◆6月16日(月)の子どもたち
2014年06月17日 火曜日
◆ひなたぼっこ(つぼみ)
梅雨の晴れ間で、いいお天気だったので、園庭でゆっくりと過ごしました。
シートの上でプランターのお花を見たり、周りの砂をいじってみたり、はいはいでボールを追いかけたりと、思い思いに過ごしていました。
最近、つかまり立ちや伝い歩きがブームの〇くん。
園庭でも、保育士に手を取ってもらって、一歩一歩ゆっくり歩いていました。
満足したのか、顔はとても笑顔で、こちらが疲れたかもしれないと止まると、「もっと歩くよ!!」とアピールして教えてくれました。
また、寝返りの挑戦中の△くんは、園庭のマットの上でもゴロンゴロンと体を動かしていました。
日陰とはいえ、保育室と違い、おひさまの光がまぶしかったようで、手を顔に当てたりしながら頑張っていました。
いつも以上にゆったりと過ごすことが出来た園庭遊び。
子ども達一人一人の興味・関心が様々で、その反応が面白いです。
その様子を見ていて、子どもたちの興味・関心に添った関わりが出来ているのか、大人の都合で日々を過ごしていないかを考えさせられました。
子ども達の今をしっかり見つめて、いろんなことを経験したり感じたりできるように関わっていきたいと思いました。(E.Y)
◆月曜日の発見(ふじ1 つぼみ)
今日は気持ちのよい一日となりましたね。
休日は家族でお出かけしたり、のんびり過ごせたりできたでしょうか。
今日は園庭に遊びに行きました。天気も良く築山の上にはポンプができていたので水遊びをすることにしました。
きくたんぽぽの子どもたちがポンプに水を入れていました。近くで□くんが水路に流れる水を眺めていて、そこで葉っぱを一枚流すと□くんも真似して葉っぱを流していました。その時一瞬不思議そうに見る〇くんでしたが何も言わずひたすら眺めていました。
園庭の真ん中ではタライに水を入れてパシャパシャと遊んでいる子どもたち。一枚だけお皿があり遊んでいましたが、案の定ささやかな取り合い(同じものを同時に取ってしまう感じ)になりました。もう一つ持って来れば解決してしまうのですが、あえてそうはせずにいるとお互いの顔を「ジー・・・」と無言で見つめ、片方が譲ってくれてニコッとするという瞬間がありました。たまたまの瞬間だったかもしれませんが、子どもたち同士のそういう関わりの瞬間って、言葉にできないくらい心が「キュウっ」としますよね。
そんな瞬間も大切にしていきたいですね。
休み明けの育子園で少し眠気が早く来た子どもたちは給食を食べながら寝てしまいました!
(K.E)
◆虫もともだち☆(ふじ2)
みずあそび楽しいな~!!
今日は体調を見ながら、園庭とお部屋で分かれて遊びました。
園庭に出るとよく育ったキュウリと、まだ育ち途中の細いキュウリと、綺麗なキュウリの黄色い花がありました。砂場を歩いていた○くんに「○くん、キュウリさん見た?」「見てみよっか」と声をかけ、一緒に見てみました。表面がザラザラとしていることにびっくりしたのか、触るとすぐに手を離してしまった○くんでしたが、大きな葉っぱや綺麗な花にチョンっと触れてみたり。「キュウリさん大きくな~れ」と言うと「おお~!」と何回も言いながらプランターの近くを歩く○くん。まるで一緒に「おおきくなあれ!」と言っているかのようでした。
そして、プランターのところには虫も来ていました。
黄色い花というのは虫が一番好きな色なんだそうです。キュウリの花のようにかわいい黄色い花で虫を呼び込み花粉を運んでもらい子孫を残すという自然の定理も面白いものですね。すると幼児組の■くんがボウルに入ったかたつむりを見せに来てくれました。覗き込む○くんと△くん。見ては顔を背け、また覗いて、と少し怖い…けど気になる…そんな○くんと△くんでしたが、■くんが「こわくないよ。だいじょうぶだよ。でんでんむしっていうんだよ。」と言ってくれたおかげで怖いという気持ちは徐々になくなっていったように二人の表情から感じました。共に生かされ生きている、どんな虫もおともだち!ですね。
空中菜園で水やりをしている保育士を見つけ、階段を登ろうとする◇くんと☆くん。一緒に見に行き、興味津々でしばらく見つめると満足したのか、また一生懸命に一歩ずつ、手すりにつかまりながら階段を降ります。戻ると、さっきまではなかった水の入ったタライやバケツが・・・大喜びの子どもたち。顔に水がかかるのも楽しい、パチャパチャと水が跳ねるのも楽しい、水の冷たさも感触もすべてが楽しい、というのが子どもたちの笑顔から伝わってきました。
まだ少し水あそびがこわくてなかなか自分から近づけない子もいましたが、ゆっくり水に慣れていけるように、みんなが水遊びを楽めるように工夫していきたいなと思いました。今から夏が楽しみですね♪
S.S
キュウリの葉っぱおおきい~!
