◆2月24日(月)の子どもたち
2014年02月24日 月曜日
◆久しぶりの巧技台あそび (つぼみ)
今日は廊下とふじ③くみの部屋であそびました。
廊下にはすべり台、トンネルなど身体を動かして遊べるものを設定しました。低めのすべり台を登って行き、少し高めのすべり台をシューとすべって楽しみました。久しぶりの巧技台あそびだったためか、子どもたちはすべり台に群がるかのように寄ってきていました。でもどの子も本当に上手に、また安定感もあってすべれるようになったんだなあと感じました。
そんな中、あせって追い抜かしてすべろうとする〇ちゃんは鼻息が荒い感じ。
すべるのに余裕が出てきた△くんは、身体が斜め向きになってすべっていたり。
途中から横入りしてくる子どもたちもいて、まじめに下から登っている◎ちゃんは、ちょっと怒り気味になっていたり。
立ってすべり台を渡ろうとする●ちゃんは、バランスをとるのに顔はにこにこしていますが、見ている方はハラハラ。
・・・・・という感じでそれぞれがすべり台を楽しんでいました。
トンネルの方は、ハイハイも速くなり、スタスタと通っていくようになりました。ハイハイだけではなく、少し中腰になって立って通る子どもたちも見られ、本当に成長を感じました。(Y.T)
ふじ③のお部屋では、ころころスロープに夢中。
◆発見!!! (ふじ1)
滑り台みたい
園庭の築山は場所によって少しなめらかになっているところ、急なところ、若干違いがあるのですがご存じですか?
先々週、雪が降った時に急なところをシューッと滑って楽しんだ経験がありました。そのことを覚えていたのか?それとも日頃の遊びからあみだしたのか・・・○○くんはなめらかなところから登り、急なところは滑るというまるで滑り台のようにして楽しんでいる姿がありました。それも楽しそうに何回も。そんな姿を見ていた■■くんも真似をして二人で楽しんでいました。
門のそばにはまだ少し雪が残っていました。その雪の周りに集まってきた4人。各々シャベルを持ってきてコンクリートのほうに雪かき。そしてコップを持ってきてくれた子もいて雪かきをしたら乾杯。また雪かきをして乾杯。こんなことを繰り返していました。
その延長で★★くんはそのコップに枝を入れます。「ジュース!!!」と嬉しそうに見せてくれました。確かに、枝がストローに見えました。よく見つけましたね。ウッドデッキに腰掛け、周りの様子を見ながら飲む真似をしていました(笑)
保育室に戻り、給食の時間。前回コーンが出て大盛り上がりしたメニューでもありました。◆◆ちゃんは「こんこんあった!!!」と目を輝かせコーンを探して食べます。コーンがなくなるとせつない顔で「こんこんない・・・」。「じゃお魚さん食べてみようか」と言って魚をスプーンですくってみるとなんと魚の裏にコーンが!!!「あ!」と二人して言ったら◆◆ちゃんもニッコリ!慌ててコーンを食べていました。
子どもたちの視点になってみるといろんなことが見えてきます。そしてなんだかこちらまでわくわくしてしまいます。子どもたちの発見。これは本当に純粋できれいで可愛らしくて・・・こういう子どもたちの発見を大切にしていきたいです。(kh)
雪かきのあとはやっぱ乾杯。
◆楽しく遊ぶ(ふじ2)
ブロックで楽しく
朝のおやつの前の室内あそびでブロックで遊んでいた〇〇ちゃんと◇◇くん。
今まで作ったことのないような物を自分たちひとりひとりで作ってきて見せてくれました。〇〇ちゃん作・・・人形がたくさん乗った船のようなブロックをカメラで撮ってあげていると◇◇くんも「ぼくも」と自分の作った電車のようなブロックを近づけてきました。色々な遊びを集中して楽しく出来るようになってきたと思いました。園庭に出てもボール遊びや砂場遊び自分たちで工夫して楽しく遊んでいる姿が見られました。子ども達の発想力にはビックリさせられました。Y.N
お友達の赤ちゃんと嬉しくてゴロゴロ
おおきなボールで元気よく
◆子どもにとっての電車のかたち(ふじ3)
園庭で電車ごっこをしている子。
