◇6月6日(金)の子どもたち
2014年06月06日 金曜日
◇不思議(つぼみ)
関東もついに梅雨入り。早いものでこんな季節になりましたね。去年の今頃を思い出すとどんなことが思い出されますか?去年の今頃・・・つぼみ組の12人中、まだ6人しか生まれていないんですね。なんだかそう考えると不思議です。
この6人は「生まれてきてくれてありがとう」ってみんなに言われながらまだ首も座らない状態でたまにニコッとしたりしてみんなに幸せを与えていたことでしょう。まだ生まれていない6人もお母さんのおなかの中でどんどんどんどん大きくなり、周りの人に「早く出ておいでー」って言われながらお母さんのおなか越しにたくさんなでなでしてもらっていたことでしょう。
そんな12人。どんな縁で集まったのでしょう。そして私たち担任もどんな縁で子ども達、保護者の方たちと出会えたのでしょうか。こんなことを考えると不思議な気持ちですね。
今日は◎くんがカゴの外に玩具が出ていることが気になってカゴに戻してくれる姿がありました。こちらもわざとカゴから一つ玩具を出してみますとそれを戻してくれるのです。
☆ちゃんはボールプールのボールを両手に持ちカチカチと打ち合わせていました。「すごいねー」というと嬉しそうに何度もやってくれました。こちらの言っていること、分かってくれているんですね。
こんなやりとり一つにしても子ども達の成長を感じることが出来ますね。少なくとも4月には見られなかった姿です。
また来年の今頃、今年のことを思い出してみたらどんな気持ちになるでしょうか。そのためにも今、この一瞬一瞬を大切にしていきたいと強く思えました。(kh)
◇毎日の習慣 (ふじ1、つぼみ)
大人気のボールプール!
ミッキー体操の後、少しみんなで集まり絵本を読んだりしてます。今日は最近子どもたちの好きな「いない、いない、ばぁ~」の絵本を読みました。真剣に見ていて、ばぁー!の時に一緒に「ばぁ~!」と言ってくれて、みんなで「いない、いない、ばぁ~」と楽しみました。
そのあと、お名前を呼びます。「〇〇ちゃ~ん」と呼ぶと、いろんな反応を見せてくれる子どもたち。
恥ずかしそうに顔をかくしたり、振り向いてくれたり、手を上げたりなど反応してくれます。もちろん「はーい」と返事をするのはまだまだこれから。そんな姿を想像しながら、今の子どもたちのかわいい姿を見ていきたいです。
そして、お名前を呼び終わると△くんがとびらのところへ行き上を指指すのです。見ると靴下が!いつも朝の集まりのあと靴下を履いてお外に行くのを覚えていたんですね。
外は雨・・・かたつむりやかえるが喜ぶ季節になりましたね。
お外あそびができる日を楽しみに・・・「廊下で遊ぼうね」と声をかけ遊びにいきました。
k、s
押し車に乗ってみたよ!
◇子どもの発想力(ふじ2)
♫コックさんの絵描き歌という歌をご存知ですか?小さい頃よく歌っていたのですが、この歌の中にこんなフレーズがあります。
「6月6日(か)に雨ザーザー」・・・今日の天気と日付を見て、まさしく今日の事だな~と思い、幼い日の記憶をたどってみたところで本題に入ります!
今日からふじ2くみに新たな玩具が仲間入りしました。
小さな小さな可愛らしいたわら型のお手玉です。ちょこんと置いてみると気付く子はすぐ気づきます。早速手に取ってにぎにぎと感触を楽しんでみたり投げてみたり口に運んだり・・・はたまた、チェーン落としの入れ物に入れてみたりと一つの玩具で子どもたちの発想はこうも違います。そんな中、こうやって遊ぶ子もいるんだな~と思った瞬間もありました。
先程のたわら型のお手玉で遊んでいるチームと積み木で遊んでいるチームとで、なんとなく二つに分かれた瞬間がありました。それぞれ目に入った様々な柄のお手玉を手に取り、積み木なら高く積んでみたりとお友だちとの関わり・保育士との関わりの中で夢中になって遊んでいました。すると、その二つの玩具が徐々に合わさり始めました。保育士と積み木を重ねたりして「こうやって並べる事もできるんだよ~」なんて遊んでいるとお手玉を持った〇くんが並べた積み木の上に一つ、またひとつとお手玉を乗せていたのです。
積み木は積み木、お手玉はお手玉で遊ぶなんていう固定概念は子どもたちには元々ないんですよね。玩具はお友だち。どれを使っても楽しめるもの。子どもたちの頭の中はいろんな発想力が巡っているのでしょうね。〇くんがお手玉を乗せてくれた積み木はおとぎ話に出てくる優しいお城のようにも見えました。
みなさんはどんな風に見えましたか?☆
K・E
出ました!大型えほんの「だるまさんが」
こんな事もできるんです。二階建て乗用車!
