◆1月16日(木)の子どもたち
2014年01月16日 木曜日
◆おさんぽるんるん♪ (つぼみ・ふじ1)
遅くなりましたが聖堂まで新年のご挨拶に行ってきました。
「今年もどうぞよろしくお願い致します」・・・
さぁ、どんな姿を見せてくれるのか改めて楽しみになりました。
さて、久しぶりのお散歩は子ども達の心も弾ませたようでお散歩カーに乗っただけで身体を揺らしたりと笑顔が飛び出します。道中、ある一件のお家を通ると犬が「ワンワン!」と元気に飛び出してきました。このワンちゃんは子どもが大好きなようで、この場から離れようとしません。そして、奥から小さなチワワがもう一匹出てきて飼い主の方が子ども達の近くに連れてきてくれました。つぼみぐみのみんなは怖がるどころか、むしろ手を出していいこいいこしようとしたり、指さして「わんわん」と言ってみたり近くに寄って行ったりと興味津々にしていました。普段、園では絵本の中や園庭にいる犬の置物が近い存在ですが、こうやって町で触れ合うことで実際に動く姿や鳴く声を感じ“可愛い”や“こわい”などリアルな存在を知り感情も芽生えていくことは大切なことだなと感じました。
そしてワンちゃん達と別れた後、先ほどのワンちゃんの鳴き声を真似て遊ぶ子ども達の姿がありました。優しく鳴いてみたり強く鳴いてみたり・・・会ったばかりの存在をちゃんと認識していたのですね。
聖堂に着き、参拝後は波羅密橋で遊びました。広くて長いこの橋も子ども達を心弾ませる環境です。お散歩カーを降りるとふじぐみさんを追うかのように一緒に走り出し、奥の方まで行ったりベンチに登ろうとしたり植物が気になったり・・・でも今日は何よりもふじぐみさんの姿が気になったようです。
奥に行くのもベンチを登ろうとしたのもふじぐみさんの姿をじっと見て起こした行動でした。つぼみさんも活発になり様々な事に興味は出てきていますが、ふじぐみさんがやることはつぼみぐみのお友だちがまだ見つけていなく、興味が湧くことなのでしょうね。その行動を見てまたひとつ好奇心が芽生え、新たな姿を見せてくれています。
たくさん歩くようになりました。
たくさん移動するようになりました。
たくさんお友だちの存在を見つけるようになりました。
たくさんの存在がたくさん心を大きくしてくれるのですね。
K・E
◆青空だ~!(ふじ2)
しゅっぱーつ!
今日は、とても良い天気だったので聖堂参拝にいきました。一年間元気に過ごせるようお参りをしてきました。その後波羅密橋で追いかけっこをしたり、橋の上から車をみたり、ベンチでお茶をしたり・・・。日向はぽかぽかでながーい橋の上を思う存分走りまわり楽しんできました。行き帰りの散歩カーにのりながら「あっ、飛行機だー」と誰かが言うとみんなで空をみあげ見つけては手を振り、「バイバーイ」と言う声が聞こえるとどこにバイバイしているのかと他の児たちも探しバイバイ。他にも「クレーン車だー!」「赤ちゃんだー」・・・すごくよく見ていてそして言葉も豊富。中でも、椿の花が咲いているのをみつけて「うわー、キレイ♪」目に入ったものを言葉に変えて表現しているのですが、感性の豊かさに感動しました。年齢とか男女とわず備わっていて触れるもの一つひとつに心動かされている。この感性大切にしていきたいと思いました。(O・T)
あっ、ごみ収集だー☆
うわー、キレイ♪
◆走るって気持ちがいい(ふじ3)
危ないよ、と教える子ども。
今日は、散歩に行ってきました。
大聖堂でお参りをした後、波羅蜜橋をたくさん走って走って…。
散歩カーに乗りながら、飛行機雲を見つけては、「見て、飛行機雲だ」「あっちにたくさんひこうきあるよ」と大興奮で、ジャンプが止まらない子。
工事中の所をじっと見て「何してるの?」と聞いてきたり、「こっちいったことある」などそれぞれに話をしてくれます。
今日はふじ組とつぼみ組で行ったので、つぼみ組の子が困っていると、近くにいるふじ組の子が声をかけようとしていたり、転んでいる体を起こしてあげようとしていたりしていました。言葉はでなくとも、「(だいじょうぶ?)」と言っているかのような眼差しで、相手を見ている子どもの姿がとてもかわいらしく、異年齢の交流から見られる姿だな、と感じました。
たくさん走って、追いかけるとまた走って、どこまで行っても走る子どもたち。気持ちよさそうに、また楽しそうに走ります。途中、わざと止まって大人の動きを観察する子もいました。
斜面を歩いて、バランス感覚をみたり、色々なことを遊びにするのが上手な子どもたちです。一人ひとりの気持ちを満たせるような環境と共に、成長していく姿をきちんと見て、関わって行きたいと思いました。(M・N)
わざと溝に足を入れてみる。
お茶を飲んで休憩。
◆きく組☆18名全員集合 (きく)
今日は、きく組の子どもたちが全員そろいました!!
