◆6月26日(木)の子どもたち
2014年06月27日 金曜日
◆まねっこ(つぼみぐみ)
色水、完成!!
園庭で、木の実を使って色水遊びをしているお友だちを発見した〇くん。
先日から気になっていて、「ほら、またやってるよ。」と声をかけると、ウッドデッキの方に近づいていき、じーっと観察していました。
「〇くんの分も…」と水と木の実の入ったものを用意してもらったものの、なかなか手が出ず、保育士と一緒にドキドキしながらそっと触っていました。
周りの子どもたちも濡れるのことを気にせず混ぜている姿を見て、少しづつ水遊び心に火が付き、自分から手を入れて豪快に混ぜ始めました。
横から手を出そうものなら、「う~!!」と怒られてしまうほどです。
周囲をよく見ていて、中の木の実を取り出して並べている子がいると、水の中から出そうとしたり、下に落ちている木の実を拾っているのを見たら、〇くんもしゃがんで拾おうとしたり・・・と、常に同じことをしようとしていた〇くん。
こうやって、いろんなことを真似して経験して、大きくなっていくんですね。
私たち大人も、子どもから観察されているので、日常の言葉遣いや所作振舞いには、気を付けたいと思います。(E.Y)
ドキドキするなぁ
まぜまぜ・・・
◆みんな大好き!(ふじ1)
梅雨の変わりやすい天気が続きますが、今日も午前中は晴れ少し日差しが差し込む、過ごしやすい天気だったのですが、天気の変化に体調を崩していた子もいたので、室内と園庭に分かれて過ごしました。
毎日の朝のミッキー体操はみんな大好きで、音楽がかかると反応して楽しそうに体を動かし踊っていました。
その中でも〇〇君は保育者の体操する動きをまねて、曲に合わせて手や足を伸ばしたり、首を曲げて首の体操を上手にしていました。
園庭でのみんなが大好きなものは、テラスを出てすぐの滑り台です。出ると一目散に滑り台へ、列をなして順番待ちをしているのですが、△△君が滑り台からの眺めが良いのか、なかなか滑らないので、後ろで待っていた◎◎ちゃんは待ちくたびれていた様子で、その姿を見ていると「まだかな~はやくすべりたいな~」と言っているように見えて、とても可愛い後ろ姿でした。
日に日に色んな姿が見られ、発見もあり、子供たちの成長が実感できて微笑ましいひと時でした。
(M・Y)
◆あしあと発見!(ふじ2)
ぶらさがれるよ☆
今日も靴下を履くと準備万端で扉を飛び出します。最初に4人がお部屋を出たのですが、いつもはロッカーの帽子を素通りして、あそびたい!と一目散に窓へ向かう△くんは、今日は自分のロッカーの前でピタっと止まり、帽子を取ってから窓に向かいます。それだけでも驚きと感動でしたが、その姿を後ろから見ていた□くんも真似をするように帽子を取りました。でもおしい!隣の子の帽子でした。「その帽子は◇くんのだよー!」と言うとチラッと保育士の顔を見たあとにきちんと帽子を戻し、うーん。。と悩むと自分のロッカーの場所を思い出したようで、嬉しそうに帽子を高く掲げたまま窓へ向かう姿は本当に微笑ましいものでした。
園庭で裸足で遊ぶ○くんを見つめる■くん。するとその場でしゃがみ、自分で靴を脱ぎ始めます。裸足になると嬉しそうにその場で足踏み!そして足元のちょうどすぐそばに昨日の雨がまだ残っていたのか、地面が濡れて水もまだ少し残っていました。その上に乗っかってからペチペチと歩くと乾いた地面にはなにやら面白い跡がたくさん。子どもたちの足跡です。その可愛い後ろ姿と足跡をカメラに収めようと写真を撮っているとそれに気付いた○くんと■くんが戻ってきました。すると二人もその足跡に気付いたようです。でも自分の足跡だとは思っていないようで、不思議そうな顔をして覗いたり、足跡を触ってみたり。すると今度は触った時に地面に線ができたことに気付いた○くん。地面にうさぎやくまなどいろんな絵を描いてみせると、次から次へとその絵の上を指でつつつ~っと辿ったり、真似をして指に水をつけてチョンチョンとしてみたり。水を使った自然のお絵描きを楽しんでくれたようで、とても満足した顔で次の遊びに向かう○くん。またたくさんの足跡を残していってくれました。
そしてお絵描きの様子を隣りで真剣に見ていた□くんに、「見て見て面白いものあるよ、足の形してるね。これはね○くんの足跡だよ。」と言うと、見つめたあとに、その上を歩いていく□くんはまるで○くんの足跡を辿っているかのようでした。新しくできた跡を見ると靴を履いた□の足跡で○くんの足跡は消えてしまっていましたが、その瞬間瞬間でいろんな姿を見せてくれる子どもたちとなんだか比例しているようで面白いなと思いました。これからも身近なものでいろんな発見をして”楽しい”を一緒に増やしていきたいなと思います。
S.S
わ!なんだこれ!あし・・・?
