◆1月30日(木)の子どもたち
2014年01月30日 木曜日
◆スプーンが上手 (つぼみ)
最近、保護者の皆様から「スプーンを使うのが上手になってきました」との声が多く聞かれるようになりました。保育士同士でもちょうど同じ話題が出ていましたので以心伝心といいますか、一緒に子ども達の成長を見させて頂いているんだなと素直に嬉しく思いました。
そして、改めて“スプーン”に注目してみました。
手づかみはもちろんですが、片手には必ずと言っていい程スプーンを握りしめている姿が多く見られます。そんな中でもスプーンの使い方はそれぞれで面白いです。
スプーンが大好きでごはんよりもスプーンを先に求めることが多い〇くん。今日もまずはスプーンを手に取りスプーンをじっくり見ています。目の近くに持っていき睨むように見入って楽しそうでしたが、そのスプーンをごはんの所へ方向転換し持って行ってみました。すると〇くんの中ではごはんではなく味噌汁の方が良かったようで、すぐに味噌汁のおわんにスプーンを移動させていました。味噌汁をすくうのかな?と思いきや中でガチャガチャガチャ・・・すごく嬉しそうに混ぜていました。所々すくってみては口に運ぶ姿もありますが、食べ物をスプーンで触れてみるのが今は楽しいようです。
また、△くんはスプーンと手を使って上手にすくってたべています。保育士の援助はまだまだ必要ではありますが、自分で食べる楽しさも出てきていますね。そんな中、途中でお皿をカンカンカンカン!!すごい大音量の音が鳴り響きますが、この音は「ごはんちょーだい!」「おかわりちょーだい!」の合図。食べ物を食べるという使い方だけではなく何かを求める方法としても使われるようになってきたつぼみぐみなんですね。
保育士と一緒にすくってみる・自分でやってみる・自分でできる・・・
段階は様々ですが、確実に子ども達の姿には変化が見られています。
給食の時間、美味しそうな表情を浮かべて食べていますよ★
K・E
◆何かな~?(ふじ1)
お水どうぞ~❤
今日も園庭に出て遊びました。園庭では、さまざまなドラマが…。
砂場に座っていた○○ちゃん。強風が吹くとゆっくりと「風寒いね~。」とつぶやいていました。小さな声でゆっくりと言っている姿にほほえましさを感じました。最近、耳を澄ますと友達の名前を読んでいたり、様々な単語を発していたりと言語面の成長を感じます。
その前では、水分補給用のジャグの前に並んだ三人。△△君は、友達に「はい。どうぞ~!」と手渡す優しい姿が…。目を合わせにっこり笑いその場が和むひと時でした。
また…。ログハウス前では、砂場用のお皿やコップなどを各々が持参し集合してきて、ご飯を作り食べる真似が始まると…コップに砂が入っていない=ごはんが入っていないと思ったのか☆☆君は、遠い砂場に走っていきコップに砂を入れて満面の笑みを浮かべて戻ってきました。
椅子に座ると「へび!」「へび!」と連呼。「へびのごはんなの~?」と聞かれると「うん!」とイメージしたものを代弁してもらいとても嬉しそうにしていました。
この様に遊びの中でイメージしたものを見たてて遊べるようになり遊びが広がってきたようです。周りの子も大きな刺激をもらっているため、子どもたち同士のつながりから一緒に遊ぶ楽しさがより感じられるようにしていきたいと思います。
(T.Y)
みんなでごはん!
よいしょ~
◆自分でやるよ(ふじ2)
今日も引き続き子ども達の中で砂場遊びがブームの様で砂場用のおもちゃを持って来て思い思いのお料理をしていました。
「チョコレートケーキ作ってるの」とトレイに砂をつめてケーキを作る〇〇ちゃん。
「出来たね~、じゃあ、トッピングする?」と声を掛けると以前保育者がやったことを思い出して白い砂や葉っぱ、枝を持って来て特製ケーキを作り、それを見ていた△△君もトッピング材料を持って来て一緒にトッピングを始めました。そして、「出来たよ」と教えてくれた〇〇ちゃんと△△くん。「すごいねー」と褒めると少し照れくさそうに笑っていました。
保育者やお友達、保護者の方からいろいろなことを学び日々成長していく子ども達。今は「自分でやる!」と言う気持ちも芽生えてきて自分で最後までやろうとする姿が毎日見られます。子ども達の気持ちを大切にしながら関わっていきたいと思います。
(K.H)
チョコレートケーキ♡
◆自分でやってるよ(ふじ3)
靴、履けるよ!