子ども達も嬉しそうで、いつも以上に仲良しのお友達とのおしゃべりも弾み、賑やかになりました。
好きなお友達がお部屋で過ごすというと、それに合わせてお部屋で過ごす子もいて、自分の好きな場所で遊びました。
給食の時間は机が全てつなげてあり、お友達の顔を見ながら楽しく食事ししています。
スプーンの持ち方や椅子の座り方など保育士が声をかける時もありますが、子ども同士で声をかけあう場面も見られるようになりました。
お皿をピカピカにして、こぼさずに食べられているお友達を見て真似してみたりもしています。
お友達の存在が近くにあると、一緒に〇〇したい!同じようにやってみたい!という気持ちが育ち、子ども同士で成長しあえる場となっています。(B・K)
◆最近の流行り (たんぽぽ)
ピーポーピーポー くまさんを病院へ搬送します。
最近のたんぽぽ組の流行り・・・お医者さんごっこ、かるた、むっくりくまさん☆こんな感じです。
朝から、クリスマスにもらったお盆を担架にして、くまさんを裸にして乗せ、ピーポーピーポーと運びます。ソファまで運ぶと、ソファを救急車に見立てて、運転しています。初めは、〇くんと◎くんでやっていた遊びですが、楽しそうだな~と思った周りの子も一緒に加わり、賑やかな病院です。
2つ目はかるた。お正月明け、お部屋の玩具にかるたを加えてみました。「あいうえおばけだぞかるた」です。同じ内容の絵本は4月からあったので、子どもたちにとっては馴染みのある絵(おばけ)ばかり。さっそくお気に入りの遊びになり、「あの、ハイって取るやつ、やりたい!」とか、「おばけのやりたい。」とか、子どもなりの言葉で伝えてきます。
かるた遊び一つでも、いろんな子どもの姿が見られ、面白いです。カードと文章をすぐに覚えて、ハイッ、ハイッとすごい勢いで取る子。1枚取れたら、それが嬉しくて満足、その一枚をずーっと大切に持っている子。お友だちが取るたびに、「なんだあー」「あ゛~!」と大げさにがっかりする子。目ではとっくにカードを見つけているのに、遠慮してしまって取れない子。まだカードを見つけていないのに、「ハイ!」「ハイ!」と挙手して、返事だけする子(笑)・・・・と様々な姿、しかも、普段とはまた違った姿が見られるのもとても面白いです。
日中、園庭でも元気に遊んだあとは、最後に「むっくりくまさん」の遊びをして、くまさんに追いかけられながら、たんぽぽ組に帰りました。
そして、、、給食は今日もお盆を使って運びます。慣れるまでは、数人ずつ順番に。時間も少し多めに取り、余裕を持って取り組めるよう、じっくり関わります。汁物はしばらくは大人が運ぼうかな~と思っていたのですが、よそって置いてあった味噌汁を自分からお盆に乗せて、運ぼうとするチャレンジャーもいました!見てる方は、「おーーー。」「おっとっと。」とヒヤヒヤですが、ゆっくりゆっくり、お盆も斜め45度くらいになりながら、自分の席まで運べた子どもの顔はなんだか得意げ。このやってみよう!の気持ちを大切にしたいですね。
(T.M)
スピードが勝負のかるた。 なかなかの白熱ぶり。。。
全部乗せて運んじゃうよ! でも、、、だんだん傾くお盆・・・思わず、保育士の手が~!