◆ピチャピチャ&みーっけ(ふじ3)
裸足でピチャピチャ!
今日は園庭遊び。
おひさまニコニコで少し暑いな~と感じる陽気でしたね。
そんな中初めて靴を脱いで水路でピチャピチャと水遊びをした子どもたち。
最初は2歳のお兄さんが水路に裸足でピチャピチャと水遊びをしているのじーっと見つめていた〇ちゃん。「〇ちゃん、ピチャピチャする?」と聞いてみると「うん。」と言って靴と靴下を脱ぎ始めました。保育士も一緒に裸足になって水路に入り「気持ちいいね~」と話かけますが、少し怖くなったのかなかなか入ろうとしない〇ちゃん。恐る恐る入ってピチャ…と遊び始めました。少し楽しくなってきたのか水路を行ったり来たりしていると△くんも入りたそうにして様子を覗ってました。△くんも裸足になって一緒に水路を行ったり来たり…時には手でピチャピチャ!「あはははは!」とすごくうれしそうな笑い声が聞こえて来ました。
いつになく水遊びを楽しんだ子どもたちでした。
そして、水遊びには目もくれず◇ちゃんは「先生!お花!」と言ってきれいなお花見つけて教えに来てくれました。「あ、キレイなお花だね~」とお話すると「きれいだね~」と真似っこする◇ちゃん。この頃いろいろな物を見つけては教えてくれる◇ちゃん。みーっけの達人ですね。
これからも一緒に過ごしていく中でいろいろなことに興味を持っていってくれたらなと思いました。
(K.H)
手でも…
見つけた! ~何のおはなかな?~
◆mi・み・実。(ふじ4)
梅の実みつけた!?
お天気に恵まれた週末でしたが、週の始まりもお日様が味方してくれたようでピカピカ。子どもたちも朝からニコニコの笑顔と元気いっぱいな声で賑やかな月曜の朝です。
外へ行くとお休みの間に変化している園庭の様子。プランターのきゅうりが沢山実ってきました。子どもたちも見つけてると「きゅりきゅり!」と指を差してみていました。きゅうりの赤ちゃんが沢山です。大きくなって沢山収穫できる日も近そうです。
園庭の花壇の近くで何か見つけた子どもたちはせっせと下を向いて集めています。すると「せんせー」と満面の笑みで近づいて見せてくれたのは「梅の実」でした。「わぁすごいね」と言うと、次から次へと集めてもう手にはたくさん。小さな手に梅の実が3個4個も・・・。持ちたい気持ちと、拾いたい気持ちで大忙し。ひとつ拾うとひとつ転がり、またひとつ拾うと・・・の繰り返し。でもなんだかそんな様子が可愛くて仕方がなかったです。
小さな手でぎゅっと梅の実を握り占めていたものですから、実がつぶれてしまいました。
ぐしゃっとなった実が手につくと「べちゃべちゃ(泣)」と言って慌てて手を振る〇ちゃん。保育士と手を洗いに行きました。
梅の実を集めると、ログハウスでお店屋さんを始めました。「(い)らっしゃーい」といって梅の実を売ってくれます。落として踏んでしまうとまたぐしゃり・・・。ぐしゃっとなってしまった梅はどうも不人気でみんな眉間にしわを寄せて「びちゃびちゃ」と言って梅を見つめます。同じものでもこうも反応が違うと面白いものです。
今日は菩提樹の木のお花が満開で木の下にはたくさんの花が落ちていました。甘くてとってもいい香りです。子どもたちもお皿に集めたり、菩提樹の木陰をでゆっくりしたり。と園庭の自然を沢山感じで過ごした午前中となりました。
(K*S)
「いらっしゃーい」見つけた実でお店屋さんです。
菩提樹の下で一休み♫
◆ドーン、じゃんけんぽん!(きく)
じゃんけんぽん!
