◆1月31日(金)の子どもたち
2014年01月31日 金曜日
◆「どうぞ」の気持ち(つぼみ)
ゆらゆら~
つぼみ組の子ども達の言葉もだいぶ単語が聞こえてくるようになってきました。
中には「どうぞ」なんて言う子もでてきました。
園庭に出て思い思いに過ごしますがやはり何人かは集まっている姿を見かけます。そんな中遊びたいモノが一緒だったりすれば当然モノの取り合いが出てきますね。しかし最近覚えた魔法の言葉、「どうぞ」。「どうぞ」を言いたくて譲ってあげるような場面も見られます。
今日はボールが大人気!ふじ1組の〇〇くんと保育者のボールのやりとりを見てつぼみ組の△△ちゃん、◆◆ちゃんもそれぞれにボールを持ってきました。ころころころ~
しかし〇〇くんが遠くに転がったボールを追う元気がなくなってしまってしゃがみ込みました。するとその様子を見ていた△△ちゃん。そのボールのところまで、自分のボールを抱えたまま走り出します。どうするのかな?と見ていると、〇〇くんのボールを渡してあげようとしていたのです。でも自分の手には自分の大切なボール・・・しばらく迷っていました。2つのボールを持ってみようとしたり・・・でも自分のボールは手放せない、でも2個は持てないよ。そこで「〇〇~(△△ちゃんが〇〇くんを呼ぶ呼び方)」で呼んで「ここ!」と指を指しています。そして手招き。その顔は真剣でした。その表情が伝わったのか〇〇くんもボールの所まで向かいます。2人はニッコリ。思いが伝わりましたね。
そのあと△△ちゃんは自分のボールをゆりかごスィングに乗せてゆーらゆら。その周りには◆◆ちゃんと★★くん。3人でなにやら話し合っています。ニコニコニコニコして楽しそう。とても癒されました❤
さてご飯の時間です。椅子に座ってあとはご飯が来るのを待つだけ!という時に☆☆くんがエプロンを落としました。すると、隣に座っていた■■くんが「あい!!!」と拾って渡してくれたのです。その二人もニコニコニコ。まだ単語は出ませんが「どうぞ」の気持ちをくれました。
みんな自然とこんな風にできるんですね。普段からおうちの方の愛情をたくさんもらってすくすく育つ子ども達。私も刺激をうけました。ありがとう!!!(kh)
大きいボール❤
どうぞ
◆ひみつきち(ふじ1)
「おーーーーい!!!!!」
今日はとても暖かい日で過ごしやすい一日ですね。朝から賑やかなふじ1組さん。なぜかというと今日はお母さん先生が保育士体験♫お母さん先生のそばに集まって甘えてみたり…また違った様子が見られました♪いつも自分でやっていることも今日はなんだかやってもらうこともあり嬉しそうにしていました。お母さんパワーってやっぱりすごいですね。私の、僕のお母さんではないですが子どもたちにとってお母さんという大きい存在にはいっぱい甘えたくなりますよね♪
園庭でお母さん先生と砂場で遊ぶ〇くんと△くんと◇くん。小さい壁に囲まれた砂場へと保育士が入ると続いて入ってくる〇くん、そして△くん、そして◇くんも恐る恐る砂場へ。みんなで入るとまず座ってお互いの顔を見合わせ笑っています♪僕たち三人しかいない小さい秘密基地。笑いが連鎖して興奮気味。保育士が「お~い」と呼ぶと子どもたちも外にいるお母さん先生に「お~い」と真似っこ。お母さん先生もひょこっと顔を出すとさらに面白く笑いが起こります。そこには砂場しかないのですがお母さん先生と子どもたちの愉快なやり取りが繰り広げられました。見ていると入口付近からお母さんの手が…秘密基地に入っていくとその手に驚いて「わぁーーーー!」と叫んで逃げて、でもその楽しさを味わうため再びまた座って、お母さんの手を待ったいたり…☆
子どもたちは大きい声でげらげら笑っていてとっても楽しそうでした♫
たくさん遊んだあとは「お水飲みに行こうよ~!」と誘うと子どもたち同士で乾杯をしたりお母さん先生と「かんぱ~い」と休憩。存分に遊びこんだあとのお水はおいしくておかわり!みんなで飲むお水もおいしいようです。
給食の時も一生懸命、お母さんにお話ししようとする姿もみられ微笑ましかったです。
お母さん今日は本当にありがとうございました。是非またお待ちしております!
