◆12月16日(月)の子どもたち
2013年12月16日 月曜日
◆一対一・一・集団 (つぼみ・ふじ1)
私は断然後部座席派☆
今日は、気持ちのいい天気で園庭遊びをしました。
外に出て最初に水飲み場に集まる子ども達は、暑い夏も寒い冬も関係無いようですね。
しかし、この寒さですので体調管理に気を付けていかねばなりません。
園庭では、木枯らしの吹く中、子ども達はとことこと歩き出します。
「寒いよ」とは言いませんが鼻水で教えてくれます。
また、大好きな保育士の近くで安心して遊ぶ子ども達は独占欲が強いようです。
「ぼくのせんせい!」
「わたしのせんせい!」
と言わんばかりに泣いて気持ちを表してくれます。
ひとりを抱っこすればぼくもわたしも・・・!
中には保育士を求める際に「まま~!」という子も・・・・。
その子にとっていつのまにかママのような温かい存在となっていたのかもしれません。
子どもにとっての安全基地になれるよう子ども達を見守っていきたいと思いました。
その一方では、一人で一番奥に置いてある固定遊具(赤い車)の所に行き一人座る子もいました。
座っているその位置は運転席ではなく助手席でもなく、後部座席です。どんな心境で後部座席に座ったのか気になり問いかけました。
「どこに行くんですか?」
「・・・・」
「ママ待ってるんですか?」
「◎△×%」
ママという言葉に反応したのかもしれませんが何か教えてくれました。
運転席が良いとは限らないのですね。
トランポリンの所では、数人で歌を歌いながら歩いてみたり寒さに負けず遊んでいました。何となくで口ずさむ子どもの姿は非常に輝いていて今日もその笑顔の力を沢山頂けた事に感謝です。
k☆Y
ぼく・わたしのだいすきなせんせい(だいにんき~☆)
一人・二人・三人・四人・・・何人で遊ぶのが楽しいですか?
◆じゅんばんこ (ふじ2)
今日は保育士体験して下さった保護者の方がいて、子ども達も「〇〇くんママ!」「これ読んで」と言って一生懸命話しかけていました。
園庭に出てもお母さんの後を追いかけて一緒にどんぐり捜索隊になってたくさんのどんぐりを見つけていました。
園庭のゆりかごスイングで△△ちゃんが乗っていると◇◇くんが軽く押してあげていました。
でも、◇◇くんも乗りたそうにしていたので、この後どうするのかな?と見守っていると、
「1、2、3…10!おまけのおまけの汽車ポッポー♪ポーッとなったらかわりましょ♪ポッポー♪」と歌い「どーいーてー」と優しく言ってみる◇◇くん。
△△ちゃんは、首を横に振って嫌と表現しています。
◇◇くんはどうするのかな?とまた見守っていると△△ちゃんが「おりる」と言うまで無言でゆりかごスイングを押してあげていました。
以前は断られると泣いたり、ケンカになったりしていた子ども達もお友達の言っていることを理解して待つことが出来たり、順番だという事が分かってきました。
これからも子ども達同士の関わりや気持ちを大切にしていきたいと思います。
(K.H)
◆子どもの興味をひくもの (ふじ3)
園庭の花壇のところに、黄×黒のバーが三角コーンにくっついていくつかあるのですが、ふと見ると、3人の子どもが一人一つずつ手にして何かしようとしていました。
一人の子どもは、木の上の方をバサバサとつっつくのが楽しい様子、もう一人の子どもはバーを持っている感覚を確かめているようで、もう一人の子どもは、三角コーナーから外したのに、もう一度元に戻そうとしていました。途中でもう一人が参加し、手伝ってあげようとバーに触れると「やめてー!」と反応する子ども。一人でやりたいんですね。
今日も葉っぱの中からどんぐりを探す子ども、すべり台を滑る子ども、カラスをみて「おーい、からすー」と空に向かって大声を出す子どもと様々です。
外のトイレに行って、おしっこが出たのを教えてくれたり、ボールを入れたい子どもと、出したい子どもとでボールの行き来があったりして・・・。
子どもたちの身の回りにある環境には、興味をひくものもたくさんあります。
「それはだめだよ」と言う前に、自分たちの環境設定がどうであるかを考えたうえで、子どもたちとのかかわりを大切にして気持ちを受け止めていきたいと思いました。(M・N)
ボールを入れたい子どもと出したい子ども
バーを片手に
◆やってみたい!(きく)
一週間の始まりですね♪
いよいよクリスマスお楽しみ会が近づいてきましたね。
お家で作ってくださったツリーをお部屋に飾っているのですが、それぞれ個性があってとても素敵です。子どもたちも「これ〇〇君のー!!」「△△ちゃんのー!!」と指さしながら嬉しそうに眺めています!