アリさんがあるいてる!
◆お腹いっぱいになったとは・・・(ふじ3)
食いしん坊君、おやつ食べて~
エプロンシアター“お菓子の国の食いしん坊君”と“お弁当バス”を見ました。食いしん坊君にみんなでおやつを食べさせてあげました。そのうちみんなの口もモグモグしており、一緒に食べちゃったようでした。“お弁当バス”でもお弁当が出来上がると、みんなで好きなおかずをパクパク美味しく食べちゃいました。
さて、お腹もいっぱいになった(?)ところで、廊下と園庭に分かれて遊びに出かけました。
廊下では、スポンジの山登りやボールで遊び、小さなボールが入ったプールでも泳ぎ楽しく過ごしました。ボールを持ちながらの山登りは、ボールと戯れているうちに時々どこかにボールがすっ飛んで行き、そのたびに探している姿はかわいくもあり、面白い姿でした。
園庭では、落ちているヤマモモの実を集めたり、お鍋に入れて遊ぶ姿がありました。それぞれに好きな入れ物にヤマモモの実だけでなく、石を入れたり、葉っぱが入っていたりとお気に入りの物をチョイスしてお料理人?はたまた収集家?子どもたちなりのセンスが光っていました。M.K
山登りは楽しいよ。あれ、ボールは・・・
これも入れとこ
◆この前のこと今日のこと。(ふじ4)
ぎゅっとしぼってピンクになるかな?
今日は朝からすっきりした空模様で、「お外行く?」と聞くと「いくー!」と元気に飛び出して行きました。園庭に行くとまずはプランターの観察から始まります。「キュウリはおおきくなったかな?」「メロンも大きくなっているね!」と毎日の成長を見守ります。
観察した後、それぞれ好きな所へ遊びに出かけると〇ちゃんが何か握って「せんせー」と持ってきてくれました。「なぁに?」とみるとそれは真っ赤なヤマモモの実!この前の色水遊びを思い出したようで、先日は手につくのが苦手だった〇ちゃんが一番に持ってきてくれました。
そんな、〇ちゃんをみて周りにいた子も実を集め始めたので「お鍋持ってこようか」と話すと「うん!」と、やる気満々でお鍋やボウルを取りに行きました。水を入れるとこの前のやり方を思い出して、実をギュ――とつぶして絞ります。赤い果汁が水面にぽたぽたと垂れるとじわりと広がり「わぁぁ」とうっとり。そうもなれば、わたしが!ぼくが!とお鍋の争奪戦!!
なので、一人ずつ入れ物を取りに行きました。お鍋を持ってくる子、浅いお皿だったり、中にはザルの子も・・・。お水入るかな?!水を水道で汲んで、ウッドデッキに持ってくるまでに水を入れたお鍋の水面はゆーらゆら。ついたころにはお水は半分以下になっていました。
ヤマモモの入った水はうっすら今日もピンク色に染まり、水の感触や実の感触、実から出てきた種に驚いたりと今日も発見がいっぱいです。
一方、園庭の奥の築山近くへ行くと車に乗ってドライブを楽しむ数人の子たち。「おーい」と手を振ったり、ハンドルをグルグル回してものすごいスピードが出そうな運転をしたりと楽しそうです。時々誰が運転席に座るかで揉めそうになる場面もしばしばですが、「まっててー」「どうぞー」なんて声もぽつぽつ聞こえるようになりました。
子どもたちの声や・ことば・ココロも日々変化が目まぐるしく、毎日万華鏡を覗いているような気分ですね。
(K*S)
ちゃぷちゃぷ♫お水の感触もたのしいね。
お鍋に水を入れてそーっと運びます。!
