◆6月23日(月)の子どもたち
2014年06月24日 火曜日
◆奇跡の軌跡(つぼみ)
何の線でしょう?
園庭での出来事です。
つぼみ組の子どもたちは、保育室の窓から元気に園庭に飛び出していきました。
いつもなら、「早く連れてって!」と手を伸ばして待っているのですが、今日は窓を開けた途端にハイハイや伝い歩きで、園庭へと出て行きました。
そんな子どもの成長に感動しながら、ふと足元を見てみると、不思議な2本線が地面についていました。
「何の線かな?」と辿ってみると、その先にはハイハイをしている子どもの姿が・・・。
そうです。ハイハイをしている子が通った道が、2本線として残っていたのでした。
その線の長さに、またまた感動してしまったのですが、今日は、それだけでは終わりませんでした。
子どもの辿った軌跡がよく見ると、いろんな形に見えてきました。
まるやハート、さんかくなどなど、見る人が変わると、見えてくる形も違います。
日頃から、子ども達の個々を大切に関わっていますが、私たち大人ももちろん、みんな違って当たり前なんだと気付かせてくれた奇跡の軌跡でした。
保護者の皆さんには、何の形に見えましたか?(E.Y)
正解は子どものハイハイの跡でした
何の形に見えますか?
◆すべり台のてっぺん(つぼみ ふじ①)
すべり台へ集合
朝の体操後のお話の時間では、絵本や紙芝居を見て、お友だちの名前も呼んでみたりします。先週までは名前を呼んでも、全く気付いていなかったり、呼んだ保育士の顔をじっと見ていたり、他のお友だちが呼ばれている時に手をあげていたりしていましたが、今日は名前を呼ぶと、みんな、自分の名前が呼ばれた時に手を挙げて反応してくれました。
すごい!
先週末は体調不良の子どもたちが多く、今日も病み上がりの子どもたちも多かったので、室内で過ごしました。
廊下にすべり台、トンネルを置き、そして廊下とふじ②くみのお部屋を開放して、自由に行き来をして遊びました。今日は廊下のすべり台が大人気。廊下へ出ると、すべり台へみんなが殺到。下から上からと一気にお友だちが集まってきて、満員になってしまいました。下へすべるよう、促しますが、今度は、上り口のてっぺんのところで止まっている子どもたちが。一番高いところは、気持ちがいいですよね。保育士がすべるように促すため身体を触ろうとしましたが、それどころか、座って足を外側へ出して、ブランブランとさせてくつろいでいました。他の子どもたちも寄ってきてそのお友だちも足をブランブラン。楽しそうでした。
てるてるぼうずの制作もぶら下がっていて、それを指さし、手をたたいて喜んでいる姿も見られました。少しずついろんなことを真似したり共感し合えるようになってきました。(Y.T)
すべり台のてっぺんで足をブランブラン
一緒にボールころころ
◆あたたかい気持ち(ふじ2)
久しぶりに全員出席!お部屋の中も子どもたちのパワーが溢れるように賑やかです。お休みしていた子が久しぶりに来たのが分かるのか、□ちゃんは自分から近づいてみたり、何度も何度も笑顔で手を振っている姿はまるで ”まってたよー!” とでも言っているかのようにも見え、朝からとても心があたたまりました。
そして園庭でも心あたたまる優しい場面が見られました。
○くんが砂場近くの山を登っているとなにかを見つけたようで、手に握り締めたまま山を降りてきて「はい!」と持ってきてくれました。「ありがとう。なにみつけたの?」と聞くとゆっくり手を開く○くん。手の中には丸くなっている小さなダンゴムシがいました。すると動いた反動で手から落ちてしまったダンゴムシ。また拾おうと探し、手に持って観察してはまた転がってしまい、の繰り返しで、少しダンゴムシが弱ってしまったのかあまり動かなくなっていたので、「○くん、ダンゴムシさん少し疲れちゃったかもしれないね。やさしくしてあげてね。」と言うと、○くんはダンゴムシを見つめながら使っていなかった右手を出し、両手で大事そうにやさしく持ってあげているのです。「○くんがやさしくもってくれてるからダンゴムシさん嬉しそうだよ。げんきになってきたね。」と言うととても嬉しそうな○くん。そしてジッと眺めたあとにまた山の方へ向かいます。すると、草の近くの土へそっと降ろしてあげていたのです。
こちらからは「やさしく」という言葉だけしか伝えていなくても、どうしたらやさしくしてあげられるのか、ダンゴムシさんのために…という気持ちから両手で包み込み、最初いた場所へ戻してあげたそんな優しさ、純粋さ、本当に素敵ですね。
その優しさにこちらまで心があたたかくなり、思わずギュッと抱きしめてしまいました。どうすることが正しい、などの答えはありませんが、少しのヒントでも子どもたちなりに色々と考えているのだなぁと感動の一日でした。
S.S
大人気のすべり台!順番まちできるよ!
