◆2月14日(金)の子どもたち
2014年02月14日 金曜日
◆hot一息 (つぼみ)
今日は仏教行事「涅槃会~ねはんえ」でした。
朝の集まりで子ども達に涅槃会についてわかりやすく話をしようと保育士達は言葉のチョイスに非常に悩みながら全力を尽くして子ども達に表現・伝達しました。
そんな保育士の姿を横目に子ども達は「絵本を読んで!」・「雪降ってる」と言わんばかりの行動を見せてくれるので思わず笑ってしまいます。
すでに子ども達の心はみほとけさまのように澄んでいるという証拠でしょうか。
本日、涅槃会はホールで行われたのですが、ホールの雰囲気に泣いてしまう子・人の多さにびっくりして泣いてしまう子もいました。しかし、保育士と共に参加することで落ち着いて涅槃会に参加することが出来ました。最後に献花を捧げるのですが、つぼみ組の子ども達も壇上で一人ずつお花を貰い、台の上に捧げました。自分から台の上に置こうとする子・お花をポキッと折ってしまう子・手渡されたお花にプイッとそっぽを向く子(色が気に入らなかったのか?緊張した雰囲気でどうしていいかわからなったのか?)色んな感情の中でみほとけさまに献花を捧げ壇上を後にしました。
部屋に戻ると子ども達は窓にへばりつき園庭に積もった雪を眺めます。
その光景を見た保育士は子ども達と一緒に防寒の準備をしベランダに出る準備をしました。子ども達の姿から遊びの環境や、必要なものを提供する事の必要性を感じます。
ベランダにたくさんの雪を集め、興味のある子どもたちが思い思いに遊び始めました。
バケツに入った雪をひたすら掻き出して遊ぶ子や、靴箱の中身を全部出している子(外は楽しいよ!みんな?くつはくでしょ?とみんなの靴を出してあげているのかもしれません)もいます。
また、先日の雪遊びで、ある子がかき氷を作っているお兄さんお姉さん(幼児グループ)と楽しそうに遊んでいる姿を思い出した保育者がいました。保育者は皆でその子の以前の姿を共有し、すぐさま絵具を用意します。
子ども達と絵具を見たりしながらかき氷作りにいざ、挑戦!!
数回行うとほとんどの子ども達は飽きましたが、その子はずっと遊んでいました。
きっとその子にとって素晴らしい時間(嬉しい・楽しい時間)となったのではないかと表情を見ればわかります。手が冷たくなるまで、自分で終わりを決められるまで取り組める時間(大切としなければならない子どもの思い)は個々に合わせていけたらと常に感じています
その後、「てがさむい・つめたい」と訴える子ども達が出てきました。
タライにお湯をためて、そーっと手を入れてみる○君。
その瞬間の表情を見て周りにいた保育士の顔まで笑顔が輝いていました。
タライのお湯のように心までホッとする一日でした。
k★Y
◆みほとけさま ありがとう (ふじ1)
やっと歩きやすくなったと思ったらまたたくさん降ってきましたね、雪・・・。
いつから雪のことをこんなふうに思うようになってしまったのでしょうか。
子どもたちは朝から大興奮です。
今日は涅槃会でホールでの式典に参加しました。「みほとけさま ありがとうの日だよ」というとみほとけさまに向かって合掌しながら深々と頭を下げた◎◎くん。ホールのカーテンで遊んでいた子どもたちもいざ年長さんの奉献が始まると真剣なまなざしで見つめています。中には正座をしている子や合掌をしている子まで・・・!
式典の最後には一人一輪ずつ献花をさせていただきました。「はいどうぞ」と言って礼をしたり、近くでみほとけさまをじーっと見つめていたり。そんな子どもたちの姿を見てとても感動してしまいました。
入園して十か月。いろんなことがありましたね。いろんな経験をして大きくなりました。一人や二人くらいはせっかくもらったお花は僕の、私の!みほとけさまにはあげない!という子もいるかなあなんて思ったりしたのですがみんなしっかりと献花をしている姿を見て思いやりのある優しい子どもたちだなあと改めて感じました。
給食中に「今日ホールにいったんだよね」と話をしました。「みほとけさまにお花どうぞしたらなにか言ってくれた?」という話になったとき◎◎くんは「うん!」と言って頭を深々と下げてくれました。「ありがとうって言ってくれたの?」と聞くと「うん!」と言ってまた食べ始めました。
子どもたちにはしっかりみほとけさまの気持ちが届いているようです。みほとけさま、いつも見守ってくれてありがとうございます。こんなきれいな心の子どもたちと触れ合える私は幸せです。
式典後、少し雪遊びができました。全身で遊びました!手が真っ赤になった子どもたちにたらいにお湯を入れて手湯を用意するとそこでまたお湯遊びへと・・・!!!