(Y.E)
乾杯~♫
一緒に食べたよ~!
◆どうぞ(ふじ2)
きれいなお花
今日はとてもよい天気だったので園庭でたくさん遊びました。
自転車置き場の入口から外階段までの花壇に新しいお花が植えられていました。きれいなお花に気付き見ていました。
お花を見ていた〇〇ちゃんはウッドデッキの下にコップを発見しウッドデッキの下に潜り込んでコップを取ってきました。コップの中には泥が入っていて「きたない」と言って一生懸命コップを裏っかえして地面にコンコンコンと叩いて中の泥を出していました。なかなかきれいに出てこないので保育者に「でない」とコップを渡してきたのですが泥はきれいに取れません。水道で洗うと喜んで受取って丸太小屋の横のベンチに行き一緒に座るとコップから飲む真似をしていました。保育者にも「どうぞ」と飲み物を勧めてくれました。それを見ていた☆☆くんはお皿に小石を3つ入れたものとシャベルを持って来てシャベルを渡して食べるように勧めてくれました。面白いのはシャベルで2つ小石をすくい食べる真似をして☆☆くんに返すと残った小さな石も指を指して残っていることを教えてくれました。いつも給食の時に「これもたべてみる」と言うのを真似しているようでした。〇〇ちゃん、☆☆くんおもてなし、ありがとうございました。Y.N
よいしょよいしょ
どうぞ
◆たのもしい 仲間 (ふじ3)
くつした こうやって!
ポカポカ陽気に包まれてお外日和になりました。身支度を整えることも「じぶんで…。」とはきやすいように縮まっているズボンに手を伸ばしかけるとそんな声が聞こえてきます。大丈夫だよと言わんばかりに自ら手を離して行ける時だからこそ、何かあっても解決していく方法を子ども同士で触れ合って決めてみたり泣いてもまた笑顔で声をかけ合いそのひとつずつで絆を確かめているようです。
靴下がうまく履けなくて困っている〇くんに傍に行って助けてあげようとしたり、園庭に出ると帽子をかぶっていない◎くんに気付いて見つけて届けてくれたり…みんな、友達のことをとても大切に思ってくれることを喜びつつ子ども同士の力を信じきれる安心感を感じています。
言葉も豊かになっています。砂遊びをしているとコップにいっぱいの砂をつめて「コーヒーどうぞ~。」と運んできた☆くん。飲む真似をしようとすると「コーヒーはおとながのむものね。」と言葉をそえてくれたりします。手を洗っていてもいっぱいみずを出していると「もったいないよ。」と伝えあっています。ヘェ〜いろんな言葉を知ってるんだね~と驚いてしまいます。
たくさんの言葉を覚えて話して会話して…さらに、更に楽しいコミュニケーションが深まります。(S.C)
きいろいボールさがしてるの…
今日はコロッケ 待ちきれな~い!
◆「おには~そと!!」(きく)
今日はお部屋の中で節分に向けて、新聞紙で豆づくりをしました。
「鬼が来たらどうやって退治する~?」という声掛けに対して、〇〇君は戦うポーズをして見せたり、△△ちゃんは「怖いからやだ~」と言ったりしていたので、
「おに退治をするには、豆が一番良いんだよ」と伝えて、「豆をたくさん作ろうねー」と新聞紙を差し出すと「こっちにもちょうだい!」「新聞紙もっとちょうだい!」とたくさん「ぎゅぎゅ・・・」といいながら楽しんで作り、出来ると「出来た~!」と大喜びで見せてくれていました。
たくさん段ボールの中に「豆ボール」が溜まって来て、「いっぱいになってきたけど、どうかな?」と尋ねると「おにがきたときに、まめがなくなってやつけられないから・・・」と再び豆づくり再開。
再びたくさんになってきたところで、「いっぱいになってきたけど、どうかな?」と尋ねると
◇◇君が「まだまだすくないよ~、おにがきたらまめがなくなってやられちゃう」と言っていたので再び豆づくり再開。
豆まき本番に向けて考えて、会話をしながらたくさんの「豆ボール」を楽しみながら作る姿をみて、幼児さんに向けて成長する姿を身近に感じられて素敵な一時でした!!
