◆12月4日(水)の子どもたち
2013年12月04日 水曜日
◆~はらっぱでおうた~ (つぼみ)
今日は本町五丁目公園へ散歩に行きました。お散歩カーにのっている時のみんなの表情は本当にうれしそうで、ニコニコ笑っていたり、何か乗り物などをじっと見つめていたり。今日は途中で工事現場のショベルカーを見ることができました。みんなその動きに夢中。しばらくじっとその様子を見つめていました。本町五丁目公園では、到着すると、原っぱの上を追いかけっこをして走りまわったり、大きな木の周りを歩いたり、デーンと座って落ちている枯葉を触ったり。そんな中、〇〇ちゃんが枯れ枝をもって口元にして、何かモニョモニョ声を出していました。どうやらマイクのつもりか、うたをうたっているようでした。♪あなたのおなまえは~♪と歌うと、その枝を保育士の方に向けてきました。その後は枯葉を持って歌に合わせてブラブラと揺らし、ダンシングタイムになりました。(Y.T)
◆何か言ったわけでもなく。(ふじ1・つぼみ)
一緒にいることで伝わるんだね。
本町五丁目公園で体をいっぱい動かして遊んで来ました。なのでお昼寝はぐっすりなふじ1くみのお友だち。スヤスヤ眠っております。
では、ちょっと遡り公園と道中の話を少々・・・
公園に着くと「わぁー!!」と思いっきり走り出すふじ1くみのお友だち。その姿を追いかけるつぼみぐみのお友だち。この広々とした環境に一気に引き込まれたようです。元気に体を動かしちょっと体もお休みしたそうな姿がちらほら見え始めたので、そこで何気なくシャボン玉を吹いてみました。今さっきまでヨイショと座り込んでいた子もシャボン玉の登場にササッと体を動かしシャボン玉の周りにはすぐたくさんの子ども達が集まってきました。
すると、「貸して」と一人・・・
またまた「かして」と二人・・・
目の前にあればやりたくなりますよね。なので、ストローを渡しやりたいお友だちは保育士が持っているシャボン玉液にストローをつけ始めます。やりたい気持ちがいっぱいの〇〇ちゃん。一生懸命に液につけようとしますが慌てているのとストローの使い方が分からず何度やってもストローが逆さまです。「だいじょうぶだよ、そっとやってごらん」と声を掛けながら要領を伝えるとすぐ向きが元通りになりシャボン玉を楽しみ始めました。そして、その後すぐつぼみぐみの△△ちゃんがストローを手にやってきました。そして、液につけようとしますが向きが分からず逆さまに・・・先ほどの〇〇ちゃんと同じですね。△△ちゃんにはストローが逆さまな事を伝え、一緒に手でひっくり返してみましたがどうしてか液につける時は逆さまになってしまいました。すると、その横でまだまだシャボン玉で楽しんでいる〇〇ちゃんがいたのと丁度〇〇ちゃんがストローを液につけていた瞬間だった事もあり、その姿が△△ちゃんの目に入り、ストローの持ち方に変化が見られました。
逆さまだったストローが元通りに・・・
子ども同士の自然過ぎる程自然な、特に何かを伝えようとしてはいないのに伝わってしまうその空気・・・ただそこにいるだけで通じ合ってしまう・・・・・何とも言えない不思議さがありました。
持ち方を保育士に教えてもらったふじ1くみのおともだち、その自然な姿で持ち方を伝えたふじ1くみのお友だち、そしてその自然さを確かに受け止めたつぼみさん。
どんな姿もいろんな場面でお手本になれるんだなと、その不思議さと面白さを感じました。
何気ない関わりが大切のようです。
K・E
パワーショベルに夢中❤
◆落ち葉あそび (ふじ2)
ヤッホー!!
今日も園庭に出るとたくさんの落ち葉があり、子ども達も上に投げてヒラヒラ落ちる葉っぱを見るのにハマっているようで今日もたくさんの落ち葉が舞い降りているのをキラキラした目で見ていました。
そんな落ち葉も砂場では、コップや型抜きを使ってプリンやケーキを作るとトッピングの材料に。プリンの上に乗せると「プリンケーキ!」、動物の型抜きをして砂の動物に落ち葉を乗せてみると、「帽子見たいだね」と言う先生の声掛けに「帽子~!!」と言いながら、もう一枚葉っぱをそっと乗せてみたり、プリンの上に落ち葉を立てて乗せてみると…「ウサギさんケーキ!」が出来ました。それを見てプリンの型抜きをしてそっと落ち葉を立てて乗せる〇〇くん。上手にウサギさんのケーキが出来ました。
こんな風にこれからも色々な使い方があることを知っていく子ども達。まだ真似っこする子が多いですが、どんな風に遊びの中に取り入れていくか今後が楽しみです。
(K.H)
帽子出来たー!