今日は園庭へ出る途中、ベランダにあるミニトマトの実がなっていることに気付き興味を示していました。実は青かったので「おひさまの光ををいっぱい浴びてお水をあげてもう少し待つと赤くなって美味しくなるからそしたら採れるよ。」と言うと実に優しく触れながら「大きくなってね。」「頑張ってね。」と声をかけていました。植物と一緒に子どもたちも、心とからだがグングン成長していっていますね。
園庭へ出ると自ら裸足になり土や泥、水の感触を楽しむ子どもたち。その中で〇〇君はウッドデッキに座りこみ「先生、もう帰る。」と言ってきました。まだお部屋に帰るには早すぎる時間。一緒に植物や虫を見ながら花壇沿いを歩いていると急にピタッと足が止まりました。「ここは歩きたくないの。」と。どうやら裸足で土の上を歩きたくなかったようでした。「じゃあ、これはどう?」と土の上を歩かないように、縁石の上を歩いて見せました。縁石の上を歩くのにはバランス感覚が必要です。〇〇君はどのくらい長い距離を歩けるかということを挑戦し始めました。
そこへやってきた△△君も一緒になって歩き始めました。何度も何度も縁石の上を始めは一方通行で歩き、だんだん追いかけっこのようになっていきました。そのうちお互いが逆方向から歩いてぶつかり「ドーン、じゃんけんぽん!」と言ってゲームを楽しんでいました。
お友だちと一緒に遊ぶことは本当に楽しいですね。一週間の始まりも元気いっぱいで過ごしました。
(K.Y)
大きくなってね。
お水でてくるかな?
◆自分たちでできること(たんぽぽ)
どの洋服にしようかなぁ、ちょっと悩み中です
今日も、暑いくらいの良いお天気でしたね。
「お外行きた~い」と子どもたち。さっそく園庭に出ることにしました。
・・・が、その前に、1つ子どもたちにお仕事をお願いしてみました。
それは、洋服選び。
外遊び後シャワーを浴びるのですが、今まではベランダでシャワーを浴び、汚れた洋服・タオルを汚れ物袋に入れ、新しい洋服を選んで着る。という流れでやっていました。
けれど、裸のまま洋服を選んでいると冷えたり、服を選ばず遊び始めたり、なかなか時間がかかるのです。
そこで、園庭に行く前に新しい洋服を選んで机に準備しておくことにしました。
保育士の話を理解して、ズボン・Tシャツ・肌着・オムツまたはパンツをきちんと選んでくる子、ズボンだけ選んでくる子、用意を忘れ外に行こうとする子と様々でしたが、これから少しずつ慣れていけたらよいかなと思っています。
外では、築山のポンプもできる季節となりやってみたいとたくさんの子どもたちが。
お兄さんたちのやり方をよく見ていて、手慣れた感じでポンプを押す◎君。「上手だね。」と言われてとても誇らしげでした。
空中菜園ではピーマン、1階保育室の前ではゴーヤを収穫しました。
その野菜を持って給食室に。2回目という事もあり、「お願いしまぁす」と元気に挨拶する☆ちゃん。「これはなんですか?」と聞かれ、ゴーヤのことを「ブロッコリーです。」と間違っていても元気に答えてくれました。
収穫した野菜が、給食やおやつで出てこないかとても楽しみにしています。
十分遊んで満足した後は・・・シャワー。
早くシャワーを浴びたいと、なんとか自分で脱ごうと頑張っています。
必死な顔がまた可愛いのです。
シャワーを浴びた後は、事前に準備しておいた洋服の出番です。
自分たちで準備したせいか、タオルなどをしまった後それぞれの洋服の前へスムーズに行く子どもたち。いつもよりも、早い時間で着替えることが出来ました。
「自分たちでできること」を一つひとつ見つけてあげ、無理なくできるようになるまで見守り、習慣となっていくといいなと思います。
明日は、待ちにまったプールに入れるでしょうか。
楽しみですね・・・(M.C)
「お願いしま~す。ブロッコリーです」(本当は、ゴーヤです)
ポンプが使える季節になりました
◆ぶつかり合うことで・・・(うみループ)
ブロック遊びが好きな、ゆり組の〇くんとひまわり組の△くん。
朝の集まりが終わると、真っ先にブロックコーナーで遊んでいます。
ブロックの厚さが、厚いブロックと薄いブロックがあり、子どもたちに人気なのは薄いブロックです。
数が少ない物をなぜだか好みますね。
薄いブロックを「いっぱい使いすぎだよ!」「今使ってたのに取らないで!」と取り合いになり、〇くんが泣いていました。
ブロックを取ってしまった△くんは平気な顔をして遊んでいます。
その様子を見て、「お友達泣いてるよ?お話ししてみたらどうかなぁ?」と声を掛けると、△くんも自分の気持ちを伝えにいきました。
△くん「僕が先に使ってたよ!」
〇くん「ちがうよ!僕だよ!!」・・・しばらく言い合いが続きました。
〇くん「じゃあ、ちょっとだけ貸したら、後で貸してくれる?」と提案すると、〇くんも納得して「いいよ!」と結局△くんのブロックを全て持っていきました。
