◆2月22日(土)の子どもたち
2014年02月22日 土曜日
◆ぽかぽか(つぼみ・ふじ)
何人かのお母さんから連絡帳に「オリンピックの影響でスケートやスキーの真似をしながら見ている」と書いていただきました。そこで「まおちゃん(浅田)だよー」と言いながらくるくる~と回ってみると「お姉さんになったらまおちゃんになるのー」など言ってクルクル回ったり片足を上げてみようとしたりしてなりきってくれた子ども達。子ども達からのリクエストもあり、2曲ほど音楽に合わせて体を動かしてから1日が始まりました。
そのあと「今日はなにがしたい?」と尋ねてみると「お兄さんお姉さん」と〇〇くん。「そうか2階のきくたんぽぽ組さん行く?」というと子ども達も大盛り上がり。お部屋で少し遊んでから園庭にも出られるようにと思い、ジャンバーと帽子、靴をカゴと袋に入れていざ出発!!!子ども達はお友達と一緒にそのカゴと袋を持ってくれました。「おもくないよ、もうおにいさんだから」「おもくないよねーおねえさんだもん」そんな会話が聞こえてきます。つぼみ組の◆◆ちゃんが階段を上ってくるときはふじ組みんなで「がんばれーもうすこしだよー」と応援してくれました。登りきると「すごいね、よくがんばったね」と、まるでお兄さんお姉さん。◆◆ちゃんもとびきりの笑顔で何やらおしゃべり。ふじ組さんはもうすっかりそんなモードのようです。
お部屋に着くなり遊びたい遊びに集中しました。中でもロフトのすべり台は大人気。「じゅんばんだよ」「てつだうねー」こんな会話が飛び交っていました。大人が入って代弁しなくてもだいぶ会話が成り立つようになってきています。今日特に感じたことは子ども達の会話の中にある温かさです。
「ありがとう」「いいよ」「がんばれ」「だいじょうぶ?」
まだまだ物の取り合いや意思の疎通がはかれない時の方が多いです。そうすると人間どうしたって意地悪な言葉だったりマイナスな言葉が出てきてしまうものです。
しかし今日は子ども達の口からたくさんの温かい言葉、可愛い言葉をたくさん聞かせてもらいました。子ども達のおかげでぽかぽかな気持ちになれた土曜日でした♪(kh)
◆キラキラ・イキイキ(2歳・幼児土曜)
朝からいきいきと遊びだす子どもたち。
ひまわり組の男の子たち数名は、立体ブロックで体に装着するものを作っています。彼らの口からよく出てくる言葉は『戦闘中』。
その名のとおり、立体ブロックで作った武器で戦うのだそうです。
そこで、背の高いベッド(大人からは姿が見える高さです)で囲い、専用スペースを作りました。激しい戦いが始まるのかな?と思いきや、聞こえてくるのは呪文のような長い言葉。
どうやら、光線やビームでの戦いだったようです。
たんぽぽ組の〇くんは、レゴブロックの乗り物を見つけました。
最初は飛行機に見立てていたのですが、隣で遊んでいたお友だちから『潜水艦』という言葉が聞こえてきてからは、急に潜水艦に変身しました(笑)
そこで、ブルーのビニールを用意し床に貼ってみると・・・・
私の予想通り、ビニールの上で潜水艦を走らせます。
その姿を見て、ひまわり組の△くんが「海なの?それ船?」とやってきました。
〇くんと△くんはほとんど関わったことがなかったので、代わりに「潜水艦作ったんだって。」と保育士が答えました。
「潜水艦て休憩するのかな?」と保育士が声を掛けると、△くんが「島に止まるよ。」と答えます。それを聞いて〇くんが反応しました。「〇くん、島に行ったことあるよ!お砂があって、飛行機も止まったの。」
その話を聞きながら、△くんは緑色のブロックを集めて島を作り始めました。
その左側には赤いブロックを敷き詰めはじめます。
「この赤いのは何?」と聞くと、「潜水艦が止まるとこだよ。」と教えてくれました。
△くんが島をどんどん大きくしていると、赤いブロックの方を〇くんが増築していきます。
「ここはね、飛行機が止まるんだよ。」とどんどんイメージも広がっていきます。
海と島のブロックチームと、戦闘中チームは同じ空間で遊んでいたのですが、仕切りがあったからかお互い集中して、遊び込んでいるように感じました。
それぞれの興味があるものをしっかりと保証してあげられるように環境を整え、それぞれの興味が変化していく様子をしっかりと見守っていける距離に保育士がいることで、子どもたちのキラキライキイキしている姿を見ることができるのかなと思います。
そんな姿をたくさん引き出していけるよう、子どもたちと共に過ごす時間を大事にしていきたいです。(M.E)
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