◆2月4日(火)の子どもたち
2014年02月04日 火曜日
◆大切に・・・ (つぼみ)
以前、節分で鬼をやっつける為に作った豆(玉)作りを新聞紙で行いました。その時の子ども達の楽しそうな姿が印象的でしたので本日、第二回新聞紙あそびが開催されました。
ですが、いざ新聞紙を手にとってみても子ども達はどうやって遊んだらいいかな?と考えていたように見えましたので一枚新聞紙を広げて子ども達と日頃やっているわらべうたのリズムに乗せてひらひら動かしてみました。
♫「上から下から大風こい!こいこいこい!」
聞きなれているリズムに一気に引き込まれ、子ども達は得意気に遊び始めます。
ひらひらひら・・・もうこれで新聞紙との距離は一気に縮まりましたね。そしてひらひらからビリビリ、次にぐちゃぐちゃ・・・色々な遊び方へと変化を見せていた新聞紙です。
色々とやってみようとするつぼみぐみのお友だち。保育士がちょっときっかけ(例えばビリビリをして見せたり、新聞紙のカーテンを用意してみたりなど)を作ってみると子ども達はそれらに気づき、すぐ反応を見せてくれます。そんな中、黙々とかごに破かれた新聞紙や新聞紙の玉を集める〇くんの姿がありました。〇くんは両手をいっぱいに広げてかごを持ちます。そして拾う度にかごを置き、手を伸ばし入れてはまた次の所へ向かっていました。こういった姿は他の所でも見られているのですがかごを持ち上げる度に、そして移動する度に中に入っている新聞紙達が落ちないようにそーっとそーっとバランスを取りながら歩いていたのです。今までは、持って歩くことが嬉しくて中から落ちても気付くこともなく・・・でも、今は集めた物が落ちないようにと大切にしている姿が生まれ、そういった心の変化は素敵だなと思いました。
ぼくの・わたしの大切なもの・・・
どんどん増えていくのですね☆
K・E
◆友達っていいね❤ (ふじ)
かんぱ~い!?
今日は、ふじ1、2、3の子どもたちを2チームに分けて、チーム1は、ふじ3組で遊び、チーム2は、ふじ2組で遊びました。
クラスの子どもたちだけでなくそばにいる子の遊ぶ姿を見て同じように遊んでみようかな~と遊びだしとても賑やかに楽しいひと時を過ごしているようでした。
一通り遊びこむと納得したようで体を動かしたくてそわそわ…。
チーム1は、廊下でコンビカーを走らせ大喜び!!ぶつからないように上手によけていました。
そのバランス感覚は、すごいです。ハンドルさばきのバランスの素晴らしさに足で蹴飛ばす力は、強く一人一人の成長を感じました!!
給食の準備ができたことがわかると廊下の奥の片づけ場所に吸い込まれるかのように一台、また一台と入っていき保育者の言葉を聞いて行動できる姿にまたまた成長を感じました。
チーム2は、テラスに出てボールやシャボン玉を用意しておくと吹き方を教えてもらいふ~ぅっと吹いては、シャボン玉を飛ばすことを楽しんでいました。
もちろん片づけもばっちりしてくれました。
その延長で給食も食べてみました。いつもと違う顔ぶれに興味津々。○ちゃんは、周りの子が食べる姿から一緒に食べてみようという姿が…。
今まで見られなかった姿が…。また、ちがうテーブルでは、食材をつまみ「これは、きのこ」「これは、ごぼう!!しゃきしゃきだね~」と会話する姿から、ふじ1の△くんが嬉しそうに「ごぼう!」と食べ物の名前を言っていました。
保育者からの刺激よりも子どもたち同士の刺激のほうが大きく大満足そうでした。
今後もこのような体験ができるようにしていきたいと思います。
(T.Y)
遊びのあと…(チーム1)
寒さに負けず!シャボン玉とばそ~☆(チーム2)
◆初めての☆ (きく)
今日は昨日とは違って寒く、雨のちらつくお天気だったので、室内で過ごしました。
朝の会からいつもとは違う雰囲気になんだかソワソワ・・・皆の顔が見れるので、嬉しそうでした。
朝の会の最後に「何だかいつもと違うみたいだけど、何が違うかな~?」と尋ねると〇〇君が「いすがまるくなってるね~」△△ちゃんが「みんなのおかおがよくみえるね~」と嬉しそうに答えてくれていました。
そのままの形で今日は、初めての「フルーツバスケット」にチャレンジ!