(M・Y)
「せんせい~!!できたよ~!!」
鬼が来たときの為に練習中~「おには~そと!!」
◆おしゃれな箱。(たんぽぽ)
はさみチョキチョキ。真剣です・・・
1月も早いもので今日で最後です。あっという間ですね。2月のはじめと言えば節分です。子どもたちは近々鬼が来るのではないかと、新聞紙で豆づくりをして「おにはそとーー」っと鬼退治の練習に励んでいます。
豆は先日作ったので、今日はお手製豆を入れる升づくりをしました。白いダンボール箱を見せ「これ、おしゃれにしてくれる?」と聞くとみんなして、うんうん。と頷きました。
今日はいつもとは違う道具「はさみ」の登場です。3人ずつ声をかけ、順番に始めます。初めははさみの使い方を話します。「人に向けていいんだっけ?」「渡すときはキラキラの方を持ってね」など伝えると真剣な様子で聞いていました。いざ、千代紙を渡し、ハサミを渡すと各々切りはじめます。なんだか危なっかしい手つきですが、ものすごく真剣な表情・・・。紙を持つ手に力が入ります。「ちょきん」はできても「ちょきちょき」はなかなかの難題。
真剣になり過ぎて、つい口からよだれが・・なんて子も(笑)切り終わると「ふぅ~」っとため息で「できたよーー」と見せてくれ「もう一回!」とまた真剣な時間の始まりです。一人、2、3枚ずつ切ってはさみタイムは終了です。
次に登場したのは「のり」です。今日は初めてでんぷんのりを使いました。大きなバケツからのりを取り分けると「おおーー」と歓声が上がります。「わぁーいいにおい」「おいしそうだねー」なんて言いだすものですから「食べられないからね!!」とあわてて伝えるなんて場面も。
指でちょんってつけて塗るんだよ。と話すとさっそくぬりぬり・・・。のりの感触ににやりと笑みがこぼれます。つけすぎてもべとべと。少なすぎるとくっつかない。微妙な量の調節が子どもたちは少し難しいところですが、指にとったのりを「このくらい?」「たっぷり?」としきりに聞いてはそれが楽しそうでした。一つ貼り終わるたびに「もういっこやっていい??」がお決まりのセリフです。
手がベタベタになりながらも、たくさんの千代紙を貼り付け真っ白なダンボールもステキに変身。「おしゃれになったねー♡」と完成した箱を眺めて言う子どもたちでした。
さぁ、豆も升も準備はOKです。あとはみんなの度胸かな!?
週明けの節分が楽しみですね。
(K*S)
チョンチョンっと指に付けて今度はのりを塗ります。
のりを塗ったら箱にペタッと☆
◆みつけた!(うみグループ)
今日はおひさまが顔を出してくれ、子どもたちも元気に遊びました!
今日もサイエンスが空いていたので、入りたいと言ってきたももぐみ○ちゃんと△ちゃんとゆりぐみ◻︎くん。
たくさんのものがおいてあるサイエンスコーナー。その中に地球が浮くのがあります。土台が青く光るのですが、そこに地球を乗せるのではなく、いろんなものを乗せていました!「それ乗せるのじゃないよ!」と言いかけましたが、よくみるとちいさいビーカーやトルネードのガラスに反射して意外にきれいに輝いていたのです!
常識、マニュアルに囚われるのではなく、いろんな可能性や面白さがあることを感じた一瞬!
一緒に「きれいだね!すごいね!」と共有することができました!
