◆4月15日(火)の子どもたち
2014年04月16日 水曜日
◆最初だけ・・・(つぼみ)
まだまだ涙が止まらないつぼみ組。しかしだいぶ笑顔の時間が増えてきていますよ!
園庭では自らお花に手を伸ばしてみたり、砂を触ってみたりと少しずつ視野が広がっているようです。さらに〇〇くんはシートを抜け出してどんどんずりばいで進みます。
どうやらご飯を食べているときと、その後眠くなるまでのしばらくの間は子ども達にとってのゴールデンタイムのようでいろんなおもちゃを触ってみよう、遊んでみようとしたり、側にいるお友だちのことをじーっと見て一緒に遊んでみたり・・・
日々たくさんの事を吸収してすくすく育っております!!!(kh)
◆初めての身体測定 園のまわり一周散歩(つぼみ ふじ1)
今日は初めての身体測定をしました。朝のおやつ後、洋服を脱いで、測定器のあるところへ。みんな始めから大泣きです。泣いたまま測定器の上に…。何も知らずにおやつを美味しく食べていたのに、数分後には泣きの嵐でした。
その後は、今日は園の周りを一周のお散歩をしました。歩ける子は、保育士と手をつないで、順番に歩きました。お日様の光をあびながら、とっても気持ちよさそうにヨチヨチ、ヨタヨタと歩いていました。中には、自由に歩きたいとつないでいる手をはなそうとする子もいて、時々葉っぱなど触ってみたりして、お散歩を楽しみました。もちろん、お散歩かーに乗っている子も、走る車、周りの景色など見ながら、ゆらゆらと揺られてお散歩を楽しみました。大人が歩いたら、数分のところ、ゆっくりと15分ほどかけての園の周り一周のお散歩でした。(Y.T)
◆お散歩カーに乗って(ふじ2)
電車だぁー ガタンゴトン!
お散歩日よりという事で電車を見に行ってきました。
座り用と立ち用の二つのお散歩カーで出発です。
園を出るとすぐに走っている車が見えました。
「あっ、車がいたよ!ブッブー」
などと話しながらどんどん進んで行きます。
子ども達はというと、走る車や自転車を目で追いかけたり、道行く人が気になったり、風などの音が気になったりと興味を持つものはそれぞれ違いました。中でも、〇くんは目の前を車(特に大きなトラックやバス)が通る度に身を乗り出し「おー!」と言わんばかりの表情で見つめています。危ないから座ろうねと声を掛けてみても〝見たい!〝という気持ちは収まらない程、車が気になったのですね。
また、お散歩中に少し眠くなり、気分転換という事で保育士と手をつないで歩いた△ちゃん。一生懸命に歩きました。でも、所々フラフラっとよろけている姿を見てかひとりの女性が△ちゃんのもう片方の手をつないで取って一緒に歩いてくれました。ちょっとびっくりしたのと眠い気持ちがあってか△ちゃんは「エーン」と泣いてしまいましたが、今日会ったばかりの子ども達に優しく接してくださる方の姿には心が暖かくなりました。
今日は子ども達の気持ちの準備ができていなかった事もあり、涙を流してしまいましたがこういった優しい人達との触れ合いって子ども達にとって大切な瞬間ですよね♪
お散歩カーに乗って戸外へ繰り出すと、子ども達の新たな姿や素敵な出会いがみつかる良い時間を過ごせるようです☆
K・E
何が見えたかな?
◆初☆(ふじ3組)
いたー!
日差しが温かくなってきて、今日はお散歩日和。
今日は和田周辺、丸の内線の車庫をお散歩してきました。
道路には車、バス、ミキサー車、トラックetc…たくさんの働く車が走っていてみんな目移りし、バスを見つけては「バー!」「おっきい!」「ブー」、ミキサー車を見つけては「おっきい!」「しゃっ」と大興奮でした!
中でも、一番新鮮な反応が見れたのは今日が初の丸ノ内線の車庫を見に行ったとき!!
どこからかガタンゴトン…と音が聞こえてきて「え?なに?」と不思議そうな顔をする子どもたち。そして、目の前をガタンゴトンと電車が通り、「え?」とびっくり顔。でも、「電車来たねー」という先生の声掛けに「いたー!」や「しゃっ!!」と言ったり…♪
電車が行ってしまうとき時には「バイバーイ!」と手を振って見送ってました。
今日はたくさんの働く車や電車を見る事ができ、興奮してしまったようで少し寝るのが遅かったような…?寝る前にも「くるまなにかな?」の絵本を読んでいる子もいたほど今日のお散歩は印象的だったようです。
(K.H)
ばいばい
きれいなお花みーつけた!
◆一歩 踏み出したんだね!(ふじ4)
くつしたはくよ!