1月ももうすぐ終わりに近付いています。1年は早いものですが、子どもたちの成長はもっと早いものです。外に出る時に靴も自分で履けるようになってきました。靴に足も入れずに「出来ない」と訴えても、「足入れなきゃ履けないよね」という一言で“あ!”と気づくのか、足を突っ込み引っ張って履こうとする姿があります。
部屋に帰ってくると、ジャンバーを脱ぎ自分のロッカーに入れたり、靴下を脱ぎ靴下入れに入れたりしています。
手洗いも腕まくりして水道をひねって水を出し、石鹸の入っているポンプから手のひらに石鹸を出し、上手に(?)こすって手を洗っています。
4月には全部やってもらっていたことが、自分でこんなにも出来るようになったかと思うと、子どもの成長の速さに驚く限りです。時々自分でやると言って石鹸で何回洗うのかなと思うぐらい洗いまくっていたり、“洗ったの?!”と思うぐらいしか水に触れていなかったりもありますが、それがまた子どもらしいところだと思います。そんな子どもたちと一緒にやりながら、進級に向けて取り組んでいるところです。 M・K
自分のロッカーに脱いだジャンバーしまうのも出来ちゃうよ。
手も上手に洗えるでしょう。
◆カンカンどうぞ~♪(きく)
カンカンカン
園庭のどこかから枝を拾った〇〇君と△△君。二人の姿を追ってみると、その枝を前にさし出し、「カンカンカン…」と踏切にしていました。職員がそこを通ってみようと思い、〇〇君と△△君の前で踏切が上がるのを待ってみたのですが、なかなか上がりません。〇〇君は、「お金をいれてください!50円です!」とニッコリ。夢中になって「カンカンカン…どうぞ~!!」を繰り返し楽しんでいました。
踏切代わりに使っていた枝をよーく見ると、小さなつぼみが沢山ついていました。少しずつ少しずつ春の準備をしている自然を見て寒い冬ももう一息かなぁ…としみじみ感じました。
最近は給食を食べるとき、お喋りが今まで以上に盛り上がって楽しい時間になっています!「☆☆は、大きくなったらプリキュアになりたいんだ!で、もしなれなかったら保育園の先生になりたいの。」いろんなことを話せるようになったなと感じながら☆☆ちゃんの話しを聞いていると、「先生は?大きくなったら何になりたいの?」と尋ねてきました。小さいころからずっと保育園の先生になりたかったと言ってきてそれが叶ってしまった今、大きくなったら何になりたいか考えたことがなく、☆☆ちゃんの質問に驚きました。子どもたちがこうなりたい、ああなりたい、と夢を描いてキラキラしている姿に私も少しでも近づけるようになりたいと感じました。
(K.Y)
どうぞ~!!
最近人気の太鼓橋。一列に並んで待っています。
◆元気いっぱい!楽しさいっぱい! (たんぽぽ)
きゃーーー!
今日は〇〇ちゃんのお母さんが保育士体験に来てくださりました!
朝から子どもたちのテンションはとっても高く…(笑)
楽しい一日が始まりました!
いつもやっているミッキー体操でさえ、いつも以上に元気いっぱいでした♪
そしていつものように園庭とお部屋で遊びたい子に分かれました。
園庭に行くと…
〇〇ちゃんママの周りには子どもたちがたくさん集まり、
〇〇ちゃんママがあっちへ走るとみんなも走り、こっちへ行くとみんなもついていき…と、ものすごい列になり、大移動…!
とっても楽しそうで、見ているこっちまで楽しくなります♪
初めは追いかけっこのようにただ走っているだけの子どもたちでしたが、途中から、「〇〇ちゃんママ、“オオカミさんいま何時?”しよう?」と提案する子が。
それから〇〇ちゃんママを囲んで“オオカミさんいま何時?”をし、さらに盛り上がります!
