◆7月22日(火)の子どもたち
2014年07月23日 水曜日
◆優しさに包まれて…(つぼみ)
園庭で遊んでいる子どもたちを見ていると、子ども達のいろいろな姿が見られます。
保育室では「ママ~」と泣いていた子が、園庭に出た途端に元気に走り回ったり、野菜が苦手な子が空中菜園やプランターでなったトマトやキュウリを美味しそうに食べたり・・・。
中でも、つぼみ組の子ども達に優しく接してくれる子が多いように感じます。
園庭で抱っこを求めると抱っこしようとしてくれたり、泣いていると頭を撫でてくれたり、おもちゃが転がってしまうと拾ってくれたり・・・。
ここでは書ききれないほどのたくさんの優しさに包まれて、つぼみ組の子どもたちは大きく成長しています。
では、私たち大人はどうなんでしょう。
もちろん、子ども達に愛情たっぷりに関わっています。
でも、どこかで、大人都合に考えてしまい、子どものやっていることに共感できないときがあるように感じます。
そんなときでも、子ども達は笑顔で返してくれ、心があらわれます。
育子園には、たくさんの子どもたちと保護者の皆様、そして職員がいます。
すべてのみなさんの優しさに包まれるだけでなく、私自身も優しさで包み込めるような人でありたいと思いました。(E.Y)
◆すくう (つぼみ ふじ①)
梅雨もようやく明けてきたようです。今日はおひさまも出ていいお天気でした。
今日は園庭に出て遊びました。園庭へ出ると、みんなは、「さあどこへ行こうかな」と、すべり台へ向かう子、ウッドデッキにつかまって立っていたり、いつの間にかトランポリンの方まで行き、その上にのっている子も見られます。砂場用具を砂場に置きました。すると、それを見つけた子どもたちは何人も寄ってきて、その道具で砂遊びを始めます。砂遊びの遊び方も始めのころに比べると、本当に変わってきました。砂をつまんでみたり、そのつまんだ砂を別のお皿に入れたり。シャベルの扱いも始めのころは、シャベルでツンツンと地面をたたいていただけでしたが、今では、ちゃんとシャベルで砂をすくえるようになりました。またすくった砂を別のお皿に入れられるようになりました。その様子は給食の時にもうかがわれます。もちろんまだまだ手づかみで食べている給食ですが、スプーンで汁をすくえたり、ごはん、おかずも少しずつすくって口に入れられるようになってきました。今日の砂遊びでも、思わず、すくった砂を給食のように口に入れようとしている子もいましたが。
遊びと生活が重なって見られ、おもしろいなあと思いました。(Y.T)
◆これやって(ふじ②)
一生懸命です☆
連休は楽しくお過ごしでしたでしょうか?あっという間のお休みでしたね。体調を崩していた子どもたちも少しずつ元気になってきている様子。先週に引き続き、人数が少ないふじ2くみでしたが素敵な笑顔はたくさん咲いていましたよ。
今日も元気にみんなで園庭に出発です。何度もお伝えさせて頂いていますが<園庭に行く=靴下を履く>は子どもたちの中でしっかり認識されています。誰よりも早く園庭に行きたい!その為には靴下を取らなければ!!という強い思いがあるようで、靴下のケースを持った保育士の所にワァーっと集まってくる子どもたちの姿は今では恒例行事のようなものになっています(笑)毎回必死な姿が本当に微笑ましく思います。
無事に靴下を手に取った子どもたちはケースを持っていない保育士の近くに座り靴下を履かせて欲しいとアピールしてきます。こちらも「足出してね」なんて声を掛けながら履かせてあげていましたが〝履かせる〝から〝履き方を言葉で伝え、目で見てみる〝になり〝一緒に〝と子どもたちと保育士の関わりや子どもたちの気持ちにも少しずつ変化があり、今は〝ちょっと自分で〝という子どもたちの新たな変化があります。〝早く!早く!!〝という気持ちで保育士にこれやってと思っていた気持ちと〝ちょっと自分でやってみようと思ったの。でも出来なかったからこれやって〝という気持ちの「これやって」は別物ですよね。今日は後者の思いが強く感じられた日でした。
今日はそんな姿でも明日はまた元に戻っているかもしれません。でも、こうやって一歩進んだり戻ってみたりしながら子どもたちは大きくなっていくのでしょうね。
今日の子どもたちの必死な姿はとてもかっこよかったです。
K・E
最近お気に入りの「だるまさんが」。
◆興味津々(ふじ③)
連休明けの子どもたち。なんだか元気がないように感じました。
お休みでたくさん遊び、お疲れなのかな?今の子どもたちは食欲よりも寝るほうが魅力的なようで、食べながら寝てしまう子が多かったです。
今日は園庭で遊びました。
きくたんぽぽ組でふ化したアゲハ蝶に夢中になるふじ3組の子どもたち。入れ替わり立ち代わり見に行き、これは?と尋ねていました。
〇ちゃんは、アゲハ蝶を食い入るように見つめ、しばらくそこから動かず、興味津々の様子。
〇ちゃんがふと上を向き指をさしながら、「ちゅんちゅん」と・・・・・
指の先を見るとそこにはターザンロープの紐にとまっているトンボがいました。ちゅんちゅんと表現した〇ちゃんの可愛らしさ、そして好奇心に圧倒されました。アゲハ蝶が放たれたのもしかっり見届け、〇ちゃんにとってとても良い経験になったのではないでしょうか。
たくさん寝て、午後はパワーが出てくるかな?
