◆12月13日(金)の子どもたち
2013年12月13日 金曜日
◆おてて (つぼみ)
お部屋で木の型はめパズルをしました。以前からやっている型落としとは型の数も形も違い、馴染みのないものが多いので“やってみたい”と思う気持ちを持って来てくれた子ども達も、実際やってみると“難しいな~”という表情を浮かべながらチャレンジしていました。
そんな中、〇〇ちゃんは得意の〇△□はササッとやってしまいます。ですがこれからが問題。残りの型はどこにハメるのか分からないので型を握った手がフラフラしています。でも、フラフラしている中にもちょっと違う動きがありました。型をハメようと土台の上で型をクルクル回し始め、型がハマる位置を確かめているような動きをしていたのです。ここかな?どこかな?・・・そんな気持ちが伝わってきました。なかなかハマりませんでしたが一つ、ピタッと見事ハマった時は手を叩いて喜んでいました。
△△くんは食事の時、スプーンを握るようになりました。スプーンですくってというのはもう少し先の姿かもしれませんが、その握ったスプーンでお皿をカンカンカン!!△△くんは「ごはんちょうだいよー」という気持ちをスプーンを使って伝えていました。
◇◇くんの食事の時のアピール方法は人差し指で食べたいものを指します。
同じ手、また、同じ要求でも伝え方や手の動きは違いますね。型ハメも型を握って入れるという動きもあれば〇〇ちゃんのように回してみるなどの違いも見られました。
小さい手もどんどん巧みになってきているつぼみぐみさんでした。
K・E
にぎにぎ。
あれ欲しいー!と上手にアピール☆
◆お気に入りのくるま (ふじ1)
体調の悪い子どもたちが多く、今日は室内で過ごしました。
おひさま広場でコンビカーにのってあそぶ、テーブルでシール貼りをする、に分かれ、自由に選択をしてあそびました。
シール貼りは、興味を持って集中して長い時間行う子、すぐに飽きてしまう子と見られますが、興味をもって貼る子どもたちの貼り方も様々で、シールを列に並べてはる、またシールの上にシールを重ねて貼りどんどん厚くなっていくなど、いろいろな貼り方が見られます。
一方おひさま広場の方では、トンネルをくぐったり置き物にぶつからないようににぎやかにレースが始まっていました。
コンビカーには消防車、パトカー、青、黄色などの種類があります。実は子ども達の中にはお気に入りのコンビカーが決まっている子がいて、その子どもたちはまずはそこへめがけていきます。ちなみに、〇くんは青のコンビカー、△くんはパトカー。パトカーは警視庁という文字が書かれていて押してピッピと鳴る部品もカラフルで人気で、今日も取り合いになっていました。勢いよく走らせたり、後ろから車を押したり、よこ乗りしてくつろいでいたり、それぞれの乗り方で楽しんでいました。(Y.T)
◆かいじゅうのあしあと? (ふじ2)
何かのあしあとらしきもの
天気が良かったので園庭に出て遊びました。
この前も書きましたが、子ども達に「外に遊びにいくよ」と伝えると「えんていいくの?」と聞いてくる子が何人かいたので「園庭ってどこ?」と聞くと窓の外を指さして教えてくれました。また「そとはどこ」と聞くと窓の外を指していました。話すだけでなく段々と言葉の理解も深まり言葉のやりを楽しんだひと時でした。
その後園庭に出ると砂場に大きな足跡のような穴が残っていて怪獣の足跡みたいだったので「かいじゅうのあしあとみたいだね」と子ども達に声を掛けると通じ無かったようでしたが思い思いに穴の中に足を入れて腰かけてみたり砂を入れて行ったりと不思議な穴で楽しく遊んでいました。Y・N
なにかな
◆今日は、風の通り道 (ふじ3)
風の流れをよんで落ち葉あそび!
今日は風が強い日でしたね。
園庭で遊んでいると風がいろんな方向からふいてきます。園庭の落ち葉はすっかり乾燥し風に巻き上げられたり、園庭を葉っぱが走っているようです。そんな瞬間の自然を子どもたちは素早くキャッチ。
風がふくたびに落ち葉をサーッとかき集めフワ~っとまき散らします。
風に流され葉っぱが広がり子どもたちは大はしゃぎです。
大人気のすべり台では自分が滑るより先に集めた落ち葉を滑らせています。
すべり台は子どもが滑る物…をはるかに超えた楽しみです。
こんな様子を目にするたびに、子どもたちはどんな物をもどんな事をも『仲間』にする天才と脱帽してしまうのです。 脱帽!(S.C)
落ち葉を先に滑らせてすべり台へ…
ぬげちゃった~ だいじょうぶ!
