◆8月29日(金)の子どもたち
2014年08月30日 土曜日
◆はじめてのおえかき! つぼみ
はじめてのおえかき!全身を使って描いてます♪
今日は雨はやみましたがじっとりしていたのでお部屋で過ごしました。
ボールプールとソフト積み木を出すとさっそく遊びにきた子どもたち。ボールを投げたりソフト積み木を重ねるとエイ!とこわすのを楽しんでいましたが・・・
少したつとロッカーの方へ行きつかまり立ちをして帽子をとってかぶろうとしたりオムツをとってみたり、なんと、ロッカーをあけてお洋服を出す子も!!
そうですね。その子たちはボールを投げたり追いかけたりくわえてみたり遊び込んでいた子たちできっともうボールでは遊ばない、と思ったんでしょうね。
そこで画用紙とはじめてのクレヨン「BABY COLOR」ではじめてのお絵かきをしました。
クレヨンを持った子どもたちはいろんな反応を見せてくれました。
なんだろう?というように”にぎにぎ”して持つ子
”くんくん”においをかいでるのかな?鼻に近づける子
描くのを知っていて”かきかき”する子
お口にいれて”んまんま”しそうになったり
いろんな方法でクレヨンを持って感じていました。
かきかきしたりとんとんして楽しんでいる子どもたち。
「ぐるぐるかきかき楽しいね」と言うとにこにこしながら描いていました。
最初は1色だけ持っていた〇くん。もう1つ落ちているのを見つけ両手に持ってじっと見つめていました。その手には青と水色。
〇くんは何を感じていたのでしょうか?
それまで4個くらいしか出していなかったんですが〇くんの姿を見て全部(12色)出してみました。
すると、またいろんな姿が見えてきました。
2個持ち重ねようとしていたり、色を比べるように持つ子。
はじめてのお絵かきはクレヨンに触れ、クレヨンってなんだろう?といろんな方法で感じた1日でした!
k、s
はじめてのおえかき!みんなでそれぞれ観察中♪
◆いざ、たんぽぽぐみへ!(つぼみ ふじ①)
今日も外は雨が降ったりやんだり、はっきりしないお天気です。室内のお部屋もいろいろ遊びに行っていて、今日は思い切って2階の2歳児の部屋のたんぽぽぐみへ遊びにいってみました。
2階のお部屋へ行くには、まず廊下、ロビー、階段、そして2階の廊下と通過しなくてはいけない道のりがたくさんあります。その都度、こっちだよ~と声をかけなければなりません。もちろん、目の前に見えるものには何でも興味津々なので、すぐに思い思いの行きたい所へ行こうとするので、常に声をかけている感じです。でも、2階の廊下の装飾を見たり冒険気分を味わいながら、無事にたんぽぽのお部屋に着くことができました。
お部屋に入ると、なんだろうここは~という感じでみんな散らばっていき、好きなおもちゃを見つけ触り始めました。おままごとコーナーでは、コップをもって飲んだり、スプーンでコップに入れた食べ物をカチャカチャとつついたり。冷蔵庫があり、その中のものを次々と出し始めていました。その中で、〇ちゃんは牛乳を見つけると、気に入ったようで、いすに座り机にそれを置いておいては、他のおもちゃを持ってきてあそんでいました。また、卵があって、△くんはそれを出したりまたその穴に卵を入れて上手にしまうこともできていました。
ブロックコーナーでは、たんぽぽ組の子どもたちが作って置いてあった電車を見つけると、興味をもって触り、机の上に持って行って椅子に座って走らせていたり。
〇くんはブロックの人形を見つけると、電車にくっつけようとしていました。ぎゅーと力を入れて、くっつくと手をたたいてよろこんでいました。その後は人形を探して、また保育士に探してと求め、大きなブロックの板にたくさん人形をはめ、他の子どもたちも寄ってきて、何人かであそび始めました。
他にも、絵本コーナーにはソファーが置いてあり、そこを気に入って座り、お友だちも寄ってくると仲良く足をぶらぶらさせて座っていたりする姿も見られました。