どろだんごー!!
◆探究心・成長のスピード(ふじ3)
ふじ3組は、ももんちゃんの絵本で今週が始まりました!
保育室前にゴーヤときゅうりの「緑のカーテン」があります。
そこに少しずつ実がなり始めました。まだ小さいのですが、園庭に出るときに子どもたちは実がなっているのを見つけ、一気に興奮状態になり、まだ小さいものを取ろうとします。ですが、もう少し大きくなってからね~と繰り返し伝え、収穫の時期を待っています。
今日は2歳児の保育室前のきゅうりが立派な大きさになっていて2歳児組が収穫していました。
それをウッドデッキで切っていたのを不思議そうに見ていた〇ちゃん。
〇ちゃんの疑問は、「なにしているのかな?」から始まり、「これはなんだろう?」「どんな手ざわり?」「どんな味?」に変化していき、まず目で観察して手に乗せてもらい感触を感じ、口へ運び舌で味わうを体験しました。本当に貴重な経験ですよね。子どもたちの不思議に思う気持ちは無限大!感じ方も無限大!これからたくさんの不思議に遭遇していくでしょうね。
◇ちゃんはトランポリンが大好き!今までは、端から端までをかけたり、歩くようにジャンプしている遊びでしたが、なんと今日は両足でジャンプしていました!何という成長の速さ。
あっという間の成長を逃してはいけませんね!!
(K☆H)
◆雨上がりは宝物がいっぱい!(ふじ4)
お~めでとう♫お~めでとう!
週末の雨で園庭はしっとりうるおっています。今日も園庭での出合いを楽しみに朝の会です。
今日は〇ちゃんのお誕生会。昨日がお誕生日の〇ちゃん生まれた時のお話をてぶくろシアターで物語ります。
「赤い屋根のお家にパパとママがいました………」
指人形のパパとママとあかちゃんとだんだん家族が増えていくお話をじっくり聞いています。即興のお話も喜んでくれて嬉しくなります。
……そしてこんなに大きくなりました。「何歳になったのかな?」と尋ねると指を二本にしようと指を動かしてみんなに見せてくれました。
おめでとう♫のお歌を唄ってお祝いをしました。
その後は園庭へ…
雨上がりの園庭はいろんな変化がいっぱいです。
女の子二人が藤棚の下で何かを見つけたようです。どうやらダンゴムシです。それも黄色い実に集まって来ています。金曜日に食べた枇杷の実のかけらが落ちていたらしく、ダンゴムシがおめざ中でした。枇杷の実を食べている様子にびっくりしてお友だちや保育士のことを「おいで~。」と呼んでいます。びっくりしたことや楽しんでいることを今すぐ伝えたい、そんな様子です。
コケモモの実が週末の雨でポトポト落ちています。少し熟しているのでイチゴのように紅くなっています。その実を集めてテッシュに絞ったり水の中でクチュクチュして色水遊びが始まっています。遊びに繋がることはどんな瞬間に一致するかわかりません。いろんな紙を用意する間もなく楽しんでいます。でもテッシュに染まった色の発見で楽しさは十分でしたね。先週までは緑のコケモモを拾って楽しんでいる遊びでした。
様々なタイミングの一致で思いもよらない楽しみに繋がります。
明日はいろんな紙を用意してみたいと思います。さあ、どんな展開になるか楽しみです。(S.C)
ダンゴムシも パクパクしてる?
コケモモの実で紙染あそび!
