◆12月3日(火)の子どもたち
2013年12月03日 火曜日
◆何が楽しめるか (つぼみ・ふじ1)
今日は、朝からとびっきりのエプロンシアターを楽しみました。
「おおきなかぶ」を見て、皆でうんとこしょどっこいしょと元気よくワイワイ騒ぎ最後には美味しいスープを食べてにんまりしました。
エプロンシアターを見る子もいれば、エプロンシアターを行っている保育士のかけ声に合わせ「うんとこしょ」という後ろの保育士の方を振り返る子もいたり・・・。
園庭では、保育士と手をつなぎ嬉しそうに散歩している子、保育士に抱かれながら自然物を見たり触ったり楽しむ子、保育士の隣で保育士に葉っぱのご飯をあげようとする子、保育士から離れ築山の方に向かう子・・・。
今日は改めて子ども達の興味の示すものの違いと保育士の子ども一人ひとりに合わせた関わりが見れ、子ども達は非常に安心して遊んでいるようにも感じました。
また、最近では葉っぱ遊びが盛んですので今日は「葉っぱのプール」を作ってみました。
最初は段ボールに葉っぱを入れて見たものの・・・人気ですぐに破けてしまいました。
そこで木の枠を用いて真ん中に大きなプールを作ると、次第に子ども達が集まり遊び始めました。葉っぱの感触や落ちる様子を楽しんでいるのか「あー」「あはは」と子どもなりに感情表現を全力で行っていました。
また、ふじ1組の男の子・つぼみ組の女の子のペアでおままごとをしたりする姿も見られました。(まるで夫婦のよう・・・。)
茶色い落ち葉だらけだったので黄色の葉っぱ(銀杏)を集めて、パラパラと落してみせると目が輝いたのは子どもだけではありません。
次にプールの方にお皿やトレイなどをもっていくと葉っぱのレストランが始まりました。
思い思いに皿に葉っぱを盛り食べる真似・・・。
すごいのは真似で終わったことです。(以前は本当に食べていたことでしょう)
そこから葉っぱを持ち出しとことこと歩き出す子もいました。
後を追いかけてみると、犬の置物に葉っぱを与えていたのでした!
与えているその子の口も「あーん」と同時に開いていて非常に微笑ましい瞬間です。
成長の過程でもあるとは思いますが、それとともに充分に愛情を、優しさを貰ったからこそこのような光景が見られたのだと思います。
私たちの関わりが「子ども」から見て微笑ましいものでありたいと感じました。
k☆Y
◆お散歩☆ (ふじ2)
クレーンだ
今日は雲一つない晴天!そんな日はお散歩に行こう!と言うわけで大聖堂までお散歩に行ってきました。途中では間近で救急車、消防車が見れ、子どもたちは「救急車来た!」「消防車だ!」と大興奮でした。行ってしまうと「いちゃったね」と少し寂しそう…
以前行ったブース記念病院の公園を覚えていた様で「行く!」「コッコ!」と指を指して行きたいアピールをしている子もいました。
そして、大聖堂に着き、屋上から建物を作っているクレーンを見つけ「動いてる!」とみんな釘付けでした。しばらくクレーンが働いている所を見て、「位置について、よーい…ドン!」と走ったり、「待て待て~」「キャー!(スマイル)」と追いかけっこをしたりといっぱい体を動かしました。
疲れた~と言わんばかりに午睡は早めに寝ている子がいっぱいでした。
(K.H)
◆葉っぱ黄色いね (ふじ3)
大聖堂の屋上まで散歩に行ってきました。
行く途中の木の葉っぱを見て、「黄色い葉っぱあるね、きれい」という声が聞こえました。「こっちはあかいね」と色の違いに気が付いて言葉に出して伝えることができるようになってきているのを感じ、嬉しくなりました。
階段の上り下りも以前よりスムーズでバランスもとれており、友達が前からくると、どちらかが譲ったりして押し合うことなども見られませんでした。
何に子どもが目を向けるか、興味を持つのかは一人ひとり違いがあり、目で見たものを言葉で伝えて楽しむことも、今の時期とても盛んで成長を日々感じます。