りんご・バナナ・メロンと好きなフルーツのカードをもらい首からさげると・・・保育者が「リンゴの人~!」の掛け声にリンゴチームが椅子移動、続けてメロンチームもバナナチームも同じ形で繰り返し楽しんでいると、何だか面白く感じて来たようで自分チームが呼ばれないかと、ドキドキ・ワクワクした表情で待っていました。
次は少し難しく、椅子を一つ減らして真ん中に一人が残ったら、残った人が好きなフルーツを言う形でやってみました。
真ん中に残ったお友達に保育者が「フルーツは何が良い?」と尋ねると◇◇ちゃんは「バナナの人~!」と緊張した様子で顔を赤らめながらも、答えて繰り返し楽しんでいました。
最後は「フルーツバスケット!」と言って全員で動くのもやってみつつ気づくと30分も集中して楽しんでいました。
その後も何人かで残り、少人数での「フルーツバスケット」も楽しんでやっていました。
長い時間一つのゲームを集中して楽しむことができて、驚きとともに嬉しく感じた瞬間でした!!
(M・Y)
「バナナの人~!!」「わぁ~!!」 少人数でのフルーツバスケット♪
◆てぶくろ (たんぽぽ)
準備をする保育士の周りに集まって・・・。「はやくやりたい!」の気持ちが溢れています。
朝の集まりで、「今日のお天気は~?」と聞くと、「あめとゆきだよ!」とおうちで聞いてきた情報を教えてくれた子がいました。「そうなんだ。今日は雪が降るかもしれないね。」と言うと、「ゆきだるま、つくりたーい!」や「すべりたい!」の声が。去年の冬には、まだ雪がなんなのか分かってない子がほとんどだったけど、いろんな知識も増え、すっかり物知りになりました。この一年間の成長がそんな会話の節々にも感じられます♪さてさて、雪はどうでしょうか。。
冬の有名な絵本で、「てぶくろ」というお話があります。雪の降る日に、おじいさんが森で落とした手袋の中に、いろんな動物が入ってくる楽しい絵本。。朝、みんなで見ました。そのあと、室内で遊んでいる時に、お部屋の一角に「てぶくろ作ろうコーナー」を開設。手袋の形に切った紙にたくさん穴が開いていて、そこに好きな色の毛糸を通していくのです。最近、手先、指先がさらに器用になってきた子どもたちにどうかな~と思い、用意したこの遊び、もちろん興味深々のみんなです。
「赤でやったら、かわいいから♡」と赤い毛糸だけを使って、穴に通す〇ちゃん。いろんな色でカラフルな手袋を作る◎くん。毛糸を最後まで引っ張らずにびよんびよんとたるんでしまっているけれど、「ほら、できた!」と満足気な△ちゃん。
今日もさまざま、それぞれの楽しみ方で、いろんな姿を見せてくれる子どもたち。その楽しみかたの数だけ、それぞれ違ったステキなてぶくろが出来上がりました。
(T.M)
チクチク・・・縫い物をしているみたいですね~。やりながら、何度もあくびをする◇くん。「縫い物すると、眠くなるのよ~」という感じ(笑)
できた~!!
◆ももぐみさんはなにするの? (もも)
元気いっぱい!!
今日は、朝の会が終わりすぐに年齢ごとの活動を行いました。
ももぐみみんなが集まると、以前はワイワイガヤガヤ…いろんなところで戦いごっこや喧嘩勃発!だったのですが、今日のももぐみはなんだか違いました。
保育者が前で話し始めると、何のお話だろうー?と耳を傾ける姿が・・・
『もう少ししたらみんなはひとつ大きくなってお兄さん・お姉さんのクラスになるよね?』と尋ねると、『うんうん』と真剣な眼差しでお話を聞いています。
『お父さん・お母さんにこんなに元気に大きくなったよ!って教えてあげれるかな〜?』と問うと『できるー!!』と元気いっぱいの返事がかえってきました。
ももぐみのやることを伝え、みんなでやってみることに…
披露するひとつに、ペアになって手遊びを行うものがあるのですが、普段あまり乗り気ではない◎ちゃんが今日も保育者の近くでなんだか浮かない様子。
そんな◎ちゃんのペアは、違うグループのお友達になりました。ペアになった◇ちゃんも積極的なタイプではありませんでしたが、手をつないで◎ちゃんを引っ張る形に…
(このペアはどうするかなぁ)と見守っていると、特に会話がなかったものの、なんだか嬉しそうに楽しそうにやってる姿が!!言葉はなかったかもしれませんが、気持ちで通じ合った瞬間がみれた気がしました。
こちらが、ああやって、こうやって…と言わなくても子どもたち同士で理解し、解決し、実践していくのですね。
時間が経ってくると、いろんなところで戦いごっこやちょっとした言い合いが発生したのも、もも組さんらしさですね。(笑)
(H.A)
にんじゃの姿であそんじゃえ〜
◆ゆりぐみさんだけのヒ・ミ・ツ(ゆり)
今日は朝の会の後、ゆり組さんだけ集まってオペレッタの練習をしました。
ゆり組さんだけの秘密という言葉を聞くと、おめめがキラキラお顔はニヤニヤ(笑)
まずどんな役があったかな?と子どもたちと確認していくと、妖精!たぬき!うさぎ!ことり!とちゃーんと覚えていました。素晴らしいです!