なので・・・本日はジャンバー、帽子、靴、すべてお洗濯お願いいたします!!!!!!(kh)
◆子ども達のつながり (ふじ2)
幼児さんとのつながり
きょうは雪が降っていましたね。こんなにも天気予報が当たるとは・・・と感じてしまいましたが園庭一面の雪景色を見るととてもキレイでした。子ども達もどんどん降ってくる雪を見て喜んだり「さわりたい」などの希望も出てきたりして楽しくお部屋ですごしていました。
今日は仏教行事の涅槃会がありました。ふじ2組もホールまで子どもたち同士で手をつないで参加してきました。全園児が参加する中、怖がる様子もなくひまわり組のお兄さんお姉さんが献灯献花をしているのを見てきました。最後には自分たちもガーベラのお花を一本ずつ持って献花してきました。みんな上手に頑張っていました。
お部屋に帰ってきて身体測定をした後、朝の希望どうり園庭に雪遊びに行きました。寒い中みんな元気に遊んでいました。
ホール、身体測定、園庭遊びと盛りだくさんでしたがお友達と仲良く手をつないでホールに移動したり幼児組さんと一緒に行事に参加しふじ2組の子ども達にかかわってくれる様子を見て雪で寒いけれど子ども達の心のつながりを感じて心が温かくなりました。Y.N
みんなで献花に参加しました
元気に雪遊び
◆静寂にそして、シンシンと魅力的な日 (ふじ3)
祈りのお花を捧げています…
朝方から降った雪は様々な世界を真っ白に染めてくれました。
そして今日はお釈迦様が亡くなられた涅槃会です。
今日は10時からの式典に参加しました。壇上に掲げてある涅槃の絵をみながらお釈迦様が横になられていたり、その周りにぞうさんやうさぎさんもいるけど目をつむって悲しんでいる表情もなにかしら感じ取っていたようです。
年長組さんの奉献が始まると捧げるひとつずつをじっくり見て「ろうそくなの?…」「次はなに?」と捧げているものを尋ねながら参加していました。
園長先生のお話やインドのお話、そして紙芝居を見た後に一人ずつガーベラのお花を捧げました。
ガーベラの花言葉は「希望」「冒険心」「神秘」「崇高な美」…。
2月15日の本当の意味はこれから少しずつ分かって行くことでしょう。ガーベラのお花を捧げて尊いことと繋がっていることを感じさせてくれたように思います。
『合掌』
こんな小さな手で自然に手を胸に合わせることが出来ることに尊さを感じます。
式典中、カーテンの外は魅力的な❄、雪、ゆきです。外に行きたい気持ちがいっぱいです。
身支度を整えて園庭でも雪遊びを楽しみました。雪山に足跡をつけてペタペタしたり雪玉を作ったり走り回ったり…
~庭かけまわる♫~元気な子どもたちでした。(S.C)
式典が始まるのを涅槃絵を見ながら待っています。
雪の築山に足跡をつけて踏みしめています。
◆幼児さんと一緒に (きく)
深々と雪が降り出し寒い一日ですが、子ども達は元気いっぱい!