寝転んでみると、太陽がまぶしい、高いところに上ると眺めがよく、遠くのクレーン車が見えたり、ビルが見えたり、様々な発見があります。大人からするとちょっとしたことでも、子どもからするとびっくりするようなことがあると思うと、子どもの目線で見る意識を忘れてはいけないなと感じました。
園に戻ってみれば、おなかが空いていたのか夢中になって食べている子どもたち。思わず写真にしてしまいました。
子どもたちは日々成長し、確実に前進しています。少しでも多くの子どもたちの気付きをお伝えできるように保育をしていきたいなと思いました。(M・N)
◆お気に入りの・・・☆ (きく)
園庭にでると、それぞれお気に入りの遊具や玩具などが決まっていて、それに向かって走っていきます。
〇くんは最近フラフープを何本も重ねて電車ごっこをするのがブームの様です。
すごく重そうなのですが、一生懸命持っていて、お友達も一緒に入ってもらって2人で持ってみたりしていました。
フラフープ電車は、ログハウスでおままごとをしているお友達のところへ行きました。
〇くん「お茶ください!」△ちゃん「はい、どうぞ」とちょっと休憩すると、また走りだします。
「ちょっと重かった。」と途中で縄跳び電車に変えると、◇くんと☆くんも同じように縄跳びを持って、〇くんが行く方へとついて行きます。
山を登ったり、小川の道を歩いたり、プールサイドをグルグル回ったり・・・。
〇くん電車はお友達の遊んでいるところへ寄り道しながらどんどん進んでいきました。
(B・K)
◆チャレンジ。(たんぽぽ)
登りたい・・!けどのぼれない・・
今日はまた一人3歳のお友だちが増えました。
「今日は誰のお誕生日か知ってる?」というと「〇ちゃーん!」「〇くーん!」と自分のお誕生日アピールをします。そんな中、当のご本人は嬉しそうにニヤニヤ。△くんのお名前を呼ぶと照れくさそうに前にやってきてみんなでお祝いをしました。
小さな声で「どうもありがとうございました」と言い終始照れっぱなしの△くんでした。
次は自分の!っとお誕生日を首を長くして待っている子どもたちです。
さて、今日もいいお天気でしたので、園庭へ行きました。少し高いところも最近ではひょいっと登れる子も増えだんだん動きも活発になってきました。そんななか、みんなの姿を見て、いつもはおっとりしている〇くんがツリーデッキの上に登りたいとアピールしてきました。
初めははしごを登ろうと一生懸命手を伸ばしますが、届かず・・・。「うえーーん」「できないー」「せんせいやってよー」と助けを求めます。足を伸ばしてみますがもっと届かず。じゃあこっちにしてみたら?とウォールクライミングの方へ誘ってみました。
お友だちのやっている姿をみて手を伸ばしますができず、また「えーーん」と大泣き。「だっこしてよー」と訴えますがここは頑張ってもらいたと心を鬼に・・・。一段だけ登れましたが今度は「こわいーー」と泣き出し、下りると「のぼるー!」とそんなことを繰り返し30分程。けれどもどうしても諦めきれないようでウォールクライミングの前にいました。
最後は泣き疲れてしまったのか「のぼりたい・・お部屋へかえる・・のぼりたい・・」といいながら今日はここまで。〇くんは今日は登れることはなかったですが、いままであまりそういう姿を見るこがなかったので初めて悔しい思いが芽生えたんだなぁと感じました。お友だちや、お兄さん・お姉さんの姿が今の〇くんにとってはいい刺激になっているようで、そのなかでさらに応援されてココロが一回り大きくなっていくのだろうなぁと楽しみなりました。
登れるまではまだまだ道のりは長そうですが、どんな姿を見せてくれるのか目が離せませんね☆
(K*S)
ぶらーんと鉄棒にぶら下がるのも上手です。
最近はお友だちのお手伝いをしてあげる姿も。◇くんが反対だった靴を直してあげています♪
◆できること(うみグループ)
12月に入り3日目となりました。
毎日青空が続き、もうすぐ本格的な冬が始まろうとしています。
年長は和田小へ交流会にいき、ゆりももは今日も園庭・お部屋で遊びました。
うみグループではダンシングサンドが大人気!
