最高の環境
2013年11月20日 水曜日
先日行われた運動会の日に、3年前に退職したA先生が応援に駆け付けてくれました。
育子園を退職後ドイツに渡り、保育の先進国であり見守る保育のルーツに繋がるヨーロッパの保育を学び、現在は地元福岡で、見守る保育を目指しているという保育園に勤務しているそうです。
A先生は、年長さんが1・2歳クラスの時に担任をしており、大きく成長した子どもたちの姿にとても喜んでいました。
また新たな形で変化を遂げている育子園の様子にも驚き、ぜひ参考にしたいと園庭・園舎を見学してまわりました。
育子園の多彩なゾーンや新たな園庭遊具にとても興味を示し、1つひとつに感激し「素晴らしいこの環境でまた保育をしてみたい。何より私がここで遊んでみたいです。人間関係が良い園だからこそ、1人ひとりのアイデアを活かした環境設定が出来るんですね」と笑顔で話していました。
また、「日本の保育園は怪我がないよう、色々な物を排除したり活動に制限をかけるけど、育子園は子どもたちの創造性や、やりたい事を保障し、それに伴う責任とか怪我に対する意識など、子どもたちが体感して理解して行ける環境だと思います」と感想を語っていました。
そして感心するだけではなく、自分が働いている園にどう生かしていけば良いのかを考え学ぼうとしているA先生の熱心な姿がとても印象的でした。
そんなA先生を見て、より良い環境を目指して改善していく事の大切さと、改めて自分の働いている環境の素晴らしさとを感じました。
常に子ども中心に考え保育環境を見直していく事はとても大切で、その先に子どもたちの輝く笑顔があるのだと再認識し、変わっていく事は進化なのだと強く思います。
A先生のおかげで、今私が恵まれた環境にいる事は当たり前ではなく幸せな事なんだと再び感じる事が出来ました。 子どもたちの事をみんなで考えていける育子園の素晴らしさに感謝して、今後も取り組んでいきたいと思います。
O・Y
Posted in 園のこだわり