◆進化する作品! (きく)
ブロックで大作!
朝保育のこと・・・
8時まではお兄さん、お姉さんと一緒で8時以降に分かれます。
お兄さんたちがいなくなってから少したつと〇くんが「せんせー見て見て!」とすごい嬉しそうに呼んだので見てみるとブロックで大作を作っていました!
「すごいね!」と言うと「おにいさんが作ったのがあったから〇が△くんと作ったの!」と嬉しそうに教えてくれました!
「みんなでつくるとすごいの作れるね!」お兄さんが残していってくれたのも△くんと一緒に作ったのも嬉しかったようです。
今日は風が強くて葉っぱが園庭を横切って流れていました!
強い風が吹いたとき◇ちゃんが「かぜがぴゅ~ってとんでった」と話していました。
葉っぱの動きでかぜの姿が見えたみたいでわぁ~と目を輝かせてみていました!
k・s
砂場で穴を掘り・・・「へびだぁ!!」
おいしいお料理できた!!
◆愛をこめて花束を。 (たんぽぽ)
走って、寒さを吹き飛ばせ~!!
朝からおままごと、電車、ぬりえなどなど、とてもよく遊ぶ姿を見て、朝の集まりの時、「お部屋で遊びたい人はお部屋で遊ぼう。外に行きたい人は外に行こう。考えて、どちらか選んでね。」と話をしました。でも・・・外はやっぱりだーいすき。結局、一人を除いて、あとは全員外に出たのでした。。。
外に出ると、ぴゅーっと強い北風が!思わず身体を縮める子どもたちに、「さむいねー!!」と声をかけると、「さむいー!」とお返事。すると、またまたぴゅーっと。でも、なんでも楽しく遊びにしてしまう子どもたちは、「きゃー!さむい~!」と大喜びで、走り出しました。
園庭に降りても、やっぱり時々寒い風が吹き抜けます。落ち葉をぱーっと撒くと、風でさーっと流れていくことに気が付いた〇くん。何度も何度も、落ち葉を撒いては、風の強さを感じていました。
その強風で、園庭の奥には、はらはらといちょうやもみじが降ってきます。いちょうを集めていたら、◎ちゃんや△ちゃんもやってきて、一緒に集め始めました。何枚か集めると、花束のようになります。「ほら、見て~♪」とうれしそうな顔。「たくさん集めたら、ゴムで留めようか。」と、たくさん集め、事務室にゴムをもらいに行き、いろんな先生に見せると、「わあー、きれい!」と絶賛!とっても素敵な黄色いブーケができました。「ママにお土産♡」と、やっぱり一番大好きな人にあげたくなるのですね。
(T.M)
せっせといちょうを集めます
ほら!黄色のブーケ。 ステキでしょ♡
◆ピザ? (うみグループ)
子どもたちが大好きなダンシングサンド!今日もたくさんの子どもで、ダンシングサンドゾーンがにぎわいました!
自分の想像したもの、好きなものを作るのはもちろん、子ども同士“食べ物”“山”などのテーマを決め、楽しく協同で行う姿もよく見られます。
今日のダンシングサンドゾーンでは、それぞれ好きなものを作るというよりは、“食べ物”をテーマにした作品がたくさん見られました。
お団子を作る ももぐみの〇〇ちゃんと△△ちゃん。
まん丸の綺麗なお団子が完成すると、二人揃って「大きくなったらお団子屋さんになるんだ!」と、にっこり笑顔。しばらくお団子をこねていると砂がくずれ、真ん中に穴が開きました。
まん丸のお団子があっという間にドーナツに変身!