「さあ!今日もおひさまにこにこだね。園庭にいこうか~。」そんな挨拶が毎日続いて嬉しいですね。今日の最初の写真は自分の靴下を靴下ポケットから取り出して準備するようすです。
写真をよ~く見て「ぼくの わたしのを…」を確かめているところです。自分の場所が分かってきて思い思いの場所におしりをトンと降ろして座ります。みんなそれぞれの方法です。
もう、自分で履ける子ややってみるから見ててと袖を引っ張る子、ちゃんと「はかせて!」と靴下を持ってくる子と一瞬一瞬の思いを伝えようとしてくれます。
今の思いを伝えようとしたんだね…そんな触れ合いにいつも微笑ましく嬉しくなります。
園庭でも遊びたいことを決めているかのように好きな場所に駆け出します。
桜の花びらを集めていた〇ちゃん。今日もあるかな~あったよ!の表情で一枚一枚集めています。◇くんは真っ先にありを見つけて「あっ あっ。」と居場所をみんなに教えています。
昨日、築山のすべり台に挑戦していたお友達。一歩が踏み出せずどうしても滑ることができませんでした。今日も数人のお友だちが挑戦中。築山の手すりにつかまりながら登ってまた、降りてを少し繰り返しています。丁寧に靴を脱いで滑ろうとするお友達もいて健気さににっこりしてしまいました。そこへ大きい組のお友だちがワ~と駆け寄り豪快に滑り始めました。そんなエネルギッシュな後押しもあってかよいしょとすべり台に座って滑り始めていました。
そこからは、繰り返し 繰り返し くりかえし……
一歩が踏み出せた瞬間でした。そんな瞬間をフレッシュなうちにたくさんたくさんお届けしたいと思っています。(S.C)
アッ !ありさんだ!
築山のぼりゆっくりゆっくり!
◆遊び、そして思いやり(きく)
園庭に出る途中、階段のところで何か拾っている子。止まらないで進んで欲しいのに、と思いながら、何をしているのかと思ったら、今の時期飛んでくる木の実というか胞子のようなものでした。一生懸命てのひらにのせては、「ポイってしないと」と言いながら、集めていました。誰かが手伝おうとすればそれは嫌、自分だけでやりたいという思いもはっきり相手に伝えていました。
今日は、平均台、バランス感覚を身に付けられる玩具を出してみました。
平均台は、カニ歩きをする子、前を向いて歩く子、バランスの玩具は、両手で進んでみたり、保育士が両手をとり進んでみると、やってみたいと言って周りにズラズラとくっつくほど、興味津々でした。
一方で、水道では、水をじゃぶじゃぶ気持ちよさそうに楽しそうにしていたり、コップでプランターに水やりをする子もいて、自らの姿に思いやりの気持ち、心が育っていること、とても嬉しく思いました。
泣きたいとき、怒りたいとき、笑いたいとき、それぞれ人間のもつ喜怒哀楽をどのタイミングでどんな状況になるかは、大人も子どもも変わらず同じです。
大人は少しくらい我慢できたとしても、子どもはその時に感じたことを感じたままに表現ができるように広い心、広い視野で今後も保育をしていきたいと思いました。(N・M)
◆い~ち。に~。さ~ん・・・(たんぽぽ)
今日も、いいお天気。
という事で、みんなでお散歩に出かけました。
全員で出かける2回目の地下鉄車庫。
朝の集まりで行き先を伝えていたせいか、歩きながら
「何線がいるかなあ?」「丸ノ内線だよ」「銀座線もいるんじゃない・・」など子ども同士の楽しい会話が聞こえてきました。
到着し、定位置に座って待つ子どもたち。
電車が見えてくると大歓声!!