◆散歩で学ぶもの(きく)
育子園周辺の地下鉄を見に行ってきました。
散歩に行くのには、全員手をつないで行く時もあれば、散歩カーを一台と、他歩きで行くなど、様々です。
今日は、散歩カーを一台持って行きました。
歩きたい、乗りたい、早く行きたい、などそれぞれの思いがあるので、出発するにも出発できず。名前を読んで、いざ出発。
壁側を歩く(広がって歩かない、他の人の邪魔にならないように)
前の友達を抜かさずに、順番を守って歩く、横断歩道では、右見て左見てもう一度右を見て渡る、信号の点滅では急いで渡ろうとしない、など交通ルール、公共の場でのルールなどがあります。
一つできるようになると、ついつい次を求めてしまいがちで、成長していることを喜ばずに、次にできないことの原因ばかりを追究してしまったりしがちな時もあるなと自分自身を振り返りました。
「友達と二人(ひとり、ふたりと子どもの目の前で伝え)で手をつないで行くから、階段を降りたら手をつなごうね」と階段を降りる前に伝えました。どこまで子どもたちに伝わるように話が出来たか、自分自身を試してみました。
下に下りると、友達を探して、手をつなごうとする子が数名。気が付くと、3人になっている子もいましたが、手をつなぐということができていました。
自分の思いのままに動きたいという時期は終わりに近付いて、少しずつ友達を意識して、行動できるようになってきているのかな、と感じました。
手をつなぐことができるようになり、当たり前のようになっていると、次は順番を守る事に目的が定まり、今日は何度か声をかけました。
電車の音が聞こえると大興奮の子ども達。時間のタイミングがあるのですが、今までにないくらい、5回6回くらい電車が見られ、とても嬉しそうでした。
当たり前のように感じられている事は、当たり前ではないこと、子どもたちの姿から学びました。
帰り道、交番のおまわりさんに、口々に「電車見てきたの」「丸ノ内線見てきたの」等勢いよく話す子どもたち。見ていて嬉しくなりました。
楽しいこと、もっともっと探していきたいです。(N・M)
信号待ち。反対側の友達を待ちます。
◆プチスリルを楽しむ☆ (たんぽぽ)
ぐらぐらするのが楽しいよ~♪遠くまで跳べるかな?
お部屋に、牛乳パックで作った四角い台が何個かあります。何にでも使っていいこの台は、おままごとのイスになったり、つなげて座って電車になったり、その時々でいろんなものに変化します。お部屋の中でも、体を動かしたいときは、ジャンプ台になったりもします。
一番人気の遊びは、長くつなげてその上を歩き、最後ジャンプをする遊び。“ここまで跳べるかな”のしるしをテープで貼り、なるべく遠くまでジャンプするのも楽しいようです。最近は、その台を縦に置いて、長くつなげ、その上を歩いてからジャンプするのがちょっとした流行り。中に牛乳パックを詰めた台、詰め方の関係で縦にすると、ちょっとべこべことへこみます。たまたま、縦に置いた時に上に乗ったら、安定感が悪く、ぐらぐらすることに気づいた子どもたち。それをあえて縦に置いて並べ、ちょっと危なっかしいところを、ぐらぐらしながら、歩くのが面白いと気付いたようです。今の発達なら、突然押したりすることもないし、足腰もだいぶしっかりしてきたので、そのプチスリルを楽しむ子どもたちを見守っています。ふとしたことから、新しい遊びを見つけていく子どもたちの力にいつも感心させられ、面白いなあと思って見ています☆
園庭の砂場では、昨日に続き、泥んこ遊びが盛り上がっています。砂場に穴を掘り、水を流し込むと、なんとも言えないカフェオレ色の泥んこ水ができ上がり。とにかく、ドロドロとした感触が気持ちよくて、器や車の玩具にひたすらその泥をかけ続けたりして楽しみます。
泥んこの中をシャベルでかき混ぜていたら、大きめの石を見つけた〇くん。「見てー。おいもあったよ!」
水を溜めていたところから一本シャベルで道を作ると、そこに水が流れ、川のようになります。そこからさらにもう一本分かれ道を作ると、◎ちゃんがそれを見て「裏通り!」