◇梅雨に入りましたね(ふじ3)
雨降りの今日は、お部屋で沢山遊びました。
ふじ組になって初めてのお絵かきをしました。大きな模造紙にみんなでクレパスを使って描いたのですが、それぞれ個性が出ていて面白いものになりましした。
1番にお絵かきやるーと来た〇くんはすごい集中力でなんと20分近くクルクル描き描きしていました。「じょうずだね」と声を掛けると、手を叩いて「じょうずー」とニコニコ。
◇くんは、クレパスをトントンとしてお絵かき。5分くらいで飽きてしまい、他の遊びに移っていました。まだ握力がそこまでなく優しくお絵かきする子、他のお友達の描いているのをちらちら見ながら真似してくるくるしたり。初めてのお絵かきをそれぞれ楽しんでいました。
他にもソフト積み木を高く積み上げたり、廊下でトンネルやボール、コンビカーで遊びました。トンネルの中をのぞいてお友だちが来るのを待ち構え、お友達と目が合うとお互い笑い合う姿も。お天気が悪い中でも子どもたちは元気に遊んでいました。
(K☆H)
◇梅雨ですね~!(ふじ4)
新聞集めて ワ~~!
梅雨入りしましたね~。じんわりじんわりやってきたかと思うと風を巻きこんだり激しい雨になったり、予想のつかない雨模様です。
今日は大好きな園庭にも出かけられません。週末だからゆったりと…と思いきや子どもたちはいつでもパワフルです。特に体力のあるふじ4組さんは体を動かす満足が足りないと睡眠や食欲やお友だちとのやり取りでもいつもとは違う表情を見せます。
朝の会でもお名前を聞かれていつもは「わたし」をアピールするのに少しはにかんで「恥ずかしいな」の表情を見せていました。
「かさ」という絵本を読んだり「雨降り」のお話をしてお外の天気も意識します。
絵本に出てくる赤い傘を見て「〇〇のかさ!」と伝えてくれます。「アンパンマン アンパンマン」と話す子もいて何と一致しただろうと思っているとなるほど…「アンパンマンのかっぱ(レインコート)」を着てきたことを伝えようとしていたのです。
「長雨だな~。」と空を眺めるのは大人ばかり。子どもはアンパンマンと一緒だったり長靴の履き心地が楽しかったり…全てを楽しんでいるんですね。
今日は雨の日を楽しもうと新聞遊びをしました。新聞を「ビリッ!」と破ってみると「エッ!」「ビリビリしていいの?」そんな表情です。
進級した子どもたちは昨年の経験で早速手にしてビリビリ以上の形を作ろうとしています。保育士が形を見せると真似っこして楽しんでいます。
新聞は情報発信を終えると様々なものに変化。子どもの前では「おもちゃ」になってしまうのですから…
ビリビリした新聞の集めてワ~~と降らせたり、ビニール袋に入れてボールにして遊びました。
日常身近にあるものからの発想は子どもが思いもよらないものを見つけてくれますね。これからが楽しみです。CDにあわせて体もいっぱい動かして楽しみました。(S.C)
ビリビリ ワシャワシャ クシャクシャ の感触!
どうやって遊ぶかな~?
◇雨の日(きく)
「せーの…」
保育室で子どもたちが粘土を丸めたものを粘土ベラや棒にくっつけ“マイク”にし、「あ~なたのお名前は?」と尋ねる姿や歌っている姿を見て、マイクを作ってみました。朝の会で早速そのマイクで名前を尋ねるといつもより元気に応えてくれました。
今日はきく・たんぽぽ組を開放し、自由に遊べるようにしました。
昨日に引き続き工具セットに夢中な子や昆虫図鑑をお友だちと一緒に見ている子、先程のマイクを使って恥ずかしそうに小さな声で歌ってくれる子などそれぞれが好きな遊びを楽しんでいました。
園庭にいるときのように体を動かすことが出来ないため、保育士がままごとで使う小さな椅子(台)を階段のようにして2段に積み重ねました。興味を持った子どもたちが集まってきました。高いところに登り勢いよくジャンプ!嬉しそうに何度も何度も並んでは跳んでいました。
「何かポーズしてから跳んでみて。」というとジャンプする前にニッコリ笑顔で両手にピースをつくっていました。
〇くんはもう少し高いところから跳んでみたいと思ったようで、自ら椅子を3段に積み重ね登ってみようとしました。片方足を乗せてみるとバランスが悪く「危ないなぁ…。」とつぶやきまた2段に戻して跳んでいました。自ら危険だということに気が付くことが出来たことが凄いな、と感心しました。
(K.Y)
ジャンプ!!
