◆8月11日(月)の子どもたち
2014年08月12日 火曜日
◆飛んでいった(つぼみ)
子どもたちの風邪とともに大きな台風もどこかにいってしまい、今日は元気に全員が出席しました。
台風の余韻なのか園庭に出ると子どもたちが吹き飛ばされそうなくらいの強い風が吹いていました。滑り台やウッドデッキに捕まっていたりと風なんて気にしないで遊んでいましたが、保育士と目線を合わせて会話をしている時に大風が吹くと髪の毛がゾワーッとなびき、まぶたをパチパチしていた○ちゃんは保育士につかまり、不思議な大風と戦っていました。
□くんとゆりかごスイングに乗っていると、また大風が吹き始めました。すると□くんが口を大きく開いて吸っているのです。何をしているのか分からなかったのですが、風が吹く時に口を開いていたのです。何を感じたのか、風が吹いて口を開けるなんて想像もしていなかったので□くんの行動には驚きました。でもそうやって風を感じれることってなかなかないですよね。そんな純粋な子どもたちの姿をこれからも見ていきたいですね。
(K.E)
◆風にも負けず(ふじ1・つぼみ)
風が強く吹く中、園庭に出て元気に遊びました。
中でも、決まって園庭奥のほうまで遊びに行く〇ちゃんは、もちろん、今日も靴を履くとスタスタと歩いて行きました。
しかし、いつもやるトランポリンは他の子どもたちがたくさんいたため、今日はその奥にある車の遊具に・・・。
運転席はすでに埋まっていたのですが、後ろの座席に座り、後ろから運転席に向かって何やら話しかけ、その後「おー!」と片手をあげていたので、もしかすると行先を伝えたのかもしれませんね。
運転席の子も、その掛け声に応えるように勢いよくハンドルを動かし始めました。
近くで『大型バス』の歌を歌うと、全身でリズムを取りながらノリノリになっていた〇ちゃん。
1番が歌い終わると、目的地に着いたのか、【降ろして!】とアピールしていました。
大人が関与しなくても、子供同士で遊びが展開していく。
それを、若干1歳の子供たちができるなんて、本当にすごいと感じます。
私たち大人も、この柔軟性を見習いたいものです。(E.Y)
◆夏空の下で。(ふじ2)
カメラに集中。こうやって集まってくれるようになりました。
今日は快晴!なんとも気持ちのいい天気です。
子どもたちの表情も朝から素敵な笑顔。いい感じです。
朝の会で「お外に行く人~?」と尋ねると「はーい!」という元気な返事が聞こえて来ました。朝の会が段々とカタチになってきていますね。子どもたちもよく話を聞いてくれているな~と関心させられます。
子どもたちの大好きな園庭にやってきました。好きな所へ向かって行く姿は変わりませんが保育士から「~して遊ぶ?」と誘われるのではなく「ん!ん!」とやりたいものを指さしたりと子どもたち発信のものが増えています。
先週ゆりかごスウィングで気持ち良さそうに遊んでいた○ちゃんがいました。それがよほど楽しかったようで園庭に出るやいなやゆりかごスウィングへ向かい大きな声で保育士に訴えます。
「あぁー!!」
と一言。これは正しく〝乗せて〝ということですね。「乗りたいの?」と聞くとなんとも嬉しそう。ここで驚いたのが前に遊んで楽しかった事を覚えていたこと。子どもたちの中にちゃんと楽しかったこと・場所はしっかり記憶として残るものなんですね。また、○ちゃんのようにやりたい気持ちを伝えるのって当たり前のようで当たり前ではないような気がしました。自分の気持ちを伝えるって大人でも勇気がいりますよね。こうやって<やりたい・いきたい>などの気持ちを表してくれること=信頼関係が築けてきているのだなと実はこっそり喜んでみました。日々過ごす中での私たちの関係、大切にしていきたいです。
そんなこんなでゆりかごスウィングに無事に乗れた○ちゃんの元に数人のふじ2くみボーイズ達がやってきました。「ボクも乗せて~」と訴えてくる子もいればゆりかごスウィングを押す子も出現し始めました。こうやってひとつのもので何人ものこどもたちが一緒に過ごし、乗る子・押す子と少しばかりですが役割を持って遊ぶ姿を見せてくれるようになったふじ2くみの子どもたち。楽しいものの共有も少しずつしていっているようです☆
K・E
行くよ~ ゆ~らりぶる~ん!
