◆11月7日(木)の子どもたち
2013年11月08日 金曜日
◆それぞれの段階。 (つぼみ・ふじ1)
月齢の低いチーム、高いチーム分かれて朝の時間を過ごしてみました。
低いチームは早くから廊下に出て押し車を押して歩きます。
高いチームは朝の集まりをしてからみんなが大好きな「わ~お」を踊りました。みんなほぼ完ぺきにマスターしてますね。最近手遊びなどをやってもすぐに覚えて「もう一回!」とねだってくれるようになりました。
つかまり立ちや伝い歩きの姿が見られるようになってきている子、走ったり跳んだりできる子、その子その子の発達にふさわしい援助ができればと考えています。
そのあとは、つぼみふじ1組みんなでおひさま広場と廊下で過ごしました。廊下では遊動車に乗りました。これがまた、物は変わらずみんな同じ遊動車でも、個性や発達段階が見られるのです。
今月1歳になる〇〇くん。今日は初めて遊動車に関心を持ち、自ら乗ってみようとしました。その姿を見つけた保育者が乗せてあげると最初はこわばったような緊張したような表情。そのうちコツも掴んできたのか笑顔を見せ片手をあげてみたりします。足元を見てみるとまだ片足しか地面に届きません。それでも地面につく方の足は地面を蹴って前に進もうとしているんですね。
また、もうすぐ歩き出しそうな☆☆くん。お友だちが乗っている遊動車を後ろから押してあげたくてたまりません。いろんなお友だちのことを押して回ります。あいている遊動車があっても興味は示さず今日は乗ろうともしませんでした。
ふじ1組の◎◎くん。彼は力強く地面を蹴ってびゅーんと足を浮かせて乗ることができました。経験を重ね、こんなこともできるようになったんですね!
個性や発達はそれぞれ。その子その子の「今」を大切にしたいなと思います。そのためには子どもたちにしっかりアンテナを張ることが大事なのかなと思わせていただきました(KH)
◆楽しくミッキー体操 (ふじ2)
たのしくミッキー体操
今日は朝から雨が降っていたので室内であそびました。男の子たちはミッキー体操の時に手をつないで曲のリズムに合わせて身体を動かすのが大好きです、手をつなぐのが大好きな〇〇くんは自分からお友達に手をつなぎに行きます。2人3人4人と増えていきニコニコでみんな楽しく踊っています、座り込んだりジャンプしたり小さくなったり大きく広がったりと手をつなぎながら器用に踊っています。楽しんでいる子ども達の姿を見ていると、こちらも浮き浮きと楽しくなり元気を分けてもらっています。
室内あそびでは、ふじ3さんで木琴あそびやタンブリンやすずで楽器あそびを楽しみました。ペットボトルにどんぐりを入れたマラカスが珍しかったようで人気があり、カラカラとならしてあそんでいました。
廊下でもコンビカーあそびをしました。雨でもみんな元気に楽しくあそんでいました。Y・N
木琴あそび
廊下あそび
◆楽器に触れる (ふじ3)
今日は、木琴を使い、楽器あそびをしました。
木琴の使い方を始めに伝え、バチの扱い方(友達をたたかない、口の中に入れないなど)音の出し方等も話をすると、子どもの興味はとてもすごくてびっくりしました。
数も多くあったので、取り合うことなく、比較的個々のペースで取り組むことができていました。
子どもたちの様子を見ていると、あまり長く集中力はもたないのですが、色々音を出してみて真剣な表情の子どもたち。使い方の話を子どもにしているときも、子どもたちはじっと聞いていました。初めが肝心なのだな、と改めて感じた一日でした。
途中、木琴だけではなく、タンバリンやスズも増やしてみると、自分でやりたいものを選んで、木琴をやる子、スズをする子、タンバリンをする子、その他の遊びをする子と、本当に様々でした。最初は、木琴だけ出して、スズやタンバリンも出してしまうと、大人が見きれないから、木琴だけを出すか、タンバリンとスズだけにするか迷っていましたが、それは決めつけであったことに気付かされました。よくよく見ていると、上手に3種類の楽器がコラボレーションしている音が聴こえ、こういう感覚が大事だなと。決めつけてはいけない、子どもたちの様子を見ながら対応していくことが重要だなと。
最近どんぐりが身近ということもあってか、♫どんぐりころころ♫をリクエストする子が多いようにも感じました。