電車が行ってしまうと、「バイバ~イ」と大きく手を振り・・・
こんな姿を見るだけで、幸せな気持ちにさせられます。
到着した電車を突然指さし、「これ、お母さんの仕事場!」叫ぶ〇ちゃん。
指の先には4という車両番号が。
「もしかして、お母さん4階で働いているの??」と聞くと「うん!!」と嬉しそうに笑っていました。
それを見ていた□くん。「あっちは5だよ。」と次の車両を指さし教えてくれました。
帰り道、「い~ち。に~。さ~ん・・・」と数字を数える楽しそうな子どもたち。
お友だちと手をつないで歩くことの楽しさを、少しずつ感じることが出来たのではないでしょうか。(M.C)
◆ 仲直りの仕方(うみグループ)
園庭で泥遊びをしていた〇くん。何人かのお友達も一緒に遊んでいるところに、△くんが「仲間に入れて!!」と来ました。
〇くんは小さな声で「やだ」と言います。△くんもなかなか入れてくれない〇くんにイライラして叩いてしまいました。
〇くんは泣きながら保育士に「△くんがたたいた!」と言いに来ました。
△くんは「入れてくれないからでしょ!」と強く言い、そんな言い方が嫌な〇くんは、また泣きながら「△くんはいつも怖いから入れたくないんだ!」と言います。
お互いの気持ちを受け止めて話し、△くんは「次からは優しく言う」と約束をしましたが、〇くんは「でも…」「だって…」と受け入れてくれません。
△くんもイライラしてきて、また強く言い合いになりました。
気持ちを代弁したり、どうすれば良いか子どもと一緒に考えましたが、何度も何度も同じ話の繰り返しでした。片付けの音楽が鳴り、少し離れて2人が話す様子を見ていると、「△くんに怒られて泣いたら、お腹すいちゃった」と話はそこで終わり、部屋へ入っていきました。
2人の話しを聞いていると、どちらも聞く耳を持たずに怒鳴り合っていて、どうしたらよいのか分からなくなっていましたが、上手く切り替える事も大切なんだなと思いました。
自分の気持ちを素直に伝えることができるようになり、ぶつかったりすることも沢山ありますが、素直だからこそ子どもにしかできない仲直りの仕方があるのだなと感じました。(B・K)
◆僕たち私たちの部屋***(にじぐるーぷ)
今日は、室内遊びと園庭遊びを行いました。
年中児は折り紙でハート形の物を折って、その先に棒状の物をつけては「みてみて~!」とスティッキを作って何かになりきっています。年少児も折り紙が半分にたためる様になっていたり高度な折り方をしていたり、以前よりも上手に折れるようになってきていると感じます。
また、折り紙を折れずにギュッと潰してしまう子どももいます。しかし、そんな中でも折り紙遊びが沢山行えるように現在は保育士が広告を正方形にカッティングし用意しています。
年少児は本当にお兄さんお姉さんを見ています。(お家で、朝や夕方の集まりに行う発表の練習を行う子どもがいるようです)そんなに練習しているのならと、朝の集まりで年少児に発表してもらいました(お家で練習していたの?と聞くと顔を真っ赤にする○ちゃん)
「ぬりえしたいです」
誰と?「○○ちゃん」
何を塗りたいですか?「うさぎのやつ」
と上手に受答えしています。練習の成果はばっちりです!!
年長児は以前、食事中に「おつきさまのひかりみたい」とランチスペース2の場所にあるスポットライトを見てつぶやいていました。その呟きから、今日は年長児で集まりお月様はいつ出てくるのか?その時の色は?そんな話し合いをしました。(哲学の時間のようで子ども達はいきいきとしていました)
どうしたら綺麗な光になるか?食事のスペースに何を置けば(設定すれば)素敵な空間になるか?と話し合い、「あのまるいひかり!ボールのやつがひつよう」とミラーボールに目を付けました。
「あそこにおいたらきれいにひかるよ!」とその場に持って行きます。
いざ置くもののイメージとは逆に・・・光りもしません。(子ども達は何故だろう?と口をあけています)
そこで「くらくないからひからないんだよ!」といった子どもがおりました。(いいところに目を付けています)
さて、それならばいざ押入れへ・・・!そして、カーテンを閉めます。(暗い場所のセッティングは完璧!!)
年長児皆で押入れに入るだけでテンションは上がりますが、すぐにおさまります。
何故ならミラーボールは光らないからです・・・。
「どうしてかな?」
「ひかりがないから?」
一通り考えましたが答えは見つかりません・・・。
では、「ダークルームで確認してみない?」と保育士が提案しました。
(今日は色々な不思議に出会っています。行く場所も様々でドキドキわくわくです)
ダークルームでは右側の部屋(白い部屋)で光の様子(具合・度合)を見てみました。
「あんまりうつらないね・・・」
「しろには・・・ひかりはうすくなる」
等思い思いの言葉を発しました。
次は、奥の部屋(黒い部屋)光のない場所に行きミラーボールに光を当てました。
暗闇に光る無数の光に子ども達は一同騒然!!
「すげー!!」
「きれいだね!!」
「おほしさまみたい」
等の声が上がりました。
こうなれば、今度はまた白い部屋に行き光の違いを見比べます。
そうする事により子ども達は光の数や、強さにまで気づきました。
何度か見比べた後に何となく答えのようなものが見つかり、「おへやのまめでんきゅうはいっこしかないからだめなんだよ!たくさんひかりつけなきゃ!!」との声が上がります。
「そうだね!じゃあ、この部屋で必要なものを持って行こうか?」と聞くと懐中電灯をあるだけ部屋に持ち帰るのでした・・・。(部屋のミラーボールに懐中電灯を当てると張り切っています)
その次はアトリエに向かいました。
アトリエには様々な素材がありますので、お部屋の素材選びには持って来いでした。
光を落としどんな雰囲気がダークルームっぽいか?話し合いました。
そして、見つけたのはビニール袋!そしてキラキラシート!