それも楽しんだあと、次は「むっくりくまさん、しよう?」と言ってむっくりくまさんを始め、常に「きゃー!」と嬉しそうに走り続ける子どもたち。
幸せそうでした♪
続いてコンビネーションで遊んでいるかと思いきや、太鼓橋の前に長打の列…。
どこまでいってもついてついて、楽しそうな子どもたちでした☆
〇〇ちゃんのお母さん、ありがとうございました。
たんぽぽ組での保育士体験をできるのもあと少し。
みなさんのご参加をお待ちしています^^
(H.K)
長打の列。
◆おもちゃやさん (うみグループ)
今日は、あやしい空模様。天気を見ながらお部屋と園庭にわかれ遊びました。
雨の日のように、あそびのゾーンがお部屋のみになると、選択できるあそびにも限りがでてきてしまいます。どんなときでも子どもが進んで遊び込める、集中して遊べる環境を保証することが大切ですが、その環境を用意するためのヒント・答えをくれるのはいつも子どもたちです。
今日、ヒントをくれたのは年長の○○君と△△君でした。
「お部屋で遊ぶ物がないから、みんなで遊べるオモチャ作りたい!」
○○君、△△君だけに限らず、他の子どもたちも感じることがあるかもしれません。そんな子どもたちの気持ちを○○君と△△君が代弁してくれたようにも見え、改めて大切なことはなにか…と感じさせられました。
○○君たちが向かったのは木工ゾーンです。
では何を作るか…。
大人が答えとなるような提案をすることは簡単ですが、子どもたちが想像している遊びのプロジェクトの実現、喜びや達成感を味わってもらう為にも、あえて答えは言わず造形のきっかけとなるような素材の提供、言葉がけをしていきました。
用意したのは、土台となる大きな木箱と様々な形の木材です。そして、子どもたちが何かを想像できるよう、さりげなく箱の中に木材を並べてみました。
それを見た二人は「なんか壁に飾る絵みたいだね!」と、がくぶちに入った絵を想像します。
「でも絵で飾っちゃったらオモチャにならないよ!」「どうしようかー」
お互いの気持ちを共有しながら木材を並び変えていると…
「あっ!なんか迷路みたい!」「ホントだ迷路だったら皆で遊べるね!」
並べていた木材が壁となり木の迷路が完成しました。
「よし!ボンドでくっつけようよ!」「ビー玉迷路にしようぜ!」
ここからはもう子どもたちの世界です!
最初は「雨降ってきたら園庭で遊べないね」「園庭のほうが楽しい」と言っていた△△君たちでしたが、30分…40分… 気づいたら迷路作りをはじめて1時間以上経過!
園庭あそびの時間になったことを伝えると「外寒いし風強いから行かないんだ!」と元気に応えてくれました!
「木工ゾーンも外ですけど…」と思いましたが、あえて言いませんでした。”いまこれに夢中なんだ!”という気持ちが強く伝わってき本当嬉しい気持ちになりました。
子どもとの関わりを通してはもちろんですが、子どもたちの真剣に遊ぶ姿からも”保育者としてのあり方”を考えさせられます。とても大切な子どもの気持ちになる…童心になれるのも全て子どもたちのおかげです。子どもから学ぶという姿勢を常に持ち続けていきたいです
T.N
ここに壁作ろう!
できた!
◆何にかわるかな??(にじグループ)
♪おにわそと~♪
園庭での出来事。
もも組の数人の子どもたちが、「せんせい!!ちょっと来て!!」と呼びに来てくれました。
「何があるの??」と聞くと、「お山で歌を歌いまーす!!」とのこと。
楽しみに築山に向かうと、折れた葉っぱの付いた枝と棒を持ち、「おにはそと、うたいまーす!」と葉っぱで音を出しながら歌い始めました。
枝たちは、まるでバイオリンのようでした。
「すごい!!」とたくさん拍手をすると、「次はぼく!」「私の番!!」と気づけば、きく・たんぽぽ組の子どもたちも含め、4~5人が順番に豆まきの歌を、オリジナルバイオリンの音色とともに披露してくれました。
意気投合した音楽家たちは、車の遊具に移動。
何が始まるのか、興味津々で見ていたら、「この車、お掃除してなかったね。お掃除しますよ!」と、さっきまでバイオリンだった枝が、今度はほうきやはたきに変身。
周りも座席もピッカピカになり大満足のようでした。
お掃除が終わると、ちょうど給食の時間。
一足先に保育室に戻ったきく・たんぽぽ組のお友だちの分も、「またあとで使おう!!」と園庭の隅にそっと片づけていました。
次は何に変身して遊ぶにか、とっても楽しみです。
(E.Y)
きれいにしますよ!!
◆発見の連続!米とぎ編 (そらグループ)
そらグループはひさしぶりに米とぎ当番が回ってきました!
やりたいという人で集まり代表3人を決め、今日は3人ともゆり組の子に決定し、米とぎ当番をしてくれました。まず研いでいないお米の観察!「固いしツルツルしている!これが柔らかくなるの?」とお米の特徴を抑え感動している子どもたち。大人の当たり前が子どもにとっては大発見になるんですね!
給食職員に研ぎ方を教えてもらいながら水を入れたり、揉んだり水を流したり、一つ一つの動作もお米の感触を感じ声を上げて楽しんでいました。最後に水を入れると「少し透明になったね」と喜び合いおいしいご飯になーれ!と給食の先生にお願いしました。
子どもたちの大発見を共感し、新たな発見の芽をつぶさないよう大人たちは関わっていかなければなりませんね。
(K.H)
Posted in 園のこだわり