(K☆H)
◆じっくりの時間。(ふじ④)
筆を使っての絵の具は初めてです☆
連休も明け、少し久しぶりな気持ちの登園ですが今日のふじ4組はなんと全員で5人という人数でした。4月から始まって以来の人数にいつもより静かだなぁという感じの週の始まりになりました。
「今日は何して遊ぼうかなぁ?」と聞くと、子どもたちも一緒になって首をかしげて考えます。たまにの少人数ですから、ちょっとお楽しみな事が出来たらと思い「えのぐする?」と聞くと「うん!」というお返事。
早速準備に取り掛かると早々に椅子に座りスタンバイ!新聞紙をテーブルに貼っていると待ちきれず、テーブルをバシバシと叩き「早く」のアピール。紙や絵の具を準備して、少しえのぐと筆を見せると目がきらり。
テーブルにセットした途端、筆を興味深げに持って描き始めました。今までクレヨンやシール貼りなどに一切興味のなかった〇くんは、今日は椅子に座ってじっと始まるのを待っていました。筆をもって紙に描くとニコ―っと満面の笑みで続けて筆に絵の具をつけます。そんな姿に私たちはびっくり!筆を持って力強く書いたり、筆からぽたぽたと落ちる絵の具を見つめてみたり。一番最後まで絵の具を楽しんでいました。
一方で、なんだか浮かない顔の△ちゃん。誘ってみるものの「うーん」という感じで遠巻きから様子を見つめます。そんな△ちゃんをこっそり別のテーブルに誘って小さな紙を用意すると描き始めました。初めは遠慮気味でしたが、次第に自分で筆に絵の具をつけにいき絵の具を楽しんでいました。それぞれのペースやタイミング、空間って大切なんですね。
絵の具を好きなだけ楽しんだ後は、「お外がいい?」「廊下でブーブ(コンビカー)がいい?」聞くと「園庭のきゅーりのブーブ」と答えた☆くん。全部混ざって面白いことになってしまいました(笑)もう一度聞くと「ブーブがいい」と言っていたので、廊下でドライブタイム。ロビーの方まで出ていき、おにいさん・おねえさんにちょっと自慢気な様子で車を見せて、お部屋に帰りました。
のんびりと・ゆっくり過ごす。そんな日は子どもたちもいつもと違う表情を見せてくれる気がします。1日1日を丁寧に過ごし、今週も素敵な1週間になればいいなぁと思います・・・*
(K*S)
力強く描きます。
廊下での一コマ。ボールをお腹に入れて妊婦さんごっこです。
◆今日も賑やかな一日でした(きく)
ポンプを上手にこげるようになりました!