今日はお部屋で制作をしました。粘土に色をつけたものを子どもたちが型をとりビーズをつけました。「これにするー!」と一人ひとりがすきな形の型やビーズを選んでいました。
普段粘土を使って遊ぶ時は、手を使って好きな形をつくるのですが、今回は“型をぬく”という新しいことに挑戦しました。少し難しかったようでしたが、お菓子のクッキーをつくっているような気分でした。「もう一回やる!」「もう一個つくりたい!」と楽しんでつくることができました。新しいことをする時の子どもたちの「やってみたい!」「一人でできた!」という表情はとっても素敵だなぁと改めて感じました。
一人ひとり、とても可愛く仕上がりました♪
(K.Y)
「できたよー!」
「〇〇君電車でしゅっぱーつ!」
◆型にはまらない。(たんぽぽ)
待ちきれない!人だかりが・・(笑)
今日は18人全員出席です!風邪にも負けず元気いっぱいで何よりです。
朝、こねこちゃんが風邪をひいてしまう絵本を見ました。ねこちゃんが熱を出して苦しそうにしている絵を見て眉間にしわを寄せてみていました。「なんで風邪ひいちゃったと思う?」と聞くと、「お布団ポイしてたから~」と内容を思い出して話していました。「お外から帰ってきたらどうする?」と言うと「おててあらうの」「がらがらする~」っと手洗いうがいを覚えてきたようです。しっかりして風邪菌に負けないようにしたいですね。
今日はクリスマス会のお店屋さんに出品する品物作りをしました。紙粘土をやろうと思ったので、気付いた子たちからこっそり作ろうと思いそーっと準備をしていましたが、そんな気配にはすぐ気づかれます(笑)数人の子は早くも椅子に座ってスタンバイ。とりあえず、未開封の紙粘土を手に持ちパッケージを眺め「はやくー」と言わんばかりの様子で待っていました。
白い粘土に、紫、黄緑、黄色の好きな色の絵の具を混ぜコネコネ。絵具が手に付くのを少し気にしたりしながらも、なんだかくせになる感触。
色を混ぜ終わると、ぺたぺたして今度は型抜きです。その頃には他の子たちも楽しそうな気配に気づき、テーブルの周りには人だかりが。気になって気になってついつい手を伸ばしてしまいます。けれど順番なのでじっとこらえてお友だちの様子を見守ります。
型を抜いた後はビーズでデコレーションです。並べるように張り付けたり、たくさん埋め込んだり。出来上がるたびに満足そうな笑みがこぼれます。今日はひとまず一人2個というお約束でしたので、2つ終わって満足して帰っていく子、2つ終ってまだやりたいけど帰っていく子、2つ終ってまだやりたくて椅子から降りない子。とそれぞれです。どーしてもやりたくて「まだやるのー(涙)」と泣く子まで。「またやろうね」と言っても今やりたいのでそんな言葉は届かず。えーーーん。(涙)
しばらく泣き続け、途中で泣いている自分の顔を鏡で確認しに行き、もう一度えーーん。(笑)
ねんどで遊びたくてこんなに泣ける子ども達ってすごいね。と私たちはなんだか妙に感心してしまいました。大人になって泣くほどやりたいことって果たしてあるのかと。
泣いていた子も、自分で気持ちを切り替えいつの間にやらご機嫌な様子になっていました。そして「またつくろうね」と約束したのでした。
同じことをしてもひとりひとりの様子や表情、満足度はこんなにも違うのだと思うと、本当に子どもたちは型にはまらないなぁと感じました。オリジナルの型で賑わっているたんぽぽぐみです!