すると…「大きくなったらドーナツ屋さんになるんだ!」と、またまた二人揃ってにっこり笑顔!子どもの素直で純粋な気持ちに心温まりました。
反対側のダンシングサンドテーブルからは、「ピザできたー!!」と、ピザ屋さんを感じさせる子どもたちの嬉しそうな声が聞こえてきました。
「せんせいみて!これなーんだ!」
ゆりぐみの◇◇ちゃんが見せてくれたのは、美味しそうなピザ!…と思いきや…
「ちがうよ!地球だよ!ビルとか家がたくさんあるでしょ!」
地球?…よく見てみると本当に驚きです!地球です!ピザのようなきじに模様をつけ街ができあがっていました。
子どもの発想力には本当驚かされます。子どもには無限の可能性がある…改めて感じさせられました。
T.N
◆オリジナルツリーを作ろう! (にじグループ)
昨日の午後に、ロビーの大きなクリスマスツリーの飾りつけを子どもたちと一緒にしましたが、今日は2階踊り場の小さなクリスマスツリーの飾りつけをしました。
そこを通りかかった子が数名集まってきて、みるみる素敵なツリーになっていきました。
「ジングルベル~ジングルベル~♪」と歌を歌いながらだったり、「サンタさんにお手紙かいたの!」とおしゃべりしながら飾りをつける姿は、とても楽しそうでした。
一通り飾り終えると、ひまわり組の女の子2人と男の子1人に、「もう一つツリーがあるみたいなんだけど、もしかしたら飾りが足りないかもしれないんだよね・・・どうしたらいいかな?」と声を掛けてみました。
「この飾り、はずす?」と〇くん。「そうすると、このツリーが寂しくなっちゃう」と△ちゃん。”手作りの飾りを付けたらどうか”提案してみると、「つくりたーい!」と興味を示してくれたので、さっそく、どんなツリーにするか、設計図を描くことにしました。〇ちゃんたちはにじグループに行き、白い画用紙にクレパスで、オリジナルツリーの絵を描き始めました。
まず、黄緑で、ツリーの形を描いて・・・
「てっぺんは星!」と、※ちゃんがツリーの一番上に星を描きました。
「ハートは?」
「クリスマスといえば、星だよ。」てっぺんは星に決まりました。
「クリスマスといえば、プレゼント!」とプレゼントを描いていく子。
「さっきリンゴの飾りがあったから、リンゴにしよう。あと、モモも!」とくだものの飾りを描く子。
「本物のの飾りもってきていい?うつすから!」と、踊り場のツリーにつけた飾りをもってきて、写しはじめる〇くん。そのアイディアが良かったようで、みんなも持ってきて、画用紙の上は、本物の飾りでいっぱいになりました。
こうして、お絵描きを楽しむこと15分ほど、△ちゃんの「描くだけじゃないよ、これを作るんだよ、だからあんまり難しくないのにしよう。」という言葉で、「そうだ!つくるんだ!」とみんなの意識が、作る方へ向いていきました。
「完成~!どうやって作ろうか?」と子どもたち。通りかかった保育士に「先生、何で作ればいいと思う?」と尋ねる姿も。保育士は、「折り紙はどう?」と答えますが、「折り紙は、ペラペラだからな・・・」と、ちょっとイメージとは異なるようでした。立体的なものをイメージしていたのでしょうね。
「にじ(グループ)じゃなくて、うみ(グループ)に行ってみよう!」
造形ゾーンへ行き、様々な素材で、設計図を見ながらそれぞれ作り始めました。
四角い発砲スチロールを見つけて「これは、プレゼントになるね!」だったり、「雪の結晶、どうやってつくればいいかな?」「リンゴはどうやって作ろうかな。」イメージしたものを実際に、形にしていくことは、簡単ではありませんが、みんなで色々なアイディアを出し合い、素敵な作品ができあがっていきました。
「こんなのどう?」「いいね、どうやって作ったの?」みんなで見せ合う子どもたち。給食の時間になったのでいったんお片づけでしたが、「また続きやろう!」「まだ、これ作ってないもんね。」と設計図と見合わせながら、次に作るものを考えているようでした。
オリジナルツリーの完成を楽しみに、今後も見守っていきたいと思います。(S.S)
◆可愛いサプライズ (そらグループ)
先週から、ある男の子が気に入ってずっと続けているみつけたどんぐりを水につけたり手に水をつけウッドデッキに文字や絵を描いたりする遊びが今日も繰り広げられていました。
今回は指だけでなく、石を使ってみたり、木の枝を使ってみたり遊びが広がっていきました。
その様子をみていたたんぽぽ組の子もやりたいと言って一緒にウッドデッキにお絵描きしました。私が少しその場を離れると、ひまわり組の子がこっそり、木の枝に水をつけて、私の名前を書いたり、蛇をかいたりとサプライズを用意してくれていたようなのですが、私が戻ってきたとたんワクワクしながら、手を引き、「みてみて!」と連れて行ってくれた場所にはもう模様はありませんでした。「あれ?いっぱい描いたのになくなってる!!」とビックリした様子で、なんでだろうと考え、「水乾いたんだね、すぐ乾いちゃうんだよ」と自分で考え解決していました。
素敵ななんでだろう?にであえ寒かった園庭もポカポカになりました。
玄関では誰かが片づけ忘れていった靴をきれいに並べてくれている子の姿があり、子どもたちの何気ない行動に色々なことを教えてもらい、とても嬉しい気持ちになりました。
(K.H)
Posted in 園のこだわり