お父さん、お母さんの前で披露することなどいくつか保育士が話すと、とても真剣に耳を傾けています。
何の役をやりたいか子どもたちに考えてもらい、役ごとに分かれてみました。
まだ考え中の子もいたので、最初はお客さんになって見てもらいながら考えてもらうことに。
そして2チームに分かれていざ挑戦!
ちょっと恥ずかしそうに、でもわくわくしながら踊りだす子どもたち。
お客さん役の子どもたちも、じーっと見つめたり、音楽に合わせて体を揺らしたり、真似して一緒に踊ってみたり・・・。
一回目が終わり、お客さん役の子にオペレッタを見てどう思ったか感想を聞いてみることにしました。
「かわいかった!」と恥ずかしそうに答えるお客さん。
でも、その言葉を聞いてオペレッタをやっていた子どもたちはとっても嬉しそう。
今度はお客さん役と演じる方を交代して挑戦!
すると、最初は考え中といっていた△くんと◇くんが自分から舞台のほうへ移動しました。
「何の役やるか決まった?」と聞くと、「たぬきやる!」と笑顔で答えてくれました。
そして終わったあとはまたまたお客さんに感想を聞きます。
「かわいかった!」「素敵だった!」という言葉に大満足の様子でした。
「今日みんなで集まってやるのはここまで。今度はお面とかステッキ作ろうね。」と声をかけると、「今作りたい!」という子がたくさんいました。
そこで、保育士と一緒にお面やステッキ作りがはじまります。
オペレッタの曲を口ずさみながら色を塗ったり、折り紙でハートを折ったり・・・。
◎ちゃんは、ことり役。こちらが声をかけていないのに、「小鳥さんの羽作りたいから、うみグループ行ってきます!」と大張り切り。
そんな子どもたちの姿を見ていると、舞台の上で演じることだけが全てではなく、衣装を考えてみたり、小道具を作ったり、様々な角度から子どもたちの姿を見ていくことで、より子どもたちの気持ちに寄り添っていけるのではないかなと感じることができました。
上手にできたらそれはもちろん最高!
けれど、本番を楽しみにしながら練習する子どもの気持ちがなによりも最高なのではないかなと思います。
そんな子どもたちの姿をこれからもお伝えしていきます♪(M.E)
◆自分の意見(ひまわり)
今日は、年齢ごとに集まっての活動。
ひまわり組は、ホールに集合しました。
「新しいオペレッタを年長さんにやってもらいたいんだけど、どう思う??」と聞くと、「いいよ!」「えー!!」と反応は賛否両論!!
「知っているお話だよ」など、なんとかみんなが「いいよ!」と言ってくれるように試みますが、なかなかうまくはいきません。
そこで登場するのが【劇団 いくじえん】
幼児組の保育士たちがアトラクションの為に、時々結成される劇団(??)
本日は年長さんのために、新しいオペレッタ『くまどんときつねどん』を上演してくれました。
実力派が揃っているので、みんながオペレッタの世界に引き込まれていきます。
終了後に『くまどんときつねどん』か以前やった『ねんころカメのこもりうた』のどちらがやってみたいかを聞いてみると、さっきまで「えー!!」といっていた子も手をあげてくれました。
その後、もう少し具体的に、どの役がやってみたいのかを聞いてみました。
好きなようにやりたいものに手をあげていった子どもたち。
どうしても出番の多い役や可愛らしい役に集中していきますが、保育士は何も言いません。
すると、「この役は〇人いるから、こっちの役やる!」と移動してくれる子がいました。
さすがに年長さんですね!!
その後は、人数のバランスは揃っていませんが、今やりたい役でオペレッタをやってみる事になりました。
小道具もなく、動きも全く伝えてはいませんが、音楽に合わせ、見よう見まねで演じ切っていました。
「もう1回やろうよ!!」リクエストをしてくる子もいました。
給食の時間に近づいたため、今日は1回づつで終わりにしましたが、子どもたちと相談しながら、楽しんで参加できるオペレッタを作っていきたいと思います。
「これがやりたい」
「オペレッタはやりたくない」
「人数が少ないのをやるよ」
どれも、子どもたち一人一人が出した意見です。
正解も不正解もありません。
でも、ただ自分の意見ばかりではまとまっていきません。
オペレッタを作り上げていく中で、いろんな考え方があることを知って、どうしたらまとまっていけるかを感じてもらえるような関わりをしていかないと・・・と、改めて感じました。(E.Y)
Posted in 園のこだわり