自分で得た知識の中や豊かな想像力から、色んな言葉が出てくるこの時期。可愛らしいつぶやきや面白いお話に毎日、たくさん笑わせてもらっています。
(T.M)
だんだんと人数が減っていく中、最後まで遊び続ける、泥んこ大好きチーム♡
◆
◆音楽クラブ(ゆり)
それぞれの音があっておもしろいね♪
2週に1回の音楽クラブの日。朝からみんなワクワクしています。
「今日使う楽器はどれにしようかな?」と真剣に考えるゆり組さんの姿に今日の音楽クラブをすごく楽しみにしていたんだと感じました。
鈴は手と手をトントンさせるようにならす、カスタネットは指先で鳴らすことなど講師から習った、基本的な使い方を思い出しながら一生懸命工夫して鳴らします。
講師の「選んだ楽器の音符が聞こえたら楽器を鳴らしますよー」「今はタンバリンさんだよー」という合図をきっかけに子どもたちも楽しそうに音の長さに親しんでいました。
次第に音の長さを聞き分けられるようになり、講師の合図がなくても
「今、自分の番だ!!」と気が付けるようになっていました。
まだ音の長さに慣れていないお友だちにも「順番きたよー。〇ちゃんも鳴らすんだよ。」と優しい声かけをできる☆ちゃんがいました。
お友だち同士で楽器の交換をする時にも「◇くん、トライアングル使う?」
と聞いていたりしていて、楽器を丁寧に扱う気持ちが育まれていることをすごく嬉しく思います。
楽器を丁寧に扱おうという気持ちが自然とお友だちとのやり取りも丁寧に優しくしようと現れているのではないかなと思いました。
(k.s)
◆鼓笛への思い 音楽クラブ(ひまわり)
心を1つに演奏します・・・
心待ちにしていた音楽クラブ。
昨日ひまわり組さんの子どもたちは鼓笛の楽器決めをしました。
それぞれ自分で何の楽器をしたいか考えてきており、子どもたちの表情は輝いていました。
でも楽器には人数の制限があり、必ずしも自分の希望通りにはなりません。
その事を保育士が伝えると子どもたちからはこんな素敵な言葉が・・・
「お友だちにゆずってあげて他の楽器をする!」
「他にも楽器はあるから、それを頑張る!」と笑顔で答えたのです。
楽器決めは、話し合いや譲り合い、ジャンケンなど子どもたちが考え、納得した方法で決まっていきました。
休みのお友だちの事も配慮し、枠を残す事からも子どもたちの優しさが感じられます。
何より子どもたちは意欲満々です!
そして今日の音楽クラブは、鼓笛について講師の桐原先生から話があり、演奏する曲が確定しました。
全員で曲のサビの部分をメロディオンで弾いたのですが、子どもたちの表情を見ていると、弾ける子も、ちょっと難しいと話す子も、共通しているのは、自分たちで決めた事に一生懸命取り組む楽しさを感じているようだという事です。
とても集中し、意識を持って取り組む姿から子どもたちの意欲が伺えました。
その姿に、早く子どもたちの鼓笛演奏を見たいという気持ちになりました。
音楽クラブ終了後、子どもたちは口々に感想を語ります。
「楽しかった。早く楽器を弾いてみたいな」
「みんなで演奏するから楽しいんだよね!」
「楽しかったけど、難しそうだなって思った」
難しそうと感じた〇ちゃんは、演奏してみて初めて自分たちが行おうとしている事がどんな事なのかを理解したのでしょう。
そしてその発言を受け、「難しかったら一緒に練習しよう」「お家でも練習すれば大丈夫だよ」
と子どもたちが次々と声をかけ、〇ちゃんも安心したように笑顔を見せていました♪
今後子どもたちはどんな姿を見せてくれるでしょうか。
楽しむ事を大切に、決めた事に一生懸命取り組む素晴らしさや喜びを感じ、この経験を通し大きな自信に繋げて欲しいと願わずにはいられません。
これからも子どもたちを応援していきたいと強く思いました。
O・Y
最後はやきいもグーチーパーで大盛り上がり♪
Posted in 園のこだわり