「お名前は?」
◇特別な時間(たんぽぽ)
ダークルーム~キラキラがとてもステキです
今日も雨・・・
朝の会では、「また、プール入れないねぇ。」という残念そうな声が聞かれましたが、楽しみは取っておいて、今日はきくたんぽぽ組のお部屋を開放して遊びました。
朝の会で話をしたので、ドアを開放した途端ほぼ全員がきく組のお部屋に行ってしまいした。
たんぽぽ組にいたのは、きく組の子も合わせて4人・・とさみしい感じになってしまいました。
きく組に行って人気だったのは、パズル。たんぽぽ組にある物とは違うものですが、どんどんピースをはめていく子どもたち。
木の形にはめ込むパズルをしていた〇君。すべてできたことが嬉しくて、何度もひっくり返し楽しんでいました。
ブロック、電車のコーナーでは、道路のマットの上で組み立てたものを走らせ楽しむ△君と□君。二人の世界があるのか、会話をしながらニコニコ笑いあっていました。
そして、ダークルーム。以前、保育士と一度だけ入ったことのある◎君。「ちょっと行こう。」と保育士を誘い、お友だちも誘い少人数で中に入ってみました。
目の前の台には、キラキラと光るビー玉やカラフルなプラスチックの板など。
普段、なかなか入ることのできない特別な場所で、特別なもの。みんなの目までキラキラしていました。
ビー玉を光の板の上で転がし、「きれいだよ~」と教えてくれる〇ちゃん。
部屋を出る時に、こっそりビー玉を持っていこうとするほどでした。
時々訪れる特別な時間。そして、嬉しくて目を輝かせる子どもたち。
そんな姿をたくさん見たいので、たくさんのと・く・べ・つを用意していきたいなと思います。
(M.C)
やっぱり人気のヘビ
パズルは、とても集中して楽しみます
◇ポンポン! (うみグループ)
以前、うみグループでは、ダンスや踊りが好きな子の「みんなの前で踊りたい!」という願いから、舞台作り、マイク作り遊びが行われました。
舞台の上でマイクを持ち得意の踊りを披露する…子どもたちの気分はもう人気アイドルです!
そして今日は、そのアイドルプロジェクトともいえる遊びの続きが行われました。
ももぐみの〇〇ちゃんと、ゆりぐみの△△ちゃんが「可愛い服作りたい!」と、二人そろって体をくねっと曲げながら言ってきたのがきっかけです。
「アイドルは常に笑顔を絶やさないの!」「可愛い衣装着ないと、本物のアイドルになれないわ!」
とは言いませんでしたが…二人のやる気や取り組む姿勢を見ていると、そう感じさせられ思わず笑みが出てしまいます。
衣装作りからスタートする予定でしたが、会話の中で「ポンポンも作ろう!」という声があり始まったのが“ポンポンコール”!