ウサギさんのケーキ出来ました。
◆落ち葉の下には・・・ (ふじ3)
オジギソウが寝んねしているところです!
園庭に出るとkくんが私の手を引っ張って筒すべり台のところに連れて行きました。「寝んね」と落ち葉がいっぱい溜まっている所を指さしていうのです。私は一瞬“何?”と思いましたが、そこはオジギソウが生えていた場所でした。今は枯れてなくなり、そこに落ち葉が積もっていました。でもそんなに風景が変わっても、あの夏の日にオジギソウと仲良しになったことは覚えていたようです。落ち葉を掛け分けながら、「オジギソウ、今度は土の中で寝んねしてるんだって、また暖かくなったら出てくるよ」と言いながら一緒にオジギソウのあった場所をひと時眺めました。確か、花が咲いて種が出来てそれが落ちていたので、また暖かくなったら新しい芽がでてくることでしょう。それまで覚えていてくれることを願います。
園庭は落ち葉がいっぱい、踏みしめたり飛び散らせたりして遊んでいます。落ち葉の下にはどんぐりがかくれんぼしています。落ち葉を取り除き、どんぐりを見つけるのも、楽しいひと時です。落ち葉も、枯れているものから黄色や赤に染まってきれいなものまであり、それの中からきれいな葉っぱを見つけてきた子どもたちとも「きれいね」を味わっています。M.K
落ち葉の下にどんぐりがいっぱい!
葉っぱ、赤くなったよ
◆出来ないくやしさをばねにして・・・ (きく)
男の子のお料理♪
本日も冬晴れの良いお天気でしたね!
園庭ではそれぞれ夢中な遊びを楽しんでいます♪
〇ちゃんはたいこ橋に挑戦していました。
足を縄にひっかけ手の力で登ろうとします。1/3くらいまで行ったところで手が疲れてしまい降りてしまいます。何度もチャレンジしましたが同じところで力つきてしまいます。足を使えるように伝えてみると少し先に登れました!先はまだまだで〇ちゃんは「のぼれなかった」とくやしそう・・・。そんな〇ちゃんを見て手伝ってあげたいって思いましたが〇ちゃんの力で、自分の力で登ってこそ出来たときの喜びがあるんだと感じます。また、手の力・足の力の成長と共に自分の体を支えられるようになってきます。登れないということは、まだその子の成長発達では時期ではないんですね!やってしまいその子のやる気や出来なかった経験、挑戦する気持ちを奪うのではなく「のぼれなかったね。」「ここまではできたね!すごいね!」と、その子の気持ちに共感し添えるような私になりたいと思いました。
その後〇ちゃんは「みてみて!」とポックリを持って来て自分の力で片足ずつのせて歩きました!!「じょうずにできるんだね!〇ちゃんすごいね!!」と声をかけると嬉しそうにはにかむ〇ちゃんは輝いていました**
色んな体験を通して幅広く成長していけるよう、1人ひとりの姿を見て、成長を守っていきたいです!
k・s
ドライブ中、「はっぱさむいね!」と〇くん。車に座って同じ景色を見てみると・・・!なるほどぉ!子どもの感性ってすごいですね**
◆ 〇くんと△くん (たんぽぽ)
けんこうしんだん、がんばったよ!
