◆2月21日(金)の子どもたち
2014年02月21日 金曜日
◆おにいさん と ぼく。(つぼみ)
ぽかぽか日向ぼっこするお兄さんとぼく。
今日はいいお天気ですね。子ども達は園庭に出るとおのおの遊びたいもの、遊びたい場所に行きます。〇くんは保育士と一緒に築山の上まで登ってそこから見える乗り物や景色を見るのがお気に入りです。気付くと同じ場所にずっといて日向ぼっこをしていたり、お兄さんお姉さんに囲まれることもあります。
ぽかぽか陽気で日向ぼっこを楽しんでいると、もも組の△くんが〇くんの近くまでやってきて顔をのぞき優しく話しかけていましたがお兄さんにびっくりして少し驚く〇くん。でも保育士を求めることもなく泣かずにお兄さんの顔を不思議そうに覗いていました。いつもいるお友だちの顔ではないのに泣かなかったのは、△くんの優しい柔らかい雰囲気もあるのでしょうか。普段は接点がない2人なのですがこんな形で関わるキッカケがあると私も嬉しく思います。しばらく〇くんの見ている方向を一緒に見つめたり試行錯誤しながらも近くで見守っていてくれていました。
今度はちょっとずつ話しかけて「こっちだよ!」「おいでおいで~」と呼び目と目があうと△くんの近くまで移動する〇くん。まだまだ言葉ははっきり出ませんが△くんが自然に関わって近づいていてくれていたので安心して一緒にいるんだろうなぁと私の心もほっこりしてしまいました。一緒に築山からハイハイで降りて次は車へ~♪隣で変わらず優しく微笑んで話しかけてとってもにこにこ笑顔の〇くんです。
広い園庭でたまたま出逢ったその瞬間のひととき…☆大事に大事にしていこうとするお兄さんの関わり方。そんな瞬間を私も大切にしていきたいなと今日を通して学びました。
お兄さん、ありがとう☆
(Y.E)
お出掛けいってきます♪
石ころ集め~
◆やり取り(ふじ1)
2階奥にあるきく・たんぽぽぐみ(いよいよこの保育室で過ごす時期が近付いてきましたね)の保育室へ遊びに行きました。階段もいつの間にかとても上手にのぼれるようになり、大人の方が置いて行かれることもあるとかないとか・・・☆
きくぐみではおままごと・滑り台・机上遊びの3チームに分かれていました。それぞれやりたい事を見つけ夢中になっているからなのか、多少の周りの声や音には反応せず自分たちの目の前の遊びを楽しんで繰り広げていました。その中で、おままごとで遊んでいた男の子チームは冷蔵庫の中からこれでもか!!という位に大量の食べ物を出していましたが、それらをぐちゃぐちゃに出すわけではなく、テーブルにはお皿もちゃんと用意されていてお皿の中に食べ物がきれいに盛り付けされていました。そして、出来上がると〇くんが「あい」とお皿ごと保育士に持ってきてくれました。男の子達のおもてなしですね。
すると、△くんがテーブルの上にある食べ物達を滑り台の下のカウンターまで運び始めました。そして一通り並び終えるとこれまた保育士の腕を引いて呼び、カウンターの前まで連れてきては△くんはカウンターの中に入り「どうぞ」とこれまたおもてなし第二弾が始まりました。そこへ〇くんと□くんも来て、並べられた食べ物を見て“ちょうだい”をしたり言ってみたり・・・この時はもしかしたら“僕たちも使っているから貸して”という意味合いがあったのかもしれませんが、「どれが欲しいの?」と二人に尋ねてみると「ケーキ」と「これ」(キャベツ)との返答がありました。「じゃあ、くださいしてみようか?」というと「くーだーしゃーい」となんだかお店屋さんのような関わりが始まったのです。くださいをされた〇くんは言われたものを探し、△くんの口元へ、□くんにはお皿ごと渡してみたり・・・その後も「これ」「これ」と様々な物を指さして伝えては〇くんがそれらを探して渡すというやり取りを続けていました。子ども達が遊びの発信をし、保育士がちょっとのきっかけを作り、お店屋さんのようなやり取りへ・・・
でも、子ども達の柔軟な発想と成長が合わさったからこそのこの展開。
自分達の気持ちを上手に伝え、そして相手の思いを受け入れていくこの姿はステキでした。
みんな終始笑顔で楽しんでいましたよ。
K・E
◆暖かくなてきました(ふじ2)
がんばっていました
今日も元気に園庭に出て遊びました。昨日よりも暖かくなった園庭で色々な遊びにチャレンジしていました。〇〇ちゃんと◇◇ちゃんは保育者がロッククライミングを登るのを見て一生懸命に真似をして登ろうとしていました。「〇〇ちゃんできないの」と言っては何度もつかまって上に登ろうと頑張っていました。☆☆くんは「見て」と言って元気にジャンプ、ウッドデッキとウッドデッキの間(約30センチ)を飛んで見せてくれました。プランターのチューリップもたくさん芽を出してきました。みんなで仲良く「チューリップのあかちゃんだよ」とチューリップの歌などうたいながら見ていました。△△くんはたくさんのチューリップの芽を見つけては「ここも」と教えに来てくれて優しい笑顔でチューリップの赤ちゃんを見守っていました。Y.N
かっこよかったです。ちょっとハラハラドキドキしましたがけっこうみんな高い所からのジャンンプ好きです
暖かく気持ちいい中のんびりとチューリップの出てきた芽を見学しました
◆雪から春に変わりゆく中で…(ふじ3)
フープでひと工夫!