また、明日晴れたらどんぐりを拾いをしようと思います。(M・N)
◆好きな場所 (きく)
朝のお集まりでの子ども達との会話の中で、一緒に天気を見てから、その日の活動を話しています。
今日も子ども達から「今日は雨降ってるー!」「雨だからお部屋で遊ぶ!」と話してくれました。
「何して遊びたい?」と問いかけると、「おりがみ!クレヨン!」と答えてくれました。
話が終わると駆け足で遊びの方へ向かって行きます。
最初は折り紙や塗り絵などの机上遊びに集中していた子ども達も、次に向かう場所は自分の好きな遊びの場所でした。
それぞれの遊びがしっかりと遊び込める環境を用意してあげたいと思い、最近少し棚の位置などを変えてみて子ども達の様子を見ていると、それぞれの場所でじっくりと遊んでいる姿が見られました。
お友達とケンカをして泣きつかれた〇くんは、絵本コーナーでゴロゴロ寝始めました。
〇くんを見て、他のお友達も布を持って来てゴロゴロして、くつろいでいます。
子ども達が毎日居心地よく、楽しく過ごせる環境にするために子ども達の発達に合わせて環境を整えていくことが必要だなと改めて感じました。
これからも、より良く過ごせるように考えていきたいと思います。(B・K)
廊下で紙飛行機を飛ばしました!
◆1本のりんごジュースから・・・ (たんぽぽ)
ジュースで乾杯! 「いっぱい?ちょっと?」どのくらい飲みますか~?
集めている牛乳パックの中から、りんごジュースのパックを使って、おままごと用のりんごジュースを一つ作り、置いてみました。さっそく見つけた子どもたち、、、初めは本物と思ったようで、驚いて、「これ、あるよー。」と教えてくれます。「おままごと用のジュースだから、遊んでいいんだよ」と伝えると、喜んで遊び出しました。
コップをいくつも用意して、注ぐマネをしたり、「ちょうだい。」と言うと、「いっぱい?」「ちょっと?」と聞いてきて、「はい、いっぱい。どうぞ。」とおやつを配るときの保育士の真似をしたりしています。
でも、、、一本しかないジュース。「使いたい!」と取ろうとしたり、「ダメ!」と怒ったり、ケンカになりました。しばらく様子を見ていましたが、なかなか収まらないので、初めに使って「ダメ!」と言っていた〇〇くんに、「▽▽くんも使いたいんだって。」と伝えてみました。それを聞いた〇〇くんは、しばらく自分が遊んだあと、「もうおしまいー」と言って、冷蔵庫にしまおうとしましたが、思い出したように、▽▽くんに貸してあげていました。
また、別の場面では、数人がコップを持ち、集まったところに、一人の子がジュースをついで回り、最近流行りの「かんぱーい!」
限りのある玩具で、仲良く遊べるときもあれば、取り合いになるときも。取り合いになっても、一言仲介してうまくいくこともあれば、両者大泣きになることも。。。1本のジュースを通して子どもたちのいろんな姿が見えます。そのどんな姿も今の姿としとらえていきたいと感じました。
(T.M)
先日、分けて頂いたカブトムシの幼虫を見てみました!予想以上に大きい幼虫がゴロンと出てくると、思わず「キャー!」と声を上げる□□ちゃん(笑)◎◎くんは、両手を大きく広げて、「こーんなにおっきいねー」と。
指先でちょんちょんと触ってみる子もいました。幼虫さんはどんな気持ちかしら。。
◆物語の先には… (うみグループ)
今日は当日の会場に行ってくる予定だったのですが、残念ながら雨だったので全員では行けず、年長さんだけが鼓笛をしに会場へいきました!少し残念そうなももゆりさんたちでしたが元気よくお部屋で遊びました。
造形コーナーを開くと自ら素材を探し出し、何を作ろうか考えます。いつもなら前の日とは違った新しい素材で造形をすることが多いのですが、今日は昨日作ったものを持ってきた〇くんと□ちゃん。続きをなにか楽しそうに話しながら作り始めました。その内容は「ママ・パパ・子ども」の家族が登場したりちょっとした物語が出来ていていました。
周りをみると他の子も折り紙で作ったものでペープサートのようにして遊んでいる子もいました。物語をつくることって意外に頭を使ったりすることが多いと思いますが、子どもたちは簡単に考え付いてしまうんです!