今日は、秋の健康診断でした。つぼみぐみのあと、すぐにたんぽぽぐみの番だったので、おやつも後回しにして、ちょっと忙しい朝でしたが、よくお話を聞いて準備をし、スムーズに受診することができました。園の健康診断ももう何度か行ない、段々と慣れてきたようで、待っている間の表情にも余裕が出てきました。受診中の涙もあまり見られなくなり・・・終わった後の表情は、「泣かなかったよ!」と誇らしげです。
終わった子を数人、ホールから保育室へ連れて帰ろうとしたとき、ホールの外に一人の職員の姿を見つけました。わーっと駆け寄り、次々に「泣かなかった!」「おくち、あーんした!」と報告する子どもたち。“がんばってやり遂げた”気持ちが、子どもたちの中に芽生え、育ってきている様子を感じました。
健康診断のあとは、園庭に。。。
フープに二人で入って、電車ごっこをする〇くんと△くん。〇くんは前に進もうとするけど、△くんは後ろに進もうとして、どっちにも進めず、ウワーンと大騒ぎです。〇くんが前に強く引っ張り、△くんはあきらめて出ていきました。“あー、よかった。やっと好きにできる”という感じで、一人でフープで遊んでいた〇くんでしたが、△くんが今度は大縄を持ってきて遊び始めたのを見ると、フープをさっと片付け、大縄の方にやってきました。
そのあとも、縄を振る△くんから縄を取ろうとして、トラブルになったり、重しの部分に二人でぎゅうぎゅう乗って、押したり、押されたり。「一緒に仲良く遊んでいる」とはまだ言えないかもしれませんが、それぞれがやっている遊びに興味を持ち、同じことをやってみようとする、そんな姿の中に、次の発達が見えるような気がします。
(T.M)
うまく進まない電車・・・
◆たまにはみんなでゲーム!(うみグループ)
今日は朝の会後、もも・ゆりぐみの健康診断がありました。
お部屋に残った年長の子どもたち。いつもは、自由あそびの時間になるとそれぞれ好きなあそびを選択しますが、数人の子から「みんなでゲームしようよ!」という提案があり、年長さんだけの“ハンカチ落し”がはじまりました。
通常のハンカチ落しとは少し違ったルールでゲームがスタート!子どもたちがみんなでゲームを楽しくしようと、意見を出し合い決めたルールです。
なかには「やりたくなーい」と、ゲームには参加せず様子を見守る子もいましたが「〇〇ちゃんがんばってー!」と、外から精一杯応援していました!
しばらくすると、△△君から「やっぱりみんなでできるゲームしようよ!」という提案があり、再び子どもたちの話し合いがはじまりました。
みんなが参加したいと思えるゲーム…。決まったのが“だいこん抜きゲーム”です。
外で様子を見ていた子たちも「やるやるー!」と、嬉しそうに参加!ゲームで手を繋いだ瞬間、笑顔がどんどん隣の子、隣の子にうつっていく…。とっても素敵な光景でした。
こちらがきっかけを与えなくても、気持ち一つに取り組む姿は温かくそして、たくましく…本当に感動させられます。
また、年長ならではの関わり、成長を見ることができ嬉しい気持ちになりました。これからも、子どもの成長を温かく見守っていきたい…そう感じさせられた瞬間でした。
T.N
◆むっくりくまさん (にじグループ)
今日は、もも・ゆり組は健康診断がありました。
健康診断まではお部屋で過ごし、そのあとは園庭でも遊びました。
ひまわり組は、早めに園庭に出たり、ベランダで絵の具遊びをしたりしました。
健康診断を終えて、園庭では、ゆり組の女の子たちが、”むっくりくまさん”という鬼ごっこをして遊んでいました。「先生もやろう」と、仲間に入れてくれ、一緒に遊んでみました。
私が鬼になった時、〇ちゃんをつかまえようとしました。すると「〇ちゃんはつかまるといやになっちゃうよ!」と△ちゃんが教えてくれました。
確かに、今までに何度かその光景を見たことがあり、〇ちゃんはお友だちにつかまるとその場から離れてしまうことがありました。鬼になることが嫌なんですね。
それでも△ちゃん達は、〇ちゃんを責めたりすることなく、その姿を受け入れて、「いやになっちゃうよ!」と〇ちゃんの気持ちを代弁するかのように、私に教えてくれました。
お友だちのことを理解し、相手に合わせて関わってあげられる姿に感動し、見習っていきたいなと感じました。(S.S)
newかるた。シュールな絵が人気です。
◆発見の連続 (そらグループ)
どんぐりもだいぶ数が減り、見つけるのが難しくなってきました。ひまわり組の男の子とまだ木になっているどんぐりはないかと一緒に探しました。上ばかり見上げていた私に「ここに落ちているよ」と地面の葉っぱの陰に隠れていたどんぐりを見つけてくれたもも組の男の子。固定観念で上ばかり見ていた私。もうみんなが拾ってしまい下には落ちていないという思い込みがあったことを気づかされました。
そして、水で洗ってみようと入れ物に入れて水をつけると、「水につけるとやわらかくなるね」「皮がむきやすくなるよ。」と新たな発見をしました。手に着いた水をウッドデッキにこすると水が模様のようにつくことも同時に発見し、新たな遊びを開発しました。水を手につけ線を引くと、「へび!」蛙飛びをすると「手形!」とどんどんあそびが広がっていきました。(K.H)
Posted in 園のこだわり