◆プチプチの先に見えるもの。(うみグループ)
うみグループの造形の素材に包装用のプチプチがたくさんありました。
◎くんが「これに色塗りたい!」と言いに来てくれたので、色々な色の油性ペンを用意しました。◎くんを見て他の子どもたちも集まってきました。
一列ずつ塗る子、プチプチを虹の形に切って虹のように塗る子、プチプチの丸を一つずつ塗る子・・・と同じことをしていても様々な姿を見せてくれます。
全部塗り終わった△くんが、塗ったプチプチを目に巻いて窓ガラスの方に近づいていきました。
「何してるの?」と聞くと「色が変わるんだよ。カラフル~!」と教えてくれました。
面白いな~と思い、「なんで色が変わるのかな?」と聞いてみると「光があるからだよ。」と答えました。
△くんは何度かダークルームに行ったことがあり、『光』や『電気』ということを知識としてだけでなく、体験していたので自然とそのことと繋げて考えたのかもしれません。
そこで、ダークルームにも持っていってみることにしました。
△くんはすぐにOHPのところにプチプチを置きます。
すると、壁に映し出されました。△くんが「おー!キレイ!」と壁を見ていると◆くんが壁の前を横切りました。「あっ!◆くんの洋服に写ってるよ!」と側にいた○ちゃんが気がつきます。
△くんはプチプチを何枚か重ね始めました。
光が入る場所が少なくなるので、壁に映る映像が暗くなります。
「あれ?暗くなっちゃった。光が通らないんだ。」と△くん。
「森みたいだね。おばけが出そう。」とそれを見ていた◆くん。
プチプチ素材の上に、色つきの透明プラスチックを重ねて色の変化を見たり、天井に映してみたり・・・遊びは次々に展開していきます。
最後にまた1枚のプチプチだけを映しました。
「壁に映っているのと、本物と同じかな?」と保育士が聞くと、
「違うよ。こっち(壁に映っている方)は髪の毛生えちゃってるもん。」と☆くん。
「えっ?髪の毛?」と聞くと、
「ここがシュッシュッてなってる。」と教えてくれました。
☆くんが指差す方を見てみると、ペンで塗ったところの細かい部分が細い線に見えます。
なるほど~と感心するとともに、☆くんの発想に驚きました。
一人ひとりの感性に触れると、また次への展開を予想するのが楽しみで仕方ありません。
今日の気づきや発見を明日からに繋げていきたいなと思います。(M.E)
◆氷が出来たよ (にじグループ)
園庭にでてみると大きなたらいが園庭の中央に出ていたので覗いてみると氷が張っていました。触ってみると冷たくて一瞬にして手が赤くなってしまいました。私も昨日から砂場のお皿に水を入れて隠してあったのを思い出し、見に行くと見事に氷が出来ていました!!
ひまわり組の〇君に氷が出来ていることを伝えると、「見せて見せて!」となんだか興奮気味。「どこに置いていたの?誰が作ったの?なんで氷が出来るの?」とたくさんの疑問がでてきました。子どもたちの「なんで?」の気持ちを大切にと思い、「あそこにおいてたよ。なんで氷になったんだろう?」と答えではなくヒントや一緒になんでだろうを共有していけるようにしました。冬のこの時期しか体験できない氷遊び。もっと楽しめたらと今度はお皿の中に花を入れてみました。子どもたちは明日が楽しみのようです☆
(K.H)
◆小さな芸術家 そらグループ
色も自分たちで考えます。
今日は日差しはありましたが、やはり寒い1日でしたね。
でも子どもたちは元気に好きな遊びを選んで楽しんでいました。
今日は年長児数名で絵の具遊びをしました。
子どもたちの中で描くテーマは決まっていました。それは『宇宙』です。
ダークルームが大好きな子どもたちは、いつも「プラネタリウムみたい」と目を輝かせて遊んでいます。
前回お伝えしたように、うみグループの窓ガラスにプラネタリウムを2回ほど描きました。
その次に子どもたちから「絵の具で描いてみたい」という声が上がったのです。
以前、保育士が絵の具遊びを数回行い、そこに参加した年長児たちが、大きな紙に描く絵の具遊びの楽しさを覚えていたのでしょう。
「プラネタリウムは宇宙なんだよね。宇宙を描きたいな」という言葉が聞かれ、絵の具遊びがスタートしました。
前回の窓ガラスのお絵描きで描いた空の色をしっかりと覚えている子どもたち。
「青と黒と紫の色を出して」と言い、パッレットに色を出すと、自分たちで筆を使い色を混ぜて調合して描いていきます。
「宇宙っぽくなったね」
この辺はもっと黒くしようよ!」
と考えながら塗っていました。
星や月は子どもたちからのリクエストで厚紙で型を作り、そこに色を塗ってペタペ色付けしていきましたが、〇〇君がそこで何かを思いついたようで、「手形で星を作ってみる」と言いました。
自分の手に絵の具をつけ、紙に手形をつけましたが、それを見た〇〇君は一言「なんか違う・・星に見えない」とつぶやきました。
そこで〇〇君や子どもたちは「指にしてみようか?」「筆も使おう」と更に改良を重ねていき、自分たちが思い描いた『宇宙』を表現していったのです。
途中でうみグループにある図鑑で宇宙を調べる子もいました。
地球や惑星を描き足し「本当に宇宙っぽくなった!」と喜ぶ子どもたちの顔はニッコニコ♪
その後子どもたちは「もう1枚描きたい」と言い、紙を用意すると1回目よりも色使いについて深く話し合う姿が・・・
1回描いてみた事で子どもたちの中でイメージがはっきりとしたのだと思います。
次々とアイデアを出し、膨らんでいくイメージを描いていく子どもたちの発想の豊かさ、素晴らしさに触れ、今後もその豊かな発想を大切にしていきたいと思いました。
そして次への発展が楽しみです!
O・Y
惑星を描こう!
もうすぐ完成♪
Posted in 園のこだわり