フラフープをつなげていたり、つなげたフラフープの中に入って進んでみたりと様々です。飛行機やトラックの形をした玩具を手にして、色々なところを走らせてみるなど、自分が運転している気分なのでしょう、とても楽しそうでした。
〇くんが、縄跳びを片方持って伸ばした状態で歩いていました。
「なんだろう?」と思い聞いてみると、「電車なの」と言い、両手に縄跳びを一つずつ持って、歩いて行ってしまいました。
もう一人の子の手元を見ると、縄跳びを一つだけ持っていて電車ごっこのようでした。
一つの縄をつないで丸くして電車のようにすると「つないじゃだめなの」と怒られ、すぐに元の状態に直しました。
大人が良かれと思ってやったことでも、子どもにとってはそうではなく、思い描くイメージがちゃんとできていることに改めて気付かされました。
子どもが思っていること、感じていること、子どもに限らず大人も同じだなと思います。
一人ひとり思っていることはあるはず、でも言葉にしなければわかりません。その子にとって、今何を感じとっているのか、どういうことを考えているのか、それを邪魔することのないような存在でありたいと思いました。(M・N)
◆季節の移ろい(きく・たんぽぽ その1)
段々と日中の寒さが和らいで来ている様で、園庭に沢山あった雪も解けだしその姿を変え始めて来ています。
雪が降った数日後までは、園庭の築山やコンビネーション遊具の土山の下に霜柱があったのを覚えていた〇〇君が「せんせい、もうザクザクいわないね~」と足で土を削っていると△△君も寄ってきて、一緒に足で土を削って「おとしないね~」と冬から春に季節が変わって行くのを感触として感じて楽しんでいました。
その後は、園庭に残るふかふかの落ち葉を穴ぼこに一生懸命集めて大忙し!
ふかふかの葉の感触も楽しんでいました。
季節の移り変わりと同時に、その季節を肌で感じて変化していく子どもたちの姿に改めて季節の良さを感じさせてもらっているなと感じました。(M.Y)
◆ベースキャンプ ~安心基地~ (きく・たんぽぽ その2)
ごろごろ・・・。
先週に引き続き、きく、たんぽぽのうち数人で、3階そらグループに遊びに行きました。そらの保育室に入っていくと、すでにおにいさん、おねえさんが遊び出していて、ちょっと緊張気味の子どもたち。「さあ、遊ぼうか。」と声をかけても、周りをきょろきょろ見て、保育士のそばで様子をうかがっています。少しすると、段々気持ちもほぐれてきたのか、ロフトの上に登ってみたりしては、お姉さんに「入ってこないで~。」と言われ、また降りてきたりしています。。
そんな中で、きく、たんぽぽの子たちが見つけたイイ場所が、2個あるロフトのうちの一つ、「おふとんのへや」です。ここは、大きいクッションなどがたくさん置いてあるくつろぎの空間。クッションの上でごろごろして、「気持ちいいね~。」「せんせいも来て~♪」と、やっと表情が緩んできました。“ここは自分たちの場所”と安心できると、そこから遊びが始まりました。一緒に上にいた保育士に「ちょっと、枕を買ってきます。」と〇ちゃんが言うと、「△ちゃんもまくら買ってきます。」「一緒に行こうか。」「◆ちゃんも。」と階段を降りていきます。少しすると戻ってきて、上で待っていた保育士に「ただいま~。」と言っては、ゴロゴロして、また出かけていきます。そのうち、そんなきくたんぽぽさんのアジトに一つ年上のもも組の子たちが「うおー!」とせまってきて、それを見たきくたんぽぽさんはもちろん大盛り上がり♪「キャー」とおふとんのへやに逃げこんでは、また階段をぞろぞろ降りて、「うおー!鬼だぞ!」とまた追い込まれて・・・。こんな遊びに発展していったのでした。
新米として入っていく新しい保育室は、まだ探り探り。心細さももちろんありますね。そんな中で、ここなら安心できるという安心基地をそれぞれが見つけ(それは、今回のように一つの場所だったり、保育士だったりと、さまざまかもしれません・・・)、そこから、子どもたちが自分で飛び出していく、そんな環境を常に用意しておきたいと思うのです。
(T.M)
「おふとんのへや」の小窓からこんにちは!