いろんな言葉や情報が飛び交う中、子どもたちはいつも想像したり考えたりしているのですね!
遊びも「え?」と思う事もよくみるとおもしろかったりすることも多いようです!
そんな子どもたちも今日は落ち着いて遊べていました。
もうすぐ運動会。子どもたちも楽しみでドキドキなようでした!
(K.E)
◆ひとりでできるもん!! (にじグループ)
今日は年長さんが体育館にお出かけ。
「音楽クラブ楽しいかな・・・」「年長さんだけいけていいな・・・」といろんなつぶやきが聞こえてくる中、ゆりぐみ・ももぐみは育子園でお留守番でした。
最近、にじグループで流行っているのが、木製の動物の型はめパズルです。
大人でもよく考えながらでないとわからないこのパズルに本日挑んだのは、もも組の○ちゃん。
初めてではないのですが、やっぱり悪戦苦闘。
それを見ていて周りの子が、手伝ってあげようと手を伸ばすと、「○ちゃんがひとりでできるから!!」と、その度に大きな声でお友達に伝えていました。
ついこの間までは、「これどこ??」「これやって!」と、ほぼ人任せのパズルでしたが、今日の姿を見て、成長を感じました。
自分の順番が終わり、もう一度やろうと△ちゃんが終わるのを待っている○ちゃん。
手伝ってあげたい気持ちと、早くやりたい気持ちから、「これはね・・・」とパズルに手が伸びてしまい、その度に「やめて!!」と怒られてしまい、とうとう泣き出してしまいました。
「どうしたの?」と聞いてみると、「手伝っただけなのに怒られた。」とのこと。
「△ちゃんは、ひとりで頑張りたいんだよ。」と伝えても納得がいきません。
その時、「○ちゃんもひとりでやるって言ったでしょ!△ちゃんもひとりでやりたいの!!」と言われ、「わかったよ。」とちょっぴり怒ってはいるようでしたが、その後は手を出しことなく見守っていました。
やっぱり大人の言葉より子どもの言葉の方が届くんだな・・・と改めて痛感した瞬間でした。
「ひとりでできるもん!!」という気持ちも、「手伝ってあげたい」という気持ちも、どちらも大切な気持ちです。
どちらもなくして欲しくない気持ちです。
まだ、お友達も同じように思っているとかを理解するには難しいかもしれませんが、たくさんの経験の中から見つけていってもらえたらいいな・・・と思いました。
(E・Y)
◆おもしろ連鎖(そらグループ)
運動会の応援旗の仕上げをしました。
こっそり準備をし、スタンバイしているとその姿に気が付いた数人のゆり・もも組の女の子たちが「これなに?」「何してるの?」とつかづいてきました。
「みんなに手形をしてもらって雲みたいにして応援旗を作ろうと思っているんだ!」と伝えると「私やりたい!」「私も!」「僕も!」と次々にかわいい手形雲ができあがっていきました。みんなの手は絵の具で真っ白。「見て見て!しろだよー」とまだ手形をしていない子どもたちに見せて回っていました。その手を見た子たちは、何か面白いことをやっているみたいだと思いどんどん集まってきていました。
日々の保育の中でもそうですが初めはやりたくないと思うことや興味ないことも周りの子や保育者がやっているとおもしろそう!自分も!と興味が出てきて最終的にはやってしまうという連鎖!こちらはほとんど声はかけていないのに子どもたちが積極的に自然と遊び込めるきっかけ、環境をつくっていけたらなと感じました。
(K.H)
Posted in 園のこだわり