今週は涼しく、雨が降っていたりしましたが、いろんな室内の場所であそんだ週でした。(Y.T)
いっぱい人を並べてる
◆一歩飛び出す(ふじ2)
みんなで いないいない~♪
今週は室内で過ごした一週間となりました。園庭で元気に・・・戸外でおもいっきり!とはいかなかったものの、室内での遊びが日々色々と変化がありましたので子どもたちの表情は晴れやかで、その時その時をしっかり満喫しているように感じました。
そんな今日もまた新たな遊び方といいますか、ふじ2くみの保育室をちょっと模様替えして体をおもいっきり動かすことの出来るスペースへと大変身です。
どんどん広がるお部屋。そしてお部屋の中にソフトマットが運び込まれ、子どもたちは大興奮。すぐさまソフトマットに飛び乗ります。まだしっかり準備出来ていなかったので「ちょっと待ってねー」と声を掛けても届きません。目の前の楽しさに心躍っているようでした☆
ソフトマットはもちろん子どもたちに人気です。「わー」「きゃー」と本当に楽しそうな声が響いていますが、今日はみんなと初めましてのモノが登場です。
園庭で子どもたちに密かにブームの鉄棒。室内用もあるんです。ソフトマット同様、保育室の中に準備されるとみんなの視線を釘付けで一歩一歩近づいてきます。『これなんだろう?』と不思議そうに覗き込む子もいましたが○くんはこれが鉄棒だと分かったようで手を伸ばしてつかもうとします。最初はほんのわずか届かなかったのですが、届きたい一心で自然と背伸びをしていました。すると、届かなかった手がしっかり鉄棒をつかみます。その瞬間とても嬉しそうに笑みを浮かべる○くん。強い気持ちが心を動かすのですね。○くんの楽しそうな姿を見てみんなも鉄棒の楽しさを知り満員になってもぶら下がる程、夢中になっていました。
そんな楽しんでいる中、あちらこちらに可愛らしい場面がチラホラ見られます。
今日は△くんの事がきになる◇くん。気付けば△くんの所にいます。何をしているのかと思えば△くんにギューっと抱きついたり、頬をチョンチョンとつついてみたりと触れ合っています。また違った所では☆くんと◎くんが向かい合って笑っていたり、□ちゃんがお友だちを追いかけてみたり・・・
それぞれ鉄棒やソフトマットで楽しんでいる中お友だちとの楽しみを見つけ、自分の遊びから一歩飛び出てお友だちとの触れ合いを求めて行ったりと色々な時間を楽しめるようになったふじ2くみの子どもたち。
これからもっと『一緒の時間』が増えて行くのでしょうね。
K・E
お部屋が大変身。賑やかです!
◆雨にも負けず・・・ (ふじ3)
腹ばいの◇くん
今週はすっきりしない日が続いていますが、子どもたちはとても元気でパワーがあり余っています。
今日も巧技台のすべり台を使ってパワー全開で遊びました。
一昨日も巧技台のすべり台で遊んだのでその楽しさがわかり、今日は一昨日の経験を生かし、お約束を守りながらスタートできました。
子どもたちの学習能力のすごさには感心です。
〇ちゃんはすべり台をすべらずに走りながらおります。
△くんは、すべり台が怖いのか、足でブレーキをかけながら降りていきます。
◇くんは腹ばいにすべっていきます。
◎ちゃんはスゥイングするように上手にすべります。
●ちゃんはダイナミックにすべっていきます。
それぞれ個性があるように、すべり方も異なります。
でも、すべり終えた後の笑顔はみんな一緒で輝いています。
その笑顔を見る時、私たちも幸せを感じます。
その後、お部屋に戻り新聞をビリビリ破いて遊びました。
上手にビリビリ破いて上に投げる子、新聞を持ったまま、どうしてよいかわからない子、
新聞ビリビリには興味を示さず、おもちゃで遊び始める子と様々です。
来週は園庭で遊べるといいな…。
お天気になりますようにと願いをこめて…。
(K.N)
◆雨の日の ハイテンション!(ふじ4)
登ったよ!ヨイショ!