「雪だね~」「寒いね~」と思い思いに感じていました。
今日は、ホールで涅槃会に参加しました。「御仏様が亡くなった日なんだよ」と伝えると子ども達なりに何かを感じてくれているようでした。
ホールでは、全クラスが集まってたくさんいる中でしたが、保育者のお話しをとてもよく聞いていて、子ども達の成長を感じました。
幼児さんと一緒に、〇〇君が両手を合わせて立っている姿は、とても微笑ましい姿でした。
ちょっぴり緊張しつつも、花を手に持ち献花をしている姿は、とても凛々しく見えました。
部屋に戻り、窓の外を見ていると、雪の中に飛び出して行く幼児さんを見つけて、△△君が「おにいさんたち、そとにでてるよ~!!」と知らせに来てくれたので、見に行くとたくさんの幼児さんが出ていたので、「出たい人はお外に行こう」と声を掛けると大喜びで「お外行ってもいい?」「◇◇ちゃんは〇?」と聞きに来るほど、嬉しそうな表情で身支度を整えていました。
園庭に出ると◇◇ちゃんが「せんせい~みて~ゆきつめたいね~!!」と大喜び。雪合戦をしていた幼児さんを見て、雪を丸めて「えぃ!!」と投げて楽しんでいました。
色んな事を幼児さんの姿を見て、真似してやってみている姿に大きな成長を感じました。
(M・Y)
◆思いやりの気持ち (たんぽぽ)
朝の会、みんなで丸くなってお顔をみながら・・・♡
昨日は、お忙しい中、保護者懇談会にご参加いただきありがとうございました!お仕事の都合などでご参加いただけなかった方も、お配りした資料などを見ていただき、わからないこと、気になることがあれば、いつでも聞いてください。これからも保護者の方と一緒に子どもたちの毎日を大切に見守っていきたいと思います。
さて、今日からお部屋の環境がまた少し変わりました。ミニランチルームを作り、きく・たんぽぽ一緒に給食やおやつを食べたり、今まで以上に交流を持てる環境にしました。子どもたちの気持ち、行動にどんな変化が見られるか、、、楽しみです♪
10時からは、ホールで「涅槃会(ねはんえ)」の式に参加しました。ホールに行く前に、「涅槃会」がどんな日かお話しました。わかりやすく伝えようと思い、「みほとけ様が死んでしまった日なんだよ。」と話すと、◎ちゃんが「かわいそう・・・」とつぶやきました。「死んでしまうってどうなること?」とちょっと難しい質問もしてみました。「なくなっちゃうこと。」と〇くん。
「大好きなみほとけ様が死んでしまったから、ぞうさんやうさぎさん、おさるさんたちも悲しくって、みんな泣いたんだよ。」というお話をしてから、ホールに行くと、大きな絵がかけてありました。横になったみほとけ様の周りに、動物たちが集まって、悲しんでいる絵です。それを見た子どもたちの口からは、またいろんなつぶやきが。。。「ぞうさんも死んじゃったのかな。」いやいや、ぞうさんは悲しくって泣いているんだよと思いましたが、確かに絵を見ると、目をつぶって寝ているようにも見えます。「みほとけ様、どうして死んじゃったの?」「おじいさんになって、病気になってしまったの。」「どうしておじいさんになったの?」・・・と、興味を持って参加する姿が印象的でした。
昨日の懇談会で、「この一年、お子様と過ごす毎日の中でうれしかったこと」を一言ずつ話していただきました。その中で出た話の一つに「お母さんやお父さんが具合の悪かったときに、優しい言葉をかけてくれたり、思いやりの気持ちが育ってきたこと」という話がありました。今日の涅槃会を通した中でも、子どもたちから、思いやりのある言葉が出て、それぞれの中で、豊かな感情が育っていることをあらためて感じることができました。
(T.M)
みほとけ様の絵や年長さんの奉献を身を乗り出して見ています。
一人一本お花をお供えしました。きちんと手を合わせる姿もとても素敵です。
◆守られてる (うみグループ)
今日は涅槃会でした。
涅槃会とはお釈迦様(み仏さま)がお亡くなりになられた日のことです。
昨日のおやつ後にビデオをみて理解していたため、今日は何の日かわかっていました!
ホールにはつぼみ・ふじ・きく・たんぽぽ・うみ・にじ・そら、みんなが集まりました。 年長の代表による奉献。そして、年長全員での奉献。年長の子どもたちの真剣な様子をももゆりさんたちや0.1.2歳の子どもたちが後ろから見守っていました。ゆりぐみの⚪︎くんは「年長さんかっこい!」とつぶやいていました。献花をするときも年長さんの奉献の真似をしたりと憧れてる姿が見えました!
その後、園長先生のお話を聞くと、⚪︎くんが目に涙を浮かべていました。理由を聞くと、「お釈迦様がいなくて寂しいの…」「お釈迦様がいなくて守ってもらえないから寂しい…」とのことでした。こんなことを考えていたんだと驚きましたが、「でも大丈夫だよ!園長先生なんて言ってくれた?」と聞くと、「お空から守ってくれてる!」と思い出し、安堵の表情を浮かべていました!