空中菜園で採れたトマトの出前が来ました!年長さんありがとう☆
◆子どもたちの姿(ふじ3)
朝のおやつを食べ終わりお部屋に来る△君。何をして遊ぶのかな?と様子を見ていると絵本を取り出し、マットの上に横になりながら絵本を見ているではありませんか。休日のお父さんを思わせる姿に笑みがこぼれました。
今日は園庭で過ごしました。台風の風も残っていて涼しさも感じる外あそびでは、トランポリンや砂場遊びをして過ごしました。
幼児組が捕まえた蝉に興味がわき、虫かごをのぞいて見たい◆君。
でも突然羽をバタバタさせて動く蝉は◆君には怖かったようで虫かごを持っている幼児組さんが近づくたびに後ずさりしてしまい、結局、虫かごを少し離れた場所から眺めていました。
あと2~3年経つと簡単に触れるようになってしまうようになりそうですよね。
車好きな〇くんは、園庭にある車のおもちゃを大事に抱え、園庭中を歩き回り、トランポリンをするときは持っていては危ないことを以前から伝えていたのを覚えていた様で、トランポリンの枠に乗せ、時々ちらちらあることを確認しながら飛び跳ねていました。大事にしていることが伝わってきますね。
(K☆H)
◆川の字になって。(ふじ4)
あかちゃんが気になる・・!
昨日までの台風が去り、今日は朝から青い空の晴天です。
週の始まりの今日は5人の出席でいつもの半分のふじ4組ですが、朝からせっせとバックにままごとの食材や玩具をたくさん詰め込んで、スカーフを巻いたり赤ちゃんのお人形をおんぶしたりと忙しそうに遊んでいる子どもたちです。
ぷち朝の会をし終えると、看護師が来て今日は身体測定!みんな自分で服を脱ごうとしたり、測定の機器に興味津々。上手に測定してもらい、最後は機械のお片付けも手伝おうとしてくれます。測定してくれた看護師に「バイバーイ」とお別れしたあとは、園庭へ行く準備をしました。
外へ出ると、時折「びゅーーっと」風が吹き「おーーー」「すごいねー」と目をまん丸くして園庭を眺めていました。
ベビーカーに乗っていたつぼみ組の子に興味津々で近づき、じーっと顔を眺めたり手を触ったりと覗き込むように見ていました。以前はあまり自分たちより小さい子に関心を示す様子が少なかったのでそんな様子が微笑ましかったです。
人数が少ないせいかみんなでまとまっていたので、2階のテラスへトマトを収穫しに行きました。上に行くとちょうど2歳児クラスの保育士がトマトを収穫して洗いたてだったのでみんなそのトマトをちゃっかりごちそうになりました♡
一口食べると「おいしい」とにっこり♫静かだなーと〇ちゃんを見てみると口の周りをトマトだらけにしながらムシャムシャと食べていました。おにいさん・おねえさんたちが採ったトマトを「どうぞ」と優しく渡してくれて、みんなでご満悦な様子で再び園庭に帰りました。
いつもより早めにお部屋に戻り、早めの給食を食べ、まだ眠らないかなぁ~と思いきや今日はあっという間にみんな夢の中。
今日は横一列で川の字になってのお昼寝です。
(K*S)
朝からせっせと忙しそうです。
これぞ川の字で眠る。
◆身近な生き物(きく)
朝からかたつむりのお掃除をすると、子どもたちも一緒になって手伝っていました。
「どこどこ?見せて、見せて!!」と場所の取り合いが始まりました
押したり、押されたりでむきになって動こうとしない子どももいました。
「貸して!」「待っててね」のやりとりをしながら、かたつむりを自分の手のひらにのせてみたり、腕にのせてみたり、動くかたつむりに夢中です。
ベランダに出て、ゴーヤを取りに行こうとしても、かたつむりからは離れようとはしません。あえて引き離すことはせず、じっくり観察できるように見守りました。ゴーヤの実が、黄色く色づいて破裂して赤い種が見られている実を採ると、早速かたつむりのエサにしてあげました。
一方ベランダでは、水遊びをして風もあり、心地よい気持ちよさで、トマトを食べたり、水をかけあったりして過ごしました。
春のだんごむしに始まり、今ではかたつむりが身近で日々楽しんで観察する子どもたちですが、図鑑など本の中でしか見たことのないものを実際に目で見て触ることができるのは貴重な経験だと思います。