今週は秋のお天気にひとっ跳びの空模様でした。園庭にも出られずおひさまともしばらく会っていませんでしたが、室内での遊びを十分に満足した今週でした。
朝の会を始めようとするとトイレに行く子がいたり廊下の様子も気になる子がいて今日はちょっとハイテンションです。
それでは室内を広くして体を動かそう!といつもの絵本をこの次の楽しみにして「手をつなごう~♫みんなで手をつ~なごう~♫」と口ずさみながらみんなで手を繋ぎ合います。つないだ手の池が大きくなったり小さくなったりして自然と笑い声が賑やかになりました。
「さぁ、動物さんになってみるよ。ノッシノッシ…」ライオンさんの真似っこをして手と膝を床につけて歩きます。
「次はお鼻の長~い?」「ぞうさ~ん!」掛け合いながらなりたい動物になって体を動かします。
楽しんでいるうちに廊下の巧技台の用意も出来ました。先日、豪快に楽しんだトンネルくぐりやすべり台も登場し登ったり滑ったりを楽しんでいます。
しばらく遊んでいると手足を使って登っていたところから更に難しさに挑戦するかのように手を離して歩いて登ろうとしたりすべり台をブレーキをかけながら歩いて降りようとする動きにも繋がっていきます。
楽しさと危なっかしさのゆらぎのなかで「自分でやってみたいの!」の気持ちがめいっぱい表現されているようでした。
前回とは確かに違う変化のある楽しみを見つけて気付いてワクワクしてやってみて満足感一杯になっているんですね。お友達とぶつからない流れの配慮はしつつも挑戦しようとする動きに「すごいね~」と驚きの声をかけながら見守っていました。
その後は保育室で新聞遊びを楽しみました。一面にビリビリして広がった保育室が『海』になって泳ぐ真似をしたりボールにしてカゴにポ~ンと入れて遊びました。
これでもかと言わんばかりに体を動かして遊びました。少し興奮気味なのか中々お布団に入っても寝つけなかった様子です。
みんなが静かに眠りについたころようやく園庭にも陽が差しこんできました。
元気にセミも鳴き始めています。
もう少し夏を楽しめそうですね。(S.C)
新聞ビリビリ~ここは海~
新聞ボール ナイスシュート!
◆広ーいホールで…(きく)
新聞紙ビリー
朝の会では、エプロンシアター「さんびきのこぶた」をしました。
話の流れを理解している子どもたち、オオカミが家を吹き飛ばすシーンで、子どもたちに先に「フー!フー!フー!!」と言われてしまいました…。
エプロンシアターが大好きで、見つめる目がキラキラしています。みんないい顔で見ていました。終わっても、「もういっかい!」とおねだりするほどでした。
今週はずっとぐずついたお天気。今日も雨が今にも降りだしそうです。「ホールで遊ぼうか?」と聞いてみると、ワクワクした表情で「うん!」との答え。ホールに移動しました。
途中ふじ組の子たちとすれ違う場面があり、「小さい子が通るから端を静かにいってあげようね」と声をかけると、ちゃんと言葉通りに通る子どもたち。自分たちが大きいことをちゃんとわかった上での思いやりをかけてあげていました。
さて、ホールに着き、今日は新聞紙を用意してみました。
どんな風に遊ぶかな?と様子をみていると…、くしゃくしゃに丸め投げ始めた〇君、棒を作って待っていると、途端に野球ごっこになりました。
△君は新聞紙で遊ぶのが初めてなのでしょうか。「ぼくはいい(遊ばない)」と言って、しばらく離れたところで見ていました。でもみんなが遊んでいるのを見て、面白そうと思ったのかいつの間にか仲間入り。丸めた新聞紙を投げて遊んでいました。
細い紙を□君のズボンに挟むと、いきなり「うお~!」と追いかけてきます。さっきの3匹のこぶたのオオカミを連想したようです。しばらくオオカミと追いかけっこになりました…。
細かくちぎって雪のように飛ばしたり、「雪だるまつくろ~♪」の歌に合わせて雪だるまを作ったり…。いろいろ工夫して遊びました。
その後、子どもたちのリクエストにより、何曲かダンスをしたり、寝転がったり、広ーいホールで遊びを満喫してきました♡
(I.Y)
そらまめ君とえだまめ君…だそうです
エプロンシアター、よく見ています
◆広がっていく友達の輪(たんぽぽ)
朝のおやつ後・・・丸いテーブルを囲んで、みんな楽しそうです。
今日も涼しくて、過ごしやすい1日が始りました。
13名と少し少ない人数でしたが、いつも通り元気いっぱいのたんぽぽ組の子どもたち。
今日こそは、と久しぶりの園庭に行くことにしました。
蚊がたくさんいるのではという事で、さされやすい子は長袖・長ズボンなどに着替え完全防備。いざ園庭へ・・・けれど、たんぽぽ組の13名だけ。少々寂しい感じはありましたが、砂場も使いたい放題でなぜかとっても嬉しそうでした。
泥んこ遊びをしたいと言っていた〇君。いつもは、泥んこ遊びをしたくても靴を履いていきたいと靴を履いて降り、結局途中で靴を脱ぐことになっていたのですが、今日は「どろんこするからくつははかないの」と自分で決め降りていきました。
今までの経験から、いろいろと考えたのでしょうか?砂場では、思いきり泥だらけになって遊んでいました。今日の〇君選択はよかったですね。
砂場で消防車や清掃車の玩具を埋めようとしていた〇君と△君。そこへ「おやまだぁ」と何人かの子どもたちが一緒になって上から砂をかけ始めました。お友達が遊ぶ姿を見て、一緒にやりたいなぁと自然に輪が広がっている姿でした。
30分程遊び、さっぱりシャワー。
その途中で、防犯訓練がありました。子どもたちも保育士もベランダや絵本コーナー、ロッカー前などバラバラの場所にいましたが、すぐに保育士の近くに集まり避難することができました。
日々の訓練の中で、いざというときに身を守れるような行動ができればいいなと改めて思いました。
今週は少人数の1週間でしたが、来週はまた賑やかなたんぽぽ組に戻るでしょうか?