それに鉛筆で穴をあけ、星空のように見立てます。
そして、天井にはクレパスで描いた宇宙の絵を飾り「てんとみたいだ!!」と大喜びです。
そこにアトリエでキラキラ光るシートに目を付けていた子ども達と相談し貼り付けだすと「すごいね!!うちゅうだね!!」
「きれい!!」
の他に「くらくなってないからな~・・・」とまだまだ不満気味の子ども達もいました。
「きょうはつかれちゃった!」とご飯前になると子ども達が散り散りに・・・。
ランチタイムにこの雰囲気はどう?想像通り?それともまだかな?など話し合いました。
今日はひとまずこれで一段落!!続きは今度のようです。
園庭では、お花や種を見つける!と自信満々に出ていく子どもがいました。
「みつけたよ~」と持ってきたのは花びらと石・・・!!(石?!なぜ石?!と思いましたが)
「すごいね~!お花はあったんだね!!種はなかった?」(あえて石には触れず・・・)
「もっかいみてくる!!」とまた散策に行く子ども達!!
しばらくして帰ってきたその子の手に持っていたのは・・・大量の石・・・。(なぜ??!)
「・・・。すごいね~!どうして石ばかり?」(とうとう聞いてしまいました)
「だってね、わたしたちはこれしかみつけられない!」と可愛いセリフをポツリ・・・!!
にじグループの棚の上にカップに入れて飾ってあります!!
散策頑張ったのでしょう。土の中を掘ったのかもしれません!
子どもの綺麗な心・・・!触れるたびに自分の心も綺麗になっていくような気がします。
k★y
◆せっちゃくざい(そらグループ)
木がむけちゃったー!
朝の集まりで、“今日は何をして遊びたいか”を聞いてみると、「園庭で遊ぶ!」と話す子が多かったです。
園庭に行くと、コンビネーションにそれぞれウォールクライミングや太鼓橋など好きなところから登っていったり、小さい子のお世話をしてみたり、一緒に遊んであげたりという姿が見られました。
そして、ツリーデッキの上で保育士を呼ぶ声が。
なんだろうと思い近づいて聞いてみると、「木(ツリーデッキの上の木の板の一部分)が剥けちゃってる」とのことでした。
見てみると、床の部分の木が少し取れてしまっていました。
だから「先生、接着剤!」と言っていました。
接着剤…そこまでもう子どもたちの中ではたどり着いていたので、どこにあるのかな?どうしようか?と聞いてみました。
すると、「うーん、うみ(グループ)かなぁ?それともにじ(グループ)かなぁ?」
他の子が「じゃあ取りに行こうか!」と言って2人で接着剤を探す旅に出ました。
その他の子はお留守番をして木を見張っていました。
まずにじグループに行き、保育士に聞いてみるが、なかったようでうみグループへ向かいました。
聞いてみると、接着剤はないけどボンドならあるとのことでした。
2人で嬉しそうにボンドを借りてきて、園庭へと運びました。
園庭に出て、ツリーデッキへ向かいます。
ツリーデッキの上へ持っていくのにも一工夫が必要ですが、それぞれに知恵を出して、上で待っていた子にボンドを渡し、やっとのことで、探していた“接着剤”を目の前にしました。
そして、嬉しそうにボンドのフタを開け、指でボンドをすくい、付けていきました。
みんなで付け合うから、木の板も愛情たっぷりに塗ってもらい、みんなもにこにこ笑顔でした。
でもそれだけだと少し物足りない様子。
他のところにも付けるところはないかと探してみたりしながら、手が余るようだったので、近くにあった枝を見せてみて、何か作ってみるか問いかけてみると、作りたいとのことだったので、それぞれに枝など好きなものを拾いにいきました。
ボンドの付いた手だったので、拾いにツリーデッキを降りるのも気を付けて降りていましたが、探して見つけてきて少し作ったときにちょうどお片付けの合図の音楽が鳴ってしまい…子どもたちに聞いてみると、またあとで作るからいいと言って、片づけてお部屋に戻ることにしました。
ボンドのお片付けもして…*
その場その場で、大人が“こうしたらいい”とか、準備してあげることは簡単だけれど、それを子どもたちの中で話し合いながら、自分たちで行動して見つけて準備して、やりたいと思ったことをやり遂げることに意味があり、大切な子どもたちの経験になるのだなと感じました。
そうやって自分たちでやっていけるような関わりも大切にしていきたいと思いました。
(H.K)
ボンドで…
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Posted in 園のこだわり