◆今日はきゅうりを(きく)
ダンゴムシ使い
先週末、園庭のビワの実を採って食べましたが、今日は、プランターの中に大きく育ったきゅうりをたんぽぽ組の子どもたちが見つけてくれて、園庭に出て、子どもたちの目の前で切って、塩をつけて食べました。
大きなきゅうりだったので、切ってみると薄い種が。
興味津々で子どもたちが集まり、気が付くと普段野菜を口にしない子どもが一番にもらっていました。
どうするのかと見ていると、きゅうりに付けた塩をなめていました。
時々少しだけかじって、またなめて、かじって…の繰り返し。
ある子どもは、せっかくきゅうりをもらったのに、一瞬にして地面に落として泣いてしまう姿も見られました。
まだまだダンゴ虫探しに夢中の子どもは、まるでダンゴ虫使いのように操っているかのように、転がっていた梅の実の上にダンゴ虫をのせた状態で、ふじ組の子どもになにやら説明しているように見えました。
緑の多い自然の園庭の中で、様々な生物、動植物が生きています。
今しかできないことを体験できるのも色々な状況が整わないことには難しいと思いますが、子どもたちが色々な経験を日々できるように考え、楽しく保育していきたいなと思います。(N・M)
どうすれば上手くぶら下がれるのか、教えているらしい
ずいぶん高く飛べるようになりました
◆あおむしには葉っぱ、子どもにはきゅうり (たんぽぽ)
あおむしさん、たくさん食べて大きくなってね
先週の金曜日、保育士が自宅の庭のきんかんの葉にたくさんいたと言って、アゲハチョウの幼虫をたんぽぽぐみに持ってきました。さらに、ベランダのみかんの木にもアゲハの幼虫を発見。お部屋で育ててみることにしました。
そして、今朝、私が保育室に入って、幼虫の容器を見てみると、先週は黒い色をしていた幼虫があおむしに変身しているのを発見!!うれしくて、思わずみんなに「ねえねえ!」と言いたいところでしたが、子どもたちが自分で気づくかな~と思い、さりげなく、机上遊びのテーブルに容器を置いてみることにしました。おやつを食べ終わって、遊び始める子どもたち。さっそく、テーブルに置いてある容器に気づき、「はらぺこあおむし!」と中を覗きますが、休みをまたいだこともあり、あおむしの変身には気付かない様子。それでも、「ほら!みどり色になったね。」などと話すと、「大きい。」「こっちは小さい。」などと、興味深々で覗き込んでいました。その後の朝の会では、もちろん「はらぺこあおむし」の絵本を見ました♪たんぽぽぐみのあおむしも“みどりの葉っぱ”をいっぱい食べて、“ふとっちょに”なるかな??そして、いつかはちょうちょに・・・?楽しみにしたいと思います♪
その後は、元気に外に飛び出していった子どもたち。ベランダには、おおきーいきゅうりを見つけました。(どちらかと言うと、育ち過ぎでしたが・・・)
給食室に持っていこうとしましたが、この場で食べられたらもっとおいしいだろうね~ということで、包丁とまな板を借りてきて、園庭で食べることにしました。3本届けたうちの一本、一番大きいキュウリを園庭で保育士がサクサクとカット。集まってきた子どもたちもじーっと見ています。「食べたい?」と聞くと、「食べたーい!!」と元気なお返事。小さめのスティック状に切ったキュウリをポリポリ。普段はあまり野菜類を食べない子たちも、なんだか楽しそうなノリにつられて、ポリポリ。一口食べて、「やっぱりいらない。」と返却してきた子もいましたが、2本、3本と何回ももらいに来る子もいたりして、思いがけず楽しくヘルシーなおやつとなりました。
(T.M)
園庭できゅうりを切ります。
◆太陽のしたで (うみグループ)
今週も朝から元気いっぱいのうみグループの子どもたちの笑顔が見られました。
今日はプールに入らないことを伝えると、「えー!!!」と大ブーイングでしたが、園庭で遊んだ後、シャワーしようねと言うと嬉しそうでした。
園庭に出ると、もも組の〇くんが「ぼく、園庭好きなんだぁ!」と言いに来ました。
「どうして?」と聞くと、「これ(滑り台のついている山)がいろんな物に変身するんだよ!」と教えてくれました。