雪もありながらの園庭ですが春がいっぱいの陽ざしに包まれました。
寒さを感じて室内に入りたいと伝えに来る子も少なくて、思う存分自由に楽しめたようです。
朝、「てんとうむしのとん」という絵本を読んだこともあってかプランターを覗き込んだりお花が咲いている花壇をみている子もいたようです。
「てんとうむしさんいるかな?」と声をかけると「まだ、いないね。」「寒いよ。」と季節と虫の関係も何かしら感じているようです。
暖かな陽ざしの園庭では自由な動きも更に活発さを増してきます。
園庭に置いてあるフープに気付き今日はフープを繋ぐことをせずに繋がるように走っての電車ごっこを展開していました。
中にはフープの輪に自分の体重と力をかけてぽ~んとジャンプすることを繰り返し楽しんでいる子もいました。輪っかにばねの力を発見するってちょっとした科学です。きっとフープでの電車ごっこからまた新たな遊びが発展しそうです。
トランポリンでも皆が跳びあう揺らぎを面白がって楽しんでいます。
思わず一緒にジャンプして大きな揺らぎに驚かれてしまいました。
雪と春がまじりあう豊かな自然の中でのびのび穏やかに過ごしました。(S.C)
カレーで~す!絶妙な色合いです。
ジャンプのどよめき…
◆もうお兄さんだから!(きく・たんぽぽ その①)
ヘビはいるかな?
きく・たんぽぽのお部屋のレイアウトを変えてから約1週間。今日は赤、青、白の3チームのうち、白チームがそらグループのお部屋でお兄さんお姉さんたちと一緒に過ごしました。
赤チーム、青チームは園庭で遊びました。
砂場では「ヘビを探そう!」とシャベルを使って穴を掘るきく組の〇〇くんと△△くん。先日夢中になっていた雪掻きの経験があったからでしょうか…(?)以前よりも掘る力が強くなったように感じました。そこへ「何をやってるの?!ぼくも~!!」と近くで見ていたたんぽぽ組の☆☆くん。ふじ組の◇◇くんも一緒になってみんなでせっせと堀り、大きな穴ができました!!
みんなで一緒に一つのことをする楽しさを味わえるようになってきているようです。
園庭から帰って来たとき、「さぁ、誰が一番にお着替えできるかな?」と声をかけると「◎◎くん!!」とはりきる姿がみられます。今まで同じように声をかけても全く気にすることがなかった◎◎くん。ササッと着替え終わると「◎◎くんもうお兄さんだから!」と自信満々の表情。もう少しで幼児組の子どもたち。できるようになったことをを一緒に喜んだり、自己達成感をこれからも育んでいきたいと思います。
(K.Y)
お水をコップに入れて雪にかけて…何度も繰り返す△△くん。どうやら雪から花が咲くと思っているようです。
最近のお気に入り♪
◆お兄さんたちの姿(きく・たんぽぽ その2)
いらっしゃいませ~!