急に涼しくなり、夏の疲れも出て体調を崩しやすい時期なので、週末はゆっくりお過ごしください。(M.C)
みんなでお山作ろう
◆妖怪体操(うみグループ)
今日も室内遊び。子どもたちは好きな遊びを見つけて遊んでいます。
今週は身体を動かして遊ぶことがあまりできなかったので、「妖怪ウォッチ第一体操」と「ゲラゲラポー」を子ども達のリクエストに答えて流しました。
体操は普段、曲を流さなくてもやっている子が多く、帰りの会でも披露してくれたりします。
お友達の前でやることは、子ども達にとっても違った楽しさがあり、得意気にやっています。
紙芝居や手遊びなどもお友達の前でやりたがる子が多く、保育士の真似をしながら良い表情をみせてくれます。
子ども達の話題は妖怪ウォッチの話題が多く、今日は金曜日なので妖怪ウォッチの日のようです。
何度も同じ曲で踊った後は、「ブロックで作ろう!」とキャラクターを作ったり、ピアノを弾いてみたり、遊びがそれぞれ広がっていきました。(B・K)
◆ひとつの『いのち』を通して(にじグループ)
キャンドルの灯りを前に
今日も曇り空ですね。
肌寒い日が続いているので子どもも大人も体調管理に気を付けていきたいですね。
今日は子どもたちと一緒にじっくり話す場を設けてみました。
何故そうしたかというと、昨日のできごとと関係しています。
昨日、お部屋で飼っていたカブトムシがお亡くなりになりました。
どうしてそうなったかというと、カブトムシ大好きな子どもたちがいつものように触れ合っている中で、カップにお水を入れて持ってきて、その中で泳がせてみたいという好奇心から、カブトムシを水の中に入れてみたのです。
…泳いでいたか聞いてみると、「およがなかった」「しんじゃったみたい」と。
水の中に入れたことによって、カブトムシは弱っていき、死んでしまったのです。
そして虫に詳しい保育士が「カブトムシは水が苦手なんだよね。」と話してくれ、虫かごにも水が結構入っていて水たまりもできているくらいだったので、濡れていない土を入れに園庭へいきました。死んでしまったカブトムシも埋めました。
そのカブトムシのいのちから、子どもたちも学んだことと思います。
この話を帰りの集まりでもしていきました。
そして今日。昨日は帰ってしまった子もいたため、もう一度話し、またみんなで「いのち」について考える機会を作りたいと思い、「哲学」の時間を設けました。
これは強制ではなく、考えたいなと思う子、カブトムシを触っていた子、ひまわり組さんを中心に話し合いました。
キャンドルを用意し、火をつけている間はふざけたり、自分の場所から離れて歩き回ったり、遊んだり、隣のお友だちとおしゃべりしないというお約束で始めました。
火をつけてみると、「おー」と見惚れていました。心を落ち着かせて、はじめました。
『カブトムシが死んでしまって、どう思った?』という保育士の質問には、
「かなしかった」「いやだった」
「いちにちに みんながいっぱいさわってたから、くるしくてしんじゃった」と言っていました。
『なんで死んじゃったと思う?』の質問には
「みずがにがてだったから」「いきができなかったから」と。
『どうしたら、よかったかな?』
「はじめにせんせいにきけばよかった」と思ったようです。
『いのちは大切?』の質問にはみんなが「大切!」と答えていました。
『みんなはどうやっていのちをもらったの?』と聞くと、
「おかあさんのおなかのなかで」
「おかあさんのおなかのなかにはないよ。だって子どもをうまないひともいるから。心臓が2つあることになっちゃう。でも子どもをうむひとにはあるよ。」
そして、最後に『いのちを大切にするにはどうしたらいいのかな?』の質問には
「おともだちにやさしくする。」
「おかあさんのいうことをきく」
「たべられないものはたべない」(嫌いなものではなく、食べてはいけないもののこと)