「ポンポン!ポンポン!」
子どもたちの中で、衣装より先にポンポンという気持ちが強くなったのでポンポン作りからスタートしました。
自分の好きな色のスズランテープを椅子の脚にまき、束ができたら指で細かくさいていきます
。
会話がないほど真剣にテープをさく子どもたち。
「できなかったらやってあげるからね!」
時々、年上の子が年下の子を思いやるような声が聞こえてくるので心温まります。
完成すると「やったー!」と、笑顔で舞台までいき、踊りの始まりです。衣装を作ることはすっかり忘れているようでした。可愛らしいですね。
やりたいと思ったことに集中して取り組む子どもたちの姿を見ていると、成長を感じさせられることはもちろんですが、子どもたちの自発性や気持ちを大切にしようと改めて感じることができます。
子どもたちが毎日楽しく、成長していけるよう温かく見守っていきたいです。
T.N
◇ホール(にじぐるーぷ)
色の変化へ…。
今日は、ゆり・ひまわり組の子ども達はピクニック遠足で朝から「おべんとうたべたいな」「おなかすいたな」と普段は給食の時間になっても「おなかすいてない」と言う子ども達も今日は違います。
しかし、あいにくの雨の為遠足は行けず…。
ゆり・ひまわり組の子ども達と朝の集まりを行い何がしたいか?話し合いました。
「ホールでおべんとうたべたい」(まだ十時です・・・)
「ホールであかずきんやりたい」(とりあえず、ホールに行きたい様でした)
「ホールでハンカチおとしとかやればいいんじゃない?」(ホールに行かざるをえない状態でした)
ホールに行くと決まると、皆リュックを背負いだします。(子ども達は、リュックを背負いたかったのかもしれません。リュックを背負うと自然と一列に並んでいます。ほんの少しの距離(三階からホールまでの道のり)でもピクニック気分は味わっています)
ホールに着くとぐるぐる走り回って叫びだします。よほど嬉しいのでしょう。雨で遠足は出来ずともホールの開放感に大喜びです。
さて、しばらく遊んだ後劇遊びを行いました。
やはり、完成度は高いです。年中・年長の子ども達は恥ずかしがりながらも、自信がなさそうにしながらも行う、なんともきわどい自信と不安の間で演じていますので面白みがまた違います。
その後、やってみた感想を共有する時間を設けてみました。
それぞれの思いを言った後、発表者が次の発表者を決めていきました。
どうして選んだのか一人ひとり聞いていくと、
「私の事をよく見てたから」
「やさしいから」
「いつもやさしいから」
「座り方が上手だから」
「他のお友達の話しをよく聞いていたから」
「友達だから」等の声が上がりました。
子ども達の中でも目線は違います。面白いコメントばかりで笑ってしまいました。
人を見る目は人それぞれ違いますが、その分人から見られる目も違う事を子どもも大人も知る事ので来た一日だったのかも知れません。
もも組の子ども達は室内でゆったりと過ごしました。
職員が「ちぎり絵」の素地の提供や声かけを行うと子ども達は「やりたい!」と集まってきます。
自分の好きな色や形を選び作り上げる中でこれは○○!と創造しながら作る子ども・完成してから、これは○○!と説明してくれる子ども・○○作りたいからこの形じゃだめ!どうすればいい?と本格的な形を基に作り上げる子どもと面白い姿が沢山見られました。
絵の具遊びでも紙に穴が開くまで書き続ける子どももいて笑ってしまいます。紙に穴が開くまで描ける環境・・・これがポイントではないかと感じます。
k★y
◇走る町を見下ろして~♪(そらグループ)
今日は待ちに待ったピクニック遠足でしたが、あいにくの雨。
ちょっぴり残念そうですが、お母さんやお父さんが作ってくれたお弁当を食べるという一番の楽しみが子どもたちをわくわくさせてくれているようでした。
朝の集まりや帰りの集まりで、いつも踊っている斉藤和義さんの『歩いて帰ろう』を口ずさんでいる子がいたので、歌詞カードを用意してみました。
すると、一生懸命文字を読みながら歌おうとする子どもたち。
朝の集まりが終わり、歌詞カードを掲示するとさっそく歌詞カードの前に立って歌の練習をはじめる○くん。
そこで、にじグループさんから本物のマイクをお借りして○くんに渡してみました。すると少し照れながらも歌い始める○くん。
それを見て、他のお友だちも「やりたーい!」と集まってきます。
けれどマイクはひとつだけ。
順番に歌ったりもしたのですが、何度もやりたい子がいたりと「やりたい!やりたい!」が溢れていたので、「自分のマイクを作ってみる?」と提案してみました。
もちろん目を輝かせてうなずいています。
新聞紙をぐしゃっとまるめたものにアルミホイルをかぶせて、トイレットペーパーの芯にくっつければ完成。
トイレットペーパーの芯にはクレヨンで好きな模様を描いたり、色を塗ったりしてオリジナリティあふれるマイクができました。
そのマイクを手に持ち、音楽をかければみんなが主役!
歌いながら踊ったり、両手でマイクをしっかり握って、なんだかのどじまんに出ている参加者のように歌っていたり(笑)
個性豊かなステージになりました。
帰りの集まりで、そんな姿をみんなの前で発表できたらなと思っています。
最初はダンスから始まった『歩いて帰ろう』も、楽器を鳴らしながら参加したり、今度は歌に発展してきています。一つの歌を通して、様々な表現の仕方ができることを感じながら、一人ひとりが自分なりの楽しい表現の仕方を見つけていけるよう色々な角度から楽しさを共有していけたらなと思います。(M.E)
オリジナルマイクが完成!
楽しいお弁当タイム☆
Posted in 園のこだわり