今日も子どもたちは元気いっぱい!朝から賑やかです。
お休み中にあった出来事を話したい様子。
朝の会で、おたより帳を読んでみました。
新幹線に乗っておでかけした〇君、「ひかり!」と皆に、乗った新幹線の名前を大きな声で伝えていました。ちょっと前まで語尾の一文字しか言えなかったのがうそのようです。
△君は、一番前に座り、読んでもらうのを楽しみにしている様子。自分の番がきて「トッキュウジャーを見に行ったんだって」と紹介されると、嬉しそうに「見に行ったよ!」と言いつつも、もっと話足りないようで、あれこれ話が続きました。
他にも、朝ごはんをいっぱい食べてきたことや、夏休みに楽しみにしている事などなどいろいろ話がはずみました。
子どもたちの話も上手になったなあとつくづく感じます。
伝えたい!という気持ちもいっぱい感じます。
これからも子どもたちの伝えたい!という気持ちに応えながら、たくさん会話をしていきたいです。
そのあとは、園庭へ…。
それぞれの遊びたい場所へかけていくこどもたち。
空中菜園やプランターになったトマトやキュウリを見つけ、次々収穫していく□君。給食室へ届けるのも慣れて来たもんです。
ポンプの所では、数人で順番にポンプをこいで水を出せるようになりました。ポンプをこぐのも大変なのですが、☆君はたまにジャンプしながらこいでいます。どうしたら水が沢山出せるか彼なりに考えているようです。
今日も暑い中、元気いっぱい遊びました。
暑さが厳しいので、今週も子ども達の体調管理に気を付けていきたいと思います。
(I.Y)
これはまだ小っちゃいな~
◆連休明けの成長(たんぽぽ)
立派なアゲハチョウになりました
連休をそれぞれの家庭で、とても楽しく過ごしてきたようですね。
「3人でプールに行ったんだよ」「京王線に乗ったよ」「みんなで車に乗ってお出かけしたの~」と嬉しそうな表情でたくさんお話してくれた子どもたち。
いろいろな言葉を覚え、おしゃべりも上手になり、「楽しかった」「嬉しかった」という事を自分の言葉で伝えられるようになってきた姿に成長を感じました。
そして、連休明けのあおむしさん。
なんと、大きな素敵なアゲハチョウになっていました。朝から、虫かごの中に目が釘付けの子どもたち。「ちょうちょだよ」とお友達に一生懸命教えてあげる〇くん。教えてもらっているのに、虫かごの中ではなく、お部屋の上の方ばかり見上げる△君。ちょうちょ=飛んでいると思ったのでしょうか。どこ?どこ?と・・・可愛い姿でした。
大きなアゲハチョウには、虫かごは狭いよね。という事で、園庭で広いお外に逃がしてあげることに。虫かごを持って園庭に行くと、きく組やふじ組の子どもたち、園長先生もアゲハチョウになった姿を嬉しそうに見ていました。
そしていよいよお空へ・・・虫かごのふたを開けると、飛び立っていくアゲハチョウ。わぁ~っと上を見上げる子どたち。
「いっちゃったねぇ」と寂しさを感じたのは、保育士だけでしょうか・・・
虫かごの中にはまだ、さなぎ、あおむしが1匹ずついます。
子どもたちと一緒に成長を楽しみながら、ちょうちょになる瞬間を見たいな。と密かに思っています。
連休の間に、菜園でも成長が・・・
たくさんのトマトがおいしそうな色に。よく気が付く☆君。一人1個ずつ収穫し、洗って食べてみました。1番に見つけたはずの☆君。「いらない・・」と味はあまり好きではなく、収穫することが嬉しかったようです。
これからも、嬉しい・楽しい経験がたくさんできるといいなと思います。(M.C)
アゲハチョウが飛んで行ったねぇ・・みんなで見上げています
今日は連休明けということでどのように休日を過ごしたのか、朝のお集まりで聞きました。
おじいちゃんのお家に遊びに行った子やプールに家族で行った子など笑顔で話してくれたため楽しかったことが伝わりました。
また連休開けとあり、野菜の収穫をしました。
特にたくさん採れたのはトマトでした。
トマトを採りたい子と一緒に畑に行くと、きく・たんぽぽ組さんが園庭に出るときで「なにしてるのー?」と気になる様子でした。
「とまととってるんだよー!」と優しく教えてあげるひまわり組さん「おいしそうだね!」と会話をしていました。
もも組さんはたくさんできているトマトを採るのに必死でした。
すると、ヘタまで取れた真ん丸トマトを採ったもも組さんの男の子が「とまとがみかんみたい!」と嬉しそうに答えます。
たくさん採ったトマトを給食室へ運び、給食でおいしく頂きました。
園庭ではサッカーをやりました。
シュートも上手くなり、パスもお互いを信じてするようになりました。
パスをして、お友だちにシュートをしてもらい、ゴールを入れると喜び合っていました。
別にボールで遊ぶうみグループの男の子がいました。
しばらくすると、「ぼーるがやねにあがっちゃった」と知らされました。
様子を見に行くと虫取り網やスコップなどで屋根をつつこうとしていましたが届きません。
「だれかおれだっこして」と言う子や「がんばれ!」と応援する子もいました。
一人のひまわり組の子が「いいことおもいついた!ほうきもってきていい?」と聞いたためそれは良い考えだね!と答えました。
二本のほうきを使い、他の子は「こっち!あっち!」と指示したり、応援していました。
屋根には届くほうきでも逆に奥へ奥へと押していて苦戦をしていました。
一向に取れる気配がないため手伝おうとしようとしたとき、「あっちょっとほうきかして!」と指示していた子が言いました。
その子がやった手段で簡単にボールが落ちてきました。
その方法は、屋根をつつき振動でボールを動かしていました。
みんなでたくさん喜びました。
この場面でもし大人が手伝って簡単にボールを取るより、時間はかかっても子どもたちの力でボールを手に入れる方が喜びや子ども同士の絆もうまれ、良い経験だと思いました。
似たような場面が目の前であったとしたら見守っていこうと思います。
(A,Y)
◆またあした(にじグループ)
おいしーい!