きく、たんぽぽ組で一緒に生活をするようになって、一週間が経ちました。
だんだん慣れてきている様子が伺えます。
そんな中、今日もお兄さんお姉さんのお部屋に遊びにいきました。
今日はまだ行ったことのなかった白チームさんが行きます。
3階奥のそらグループのお部屋に行ってみると、子どもたちはおままごとゾーンへ進みます。
ドレスを着てみたり、警察官の格好をして帽子まで被ってみたりして、鏡を見てまた気分は上がり、にっこにこで遊び始めました。
「こっちにきてくださーい」「なににしますかー?」
保育士を呼んできてお店屋さんごっこをしていました。
しばらく遊んでいると、それが子ども同士で行なわれるようになりました。
気づくと子どもたちも賑わってきて、
お店屋さんが「いらっしゃいませ~いらっしゃいませ~!」と言っていると、警察官の子どもが2人お店に来て、メニューを見ながら何か頼むと、“はい、どうぞ!”と渡していました。
お兄さん、お姉さんもきく・たんぽぽの子どもたちが遊んでいるのをおもしろそうに見に来ていました。
そしてお兄さんたちの遊び方を見て、“ここにこういうものがあるんだ”とか“こうやって遊ぶんだ”というのを自然に学び、それによってまた遊びが発展していっている様子が見られました。
これからの生活に、不安になったり戸惑ったりする姿も見られるかもしれません。
でも今日のお兄さんたちとの関わりを見ていると、お兄さん、お姉さんたちに助けてもらいながら生活している姿がイメージでき、安心しました。
(H.K)
ごろごろできる場所もあります。
◆やさしい気持ち (うみグループ)
「誕生日おめでとう!」
今日は日差しがあり、外の方が暖かいと感じるお天気でした。
寒さはまだ残っていますが、春の訪れを感じます。
お部屋では、ふと見ると嬉しそうにダンシングサンドに向かう2人組の姿が・・・
〇〇くんと△△くんは、砂をこねて大きな型抜きに入れ、何やら楽しそうに作っています。
「何を作っているの?」と声をかけると、「ピザとケーキ!先生のだよ」という嬉しい返事が返ってきました。
「先生の誕生日はいつ?」
「8月だよ」
「あ、ぼくと一緒だ!でも今は先生の誕生日は2月にしてね。このケーキ食べて欲しいから」と〇〇くん。
そのご馳走をありがたく頂いていると、更に嬉しい言葉が・・・
「おじいちゃんとおばあちゃんと、ママとパパにも食べてもらおうよ」
「じゃあ、ここにいるみんなに作ってあげようよ!だってみんなの事が大好きだから」
「うん!大好きだよね」
と顔を見合わせ笑顔で巨大ケーキを作ったのです。
1人の為に作ったケーキから、おじいちゃん・おばあちゃん・ママ・パパ、そして育子園のみんなへと広がりを見せていく様子に、心が暖かくなりました♪
2人のやさしい気持ちと笑顔に癒され、ほっこりとした気分を味わいました。
O・Y
「みんなにもケーキを作ろう♪
◆やりたい気持ち(にじグループ)
子ども達のオペレッタ熱は、舞台に立ってから、さらにヒートアップ!!
今日も、「キツネやりたい!!」「妖精さんまだ??」と催促されるほどです。
にじグループには、子どもの手の届くところに衣装や小道具が置いてあるので、気が付くと衣装を着けて準備万端です。
配役もその時その時で違い、「今度はこれをやりたい!!」と楽しそうです。
本役の子どもたちも「こうだよ!」「はい!出て!!」と演技指導が入ります。
そのため、振り付けなどもどんどんアレンジされていき、どの役でもできる子が増えてきています。
今までは発表するために練習をしてきていたので、本番が終わるとやりたくない子も出てきていましてが、今回は、子どもたちの「やりたい気持ち」を大切に進めてきたので、本番を終えた今でも口ずさんでいたり、衣装を着けて誘ってくれる姿をみると嬉しくなします。
これからも、子どもと一緒に楽しめることを、子どもと一緒に考えていきたいと思います。
(E.Y)
◆楽しい思い出(そらグループ)
真剣です!
今日の園庭遊びでのこと。
ふじ組の〇ちゃんが傘を傘立てから出し、差して遊んでいました。そこにもも組の△君がやってきて、「たたんであげるよ」と優しく声を掛けていました。いざたたみ始めるとなかなかうまいことマジックテープが出来ず悪戦苦闘・・・。何度も根気強く傘をくるくるしては、テープを回すのですがどうしてもできない様子。そばで見ていると自分の納得する形までもってこれたのか、スーッと傘立てに戻し颯爽と遊びに戻っていきました。
思いやりの気持ちと満足感を同時に感じた瞬間でした。
砂場では、ケーキ屋さんをしていた女の子たち。「食べに来て~!」と誘われ行ってみると、そこにはありの形のケーキが出来上がっていました。本物のケーキ屋さんでも、虫の形や動物の形のケーキが売っているのを思い出しました。こどもたちも見たことがあるようでその時の話を天使のような笑顔で話してくれました。
昨日ひまわり組の懇談会と発表会が終わりました。ですが、今日も「オペレッタやらないの?」とリクエストがあり、さっそくそらグループでオペレッタがスタート!!自分好きな役のコスチュームを付け、楽しそうに演じていました。発表が終わっても楽しかった思い出が記憶が残る素敵な出来事になったようです。本当に良かった!
(K.H)
ありの形のケーキ!
Posted in 園のこだわり