やっぱりドレスは人気です。前と後ろを逆に着て・・・新しい着こなし(笑)」
◆ケーキ (うみグループ)
今日は、年長さんのスープ作りがありました。
朝から、「給食のスープ作るんだ!」「みんなに食べてもらうんだ!」と、期待で胸が膨らむ子どもたち!
なかでも年長さん以上にやる気に満ち溢れていたのが、もも・ゆりぐみの子どもたちでした。
「ぼくたちも何かつくりたい!」「みんなにあげるやつ何か作ろうよ!」
年長さんは皆のためにスープを作る…。じゃあ自分たちは何ができるか…。
“みんなのために!”と、取り組む姿は温かく成長を感じ嬉しい気持ちになりました。
そんな取り組みの中の一つですが、ダンシングサンドで遊ぶゆりぐみの〇〇ちゃんと△△ちゃん。見ていると、次々に大きなケーキを作り上げていきます。
二人の喜びに共感していると、「年長さんもスープ作ってるからケーキ作ってるの!」「食べれないけどいいんだ!見るだけでみんなが“おいしそう”ってなれるから!」という声が返ってきました。
二人の思い…発想の豊かさ…その一つひとつに感動させられました。
「ケーキ屋さんです!」「どうぞー!」
「わぁすごい!」「おいしそう!」
ケーキを見にきた子どもたちの笑顔は忘れられません!
T.N
◆新しいお当番(にじグループ)
もうすぐ年長さんになるゆり組さんに、今日から新しいお当番が増えました。
きく・たんぽぽ組での給食当番です。
いつものようにお当番を決めていくと、ちょうどゆり組さんでお当番の決まらなかった子が6人。
その子たちに「きく・たんぽぽさんのお当番、お願いできないかな…」と問いかけてみました。
普段、あまりお当番に立候補しない子もいたのですが、「いいよ!!」と快い返事が!
どちらのクラスの配膳をやるかは、6人で決めました。
時間になり、2歳のクラスに行くと、みんなの前に出て自己紹介。
みんな照れながらも、きちんと挨拶が出来ました。
「やり方は、いつもと一緒だからね」と伝え、配膳スタート!!
小さいお友だちに配膳するという気持ちがあるようで、自分の前に来るまで聞くのを待ってあげたり、身を乗り出して聞いてあげる子も…。
人数はそれぞれ20人前後でしたが、いつも以上に気を使ったからか、感想を聞いてみると、「楽しかったけど疲れた。」とのこと。
相手が2歳児さんなだけで、あとはいつもと一緒と伝えただけで、2歳児にはどう接したらいいかを考えて対応できるゆり組さん。
その姿を、安心して見ていることができました。
初めてのお当番、お疲れ様でした。これからもよろしくね!!
(E.Y)
◆きっかけの大切さ。(そらグループ)
がおー!!