ゆりの男の子たちが遊び始めます。下に敷いてあるマットからはみ出すくらい体を使って遊んでいたり、想像力が働きます。入れ替わりに入ってきた、女の子たちは細かく、型があるわけでもないのに上手く猫を作ったりしていました。
男の子のダイナミックさと女の子の細かさに驚きました。
(K.E)
◆おまかせください!!(にじグループ)
今日は、ひまわり組さんが和田小学校へお出かけ。
朝の会は途中から、ゆり組ともも組だけになりました。
「小学校に何しに行ったの??」との問いに、「う~ん・・・1年生の練習かな??」と答えると、「じゃあ、今日は、ゆりさんがひまわりさんの練習だね!!」と元気な発言が返ってきました。
「おまかせください!!」というオーラが出ていて、本当に頼もしい限りです!!
この発言に火がつき、いつも以上に張り切るゆり組の子ども達。
お絵描きの紙に名前を書いてあげたり、絵本の内容を話してあげたり、お世話ムードに包まれていました。
園庭でも、泣いている子に声をかけたり、一緒に遊んであげてる姿をたくさん見かけ、「ひまわりさんがいないときは、1番大きいんだ!!」と意識しているかのようでした。
でも、ひまわりさんが返ってくると、「なにしてたの??」「楽しかった??」と一気に駆け寄り、話をしていたゆり組さん。
片付けを手伝ってもらったりして、お兄さん・お姉さんモードは一時中断。
今日のゆり組さんの様子を見て、これからひまわり組さんがお出かけするときは、お任せできるなぁ・・・と、実感しました。
ゆり組のみんな!!
今日は、お疲れ様でした。いろいろありがとう!!!
(E・Y)
◆恐竜さん、出張の巻。 (そらグループ)
ぶたさんにミルクをあげているんだそう。角度もバッチリですよね♩
にじグループさんで大人気の恐竜フィギュア・・・をそらグループさんで少しだけお借りしました。いつもは机の上で限られた積み木を使って遊んでいて、その姿も十分面白いのですが今日は床の上で色々な種類の積み木を使うと子どもたちはどんなふうに遊ぶのだろうと思い借りてみたのです。
恐竜フィギュアが大好きな◎くんと△くん。いつもはあまりそらグループに来ることはないのですが、恐竜につられてやってきたようです。積み木を積み上げながらおうち作りを始めます。
◎くんたちの後ろでは、電車で遊ぶ◆くんたちがいました。積み木でトンネルを作ったり、車庫を作ったり・・・。
その2つの小さな集団をつなぐように、恐竜や動物たちのおうちと線路とを積み木で繋いでみました。しばらくすると◎くんがそれに気づいたのです。
動物を片手に持ち、保育士が繋いだ積み木の上をトントントンっと歩かせます。
△くんが「おーい!どこに行くんだーい。」というと「迷路になったんだよ。ここ。」と◎くん。△くんも動物を片手に◎くんを追いかけ、積み木の上をトントントンっ。
すると、電車で遊んでいた◆くんたちが動物のフィギュアがあることに気が付きました。
そして、いくつか並べ「ぶたさんの家が出来たー!」とフィギュアも使って遊びはじめたのです。
また少しすると、◎くんと△くんが電車に動物たちを乗せて走らせていました。
フィギュアがあったおかげで、いつもは見ることのできないストーリーが生まれたり遊びの発展が見られたり・・・。
また、いつもは遊ばないもので遊ぶきっかけになったりと色々な姿と出会うことができました。
子どもたちが今夢中になっていること、興味をもっていることに触れ合っている瞬間を見逃さないよう大切に見守っていきたいと思いました。(M.E)
動物と電車とのコラボレーション。ストーリーが広がります。
Posted in 園のこだわり