(K.E)
◆キラキラリ☆(にじグループ)
朝の会などで、ひまわり組の卒園の歌を歌い始めているのですが、特に○ちゃんたち女の子は歌やピアノが好きで、保育士が弾き始めるとピアノの近くにきて歌っています。
そして楽譜をみて歌詞を追いながら上手に歌っているので、○ちゃんに「大きな紙に歌詞を書いてくれる?」と聞いてみました。「いつも先生が書くやつでしょ?やるー♪」と○ちゃん。
大きな紙を広げて○ちゃんが真剣に楽譜の歌詞をみながら、一文字ずつ丁寧に書いていく姿に、他のひまわり組さんやもも・ゆり組さんが集まってきました。
「なにやってるの?」「キラリキラリの歌をかいてるの。」
もも・ゆり組さんは、字を次々に書いていくお姉さんのことを、憧れの眼差しで見つめていたり、ひまわり組さんは「わたしもやりたい。」と、○ちゃんと一緒に書いていました。
「ここをペンでなぞればいい?」「何色にする?」「私はここからここまで字を書くね。」などなど、数人で話し合いながら取り組む姿はとても生き生きしていました。
また、スポーツが得意で園庭遊びが大好きなひまわり組△くんは、最近ぬりえ検定をすることが多く、今日も園庭には行かずに、お友達と塗り絵検定をしていました。
どうして園庭よりも塗り絵検定をするのか聞いてみると、「小学校にいくまでに、達人になるんだ!今はレベル9!」と笑顔で答えてくれました。
いろいろな遊びを選択できる環境の中で、どの遊びに興味を持つか、そのタイミングは子どもによってそれぞれ。大人は、子どもたちが主体的に取り組めるその日を、焦らずゆっくりと待っていきたいなと感じました。(S.S)
◆楽しみな時間。(そらグループ)
今日も朝から「オペレッタやりたい!」とやる気満々のひまわり組さん。
ホールに移動すると、「私はうさぎー!」と役が偏ってしまいました。
昨日は取り掛かったばかりだったので、やりたいものが偏ってしまってもまずは自分のやりたい役をやってみたのですが、今日はちょうど役と同じ5人がいて一人一役ずつあったので、「今日は、全部の役が決まったらはじめようか。ちょっと話し合ってみて。」と声をかけました。
丸くなり話し合いをはじめる5人。
最初はみんな譲らず、友だちが動いてくれるように誘導してみたりするのですが、なかなか決まりません。そこで、「今日は何回もオペレッタやるから、ずっと同じ役じゃなくてこのあとは変えてもいいんだよ。」と声をかけると、少し考えたあと「私、いのししやる!」と動いてくれた△ちゃん。
1回目をやり終えると、今度はこちらが声を掛けなくても自然と子どもたち同士で話し合う姿が見られます。最初の話し合いが嘘かのように、どの役もすぐに決まりいきいきと踊っていました。
回数を重ねていくたびに、お客さんの数も増えていきます。
ゆり組さんやもも組さんも見に来てくれました。
最初は椅子に座って見ていたのですが、だんだんと椅子から離れ、一緒になって踊り始めます。
ゆり組の◇ちゃんはひまわり組さんがやるオペレッタの曲をすっかり覚えたようで、歌いながら踊ったり、「○ちゃん、かめさん上手だね。かわいい~!」と嬉しそうに教えてくれたり楽しんでいる様子が伝わってきます。
ひまわり組の◎くんは、途中からやってきて保育士が後ろの方で踊っているのを見ながら真似をして踊っていました。ところが、舞台でやってみる?と誘っても「ううん。」と断っていたのです。
そんなことを何度か繰り返したあと、急に「ぼく、次いのししやる。」と言いました。
その姿に驚きながらも、舞台にたつと堂々と踊り始めたのです。
その時に◎くんのいつもとは違った姿を見ることができ、とても嬉しく思いました。
一人ひとりの表現の仕方、楽しみ方は様々でその個性に出会えることが私たちにとっては楽しみな瞬間です。
本番までの過程を楽しみながら、その過程を保護者の皆さんとも共有させて頂けたらなあと思っています。(M.E)
もも組さんもやりました♩
Posted in 園のこだわり