをくぐらせていることは同じ。よく考えているなぁと率直に思いました。
また、まだ電車に慣れていない子がほとんどなのでよく電車は脱線します。離れてしまったり倒れてしまったりと保育士は修正に大忙しです。そんな中、使っている電車を保育士に触らせようとはしない◇くん。何やら真剣。◇くんが並べているとやっぱり電車は離れてしまいます。でも◇くんは保育士に助けてとは言いません。自分でなんとかしたいようです。それも、ただつなげて並べるのではなく『まっすぐ』並べたいという思いがあるようで少しの歪みも許さず何度も修正。やっとまっすぐなった時は「でった(できた)」と一言。
よく諦めず頑張りました。
自分で遊び方を考えてみたり、こだわりを持って最後まで頑張ってみたり・・・
子どもたちの成長に今日も驚きの連続です。
K・E
まっすぐしたい!こだわりがあるんです。
いない いない ばぁ! 誰が隠れているのかな~?
◆子どもの自発性(ふじ3)
あいにくの雨だったので廊下で巧技台のすべり台とジャンプ台をだし遊びました。
すべり台をのぼりすべり台を滑り降りるのは初体験。子どもたちは興味津々で一斉に駆け寄って順番待ちしていました。
〇くんはすべり台を上まで登りきる経験が今までなかったようで、どうしたらいいか困惑気味でなかなか初めの1歩が出なかったのですが、何度か保育士の手を借りながらすべり台を登ってみるといつの間にか1人で登れ滑れるようになっていました。
そしてみんなが滑り降りてくる方にいる□ちゃん。そこで何を待っているのだろうと見ていると滑り降りてきたお友だちに「はい。滑ってー!すごーい!」と保育士の真似をして、時には「がんばれー」と話しかけていました。なんとも素敵な光景。
私は、よかった。そこにいると危ないよと話しかけないで。声を掛けず様子を見たことでその子の自発性を伸ばすことができたのかなと思いました。お話できるようになってくると周りの大人の言葉をはっきり真似するようになってきてどこで覚えてきたのだろうと思う言葉やしぐさが見られるようになりすごい成長を感じますね。その反面子どもたちのいいお手本になれるよう自分を改めて正さなければと感じました。
(K☆H)
◆小麦粉コネコネ!(ふじ4)
コネコネコネ…いい感触~
気温が一気に下がって涼しいを通り越す気温に感じられます。まだまだ残暑の厳しさを待ち構えていたのにテレビの天気予報は秋の天気図に変わってきているとの予報までしています。夏の疲れも癒される時期です。体調もしっかり見守っていきたいと思います。
今日は室内で小麦粉粘土をコネコネして楽しみました。
ここのところ、砂遊びでおだんごやおにぎりと言いながら手付きも様になってぎゅっぎゅっと作って楽しんでいる遊びが膨らんでいます。壊れても繰り返し楽しめるのも魅力なようです。
ままごとでも俵の形のお手だまにフェルトのお魚をくるりと巻いてお料理に登場していたりバンダナが三角おにぎりになっていたりといたるところでおにぎりブームです。
そんな遊びも楽しんでいたのでこのタイミングで初めての小麦粉粘土に触れてみようと朝からコネコネ、保育士が準備してくれました。
触れてみるとなんとも心地いい感触に何かを作り出すよりも柔らかい感触をしばらく楽しんでいる様子です。
しばらくすると摘まんで分け始めたり、保育士の真似をしてコロコロ転がしたり長く伸ばしたり…
どんな形にでも変化し繰り返される面白味は癒され効果もあるようです。
その後は廊下のトンネル、巧技台で遊びました。遊び込んでいるふじ3組さんの盛り上がりように刺激を受けてトンネルをくぐったり坂を登ってすべり台をシュ~!すべり台の登りようは激しすぎるほどのエネルギーです。安全を見守りつつ一連の流れのバランスを見ながら声をかけます。
先に進むことやお友達の進み方を見ることやちょっとストップして待っててあげることや遊びの約束が出てきます。
体力もついてきて更に活動的な遊びも楽しめるところになってきました。
お友だちとのやり取りも更に…更に豊かに激しくそして楽しくなっていきますね。(S.C)
見てみて!ドーナツ。見てみてかたつむり!
