2014年 杉並区新年賀詞交換会
2014年01月08日 水曜日
杉並公会堂で行われた杉並区新年賀詞交歓会に参加しました。昨年「人間国宝」になられた狂言師:山本東次郎先生も参加され、新年を祝うとともに諸課題に対するビジョンを共有することも意義あることだと思います。
田中区長からは、昨年は伊豆大島やフィリピンでの大災害、2020年東京オリンピック開催決定などさまざまな出来事がありました。杉並区においては保育園待機児童問題、老人施設への待機問題など子どもと老人の課題は現行のシステムでは立ち行かなくなっていることが顕在化した年でもありました。人口高齢化が進み65歳以上人口は20%を超え、25年後には40%に達すると予測されています。
少子化で人口減少になり老人が増加すると住民サービスに直結する税収入が減少し、その反面では医療等の社会保障費用が増大することが危惧されています。こうした現状を手をこまねいて先送りすることはできません。今できることをできる限りのことを、時代とともに変化していくこと、将来を見誤ることなく取り組むことです。
さらには老朽化した区立施設の再編成や大震災に対するための狭あい道路の拡張整備は、保育園増園と老人施設の充実と共に喫緊の課題です。それらを整備しつつ、緑の住宅都市杉並を実現してきましょう。(文責:園長)
と力強く抱負を語っていらっしゃいました。
杉並区の2014年目標の一つに、保育の待機児童対策の推進が掲げられています。4月には13か所の保育施設が新規開設され、新たに約500人の保育定員が確保できる見込みです。今後も認可保育園を核として保育施設整備を着実に進めることになっています。
第2部では杉並区児童合唱団が童謡唱歌(うさぎのダンス、桃太郎、月の砂漠など)を30分間全28曲メドレーを踊りを交えて披露しました。昭和39年に誕生した合唱団は3歳から大学生まで190人の団員がいるそうで、児童合唱団では未知の分野だった「合唱ミュージカル」の開発にも力を注ぎました。定期演奏会ニューイヤーコンサートや各地への招聘演奏、CMレコーディングなどを行っています。2014年創設50周年を迎え更なる活躍が期待されています。
杉並区のPR活動の一つとして、今年度中に車のご当地ナンバー制度『杉並』ナンバーが開始されることになっています。今までの練馬ナンバーから杉並ナンバーになる効果として、地域の一体化や地域知名度の向上による地域振興等の活性化、区への愛郷心・愛着が高まると期待されています。
Posted in 前園長(11代)須田 益朗の実践ブログ