にじグループからひまわり組さんのおみそしる作りのいいにおいが漂ってきて、なんだか朝から幸せな気分・・・。
そんな中、そらグループさんではごっこ遊びゾーン、電車・ブロック・積み木ゾーンでそれぞれ遊びこんでいます。
そこへ、きく・たんぽぽ組さんが遊びにきてくれました。
きく・たんぽぽ組さんも幼児組の子どもたちもお互い意識はしているのですが『関わる』まではいかないようです。けれど、きく・たんぽぽ組さんは幼児組の子どもたちの遊んでいる姿をよく見ていました。
次第に、もも組の〇くんがオオカミ役?かいじゅう役?になりきってロフトの上にいるきく・たんぽぽ組さんにウォーっと襲う真似をして「きゃー」と逃げるやりとりがはじまりました。お互いがお互いの存在を意識しあっていたからこそ少しのきっかけが『関わる』に繋がっていったのでしょうね。
ブロックゾーンでは、きく・たんぽぽ組さんの姿はありませんでした。
興味はあるようなのですが、一歩踏み出す勇気がないようです。
その様子を見ていたある保育士が誰も使っていない線路を組み立てはじめました。
すると、その姿を見て2歳児の子どもが「何つくってるの?」と近寄ってきたのです。
それにつられるように少しずつきく・たんぽぽ組の子どもたちが増えていきます。
その保育士が線路を組み立てたことがきっかけとなり、遊びが広がっていきました。
もしかしたら、もも組の〇くんがオオカミ役になっても反応がなかったかもしれません。
保育士が線路を組み立てても2歳児さんはブロックゾーンに足を踏み入れなかったかもしれません。
けれど、きっかけづくりをしたからこそ、その反応を受け止め次のきっかけづくりに繋げていけるのだと私は思うのです。
もちろんきっかけづくりをするためには、その子がどんなものに興味があるのかを理解することが必要です。一人ひとりの姿に寄りそい、保育士間でも共有していきたいと思いました(M.E)
◆みそ汁づくり(ひまわり)
これであってる???
朝から楽しみにしていたみそ汁づくり。
「包丁で切ったことある。」「おいしいかな・・・」と栄養士が来るまで、ワクワクドキドキ。
栄養士が材料や大きな鍋を持ってくると、「わー!!」と歓声が上がりました。
今日つくるのは、かぶと油揚げのみそ汁です。
しかも、1人ひとつづつ、かぶと油揚げを包丁で切る任務をもらい、張り切って順番を決めていました。
切る順番も決まり、切り方を教えてもらうと、とても上手に切り始めました。
全員が説明をよく聞いていて、「あっ、猫の手して!」「それ小さいから半分でいいんじゃない?」「次どこ切るんだっけ??」とテーブルごとに相談しながら進めていきます。
下準備が出来たところで、だし作りです。
ガスコンロの上には、事前に煮干しで取ってあっただし汁の入った鍋。
そこに、鰹節を入れ待つこと1分。
見事にだしの完成です。
栄養士が「味見してみる??」と一人一人に少量を入れたプリンカップを渡すと、「いいにおい!」「おいしそう!!」と嬉しそう。
実際に飲んでみると…「あれ?味がしない。」「お味噌が入ってないから、味がしないんだよ」とみんなで感想を言い合っていました。
味見が終わると、自分たちで切った具材を鍋に投入。
火が通るまでの間に、お味噌の準備です。
ボールに入った味噌にだし汁を少し加え、しっかりと混ぜて溶かしていきます。
みんなで混ぜてみようと提案すると、「じゃあ、10回ずつ混ぜよう」と、ここでも自分たちでルールを決め、みんなで数えながら回していました。
熱いので、鍋に入れるのは保育士がやりました。
すると、色もにおいも、いつものみそ汁に…。
「味見したい!!」とリクエストをして、少量ずつ分けてもらうと、みんなの冷めるのを待って「みそ汁、かんぱーい!!」となぜか乾杯の発声と共に飲んでいたグループもありました。
1から作ったみそ汁づくり。本当に嬉しかったようで、給食の際に、「あっ、まずはこれから飲まないと!!」とひまわりさんは、みそ汁から食べ始めていました。
はじめて作ったみそ汁は、みんなの努力とチームワークと愛情がたっぷり詰まったおいしいみそ汁になりました。
(E.Y)
みそしる!かんぱーい!!
みんなでいただきまーす
Posted in 園のこだわり