子どもたちの思わぬ発想などは驚かされるばかりです。 お釈迦様も見守ってくださっている子どもたち。
これからの成長が楽しみですね!
(K.E)
◆雪、ふたたび(にじグループ)
東京は、またまた雪景色で、園庭は真っ白!!
子どもたちは、もちろん、「外で遊べる??」「雪合戦したい!!」と大興奮です。
「じゃあ、今よりも雪の粒が小さくなったら園庭に行こう!」と約束をして、ホールで行う涅槃会に参加しました。
集会中も、どこかソワソワしている子どもたち。
「お外行けるかな…」会話が聞えてくるほどでした。
その中、ひまわり組は、全員で奉献。
ペンライトを使って、素敵に御宝前を飾ることが出来ました。
お釈迦様の亡くなられたインドの話に耳を傾け、問いかけにも答える様子が印象的でした。
涅槃会が終わると、一気に雪モード!!
「さっきより、粒小さいよ!!」「園庭行ってきまーす!!」と、ジャンバーに手袋、マフラーをして飛び出していきました。
もちろん、保育士も負けてはいません。
しっかり着込み、手袋に長靴姿で、子どもたちと真剣に雪合戦で対決です。
先日の雪遊びで、雪玉作りも慣れてきた子どもたち。
大きな雪玉を持って、そーっと近づき投げる、その後を追いかけて投げ返す・・・。
「寒いねー!!」と言いながら出てきた園庭ですが、帰るころには寒さも忘れてしまうほどで、中には「暑くて汗かいた…」とつぶやく子どももいました。
保育士も、童心に帰り、子どもと一緒に雪遊びを楽しみました。
スキー場に行かないと経験ができない雪遊びがこんなにたくさん出来て、子どもも大人も貴重な体験になりました。
園庭にいた子どもたちの気になっていることが1つ。
プールに張っている氷が、いつになったらスケートが出来るくらい凍るのか。
今日は、シャーベット状態だったので、まだまだだ・・・と観察していました。
スケートが出来る日がくるといいですね!
(E.Y)
涅槃会
◆一緒にいると見えるもの。(そらグループ)
献花をしました。
外は一面真っ白な雪。子どもたちの目はキラキラ輝いています。
そんな今日は涅槃会でした。年長さんの奉献、献灯は心がこもったとても素晴らしいものでした。その姿をじっと見つめていたもも・ゆり組さん。心がこもったものは、自然と周りの人の心も動かすのだなと思いました。
涅槃会の大型紙芝居が始まり、幕の裏でマイクを使って声を出していたのですが、紙芝居のある方ではなく、天井の方を見上げる子どもたち。
どこから声がするの?といった感じで辺りを探しているようです。とても面白い姿でした。
一人一本ずつ献花をしたあとは、いざ園庭へ♪
雪合戦をしたり、雪だるまを作ろうとしてみたり、存分に遊びました。
〇ちゃんが雪を触りながら「なんか美味しそう。」とポツリ。「ほんとだね。何味だろうね?」と保育士が声をかけると、「んー・・・バニラじゃない?」とのお答えが。
すると、そばにいた△ちゃんが「えー、違うよ。」と言います。「△ちゃんは何味だと思う?」と聞くと、「・・・わかんない。」それを見ていた◇くんが「じゃあ、食べてみればいいじゃん。」とぽそりと言います。
△ちゃんは「だめだよ。お腹痛くなっちゃうもん。」◇くんはぺろっと真っ白な部分の雪をなめてみていました。しかし一回だけではわからないようです。
もう一度ぺろっ。「舐めた時は冷たいだけしかわかんないけど、飲むと水みたいな味するよ。」
本当の味がわかったあとは、何の味だったら嬉しいかの話しへ展開していきました。
そばで話を聞いているだけでも、わくわく感が伝わってきます。
季節がくれる贈り物を、体中で味わう子どもたち。
その中で、一人ひとりの言葉や表現を見ることができ、子どもたちの発見を共有して一緒に喜ぶことができたらと思います。その発見がさらに明日へのわくわくへと繋がっていけるように大事にに関わっていきたいと思う今日でした。(M.E)
みんな真剣に見入っています。
いつもとは違う景色にわくわく・・・♪
Posted in 園のこだわり