〇くんは「消防車とか、救急車とか、パトカーになるんだよ!」と言い、滑り台に登る手すりを消防車のホースに見立てて遊び始めました。
砂場では2歳児クラスの子どもたちの横で「お団子をつくろう!」「カップケーキとホットケーキも!」と提案し、お友達に手伝ってもらいながら、いろんな食べ物を作ります。
園庭には自然の素材が沢山あり、一人ひとりにとってそれぞれの想像する世界が満ち溢れているのだなと感じました。
自然の中で日光を浴びて伸び伸びと過ごせる時間は、子どもたちをより活き活きとさせてくれるものだなと思いました。(B・K)
◆人体(にじぐるーぷ)
今日は保育士体験の保護者の方がいらっしゃいました。
子ども達の朝の様子は、活発的で、久しぶりの保育園に保育士体験のお母さん…こんな日はもちろん大興奮です。
朝の集まりは、少人数で行いました。あえて全員で行うと参加したくない子ども達が半数のようでしたので興味のある子ども達で行う時間を大切にしました。
そんな中、子ども達が嬉しそうに声をあげたのは部屋で育てているネギを見てでした。
「みて!おっきいよ!」
「すごい!おやつたべたらもっとそだつかな?」
と言っていました。
そんなにすぐには伸びないよ…と思いましたが子どもの純粋な心に笑みがこぼれます。(実際におやつ後にのびていたのです!!)
集まりの後は、リズム遊びと椅子取りゲームを行いました。
初めての子ども達が多かったですが、練習も設けて楽しくスタート出来ました。
何がなんでも座ろうとする子ども、座る椅子が近くにないと思ったらすぐに諦めてしまう子ども…その姿は様々で子ども達の個性がよく見えます。
ランチタイムの時間、今日は食事の始まりが遅くなりました。
シャワーやお部屋の片付け、ベッドのセッティング、キルトパッドのセッティング…年長児は積極的に保育士の手伝いをしてくれます。
その事もあり、食べ始めが遅くなります。
「今日は遅くなっているから急いで食べないとランチルームの時間が終わっちゃう」
と声を掛けると、給食を食べていた年長児が席を立ち絵本ZONEを覗き込みました。
私は「どうして席を立っているの?何がしたいの?」と聞きました。
本来なら、勝手に席を立ってはいけない事を伝えていたかもしれませんがその前の一言を思い出しました。
すると、その子どもが「[ひとのからだ]のずかんみたくなったんだもん」と言いました。(何故図鑑?!今は食事中でしょう…?っという気持ちを抑え聞いてみました)
「どうして図鑑が見たいの?」
「だってさ、いそいでたべたらごはんがどこにいくにかな〜とおもったの」
「どうぞ、お調べ下さい」
と言いました。
すると、どうやら調べ終わったようで「しょくどうがさ…」「のどだよ…」と友達同士話していました。
「何て書いてあった?」
「きかん」
「器官?どうなるの?」
「いそいでたべたら、むせてくるしい…」
調べた結果、急いで食べると気管に入ってむせて苦しいと気付いたようです。
そんな子ども達は、調べても時間通りに食事は終わりました。
きっかけを大切に…不思議を大切に…その瞬間を見守れる大人でありたいです。
k★y
◆伸び伸び(そらグループ)
今日は園庭と室内であそびました。
園庭では、年下の兄弟だったり、ちいさい児ををみつけてお友だちと一緒にワイワイ。見ているとトランポリンでは、「あんまり揺らしすぎたらだめだよ。」「ビックリしちゃうよ。」「このぐらい。」など、よく遊び方を考えながらあそんでいる様子。
砂場にいってみると型抜きに砂をつめてあげ、渡してあげたり、ここでも小さい児とあそぶ時の見えないルール。合わせてあげられる姿をみて、脳の前頭葉の発達順調!順調な成長を感じ嬉しくなった園庭でした。
その後、幼児組だけになったらお友だちと関わりながらまた遊びを繰り広げ、楽しんでいました。
今日は、秘密の場所に葉っぱの山を作りました。明日遊ぶときはそこにダンゴ虫がいっぱい集まっていますように。明日の活動も楽しみです♪(O・T)
Posted in 園のこだわり