連休明け、ひまわり組さんはお泊り保育も終えましたね。
今日は久しぶりにとってもいいお天気になりました。
夏休みに入る子もいたり、疲れが出て休む子もいて、今日は少し人数が少なかったです。
朝の集まりでは、ひまわり組さん全員に出てきてもらい、お泊り保育での楽しかったことを一人ひとり、みんなに発表してもらいました。
「サマーランドに行って、〇〇のプールがたのしかった!」や「カレーライス食べたのがたのしかった」、「みんなで朝お着替えしたのがたのしかった」などとそれぞれに発表してくれました。
そのときの光景を思い浮かべて話す子どもたちは、本当に嬉しそうに顔がゆるんでいました。
それを聞いていたもも・ゆり組の子どもたちは「いいなぁ~」とうらやましそうに見ていました。
来年はゆり組さんが行くんだねという話になると「やったー!」と喜び、嬉しそうでした。
また来年が楽しみになりますね。
朝の集まりのあとには椅子取りゲームをしました。
ひまわり組の女の子がピアノを弾きたいと言い、弾いてもらって子どもたちだけで椅子取りゲームをしてみましたが、しっかりできていました。
ピアノを弾いているときと、「練習してるからちょっと待ってて」というときとありましたが、そこもちゃんと聞き分けて行なっていました。
おもしろいですね。
園庭に行くと、トマトを置いてあったのを見つけた子が、食べたいと言って食べました。
それを見た子たちが食べたいと言ったので、空中菜園に見に行くことにしました。
美味しそうになっているのを見つけて採り、お水で洗ってパクッ!
「おいしーい」との笑みがこぼれました。
採るのが楽しくなっていくつか採れたので、園庭に戻り、近くにいた子たちにあげました。
するとその子たちも行きたいと言って採りに行くと…だんだん美味しそうなトマトはなくなり、園庭に帰っていきました。
もも組の◇◇くんと◎◎くんは、
「また明日になったら赤くなってるかもね。」
「うん、また見に行ってみよっか。」と話していました。
食べられるトマトがないから残念がるのではなく、また見に行こうと楽しみにしている姿がなんだか可愛らしく、あたたかい気持ちにさせてくれました。
(H.K)
きく・たんぽぽ組さんがポンプで遊ぶのを手伝うひまわりさん
椅子取りゲーム
◆マクドナルドに行きました!(そらグループ)
園庭では虫探し!
3連休明けということもあり、登園してくるなり「あのね、ぼくね・・・」「〇ちゃん海行ったんだよ!」とお話しが止まりません。
そこで、朝の集まりでお休み中の楽しかったことを発表してもらうことにしました。
発表したい人?と聞くとほとんど全員が手を挙げてくれました。
まず、ひまわり組さんに前に出てきてもらって発表してもらうことに。
海に行きました。
プールに行きました。
プリキュアショーを見に行きました。
と発表しながらお顔はニコニコ♪
保育士が色々な質問をすると、それはそれは嬉しそうに答えてくれます。
そのままゆり組さんともも組さんも・・・と思ったのですが、あまりに時間がかかってしまい、集中力も切れてしまうので「この後発表したい人は、このまま椅子に座って待っててね。」と声を掛け、遊びに行きたい人は朝の集まりをおしまいにして遊びに行くことにしました。
残ったのは14人ほど。
いつも手を挙げてくれるけれど、なかなか発表できない子も、恥ずかしくていつもはあまり手を挙げない子も、今日は発表したい子が全員発表できます。
朝の集まりと少し雰囲気を変えて、マイクとスピーカーも用意し、気持ちも高まります。
一人ひとり順番に前に出てくるととっても嬉しそうにマイクの前へやってきます。
公園に行ったのが楽しかったです。
電車を見に行ったのが楽しかったです。
マクドナルドに行ったのが楽しかったです。
みんなの前で発表することに楽しみや喜びを感じている姿が見られました。
進級してから早4か月。
今までひまわり組さんの姿を見て、真似をしてみたり憧れてみたりしていたゆり・もも組さん。
朝の集まりや、帰りの集まりでの発表も意図的にひまわり組さんにお願いしたり・・・と学年ごとの姿も大切にしてきました。
学年を超えた発達の見方ももちろん、憧れを抱いたり、真似をしてみたいと思ったりする、学年があるからこその姿も異年齢保育ならではだなと感じます。
発表したい!という気持ちが、発表できた!という満足感に変わったからか、子どもたちは発表の時間が終わると、自然と遊びはじめたのでした。
満足感・・・大事にしていきたいです。(M.E)
夏だ!祭りだ!
Posted in 園のこだわり