すると、△くんや他のお友達も自然と集まり、みんなが途中まで作っていた物を合わせて「全部合体させたらどうかな?」と〇くんが言うと、みんなで案を出し合って、新たな作品が出来ていました。
子ども同士ぶつかり合うことで、沢山の刺激を受けながら成長しているのを感じました。
子ども同士の関わりを大切にしながら、一人一人の言葉に耳を傾けていきたいなと思いました。(B・K)
◆良い間違い(にじぐるーぷ)
魚のフライ
今日は、泥んこ遊びに最適な天気と気温でしたので子ども達も「きょうプール?」と聞いてきました。
朝の集まりでは何曲か歌を発表する時間を設けた後水遊びについて話しました。
「プールにはまだ水が冷たいから入れないけど水遊びは出来そうだね」等の会話をすると水遊びしたいという子どもがほとんどでした。ベランダに出て水遊びならぬ水浴びをしているようにも見えましたが、子ども達はとても嬉しそうです。途中で、色水を用意すると子ども達はそれに飛びつき遊んでいるうちにもっと絵の具が欲しいと訴えます。
そこで、園庭の手漕ぎポンプの話をしそこで遊びを展開出来るよう声かけを行いました。
水遊びの最中に子ども達の姿も変化していきます。
幾度か「おようふくぬれていい?」と聞く子ども達。
最初は、洋服の一部を恐る恐る水に濡らす子ども達が次々にその範囲が広がります。
いつもは濡らさないように気を付けているのでしょう。
今日はそんな事も気にせず思う存分はしゃげます。
園庭での手漕ぎポンプではグループの枠を超え、年齢の枠を超え子ども達が集まってきました。
色水遊びをしていた子ども達と一緒に手漕ぎポンプで行った事は絵の具を入れてポンプから色水を水路に流す事。
「なんだ?」「なにがおきているんだ?」
そんな子ども達が水路に集まりだし、最初から水路で遊んでいた子ども達は、もっと驚き水路に釘付け…。
色が混ざり合う色の変化や、綺麗な絵の具の泡を集める子ども。
二歳児は、ひたすら水を混ぜて楽しみそれを見た年長児はそれは辞めてと言います。
水の混ざり合う場所をかき混ぜてはいけないと言うのです。
「せんせい、みて!きいろ、つかまえた!」
と流れる色水を足で抑えるようにし言いました。
子どものその感性はとても豊かで不思議であると感じます。
折り紙遊びをしている子どもが、輪っかつなぎを失敗して「どうろがふたつになった」と一言。
七夕飾り-折り紙で天の川(編み模様)を作って見せると「ほねみたい」「おさかなさん、さかなのフランスみたい」と一言。きっと魚のフライみたいと言ったのだと思います。
色々な言い間違いは私にとって良い間違いです。
これを聞けるこの仕事に改めて感謝です。
k★y
道が二つになったよ!
◆しぜんとふれあう(そらグループ)
もくもくと登ってます・・・
今日も良いお天気ですね。
保育室で好きな遊びを見つけて夢中になって遊ぶ子もいますが、園庭で体を動かして楽しむ子もたくさんいました。
園庭にいると、ゆり組の〇くんが「せんせいきて!」と目をキラキラさせてやってきました。〇くんは、園庭で栽培しているキュウリに興味があるみたいで、少し大きくなったキュウリがあることを伝えてくれました。キュウリを触って「ちくちくしてる」と言って感触を楽しんでいます。まだ小さい赤ちゃんキュウリがあることや、キュウリのお花にも気づき、見つけるたびに喜んでいました。
その後、隣にゴーヤがあることを見つけ、触ったり、匂いをかいでみたりして、キュウリとの違いを、触れて感じているようでした。
また、木登りを楽しむ子どもたちもいます。
ひまわり組の△くんは、慣れている手つきで簡単に上まで登っていきます。ゆり組の◇ちゃんは、△くんの後について、手や足をのせるところを真似て登ります。もも組の□くんは、△くんや◇ちゃんの様子を見ていたため恐れず、つかむところをしっかりと確認しながら登っていました。
上の方まで登ったひまわり組とゆり組の子どもたちは、しばらく木の上にいて何かを発見したり、お話をしていて楽しそうな様子でした。
この木は『やまもも』の木だったのですが、木の下の方では緑色の実をよく見かけます。上の方に登った子どもが降りてきて、嬉しそうに手のひらにあるものを見せてくれたので見てみると、赤い実を持っていました。頑張って木登りをして、上の方まで行って見つけた赤い実。達成感を味わって見つけたので、嬉しい気持ちが倍増したのではないかと思います。
子どもたちは五感を使って植物と触れて、様々な発見をしていました。これからも自然と触れ合う機会をたくさんつくり、自然と触れ合うことの楽しさや生き物の大切さを伝えていきたいです。
(N.M)
赤い実みつけたよ。
お部屋ではお山つくってます!
Posted in 園のこだわり