今、子どもたちが興味をもっていることに十分取り組めるような関わりを大切にしていきたいと思います。(N・M)
◆自分で決める(たんぽぽ)
こんなにたくさんのトマトを収穫。
今日から夏休み・・・という子どもたちも多く、出席は12名。
けれど、朝から元気いっぱいのたんぽぽ組の子どもたちは、「今日は、〇だよ」「今日はプール?」と何度も聞いてきます。
お休み明けという事もあり、ゆっくりとベランダでの水遊びにしました。
タライを5つ・カメさんプールを用意し、数名が先に水遊び。それを見つけたお部屋の子どもたちは、ぼくも、わたしもと急いで片付けベランダへ出てきました。
そんな中、「あとで行くね」と〇くん。今、流行りの?長い布を首に巻いて「ありの~やまの~」と1曲終わってから出てきました。
自分なりの遊びの終わりがあり、切り上げてからという事ができるのだなぁと感心しました。
いつもは、「今日は〇だよ~」と水遊びが大好きな△ちゃんは、「やらないの」と積み木を高く積み上げたり、ブロックで遊んだり、お友だちがほとんどいない室内でゆっくりじっくり遊ぶことを楽しんでいました。
最後にシャワーだけ浴びに来ました。
みんな一緒ではない、自分で選択し、自分のペースで行なっていける環境をこれからも大事にしていきたいなと思います。
ベランダでは・・・
お休み明けという事もあり、真っ赤になったトマトがたくさん。みんなで収穫し、おいしく食べました。菜園でも黄色いトマト・ピーマンを収穫。
ピーマンを収穫した◎君。「食べていい?」と食べたくて仕方がないようだったので、「いいよ」とOKしてみました。大きな口でパクリ。もう一口パクリ。2口食べたところで「なんか、にが~い」とピーマンそのものの味を知ったようです。
「食べられないなぁ」と小さな声で言う姿は、かわいいものでした。
水遊びも、水鉄砲やペットボトル、じょうろなどそれぞれが好きなものを見つけ遊ぶので、取り合いなどケンカもなく遊びます。「かして」「いいよ」など、物の貸し借りも少しずつ自分たちでするようになり、成長を感じます。
この夏、またひとまわりもふたまわりも成長していくのだろうなぁ・・・と楽しみにしています
(M.C)
水鉄砲の使い方が上手になりました
◆〇〇大集合~!!(うみグループ)
ウルトラマンの仲間達★
うみグループでは最近ウルトラマンが流行っているようで、〇君が「ウルトラマンのほんかしてください」と言ってウルトラマンの本を借りて行き、イスに座り見ていると・・・
箱に入ったウルトラマンと仲間たちが登場!!
男の子たちが集まって来ると、女の子の数人も気になった様で覗きにきていました。
「せんせい~かしてく~だ~さい」と待ちきれない様子の◎君、保育者が「大事に使ってください」と伝えると、一斉に「だいじにできる」「だいじにつかう」と早くウルトラマンの人形で遊びたい様子。
保育者が「どうぞ」と言うと、一斉に思い思いの人形を手に取り「おれ、これにする~」「これがいいかな~」と手に取り目を輝かせる子どもたち、本を借りて行った〇君とその横に居た◎君が二人で本を見ながら、◎君「これがこれしゃない?」〇君「ちがうよ~こっちじゃない?」◎「これはこれだ、にてるね」などと会話を楽しみながら探して居たり。
〇君が「ねえねえ、△くんみてみて~」と声をかけ、ウルトラマン同士の戦いをしてみせると、△君も「ねえねえ、〇くんぼくのもみてみて~」と言うと〇君がしていたように、ウルトラマン同士を戦わせて大笑いしながら楽しんでいました。
一通り、ウルトラマンの人形で遊び終わると、人形を片付けて今度は本を開いて集まり、◇君が「おれは~これと~これがいい、あとこれもいい」とウルトラマンのキャラクターを選んでる様子、〇君も「おれ、これとこれ~」◎君も「これとこれがいい」と話していると・・・◇君が「おれはこれになりたい、けどやっぱりこっちがいい」などと会話はつきないようでした。
いつの世代も“ウルトラマン“は男の子・女の子とわず大人気で、憧れのヒーローなのだな~と、子どもたちが遊び会話を楽しんで居る時の目は、キラキラと輝いていました。