「火をもやさない」「あついおゆを人にかけない」「おもいものを上からバンっておとさない」
(ニュースで聞いた事件のことのようです。よく見て聞いていますね。)
と答えていました。
いろんな話を聞いてみましたが、初めての哲学の時間だったので緊張したり、難しく思う子もいたのかあまり話は広がりませんでしたが、こうやって静かに心を落ち着かせて、ろうそくの火を目の前に少しいつもとは違った感覚で話す空間、時間もいいものだと感じました。
カブトムシという子どもたちにとってとても身近な、一緒に生活していた大好きな存在だからこそ、また自分たちでやってしまったことだからこそ、このいのちを通して、子どもたちにいのちの尊さ、大切さを感じて学んでもらい、やってはいけないことに気づいてもらう、大事な機会になったらと思っています。
いくら大人がいけないことなどを話していったとしても、子どもたちが実際に自分たちの身を持って経験したことで得る学びには適わないのだろうなと感じました。
この経験を、これからにつなげていけるよう、また関わっていけたらと思います。
(H.K)
こころを落ち着かせて
◆引き出しの中身。(そらグループ)
今週は結局1日も外で遊べず・・・でしたが、子どもたちはそこまで残念がる様子もありませんでした。
お部屋で何をして遊ぼうか、子どもたちの中ではしっかり決めていたり、あるいは決めてきていたりしているようです。
折り紙名人の保育者がきてくれたこともあり、「教えて!」「一緒に作りたい!」と目を輝かせながら夢中の子どもたち。この先生は昆虫に詳しくて、この先生はサッカーが上手で・・・というように、大人以上に、その人の特技や性格を理解しているのかもしれませんね。よく見ているなと感心です!
先日行った実験(コーヒーフィルターと水性ペンと水を使った実験です)も「またやりたい!」との声が聞こえてきたので用意しました。
コーヒーフィルターに水を落とし、色が変わっていく瞬間の子どもたちの反応はとても魅力的です。不思議だな〜すごいな〜という気持ちを一緒に共感していきたいなと思います。
経験したことは一つずつ子どもたちの引き出しの中に増えていき、何が引き出されるか、いつのタイミングかはわかりませんが、またやりたいなと思ったときに一緒に寄り添える存在でいたいなと思うのでした。
さて、そらグループにはドイツの地図と世界の地図のパズルがあります。
以前、私がドイツに研修に行ったときに買ってきたものです。
ピースが多く難しいのですが「先生が行ったのはここ?」「日本はこれだよ!」と楽しみながらチャレンジしている姿が見られました。
お昼寝中のこと。ひまわり組の◯くんが、完成したドイツの地図のパズルを見せながら「ねえ、先生が行った眠れる森の美女のお城の写真を見せて。」と聞いてきました。(ノイシュバンシュタイン城のことです)
どうしてか聞いてみると、ドイツの地図のパズルには色々な絵が描いてあり、その中にたくさんのお城の絵もあるのでどれがそのお城だかわからないとのことです。写真を見ればわかるんじゃないかと思ったのでしょうね。
写真を見せると、パズルと比べながら探しはじめました。そして、無事に見つかると今度はドイツが世界の中のどのあたりに位置しているかを話しはじめました。
そこで、にじグループさんにあった地球儀を急いで借りてきてみたのです。
「これ、ぼくんちにもあるよ!」と言いながら食い入るように地球儀を見つめる◯くん。
そして、側にいたお友だちと一緒に地球儀を見ながら話し始めました。
来週、世界地図を用意してみようかなと今からわくわくしながら子どもたちの姿を思い返しています。
子どもたちの興味や関心のあるものを大切に保育をしていきたいです。(M.E)
メロディオンも楽しみながらやっています♪
Posted in 園のこだわり