(K*S)
ぎゅぎゅっと♡
カラフルな粘土は、磁石をつけてかわいいマグネットになります。
◆見えない世界 (うみグループ)
今日はいつもより風が強く寒い一日でしたね。
子どもたちは寒さにも負けず思いっきり遊んでいました!
園庭も大人がとても寒いっといっていたのに、子どもたちは薄着だったり、中には半袖の子もいました。「え?」と思い声を掛けてみると「全然寒くない!」とのことで、トランポリンを思いっきり飛んだり、園庭中を走ったり、たくさん体を動かして遊べているからこそ、寒さを感じないというか、寒さも飛んで行ってしまうのかなと思いました。
冬なのに汗をかいて、一所懸命に遊びの仕事をしている子どもたちでした。
(K.E)
◆柔軟な発想力 (にじグループ)
ケーキ作成中!!
クリスマスお楽しみ会を今週末にひかえ、みんなの作ったツリーのカードが続々と集まってきました。
「自分で切ったんだよ!!」「シールかわいいでしょ!!」と、作った時のエピソードがたくさん聞こえてきます。
中には、「パパが作ってくれた!」「ママが作ってくれた!」と教えてくれる子も・・・。
お仕事でお疲れの中、素敵なツリーを作って頂き、ありがとうございました。
遊びの方も、クリスマスモード全開の子どもたち。
北風が厳しい中、外で元気に遊ぶ子どもたちの中には、おままごとでクリスマスの雰囲気を出そうとしていました。
ログハウスの中にお皿やコップを並べている女の子たちは、「クリスマスケーキを作る!!」とどんぐりを探したりして、デコレーションにもこだわろうとしていたようです。
砂場で寒い中、水を浸かっていた男の子たちは、アイスとチョコレートを作っているとのこと。
その泥の加減が、何とも生チョコのようにトロトロで、「クリスマスケーキの飾りになりそうなチョコだね??」と保育士がつぶやくと、「よし!!じゃあ、もっと作ろう!!」はりきって作り始めてくれ、ボールいっぱいのチョコレートが完成していました。
大人も子供もワクワクしてしまうクリスマス。
自然と、あそびの中に、四季や行事を楽しめる子どもたちの発想力には頭が下がります。
そういう柔軟さや発想力は、大人も見習いたいなと思いました。
(E.Y)
ツリーが集まりました!!
生チョコ作り!!
◆みんなで見守る。(そらグループ)
小さな小さな芽。けれど、たくさんの愛情がつまっています。
1ヶ月前くらいのことでしょうか。
〇くんと一人の保育者が、給食で食べた柿の種をプランターに植えたいと言いにきてくれました。よく話を聞いてみると、園庭にあるプランターに何度か植えてみたようなのですが、ほじくり返されてしまったりしてなかなか上手くいかなかったようなのです。
そこで、空中菜園に植えてみはどうかと提案してみると、とても嬉しそうに目を輝かせていました。
そして今日。お水をあげに行きたいと声を掛けてくれたので、一緒に行くことになりました。「あのね、小さい芽が出てきたんだよ。」と小さな声でそっと教えてくれた〇くん。
大きなプランターにかわいく顔を出した小さな芽を、まるで自分の子どものように愛おしそうに紹介してくれます。
水をあげるときも優しく、あげすぎないように気を付けたりととても大切にしていることが感じられました。
部屋に戻ってから〇くんが真っ先に報告しに行ったのは、以前〇くんと一緒に相談に来てくれた保育者のところでした。
〇くんにとっては、自分の思いを受け止めてもらえた安心できて信頼できる場所なのでしょうね。
〇くんをいろいろな角度から見ている保育者の存在があり、それによって〇くんは安心して思い切り自分らしさを発揮できるのだなと、改めて感じることができました。
その保育者と私とで、〇くんの姿を共有できるこの環境にも感謝を忘れずこれからもそんな環境を大切にしていきたいなと思います。(M.E)
こちらは楽しくお料理。とろとろカレーだそうです♪
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