(M・Y)
どのウルトラマンにしようか、選び中~
「これとこれがいっしょだよ」
◆やったね (にじぐるーぷ)
今日は、少人数の保育となりました。
室内では歌遊びにダンス、カブトムシ遊び、お絵かきとそれぞれ好きなように遊んでいました。
歌遊びでは、ピアノも弾きながら音楽も聞きながら歌っています。カブトムシ遊びでは、カブトムシを散歩させようと手作りサーキットを作って歩かせる子どもがいました。(ダンボールだったので足が滑っていましたが・・・)木の枝とまつぼっくりを用意したところカブトムシは綱渡りのように歩き出します。「せんせいみて!カブトムシがくちあけてるから!」とカブトムシを見てみるとオレンジ色のひげが伸びていました。
ゼリーを枝に付けると、カブトムシは立ち止まりゼリーに夢中です。すると、他児がやってきてカブトムシを触ろうとしました。「だめだよさわっちゃ!しょくじちゅうはじゃましない」と昆虫大好きな○○君が言っていました。そうだね、動物たちも食事中に触ったりすると怒るんだよ!犬なんかはね・・・と生き物の話まで広がりました。
園庭ではセミ取りを行いました。
「せみのなきごえがいるね!」
「せみのこえあるね!」
と園庭の木に向かって可愛い言葉を発しています。
以前、年長児がセミを捕まえようと素手で挑戦しましたが怖気ずいてしまいまして・・・。
捕まえる瞬間の「ジー」と言って逃げるセミにビクッとしてしまいます・・・。
今日は虫網を使って挑戦!!(とったのは保育士ですが)
捕まえるも逃がしてしまい「お!!」「あー・・・」の繰り返しでしたが3匹ほど捕まえました。そんな大人にとことこついてきていた三歳児がいました。
その子は、何かと保育士に近づき手を伸ばします。
何だろうとしゃがみ様子を見ると「せみやったね!」とハイタッチをしてくれたのです。
その後捕まえるたびに「またやったねだね」と言ってくれました。
可愛い子ども達と過ごす時間はこんなにも素敵な時間です。
k☆y
◆おおきくなーれ!(そらグループ)
太陽に向かって伸びています!
今日のそらグループは21人。いつもの半分くらいの人数です。
子どもたちは落ち着いた様子でのびのびと遊んでいます。
今日の朝の会では、給食当番とおやつ当番を決めていませんでした。子どもたちはみんな、お当番の仕事が大好きで、「おとうばんやりたい!」と自分から言ってくることが多いです。
ですが今日は、ゆり組の〇ちゃんがお当番バッチを全部持ってきて「おとうばんきめないの?」と言いに来ました。
自分がやりたいという気持ちを持ちながらも、それだけではなく他のお友だちのことを気にかけた行動が素敵だと感じました。その後、お当番に決まったお友だちにバッチを配る姿はとても嬉しそうでした。
先日から育てているスイカ。金曜日は2センチぐらいだった芽ですが、なんと倍以上に伸びていました。子どもたちも驚いたり、喜んでいました。ですが、ヨーグルトのカップに植えたので少し窮屈そうです。子どもたちにどうしようかと相談すると、「◇◇せんせい(植物に詳しい保育士)にきこう!」「おおきなうえきばちにうえたらいいんじゃない?」など、いい案がたくさん浮かんできます。
まず、スイカの育て方を聞きにいくことにしました。植え替えの方法を聞いたところで、大きなプランターへの植え替えを始めます。といってもプランターはとても大きく、土もたくさん入っているので簡単に動かせません。子どもたちと作戦会議をしながら、大きなプランターをみんなで持ち、休憩をしながら、太陽が当たるところまで少しずつ運んでいきました。みんなで「せーのっ!」と掛け声を合わせることで、やる気や楽しい気持ちも高まります。
無事運び終わり、肥料と水をたっぷりあげました。「おおきくおおきくおおきくなーれ」と絵本「おおきなかぶ」のせりふを言う子どももいます。子どもたちはどんなスイカを想像しているのでしょうか。これからの成長を一緒に見ていくのがとても楽しみです。
(N.M)
植え替え頑張っています
せみとぬけがら!
Posted in 園のこだわり