きっかけ
2013年12月16日 月曜日
3~5歳児のクラスで、朝の会の後、体操の時間まで少し時間があったので、王様じゃんけんゲームをしてみました。
ルールを伝えると、ほとんどの子がすぐに理解し、ゲームスタート!
要領がわからない子には、理解できている子が自ら進んで教えてくれます。
ゲームが一通り終わると丁度体操の時間になりました。
しかし、「もう一回やる!」とアンコールがあり、再びゲーム開始。結局2回、3回とゲームが続き、そのたびにルールを理解できる子が増えていました。
子ども同士であそびが始まったので、後は任せて私はゲームから抜けて様子を見ました。
回数を重ねると飽きてくる子もおり、「もうやめる」とゲームを抜けていきます。
抜ける子を「途中だから!」と責めることもなく、やりたい子だけで楽しそうにあそんでいます。
だんだん人数が減ってくるとゲームが成り立たなくなってきたようです。
そこで、「じゃあ、椅子取りゲームにしようか」「そうだね」と遊びは変化していきました。
大人が次々とアドバイスしなくても、ちょっとしたきっかけで、子どもの世界はどんどん広がっていきます。
その広がりに制限を与えないよう、子どもたちの様子をしっかり見守っていきたいと思いました。
副主任:F
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