くぐって、登って、シュ~
◆ちょっとしたきっかけで…(きく)
駐車場ですよ~
今日は朝から少し肌寒く感じるくらいの陽気でした。
外は雨。お部屋でのんびりと遊ぶことにしました。
なんとなく遊びが決まらない〇君。保育士の側にぴったりくっついています。「何して遊ぼうか?」と一緒に遊びを探してみます。
ブロックのコーナーでなんとなくつなげてみました。すると「あ、駐車場!」「お父さんがうんてんするんだ。」「ここから(駐車場に)入れまーす!」…と、イメージが広がり次々遊びがふくらんできます。
すると、側で遊んでいた子たちも、一緒に遊び始めました。
△君は、違った形の駐車場を作って、「こっちもとめられますよ~」と誘ってきます。
□ちゃんは、車を作ってお人形をのせています。「たすけてくださーい!」…どうやら救急車に患者さんをのせて運んでいるようです。
ちょっとしたきっかけで、遊びがどんどん膨らむこどもたち。
側にくっついていた〇君はいつの間にやら賑やかな輪の中で遊んでいました。
他にも、風船や巧技台など、それぞれ思い切りあそんでいます。
雨の日ですが、楽しい時間が過ごせました。
(I.Y)
風船、まてまてー!
巧技台、飛べるかな?
◆何しようかな・・・集まる集まる子どもたち(たんぽぽ)
「ア~ンパンチ」と掛け声もバッチリ揃っていました。
今日は、朝から雨。「カッパきてきたよ~」「カサさしてこなかった~」「雨用の帽子かぶってきたの~」と雨でも嬉しそうな子どもたちでした。
朝のおやつ後・・・片付け、うがい、トイレなどそれぞれを済ませると、好きな場所で遊び始めます。キラキラビーズ、パズル、ブロックなどなど。
お部屋の真ん中では、4人の子どもたちが「アンアンアンアンアンパンマン」と手遊びを始めました。息がぴったり!最後の「ア~ン、パンチ」までバッチリ揃っていました。
こうやってお友だちと一緒に楽しめるようになっていくのだなぁと微笑ましい姿でした。
朝の会が始まる前、「はい、これね」と私に黄色のマイクを差し出してくれる〇ちゃん。
という事で、朝の会では一人ひとりにお名前を聞いてみました。
先日のタンバリンでの「はあい」のお返事のように、以前よりしっかりはっきり、そして堂々と自分の名前を言えるようになっていて、また成長を感じました。
その後は、またまたきく組のお部屋まで開放して遊びました。
今日は、新たに風船を準備してみました。集まる集まる子どもたち。ほんとに新しいものに敏感です。ぼくもわたしもと最初は使いたくて涙する子もいたのですが、少し遊び満足すると違う遊びに移動したり・・・結局たくさんの子どもたちが楽しむことができました。手に2つ持っていた△君は、使いたくて泣いていた★ちゃんに「どうぞ」と優しく渡してあげていました。
保育士がはしごやジャンプ台を準備をしているのをすぐさま見つけ、「はしごやってくる」とまたまた集まる子どもたち。ひと通り楽しむとまた人数は減っていきます。
こうやって、いろいろな遊びを楽しむ子もいれば、じっくりひとつの遊びを楽しむ子も。
子どもたちのやりたい!という気持ちをたくさん引き出していけるような関わりをしたいなと思います。(M.C)
「はいどうぞ」・・・泣いていたお友達に優しく手渡しています
風船を足の間に挟んで・・・新しい楽しみ方を見つけました
◆子どもの世界 (うみグループ)
夏も終わりに差し掛かっているのか、過ごしやすい気候で室内ですごしました。
折り紙やブロック、電車・線路作りなど自分の好きな遊びに夢中になっていました。
ロフトでは普段、上に登ったり降りたり、子どもたちだけの小さな空間に嬉しくなり、ドタバタと激しい音が聞こえてくる時もあります。
ロフトのお約束の中には、ロフトの上ではジャンプしたり戦いごっこをしたりしないという約束があるのですが、子どもたちは分かっていながらも、ついついヒートアップしてしまうようです。
ゆり組の〇ちゃんが「レストランにしたいから机を上に持っていきたい」と言い、机を上に持っていくと、何人か集まりレストランごっこが始まりました。
すると、ウエイトレスさんがお客さんに「はい、お父さん」と急にお家ごっこに変更し、次はお誕生日会になって保育園ごっこと、移り変わりが激しいのです。
1人が言った言葉に対し、他の子達も柔軟に対応し、いろんなごっこ遊びへと一緒に変わっていきますが、思いが行き違う事もあり、少しのずれが生じると言い争いになり、声が大きくなっていきます。
ロフトの上の狭い空間では子どもたちの世界が広がり、たくさんお友達と関われる空間は子ども同士刺激しあい成長できる場になっているのだなと感じ、大切にしていきたいなと思いました。
(B・K)
◆夏休みの思い出 (にじグループ)
夏のお出かけすごく楽しかった!!
今日は雨のおかげでだいぶ過ごしやすく、冷たいく感じる風に秋の気配が近ずいてくるのを感じる日でした。
8月も残すところあと4日となりました。夏に体験したことやおでかけ先の楽しい思い出をみんなで共有できたら素敵だなと思い、クラスに貼っても見えるように大きな模造紙を提供してみました。
◇◇くんは「広島県に行って路面電車に乗ったんだよ。広島カーブの試合見たんだよ。すごかった!」とうれしそうに話してくれました。そして「ひろしま」と大きく書いていました。
〇〇くんは「伊豆大島に行って海泳いだよ。」と水色、青や緑を使って自分の心に残っている海を表現しています。話しながら描く。描きながら話すという手順で模造紙には沢山の思い出が
描かれました。色を塗り重ねて海の色を表現し、地名などを書き、移動で乗った電車をかいたりと表現方法が様々でとても驚きました。
「明日も夏の思い出の続き描く!」と目をキラキラと輝かせて教えてくれました。
完成した思い出の絵をクラスに貼りだしますので、ぜひご覧ください。
(k.s)
◆意味をもたせる。(そらグループ)
ふう ふう のふう〜!!
今日の朝の集まりでは、子どもたちからの熱烈な要望で、妖怪たいそうとアナと雪の女王のありのままでの歌の発表をしました。
みんなの前で発表したいという気持ちが溢れ出ているのを感じます。
「草食系」と呼ばれる人が増えてきている世の中で、みんなの前で伝えたい!という気持ちでいっぱいの子どもたちと過ごしていると、この気持ちを大切にしてあげたいなと強く思います。
もちろん、恥ずかしくって自分からは言い出せない子も、その気持ちを受け止めつつ丁寧に関わっていくと心が満たされているのだなと感じる瞬間があります。そんな関わりをこれからも大事にしていきたいです。
さて、今日は雨のため室内で過ごしました。
昨日に引き続き、今日もとても落ち着いて遊んでいる姿が見られます。一人ひとりが遊びこめているのでしょうね。
朝の集まりの前に、「三匹のこぶたやりたいな。」と保育士に言いにきてくれた◯くん。
朝の集まりの最後に「◯くんが三匹のこぶたをやりたいなと提案してくれました。一緒にやりたいお友だちは集まってね。」と声をかけると何人かのお友だちが集まってくれました。何度もやってきた劇あそびだったので、保育士が声をかけなくても自分たちで必要なものを用意し準備しています。
役割も、以前は3番目のこぶた(レンガの家はおおかみに壊されないと知っているから)と、おおかみ役(吹き飛ばすのが楽しいのかな?)が人気でその二役に集中してしまうことが多かったのですが、今日は子どもたち同士で話し合いをして、「1番目のこぶたさんがいないよ!誰かやってくれる人?」という声が聞こえてきました。
話の流れもしっかり理解していて、ナレーターはいらないかな?と思ってちょっと休憩していると、「せんせい、ちゃんとしゃべって!」と言われてしまいました。ナレーターも劇の一部だと認識しているのでしょうね。
何度も何度も繰り返し、満足いくまでやると「またやろうね♪」と嬉しい言葉を言ってくれました。
劇あそびは、さまざまな表現ができる場の一つとして子どもたちにふれあってもらえたらなと思っていましたが、劇あそびをやる中で、人数(数)がでてきたり、台詞(言葉)が出てきたり、役割が出てきたり・・・と視点を変えるとたくさんの気づきがあることを発見しました。
子どもたちから芽生えた「やりたい」という気持ちを大事にしつつも、ただやるのではなく意味を持たせていくことを意識していかなければなと思った今日なのでした。(M.E)
ありの〜ままの〜♪
保育士体験のお兄さん(卒園児)が来てくれました!
Posted in 園のこだわり